生理的に受け付けない方は今話を飛ばすことをお勧めします
あなたは目覚めると同時、窓から差し込むか細い光を見やる。
その光はぼんやりとした、夜明けの光だった。
あなたはあくびをしながら身を起こす。
本当ならゆっくりと朝寝でも愉しみたいところだが。
残念ながら、あなたの現在の冒険先は時差がある。
こちらでは夜明けでも、あちらではもう日は昇っているのだ。
名残惜しいが、引き上げる他にないだろう。
あなたはとなりで眠っている昨晩の私娼の少女を起こさないようベッドから降りる。
そして、枕元に数枚の金貨と共に書き付けを置いておく。
昨晩、この少女が読み書きが出来ることは確認済みだ。
内容は単純なもので、困った時は寡婦の家に行きなさいと言う内容だ。
寡婦の家は、未亡人救済のためにあなたが設立したこの町の組織だ。
まぁ、寡婦の家とは言うものの、病で働けなくなった娼婦なども身柄を預かっていたりする。
この少女は別段病などではないが。
そうした娼婦を救済しても構うまい。
叶うならば、この少女に幸福な未来があるといいのだが。
そう思いながらあなたはメモとお小遣いを置くと、連れ込み宿を出た。
さて、クロモリはどこだろう。
どこぞで宿でも取っているか。
あるいはどこぞで飲んだくれでもしているか。
病だった頃は飲んでいなかったらしいが。
元々はそれなりに大酒呑みだったらしい。
なので、あなたの下を離れてハメでも外しているかも。
そう思いながらクロモリのいる方角を確認。
そちらへと向かってあなたは移動する。
まだ寝ていても申し訳ないが、叩き起こして連れ帰らなくては。
数分ほどかけてクロモリの場所を確認。
この町にある、中級ランクくらいの割とよい宿を取っているようだ。
あなたはその宿に入り、クロモリのいるであろう部屋をノックする。
……部屋の中で気配が動いたのを感じた。
あなたはしばらくすれば出て来るだろうと待ちの姿勢を取った。
が、あなたの予想に反し、すぐに扉は開かれた。
「ふぁ~あ……朝早くからだれだよ……って、あんたか」
あなたを迎えたのはモモロウだった。
上着だけを羽織り、滑らかな生足を晒している。
男にしておくにはエロ過ぎる足だった。
……あれ? この部屋にいるのはクロモリでは?
そう思っていると、部屋の奥からシーツを羽織ったクロモリが出て来た。
「あなた様。おはようございます。もう、出立なされるのですか?」
あなたは動揺しつつも頷いた。
時差があるので、向こうはそろそろ冒険に出発する頃合いだろう。
「ああ、そうでしたか……今すぐ支度致します」
部屋の奥に引っ込んでいくクロモリ。
それを見送り、なぜか天井を見つめているモモロウに目をやる。
「……今日は天気がいいなぁ。ピーカン晴れ間違いなしだぜ……ピーカン晴れってもしかして今どきの子に通じねえのかな? ん?」
なにを意味の分からないことを言っているのだろう。
あなたは昨晩クロモリとなにをしたのかと尋ねた。
「な、なにもしてないが? やましいことなど何ひとつないぞ? 俺とクロモリは健全で清い友人になっただけだ。うん」
じゃあ、ちょっと部屋に入らせてもらってもいいだろうか。
「それはちょっと」
なぜ? クロモリが着替えているから?
クロモリの主であるあなたはクロモリの着替えを覗く権利がある。
どころか、真正面で着替えさせて堂々と窃視する権利すらある。
「それはそれでどうなんだ。と、ともかく、ダメったらダメだ」
ベッドがグチャグチャでとても見せられないから?
