~ハジウマ~ハジケた奴等がウマ娘の世界にやってきた   作:コリベイ

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皆様お待たせしました。今回は後半は真面目な話になっていたいます。
また裏設定で前回の親睦会でまだ面識のなかったボーボボとウマ娘やトレーナーの何名かは互いに認識しあっています。なので今回の話を含めて今後は既に知り合っている前提で話を進める回も出します。
それではどうぞ!


奥義6 スペの母。天国と故郷にいる母への思い!亀とヒラメとカレーを添えて

 前回のあらすじ

 親睦会で皆仲良し

 

 

 

 ~栗東寮~

 

 

 スペ「むにゃむにゃ・・・人参美味しいです~・・・」

 

 スペは部屋の中で爆睡していた。すると

 

 「うおおおおおおおお!!!!!」

 

 スペ「ふが!?」

 

 突然の大声にスペは跳び起きた。

 

 モブウマ娘A「何々!?」

 

 エル「どこからデスか!?」

 

 突然の大声に栗東寮の生徒達は大騒ぎになった。そんな中栗東寮と向かいの寮である美浦寮の間の道路で2人のウマ娘が大声の主を発見していた。

 

1人はショートカットの黒髪で非常に整った顔の栗東寮の寮長フジキセキ。

 

 もう1人は褐色肌で膝までかかる青みがかったストレートのロングヘアで左耳に赤いシュシュを付けた美浦寮の寮長ヒシアマゾン。

 

 ヒシアマ「一体何やってんだこんな朝っぱらから!」

 

 フジキセキ「全く・・・ポニーちゃん達が驚いちゃうじゃないか」

 

 2人が見つけた声の主は

 

 ボーボボ「邪魔するな!今・・・今このチャンスを逃すわけにはいかないんだ!」

 

 ボーボボだった。だが何故かアメフトのユニフォームを着て、ビリーズブートキャンプのエクササイズをやっていた。

 

 ヒシアマ「チャンスって・・・なんのだい?」

 

 ボーボボ「それは・・・来たぞ!」

 

 ボーボボが説明しようとした時、学園とは反対側の道から何かが近づいて来た。それは

 

 亀「も、もうすぐじゃ・・・我が楽園トレセン学園・・・」

 

 ヒラメ「ううっ・・・この旅も遂に終わるのですね・・・」

 

 亀とヒラメが歩いてきた。ちなみにヒラメは立って尾ひれで器用に移動していた。

 

 ボーボボ「ようやく来たな・・・亀無亀郎!」

 

 亀「お前は・・・!鼻毛男!」

 

 ヒシアマ「いやなんだその名前!?亀なのになんで亀無なんだよ!」

 

 フジキセキ「いやその前に普通に亀とヒラメが喋っている時点でおかしいと思うんだけど?」

 

 ヒラメ「まさかこんな所で再開なんて・・・あれからもう24年近く断つんですね・・・」

 

 ヒラメはボーボボと亀無が初めて出会った頃を思い出した。

 

 

 ~24年前~

 

 

 原っぱで若き亀無とヒラメとボーボボがいた。武士の格好で。

 

 亀無「お前相当な腕の持ち主だな」

 

 ボーボボ「貴様もな」

 

 ヒラメ「亀無様!無茶は禁物ですよ!」

 

 亀無「ふふ、ヒラ吉よ。私を甘く見るな」

 

 ボーボボ「行くぞ」

 

 ボーボボは腰に付いた刀・・・ではなくサンマを取った。亀無も腰からイワシを取った。

 

 亀無「いざ尋常に」

 

 ボーボボ「勝負!」

 

 勝負の火蓋が切られた。

 

 ボーボボ・亀無「俺[私]が美味いカレー作るんじゃーーーー!!!」

 

 カレー作りが始まった。そして

 

 ボーボボ・亀無「「完成!」」

 

 ヒラ吉「頂きます!」

 

 ヒラ吉は食べた。我が主のカレーが美味いそう思った・・・だが

 

 ヒラ吉「な、なんだこのカレーは・・・!」

 

