とある転生者達の青春記録(ブルーアーカイブ) 作:瓶詰め蜂蜜
「私たちの、青春の物語を!!」
少し離れたビルの屋上。サラサはニヤニヤしながらヒフミの叫びを聞いていた。
「いやー……ブルアカ屈指の名シーンの一つ、ブルアカ宣言を生で見れるなんて、役得じゃんね」
そう呟き、体重を預けていた手すりから体を離す。隣に立てかけていた、そこら辺の不良からかっぱらってきた違法改造銃を拾うと、階段の方へと向かって歩みを進める。
「さーって……。πレンジャー登場も見たいけど、ちょーっと邪魔な性女様たち、相手にしないとな」
そう言って、サラサはぴょいっと階段を飛び越えて、ビルの屋上から紐なしバンジーを決行した。
「私たちの、青春の物語を!!」
空高く手を掲げ、思いの丈を叫ぶヒフミ。その姿に苛立ち、攻撃を仕掛けようとするアリウススクワッドとユスティナ聖徒会。と、そこへ。
「良くぞ言った!覆面水着団のファウスト!」
と、叫ぶ声が聞こえた。
「誰だ!?」
苛立ちつつ誰何するサオリ。すると、離れたところにあった瓦礫の山の上に五つの影が姿を現した。
「誰だ!?と聞かれたら、答えてやるのが世の情け!」
「ケンゲキレンジャー!穀物星・モロハ!」
「コウガクレンジャー!小王星・レイネ!」
「マンガレンジャー!魚口星・ナコ!」
「ウラナイレンジャー!川終星・エリ!」
「パンティーレンジャー!後続星・エルナ!」
「天に輝く五つの星!」セーノ
「「「「「五星編隊、πレンジャー!!」」」」」
キレッキレの動きを披露しつつ名乗りを上げる見覚えのある五人組。……いま、小さくせーのって言ったよね?
「私たちも手伝おう!!補習授業部!覆面水着団!!ともに戦い、このキヴォトスに平和を取り戻そう!!」
ノリノリで特撮ヒーローみたいな喋りをしているレイネ。
「え、えーっと……。はい!よろしくお願いします!!」
あ、ヒフミが考えるのやめた。
始まる戦闘。ユスティナ聖徒会の大多数をπレンジャーが受け持ってくれた為、余裕を持って、生徒たちを指揮し、アリウススクワッドを撃退する事が出来た。が、
「これで……終わると思うなぁっ!!」
フラフラになりながらも、憤怒の形相となったサオリが懐から黒い球のような何かを取り出すやいなや、私へと投げてきた。
「あれはっ……!?」
アズサがそれを見て、目を見開き驚愕に顔を染める。
「先生逃げて!!それは……」
「ヘイローを破壊する、爆弾だ!!」
待った?