「そ、そんなはずがあるわきゃねえ! 下種の勘繰りだ! 不貞行為を疑うのは名誉棄損だ! 事実無根なんだぁぁぁ!」
ここまで必死で否定されたら答えを言っているようなものだが……。
まぁ、いい。あなたはモモロウにニッコリと笑った。
そして、そのまま特に何も言わず、満面の笑みを送り続けた。
「………………」
モモロウはひたすら気まずそうな顔をしていた……。
あなたはモモロウと別れた。
モモロウは決してやましいことはないとか。
仮になにかあっても手を握ったくらいだとか。
最悪であってもちょっと胸に触ったくらいとか。
まぁ、そんな感じのみっともない言い訳を続けていた。
あなたはニッコリと笑って、また今度ね、とだけ返事をした。
また今度ねって具体的にいつなのか、そしてなにが今度なのか。
その辺りについては一切言及せず、ひたすらまた今度ねと返した。
あなたはクロモリと通りを歩く。
夜明け間もない時刻とは言え、サーン・ランドは港町。
船の出向は早く、それは交易船も漁船も変わらぬこと。
それゆえ、他の町と比べてもサーン・ランドの明け方は活気に満ちている。
「あなた様」
クロモリが声をかけて来た。
あなたは深呼吸をし、頷く。
なんだろうか。
「モモロウさんは、とてもお上手でした……」
聞きたくなかった。だが、聞かなくてはいけない。
あなたは再度深呼吸をし、なんとか動悸を落ち着かせる。
「男の人とは初めてだと言ったら、とても優しくしてくれました……柔らかく触れられ、優しく温かい行為を……男性にお姫様のように扱われるのは、ある種心地よいものがありますね……」
喉が狭い。吐き気がするような、息が詰まるような。
あなたは心理的負荷を感じた時、吐き気のような苦しさを感じる。
息が荒くなる中、それはどういう意味かとあなたは搾りだすように言った。
「男性のモノが、私の中に入ってくる……熱くて、びくびくと震えていて……あなた様が使うものより……気持ちよかった……」
あなたの爪が、あなたの首筋をガリリと強く掻いた。
鈍い痛みと、指先に触れる湿った感触。
爪が僅かに肉を抉り、血の滲み出して来る質感。
あなたよりも、気持ちよかった?
たしかに、あなたの道具に血は通わない。
熱を持たない。湯で温めても、すぐに冷める。
それでも、それに負けないほどの技術を。
溢れるほどの熱意と愛で、補ってきた。
なのに、ただ男だと言うだけで。
血の通ったモノを持つだけで。
あなたがソレに劣ると言うのか?
モモロウが百戦錬磨の経験を持つからか。
それとも、クロモリにそう言う趣味があるのか。
分からない。分からないけれど。
あなたのテクニックが劣ると。
そう言われているのだ。
「モモロウさんは可愛らしいけれど、強くて、男らしくて……」
もう聞きたくない。あなたは耳を塞いだ。
だが、あなたの鋭敏な聴力はそれを易々と超える。
必死で耳を塞いでも、クロモリの落ち着いた声はよく通った。
「あなた様よりも、モモロウさんに抱かれる方が嬉しかった……」
あなたの耳元でささやかれる言葉。
それはあなたの精神を千々に乱し。
柔らかなところを深く抉った。
脳が、脳が揺れる。視界が割れる。
「中に出してトクトクと温かなものが注がれて、とても心地よかった……」
クロモリが、自分の腹をそっと、優しく撫でた。
その顔は、驚くほどに“女”の顔をしていた。
「まだ、この中に残っています……ふふ……モモロウさんを、ここに感じます……」
あなたの脳天を打ち抜く、強烈な衝撃。
それはあなたの脳を粉々に破壊した。
あなたの理性、自尊心、優しさ。
それらは軒並み木っ端微塵になったのだ。
あなたはクロモリの手を掴んだ。
「あ、あなた様……」
そして、あなたの平手がクロモリの頬をしたたかに打った。
それは夜明けの空に甲高く響き渡った。
「あっ!」
どこか嬉しそうに、にやけた笑みを浮かべながら、クロモリは身をよろめかせた。
そして、あなたの拳がクロモリの脇腹を抉った。
「いぎゃっ……!」
その悲鳴は、頬を張られた時とは違う、余裕のないものだった。
あなたの拳はクロモリの肋骨を的確に2本へし折った。
骨折の痛みにクロモリが顔を青くするが……。
その顔には、恍惚とした笑みが浮かんでいた。
「あ、ああ……あなた様……お許し、お許しください……不貞を働いた、この卑しい雌奴隷を、お許しください……」
クロモリが望む通りに。罰を与えてやろう。
もう2度と、モモロウの方がいいなどと言わないように。
今までよりも、ずっとずっと激しく、厳しく、躾けよう。
なに、心配しなくてもいい。死んだら蘇生してやる。
だからまぁ、死ぬほどきつい責めをくれてやろう。
「ふっ……ふふっ、ふふふふふ……! お、お許し、ください、あなた様……!」
口では許して欲しいなどと言うクロモリだが。
その実、その表情はひたすらに罰を欲していた。
あなたの関心を惹くために。
クロモリは意図的に不貞行為をした。
いや、そもそも、それは不貞と言えるのか。
男と女が愛し合うことを、あなたは否定しない。
自分の可愛い情人たちが夫を持つことも推奨する。
だから、クロモリが男を作ることには、何も問題はない。
そう、問題は……ない、はずなのだ……。
だが、あなたの心は乱される。
自分よりもあいつの方がいいのかと。
自分以外のやつに、男に抱かれたのかと。
脳が破壊される。粉々に。
寝取られは脳を破壊する。
だが、それはそれとして。
死ぬほど興奮してしまう。
そして、言わせたくなる。
あれは間違いだったと。
モモロウより、自分の方がいいと。
女同士の方がいいと。
そう叫ばせたくなる。
いや、叫ばせなくてはならない。
あなたが女たらしであるがゆえに。
女たらしが女たらしたる由縁を証明するべく。
あなたはクロモリの意識を改めさせねばならない!