 ボーボボ「フッ、勝負ありだな」

 

 亀無「バ、バカな」

 

 ヒラ吉「す、すみません我が主・・・このカレーは・・・今まで食べた中で絶品です・・・!」

 

 亀無「くっ・・・」

 

 ボーボボ「お前のカレーも悪くなかったぞ。次会ったらまた勝負しよう」

 

 亀無「・・・いいだろう。次こそはお前のカレーを超えてみせる」

 

 ボーボボと亀無はサンマとイワシを掲げて再戦を誓った。

 

 

 ~回想終了~

 

 

 ボーボボ「あの熱い勝負は今でも心に残っている」

 

 フジキセキ「うん、ごめん。ちょっと理解出来ないや」

 

 ヒラ吉「あ、あなた!?今の熱い勝負を聞いて何も感じないと言うんですか!?」

 

 ヒシアマ「今の流れ考えて感じれる訳ないだろ!」

 

 1人と2匹のよく分からない回想にフジキセキは困惑し、ヒシアマは講義するヒラ吉にツッコんでいた。

 

 ボーボボ「さぁ、亀無よ!今こそ再戦の時だ!」

 

 亀無「望む所だ!」

 

 戦いの火蓋は再び切られた。

 

 ボーボボ・亀無「「グラタン作り開始!!」」

 

 フジキセキ「いやカレーは!?」

 

 回想の流れでカレーを作るかと思いきやグラタンを作り始めた。そして

 

 ボーボボ「オーブンにセット!」

 

 亀無「上手く出来ます様に上手く出来ます様に・・・!」

 

 しばらくするとオーブンが止まった。ボーボボと亀無は同時にオーブンの扉を開いた。そこにあったのは

 

 ボーボボ・亀無「「カレー出来たー!」」

 

 ヒシアマ「ちょっと待て!グラタンは!?」」

 

 ヒラ吉「何言ってんるんですか!?どんな料理でも全てカレーにしてしまうカレーマスター亀無様ですよ!こんなの当たり前じゃないですか!?」

 

 フジキセキ「それ初めて聞いたけど・・・。というかなんでボーボボのグラタンもカレーになってるのかな?」

 

 ボーボボ「それは俺がインドを愛してるからだ」

 

 亀無「ふっ、流石私の好敵手だ」

 

 ヒシアマ「・・・もうツッコまないぞ」

 

 フジキセキ「・・・ビュティちゃん達が苦労する理由が本当に分かるよ」

 

 2人がよく分からない茶番に気が滅入っていると、スペ達が寮から出てきた。

 

 スペ「あの~一体何が?」

 

 スズカ「・・・なんで亀とヒラメがいるの?」

 

 エル「この臭い・・・カレーデスか?」

 

 ボーボボ「ようお前ら、朝飯に食っていくか?」

 

 グラス「・・・まぁ、せっかくですし頂きます」

 

 ボーボボ「よっしゃー!寮にいる奴全員出てこいやー!カレーを食えー!」

 

 ボーボボはフライパンの底をお玉で叩いてまだ寝ているウマ娘達を起こし始めた。

 

 キング「・・・よくこんな朝早くからはしゃげるわね」

 

 スカイ「毎日は勘弁してほしいな・・・」

 

 その後ボーボボに起こされたウマ娘達も集まり、全員でカレーを食べた。その後珍しくボーボボが暴れなかったため、普通に授業が行われた。

 

 

 ~授業後:トレーニング場~

 

 

 授業が終わった後のトレーニング場ではウマ娘達がコースに沿って走る者もいれば、筋トレする者もいた。その中で

 

 沖野「おまえらー!一旦休憩しろー!」

 

 チームスピカのトレーナーの沖野が自身のチームメンバー達に声を掛けていた。

 

 スペ「大丈夫です!なんならもう1本走ってきます!」

 

 スズカ「スペちゃん・・・凄いやる気ね」

 

 ダスカ「当たり前じゃないですか。ボーボボが来てから走れてないですから」

 

