とある転生者達の青春記録(ブルーアーカイブ) 作:瓶詰め蜂蜜
ArchiveⅠ 変態は、死んでも治らない
エデン条約調印式の日。トリニティ自治区に本来は居ない筈の生徒が居た。
「いやぁ……ついに始まるかあ、エデン条約の濡・れ・場♡」
OMF所属特攻隊長。黄金星華証保持者。犯罪予備軍。毒を以て毒を制す系の抑止力。黙れば美人、喋れば変態、動く姿はド淫乱。……等々、好き放題言われている丑嶋エルナ。そしてもう一人……
「濡れ場よりも濡羽色のほうが好きかなー、俺様ちゃん的には。なんかみずがめ座δ南流星群にキングサーモンの眼球ぶん投げてる感が有って」
年齢不詳。学年不明。所属組織も分からない。転生前はウマ娘の世界でゴールドシップと共に走っていたとか、ボボボーボ・ボーボボの世界でハジケテいたとか、色々言われている謎多い生徒。較サラサ。
「その濡れ場じゃないよ。……まあ、濡羽色の髪なんかもエロいよね」
「エロイムエッサイムwエロイムエッサイムw」
「確か魔術書の名前だったかい?……淫魔術とか知らないかな。サラサ」
「按摩術ならイケルで」
「いや、思考停止して会話してんのかお前ら!?」
エルナとサラサの噛み合っているようで全く噛み合っていない会話を、遅れて合流した生徒。医神カガチがツッコミを入れた。
ツッコミを聞いて、二人が振り返り、カガチに声をかける。
「お、ヘビちゃんじゃーん。お久〜」
「蛇……。ウッ……フゥ」
「ちょい待て」
何かを解放したかのように恍惚の笑みを浮かべるエルナをジト目で睨むカガチ。
「お前、今、何した?」
「丸呑みとか絡み付いてのS○Xってエロいよね」
「お前本当にもう、死んでくれ」
諦めたかのような顔でエルナを罵倒するカガチ。それに法悦するエルナ。その様を見て腹を抱えて笑うサラサ。もう場の状況は混沌だった。
「はぁ……。それで?そろそろ時間的に
ガシガシと水色の髪を掻きながら二人に尋ねるカガチ。それに、エルナとサラサは顔を見合わせた後、同時に口を開いた。
「「合体技で落とす」」
「いや、合体技ってなんだよ」
即座にツッコむカガチ。理解されなかったのが不思議だったのか、二人は首を傾げ、サラサがエルナを指差した。
「この変態を弾にして……」
「サラサちゃんに投げてもらって、私が体当たりで壊す」
「こんな時に迄ドM欲を解消しようとしないでくれるかな?本当に……」
エルナとサラサの作戦を聞き、痛みを堪えるかのように頭を押さえながら、カガチはツッコミを律儀に入れるのだった。
サラサ「本格的にサラサちゃん参戦!!全国のサラサちゃんファンの皆、待たせたなぁっ!!……っていうか、感想欄でサラサ=デッドプールみたいな図式が流れてたけど、別に俺様ちゃんって自己呼称なだけで、サイコパスではないぞよ?俺様ちゃんはハジケてる感じのほうだし」
サラサ「因みに俺様ちゃんの名前って感じにすると更紗じゃなくて、皿鎖。天秤の皿の部分が元ネタなんだぜ?名字は比較の較の字だな。んーまあ、俺様ちゃんの今の所の情報解禁はこんなもんかな?んじゃーなー」