夢の頂の景色へ   作:ABS159

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第5話

 

 

青道高校 エースの司野和幸は天才である。

 

 

 

 

 

野球だけでなく勉強、容姿端麗全てにおいて人より秀でている。

 

弱点らしい弱点が全くない

 

 

まさに完全無欠である。

 

 

 

 

 

 

たった1つを除いて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青道高校の職員室

 

 

 

 

 

ペラ!  ペラ!  

 

ペラ!  ペラ!  

 

 

ペラ!

 

 

 

一人の中年男性が一人の生徒をこの職員室に呼び出していた。

 

 

「…………ふぅ〜」

 

「……司野」

 

「……はい」

 

青道高校の司野和幸は何処かしょんぼりした顔で自身の事を呼び出した先生の事を視線を向けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「もうちょい数学の成績を上げような……」

 

 

 

 

そう

 

 

 

 

 

司野和幸の弱点とは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数学が苦手な事である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成績で言うと

 

 

 

 

現代文等 89点

 

数学等  62点

 

世界史等 100点

 

英語   92点

 

物理等  95点

 

家庭科等 75点等

 

 

それ程悪い印象では無いのだが特にこの先生は司野和幸の担任であり司野が苦手ながらも少しづつ自身に解らない所を聞いてきたり図書室で勉強したりクラスメイトや野球部のチームメイトに聞いたりしたりするのを見て来た為

 

別に怒りはしないのだが

 

 

唯他の教科と自身の担当の教科を比べたり成長速度を見ると思わずと言った所である。

 

 

提出物も授業態度も良くて非常に真面目な生徒であるのを知っているがもう少しだけ伸ばして欲しいと思っているし

 

出来る生徒である事を知っている。

 

「………申し訳ないっす……」

 

「お前が苦手な数学を徐々に成長していってるっていうのもわかってはいるが……」

 

「もう少しだけ努力してみないか……?」

 

「……はい……」

 

司野は更に落ち込んでしまった。

 

それを見た先生は思わず言い過ぎたのでは無いかと思ってしまった。

 

司野和幸以外に成績の悪い生徒はいっぱい居り。

特に野球部の練習の疲労から思いっ切り寝ている伊佐敷純等は代表である。

 

逆に成績の良い司野と同じく青道高校野球部のレギュラーである。正捕手の滝川・クリス・優と左翼手の高野拓海と1年の結城哲也と小湊亮介。楠木文哉等の青道の一部の野球部員もおり司野はその1人であるが数学を苦手にしており苦労している1人だ。

 

 

そもそも青道高校は司野以外は何故怒らないか?との疑問に声が上がっているのだが

 

 

 

何故しないか

 

 

 

と言うのも

 

 

 

 

 

 

 

 

すぐ横で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴォォォォォ!!!!!

 

 

ガク!!ガク!!ブル!!ブル!!

 

 

「…………伊佐敷」

 

「はっはい!!ガクガクブルブル!!」

 

 

「エースでありお前より出来ている練習も試合も勉強も授業態度ももしっかりと聞いてこなしている司野が怒られているのを見て司野のより出来てきないお前はどう思うんだ。」

 

 

 

そう監督である片岡監督から説教させられているであった。

 

 

 

 

 

 

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