 ウオッカ「俺も同感だ。もっと走りたいぜ!」

 

 ゴルシ「おいおい、走れないのボーボボのせいにするのやめろよ」

 

 ゴルシがそう言った時だった。何者かがゴルシの頭に嚙みついた。

 

 ゴルシ「いっでぇぇぇぇぇ!!!」

 

 ???「痛いじゃないのだ!あいつらのせいで悪さが出来ないのだ!」

 

 ゴルシに嚙みついたそのウマ娘はギザ歯で栗毛のミディアムボブで右耳にはリング状の耳飾りを付けていた。彼女の名はシンコウウインディ。いたずらっ子でエアグルーブも手を焼いているウマ娘である。

 

 沖野「おいウインディ、いきなり噛みつくのはやめろっていつも言ってるだろ」

 

 ウインディ「だってあいつらウインディちゃん以上にとんでもない事やってるせいでウインディちゃんのイタズラの意味がほとんどないのだ!」

 

 ゴルシ「だからってアタシに八つ当たりするのやめろ!」

 

 ウインディ「お前も同罪なのだー!」

 

 ゴルシ「ぎゃあああああ!!!」

 

 ウインディは再びゴルシに嚙みついた。

 

 ダスカ「・・・案外このままウインディ先輩にゴールドシップ先輩の相手させてればあの3人の暴走少しだけ抑えられるんじゃない?」

 

 ウオッカ「・・・かもな。」

 

 ???「マーチャンもそう思います」

 

 ダスカ・ウオッカ「「うわ!?」」

 

 話していた2人の間に鹿毛で王冠を身に付け、左側で髪をサイドテールでまとめたウマ娘がダスカとウオッカの間から現れて2人を驚かせた。彼女はアストンマーチャン。他人の写真や動画にこっそり写る辻写りをしているウマ娘で、その変わった行動や見た目の可愛さでファンからの人気が高いウマ娘である。

 

 ダスカ「マーチャン!?」

 

 ウオッカ「びっくりさせんなよ!心臓止まるかと思ったぜ!」

 

 マーチャン「ふっふっふ、びっくりマーチャン大成功です」

 

 沖野「マーチャン。お前もお前で少し自重してくれ」

 マーチャン「トレーナーさん。マーチャンはびっくりや辻写りで皆の記憶に残せているんです。ですからやめる気はありません」

 

 マーチャンは笑みを浮かべると、その場を離れて走りに行った。

 

 沖野「・・・なんで俺のチームは実力は高いのに癖が強いのが多いんだろうな」

 

 ボーボボ「だがそれがこのチームのいい所だな」

 

 沖野「うお!?」

 

 沖野は呆れながらも走行タイムを測りにメンバー達の所に向かおうとするといつの間にボーボボが隣にいた。

 沖野「い、いつからいたんだ?」

 

 ボーボボ「スペ達がトレーニングを始めた所からだ」

 

 沖野「最初からじゃねえか!どうやって気配消してたんだ?」

 

 ボーボボ「これだ」

 

 ボーボボが取り出したのはビニール袋だった。

 

 沖野「いやそれでどうやって気配消すんだ?」

 

 ボーボボ「こうするんだ」

 

 ボーボボはビニール袋を頭から被った。すると徐々に体が透けていき、完全に消えた。

 

 沖野「・・・は?」

 

 沖野はその場で固まっていると、スペ達がやって来た。

 

 スペ「トレーナーさんどうしたんですか?」

 

 沖野「いや・・・ボーボボの奴が」

 

 スズカ「え・・・?どこに?」

 

 ボーボボ「ここだ」

 

 ウインディ「うわあああああ!!!」

 

 ダスカ「きゃあああああ!!!」

 

 ウオッカ「うおおおおお!!?」

 

 3人は突然目の前に現れたボーボボに絶叫した。

 

 ゴルシ「おいボーボボ!どうやって姿を消してんだ!?」

 

 ボーボボ「真説・鼻毛真拳奥義〘ドロン!ビニール隠れの術〙だ」

 

