第三回戦 クー・フーリン ( Fate)上
「さぁ! 第二回戦が終わり、壊滅的な舞台だったが神々の御業でリニューアル!
野郎ども三回戦を始めるぞ!」
【オオオオオおおおおおおおおおおおおおおおお!!!】
「三回戦―――神々の代表はこの漢だ!」
舞台は周囲が海に囲まれた舞台だ。
神々は海水であることから嫌な予感を感じた。
まさか―――あの神か!?
「あぁ、神は!
なぜ哀れなる人類へかくも無情に―――さらなる試練を与え給うのか?
だが―――それも神!
それが神!
それでこそ神!
絶対神ゼウス様に続く神側の闘士はこの御方だ!
全宇宙の神がゼウスならば―――全ての海を統べし、この御方こそは―――
大海の暴君!!!
神々の中でも恐怖される神の中の神―――人呼んで―――
ポセイドン!!!」
【オオオオオおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!】
「対する、三回戦、人類代表はこの漢だ!
太陽神ルーの子である半神半人で、人呼んで「アイルランドの光の御子」。
無敗の勇者として知られ、ヘラクレスやヤマトタケルといった名だたる英雄と並び称される紛れもない大英雄。
惚れ込んだ王女を射止めるに相応しい武勲を立てるべく、影の国の女王スカサハに弟子入りし、彼女の元で魔術と武術を学び、魔槍ゲイ・ボルクを授かった。
影の国を去った後は、赤枝の騎士のひとりとして数々の戦場を駆け巡り、アイルランド中にその名を轟かせた。
その最期はこぼれ落ちた臓腑を水で洗って腹におさめた上で、石柱に己の体を縛りつけ、最後の最後まで倒れなかったという。
その漢の名は―――
英雄の名は―――クランの猛犬、クー・フーリン!!!」
【オオオオオおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!】
「ふん。犬ごときが我を差し置いて、参加するなど、まぁ、よい」
闘技場の頂にいる黄金の英霊ギルガメッシュ。
口が悪いが、実際のところ、そこまで苛立ちがあるわけではない。
戦士には戦士、王には王の役目がある。
純粋な英霊としての強さは認めざる得ない。
人間の魔術師に召喚される形式では知名度やマスターの実力によって左右されてしまう。
左右されないほどの大きな知名度と知名度に左右されない宝具を持っているギルガメッシュが異常なのだ。
しかし、これはラグナロク、純粋な英霊としての実力が発揮される場だ。
故に認めざる得ない。
クー・フーリンは強敵だ。
ラグナロク―――第三回戦―――開戦。
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
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