高校のとある一部屋
「あの男······一体誰だ!!」
「僕らの星街さんとふたりきりでデートだなんて!! 羨ましい!! クソ!!」
「落ち着けNo.16」
「僕はNo.17だ」
十数人が暗い部屋で話し合っている。
議題は――月宮結有という、星街と親しい謎の生徒。
特に目立った活躍は行っていないし、女子内でモテているわけでもない。
そんな生徒が、学校内でも5本の指に入る美少女と二人きりで喫茶店で食事をしていたのだ。
しかも、男子誰もが憧れるシチュエーションである、伝説の「あーん」まで。
それは、彼らにとっては許しがたいことなのだ。
星街すいせい親衛隊にとっては。
「月宮!! 許せん!! 必ずや天罰を下してやる!」
「ああそうだ! 一生動けないような体にしてやる!」
「同じく!」
「僕らが集まれば、あんなやつイチコロだ!」
そうだそうだ、と同調が始まる。
彼らにとって、月宮結有という男子生徒は、たった1日にして目の敵となったのだ。
「作戦を決めよう!」
「そうだな···まずは我が星街さんを······」
どうすれば、月宮を完膚なきまでに叩き潰せるのか。その議論は、1時間に亘って行われた。
その会議に意味があったのかはわからない。
だが、月宮への恨みは確かなようだ。
―――ほぼ同時刻
「まず···この写真を見てほしいにぇ」
桜色の髪をした、滑舌のよろしくない美少女がリモコンのボタンを押し、壁に1枚の写真がプロジェクターによって映し出される。
「「こ、これは!」」
エルフのような尖った耳をした金髪の褐色色の美少女と、同じく金髪(こちらのほうが薄い)で、顔に小さなペイントのいくつかついた、またまた美少女が驚きに満ちた声を上げる。
「ノエル、頼むにぇ」
「了解しました!」
銀髪のKカップほどある爆乳の美少女が説明をし始める。
「これは、先日撮影した写真です。我らが不知火建設の星街すいせいと、謎の男子生徒の喫茶店デートをしています。 調べたところ、彼は月宮結有という男子生徒ということが判明しました」
「はい!」
「ぽぅぽぅどうぞ!」
「二人は付き合ってるの?」
その瞬間、全員の思考が止まる。
付き合っているのか、それともどちらかの片思いなのか。
それによって、だいぶ違う。
月宮という生徒に、星街すいせいというプライドの高い女子が惹かれるところがあったのか。
それとも、1日デートに付き合ってあげているだけなのか。
その瞬間、桜髪の女子生徒が椅子から立ち上がった。
「よし、みこは決めたにぇ」
「ほう?」
「すいちゃんの恋を応援するにぇ!」
全員が再び驚きによって口を開けた。
当たり前だろう。
星街とメンバーの中で一段と中の良いみこがそう言ったのだ。だが、全員、意見は同じらしい。
そして、笑みを浮かべ、「おう!」と一言叫んだ。
しらけんと親衛隊によって二人の濃いはどう動くのかー!!?
この二人······結ばれる?
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結ばれる
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結ばれない
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結ばれてほしい
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はよ既成事実つくれや
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結ばれないでほしい