 マーチャン「奥義?忍法?どっちなのですか?」

 

 ゴルシ「そんな事どうでもいい!アタシにもその袋貸してくれ!」

 

 沖野「おい、何する気だ?」

 

 ゴルシ「ククク、これさえあれば」

 

 ゴルシは不敵な笑みを浮かべる。そしてゴルシは想像する。

 

 

 ~ゴルシのイメージ~

 

 

 ある焼きそば屋。

 

 店主「こ・・・これは」

 

 店主は驚いたほとんど売れない焼きそばがどんどん売れていたからだ。

 

 店主「神様だ・・・焼きそばの神様が・・・助けてくれたんだ」

 

 店主は泣いて感謝した。そんな店主の傍には

 

 ゴルシ「ふ、良かったな」

 

 ビニール袋で姿を消したゴルシが笑みを浮かべて立っていた。

 

 

 ~イメージ終了~

 

 

 ゴルシ「こういう事が出来るはずだ!」

 

 ボーボボ「ナイスアイディアだゴルシ!早速焼きそば屋の救済に」

 

 沖野「ならねえよ!なんで姿消しただけで焼きそばが売れるんだよ!」

 

 ゴルシ「あ~ん!?この焼きそばの妖精ゴルシちゃんじゃあ無理だって言いてぇのか!?」

 

 ボーボボ「お前ゴルシのトレーナーなら信用しているのが普通だろうが!」

 

 ゴルシとボーボボは沖野に詰め寄り講義をする。

 

 スペ「流石に無理ですって!」

 

 スズカ「私もスペちゃんと同意見です」

 

 マーチャン「それよりもこのマーチャン人形をお店に飾るのがいいと思います」

 

 マーチャンはどこからか自分の人形もといぱかプチを取り出した。

 

 ダスカ「そういう問題じゃないわよ!」

 

 ウオッカ「さっきの先輩の発想どう考えてもおかしいだよ!」

 

 ウインディ「訳が分からないのだ・・・」

 

 ダスカとウオッカはマーチャンのずれた考えにツッコミ、ウインディは頭を抱えて唸っていた。そんな混沌状態になっていると

 

 ビュティ「おーい!スペちゃーん!」

 

 ヘッポコ丸「お前宛てになんか荷物届いているぞーーー!」

 

 ビュティとヘッポコ丸が台車に段ボールを乗っけてトレーニング場にやって来た。

 

 スペ「・・・もしかして」

 

 スペが2人から荷物を受け取り蓋を開けた。

 

その中には大量の人参と手紙が入っていた。届いた荷物が気になったようで騒ぎを起こしていたボーボボ達もやって来た。

 

 ボーボボ「凄い量の人参だな」

 

 スペ「送り主は・・・やっぱりお母ちゃんだ!」

 

 手紙を見たスペは満面の笑みをした。

 

 沖野「相変わらずの量だな~。」

 

 ゴルシ「前の太ったスペの写真送って量減らしてもらうか」

 

 スペ「ゴールドシップさん!勝手な事しようとしないで下さい!」

 

 ヘッポコ丸「なぁ、スペのお母さんってどんなウマ娘なんだ?」

 

 ヘッポコ丸は喧嘩し始めそうな2人を止めるため、話題を振った。が

 

 スペ「え~と・・・」

 

 スペはためらっていた。

 

 ビュティ「・・・もしかして聞かない方が良かった?」

 

 スペ「・・・いえ、いずれ知る事になると思うので話します」

 

 スペは深呼吸をして話し始めた。

 

 スペ「私のお母ちゃんは・・・2人いるんです」

 

 ボーボボ「2人・・・?」

 

 スペ「はい。産みのお母ちゃんと育てのお母ちゃんです。これ写真です」

 

 スペはスマホを取り出して写真を見せた。写真には金髪で鍔付き帽を後ろ向きに被った女性と身を寄せ合って笑顔を浮かべるスペが写っていた。

 

 ビュティ「この人がスペちゃんの育てのお母さん・・・」

 

