少年には幼馴染がいた
少年達は弟共に
野球に出会った
少年達は弟と共に
野球で
楽しんだり
笑い合ったり
泣いたり
悔しがったり
そして
仲間と全ての感情も共感しを共に分かち合う喜びを知った
やがて少年たちは何全員が離れ離れなってしまうが
少年達は全員が約束した
必ず
全員が再会する事を
必ず
野球を続ける事を
必ず
甲子園の舞台で
再会する事を
そして
少年達は
あの場所で
再会を果たす
夏季東京都大会西東京決勝戦
あと一人!!
あと一人!!
あと一人!!
9回の裏
ツーアウトランナー無し
マウンドに立つ青のユニフォームを着た少年が
同じ青のユニフォームを着ているキャッチャーのリードに頷き
キャッチャーの少年がそれに合わせて構える
少年は疲労が溜まっているにも関わらず
まるで
今試合が始まったかの様に
口元に大きな笑みを浮かべながら
ボールを大きく構えて
キャッチャーミットに向かって
最高のボールを投げた
バシィィーーンンッッッ!!!
ボールがキャッチャーのミットに収まる音がグラウンド全体に響き渡ると
それと同時に球場全体から大歓声が湧いてくる
最高のボールを投げたピッチャーの元に
最高のボールを受け取ったキャッチャーが向かって行く
2人がピッチャーマウンドで抱き合うと同時に内野外野問わず2人のチームメイトである全選手が2人の元にやって来る
そうだ
勝ったのだ
『試合終了ーー!!!!!西東京大会決勝戦!!!青道高校対市大三高の試合は!!!!』
『1ー0で青道高校の優勝!!!!!』
『青道高校!!!4年ぶりの悲願の甲子園の切符を掴み取りました!!!』
『立役者となったのはこの1年生バッテリー!!!』
『1年生エースの司野和幸!!!と1年生正捕手滝川クリス優!!!』
『そして忘れてはならないのは決勝ホームラン叩き込んだ同じ1年生左翼手の高野拓海!!!』
『本当にチームを甲子園に導いた一打ですよ!!!!!』
『素晴らしい1年生とそれを支えた2年生そしてチームの柱である3年生の活躍で悲願の4年ぶりとなる甲子園大会出場!!!!』
『青道高校片岡監督の目には涙を浮かべております!!!』
そして少年は甲子園の舞台でも躍動した
『司野和幸圧巻の18奪三振完封!!!!』
『司野、高野、滝川1年生トリオ脅威の3連発!!!』
『司野和幸1年生ながら5試合連続完封!!!』
『片岡鉄心2世司野和幸!!投打に渡る活躍で青道高校準決勝進出!!』
『司野、クリーンナップ東、山田共にホームラン2本を含む5打点の活躍で攻守に渡って活躍した3年生の活躍と共に片岡監督以来の決勝進出!!!』
少年達は甲子園で再会した。
そして共に相見えた
そして少年達は試合後にまた再び甲子園で再会する事を誓い合った
そして少年は秋の大会でも躍動した。
『秋季東京都高等学校野球大会優勝は青道高校!!!』
『司野和幸!!完全試合で決めたァァァー!!!!』
『青道高校!!!春の選抜も決めたァァァーー!!』
『司野和幸!!!神宮大会決勝で圧巻の15奪三振で悲願の神宮大会初優勝を決めたぁぁぁぁぁ!!!!』
少年は再び甲子園で再会し
再び相見えた
少年の存在は伝説となって行った
しかし
少年が
本当に欲しい物とは