モモロウからクロモリを寝取らなくてはならない!
手段を問う暇はない。なにがなんでも寝取らねば!
あなたはクロモリを連れて、王都ベランサへと帰還した。
冒険などしているヒマはない。『トラッパーズ』には申し訳ないが。
ちょっとしたトラブルがあったということで許してもらおう。
クロモリを引きずって、足早に屋敷に入る。
早朝と言うこともあり、さすがに詰めている者はいない。
屋敷の主としてマスターキーがあるので不便はないが。
あなたは自室に入ると、クロモリをベッドの上へと乱暴に放った。
さて、まずは、不貞の結果を掻き出すとしようか。
あなたは頷いて、まずは手袋を嵌めた。
クロモリのならともかく、モモロウのに触れるのはちょっと。
「て、手袋……?」
まずは脱いでもらおう。
それでクロモリから掻き出す。
まぁ、ちょっときついかもしれないが。
なに、赤ん坊よりは小さいのだ。
クロモリはそれくらい我慢できるだろう。
「まさか、手を」
そのまさかだ。
さ、まずは服を脱いで、足を開いて。
手で粗方掻き出して、次に中を洗おう。
それから分際を弁えないペットに躾だ。
「ひっ……そ、そんな、あなた様の手が小さくても、こ、壊れてしまいます……!」
大丈夫大丈夫。がんばれば入るから。
がんばらなくても、無理やり入れれば入るから。
出来ないというのはうそつきの言葉だ。
あなたはそのように言い捨て、クロモリを組み敷く。
「あ、あ……そんな……私、あなた様に壊されてしまうのですね……分際を弁えず、不貞を働いた報いに……ああ……」
まったく、とんでもないペットだ。
あなたの関心を惹くために不貞を働き。
しかも、折檻されることを喜ぶとは。
だが、だからこそ余計に楽しいようにも思える。
心底願っても手に入らないからこそ、欲しい。
屈服させたと思っても、いつしか支配から抜け出している。
それは苛立たしくも、甘美な時間と言える。
あなたの葛藤や、それも一興と愉しむ心理。
そのあたりを見透かしての行動なのか。
まったく憎たらしいが、だからこそ可愛い。
この女を自分のものにしたい。
そんな支配欲があなたを突き動かしている。
クロモリを本気でモノにしたくなってきた。
もう加減は要らないだろう。
壊れてもしょうがない。本気でやる。
1時間で300回の絶頂に導く手技。
つまり、1分に5回イカせる技術。
そして、クロモリご所望の暴行。
全部、望むがままに叩きつけてやろう。
終わった時、クロモリが無事かはちょっとわかりかねるが。
まぁ、どうなったところで本望だろう。
ああ、ただ1つ、約束できることがあるか。
結果がどうなるにせよ、間違いないことがある。
その過程の感想は1つだと言うこと。
死ぬほど気持ちいい。
それだけは間違いない。
まぁ、本当に死ぬかもしれないが。
あなたはそんなことをクロモリの耳元で囁く。
「そんな……あなた様に、イキ殺されてしまうのですか……?」
そうだよ。イキ死ね。あなたがそう囁く。
その言葉だけで、クロモリがぶるりと震えた。
「イキ殺して、ください……」
では、お望み通りに。
イキ殺してやるとしよう。
まずは、モモロウの残滓を掻き出すとする。
それから、死ぬほど責め立てる。
今日はもう戻らないつもりだが。
さすがに明日には戻る予定だ。
なのでまぁ、明日の朝まで存分に責めることにしよう。
ざっくり24時間と言うところか。
グッチャグチャになることだろう。
まぁ、がんばって欲しいものだ。
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