 ゴルシ「アタシ達も会った事あるけど肝っ玉な母ちゃんだったぜ」

 

 ヘッポコ丸「そうなのか?」

 

 スペ「はい。お母ちゃんが観に来てくれたレースがあったですけど・・・」

 

 沖野「ああ、あの時のレースではお前が勝てないって言っている奴が何人かいたが、そいつらに嚙みついていたからな」

 

 ウインディ「あの時のあいつらタジタジになってたのだ」

 

 スズカ「まあ、娘をバカにされて黙っている親なんていないと思うから当然だと思うわ」

 

 マーチャン「マーチャンもそう思います。あとは約束もありましたしね」

 

 ビュティ「約束?」

 

 スペ「はい。2人のお母ちゃんと約束したんです。日本一のウマ娘になるって」

 

 ヘッポコ丸「日本一のウマ娘?」

 

 ボーボボ「それはどういう意味が込められているんだ?」

 

 スペ「産みのお母ちゃんはレースで走る事が出来なかったんです。私が産まれた時に育てのお母ちゃんに言ったんです。この子は日本一のウマ娘になれるって・・・その後産みのお母ちゃんは」

 

 ヘッポコ丸「・・・自分が走れなかった分を娘に託したって事か」

 

 ダスカ「最初聞いた時ウオッカ泣いてたのよね。いくら気持ちが分かるって言っても鼻水まで垂らして」

 

 ウオッカ「おいスカーレット!それ言うなよ!というかお前も寮に帰ってからも寝るまでずっと気にしてたじゃねーか!」

 

 ダスカ「ちょ!?それ言わないでよ!恥ずかしい!」

 

 沖野「おいおい、そんな事で喧嘩するな。それくらいお前らがスペに対して気に掛けているって事だろ?いい事じゃないか」

 

 スペ「ありがとう。ウオッカちゃん、スカーレットさん」

 

 ダスカとウオッカは頬を赤くして下を向いた。

 

 ボーボボ「その話の感じだと日本一のウマ娘にはなれたようだが・・・切っ掛けになったのはもしやその母親が観に来たレースか?」

 

 ゴルシ「流石ボーボボ!その通りだ!スペの母ちゃんが観に来たレースのジャパンカップってレースでヨーロッパ最強ウマ娘のモンジューが出たんだけど勝ったんだ!」

 

 ヘッポコ丸「ヨーロッパ最強のウマ娘に勝った・・・!?凄い・・・!」

 

 スペ「いや~、あの時とにかく必死でしたから~」

 

 亀無「ずっと聞いていたが、いい話だ」

 

 スペ「ひゃあ!?」

 

 スペの後ろにいつの間にか亀無がいた。

 

 ボーボボ「亀無か。いつからいたんだ?」

 

 亀無「お前がビニール袋で姿を消していた所からだ」

 

 沖野「お前も最初からじゃねーか!どうやって見つからずにいたんだ!?亅

 

 亀無「そこのトレーニング器具に身を潜めていた」

 

 亀無はスピカが使っていたトレーニング器具に前足で指した。

 

 ゴルシ「あ~、亀の甲羅みたいなのあるなって思ってたけどお前だったんだな」

 

 亀無「うむ」

 

 ダスカ「いやそんな所に隠れていたの!?全然気づかなかったわ!」

 

 ウオッカ「・・・俺、気づかないでタイヤ代わりに使っちまんたんだけど・・・大丈夫か?」

 

 亀無「全然問題ない。むしろトレーニング器具として扱ってくれて構わん」

 

 ウインディ「心が広いのだ」

 

 スペ「ところで・・・なんでここに?」

 

 亀無「私は・・・このトレセン学園でカレーを振る舞いたいのだ!」

 

 スズカ「・・・それが理由?」

 

 ダスカ「意外とまともね・・・」

 

 ボーボボ「悪いが今この学園には俺がいる」

 

 亀無「そうか・・・ならばもう1度やるしかないな・・・」

 

 ボーボボ「いいだろう」

 

 ボーボボと亀無は距離を取った。

 

 ボーボボ・亀無「「カレー作り開s」」

 

 再びカレー作りを行おうとした2人の頭に衝撃が走った。正体は

 

 エアグルーヴ「全く・・・寮の前で散々騒いでおいてまた同じ事をやろうとするとは。油断も隙もない」

 

 エアグルーヴだった。ゲンコツを浴びせられたボーボボと亀無は気絶していた。

 

 スズカ「エアグルーヴ!」

 

 エアグルーヴ「こいつらは私が責任を持って連れていく」

 

 沖野「悪いな。本当なら俺達がどうにかするのが普通なんだけどな」

 

 エアグルーヴ「仕方がない。こいつは並の人間ではどうにもならんからな」

 

 エアグルーヴはボーボボと亀無を連れて行こうとした。が

 

 ヒラ吉「お待ちなさい!亀無様は置いて行っていだたきます!」

 

 エアグルーヴ「貴様この亀の付き人・・・いや付きヒラメか・・・。私の邪魔をするなら容赦しないぞ」

 

 エアグルーヴとヒラ吉は睨み合いを続けていた。すると

 

 ヒラ吉「ぐはぁ!」

 

 エアグルーヴ「!?」

 

 突然空から槍飛んできてヒラ吉に突き刺さった。

 

 首領パッチ「よっしゃー!幻の立ちヒラメ捕まえたぜ!」

 

 天の助「今日は宴だぜ!」

 

 エアグルーヴが茫然としていると縄文人の格好をした首領パッチと天の助が現れた。

 

 スペ「首領パッチさんに天の助さん!?」

 

 エアグルーヴ「・・・何してるんだ?」

 

 首領パッチ「何って決まってるんだろ!この立ちヒラメの事をずっと狙ってんだ!これで俺は有名人だぜー!」

 

 天の助「あ!手柄の横取りはダメだからな!」

 

 エアグルーヴ「・・・横取りする気等毛頭ない。連れていくなら早く行け」

 

 首領パッチ「よーし、行こうぜ天の助!」

 

 天の助「おう!」

 

 首領パッチと天の助はヒラ吉を担いで去っていった。

 

 エアグルーヴ「・・・騒ぎを起こさなかったから見逃すか」

 

 スズカ「大丈夫なの?」

 

 エアグルーヴ「とりあえずここで暴れなけばそれでいい」

 

 エアグルーヴは改めてボーボボと亀無を連行した。

 

 その後の首領パッチと天の助は深夜にヒラ吉を十字架で縛ってその周りを火で囲い、ダンスをするという怪行動を取った事で近所で騒ぎになったという報告を受けたエアグルーヴは

 

 エアグルーヴ「あの時一緒に連行すれば良かったか・・・」

 

と後悔したそう。

 

 ちなみにボーボボと亀無は

 

 亀無「助けてくれー!!!私は亀だけど泳げないんだーーー!!!」

 

 ボーボボ「いやああああ!!!ピーマン・・・!ピーマンの波に飲まれるーーーー!!!」

 

 人参「うるせぇ!反省してろ!」

 

 亀無はギリギリ入れる水槽で溺れ、ボーボボは関東野菜連合の用意したピーマンプールでピーマンの波に飲み込まれていた。

 

 ビュティ「ちょっと待って!今回の話スペちゃんの話だけで良くない!?」

 

 ゴルシ「バカヤロー!ボーボボが絡んでいる以上ハジケなきゃ意味ないんだよ!」

 

 ボーボボ・亀無「「そんな事より助けてくれーーーー!!!」」

 

 ビュティのメタツッコミにゴルシがある意味正論を返しているのを見ていたボーボボと亀無は助けを求めるのであった。

 




という訳で第1回交流回でした。ボーボボなら回想で好き勝手にやるのが普通ですが、この小説では無しでいこうと考えています。理由としてはウマ娘達の話を好き勝手にいじるのは自分でも良くないなと思ったからです。もしやるならウマ娘ともボーボボとも関係ないモブ相手にやろうと思います。
それではまた次回!
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