~ハジウマ~ハジケた奴等がウマ娘の世界にやってきた   作:コリベイ

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7話ようやく投稿です。今回は首領パッチメインにしているのでギャグが多くなりました。また今回から後書きは書いたり書かなかったりしますのでよろしくお願いします。
それではどうぞ!


奥義7 ノンストップ首領パッチ!バカでも愛されるってマジですか?

 前回のあらすじ

 亀のカレーとスペちゃんのお母さんとの約束

 

 

 

 ~学園の廊下~

 

 

 現在学園は昼休みで各々談笑したり、昼食を食べたり好きな事をしていた。だが、1人のバカによってその楽しい時間が崩壊する事になった。

 

 グラス「待ちなさい首領パッチーーーー!!!」

 

 首領パッチ「止まりませーん!僕は止まりましぇーん!」

 

 モブウマ娘達「「「「「きゃああああ!!!」」」」」

 

 エル「そのでかいボンド一体どこから持ってきたんデスかーー!?」

 

 現在首領パッチは巨大なボンドにまたがり、中身を廊下にぶちまけながらその勢いで前を進んでおり、廊下にいた生徒達はボンドの波にのまれたり、のみこまれそうになったりとパニック状態になっていた。グラスは薙刀を持ち、エルと一緒にボンドを避けながら首領パッチを追いかけた。首領パッチの暴走がしばらく行なわれていると目の前に1人のウマ娘が立ちはだかった。

 

 ???「首領パッチーー!!!お前の暴走はターボが止めてやる!」

 

 立ちふさがったウマ娘は青いツインテールで両目が違う色をしていた。彼女の名はツインターボ。逃げでレースに勝つ事にこだわっているウマ娘である。

 

 グラス「ターボさん!?」

 

 エル「危険デース!」

 

 ターボ「ターボを甘く見るな~!」

 

 ターボは首領パッチに向かって走り出した。

 

 首領パッチ「来いや小娘――!!!」

 

 首領パッチはボンドの出力を上げてターボに突撃する態勢に入った。

 

 ターボ・首領パッチ「「うおおおおお!!!」」

 

 2人は激突

 

 ターボ・首領パッチ「「ぶっ!!!」」

 

 せずにお互いにつまずいて顔面を床に強打した。

 

 ターボ「痛ーい!」

 

 首領パッチ「ぎゃあああああ!!!ボンドが!ボンドが目にぃぃぃぃ!!!」

 

 ターボはぶつけた所を抑えて泣き叫び、首領パッチはこけた拍子にボンドが目に入り絶叫していた。

 

 エル「何がしたかったんデスか!?」

 

 グラス「・・・とりあえず暴走は止まりましたからよしとしましょう」

 

 暴走を止まったのを見てグラスは薙刀をしまった。

 

 ターボ「せっかくターボがカッコよく止めようと思ったのに何で転ぶんだよ!」

 

 首領パッチ「てめえが前に出るからだろうが!てめえのせいだよ!」

 

 ターボ「責任転生するな!自業自得だろ!」

 

 エル「ターボ、転生じゃなくて転嫁デスよ」

 

 首領パッチ「ぎゃはははは!四字熟語間違えるとかバカじゃねーか!」

 

 ターボ「バカって言う方がバカだバーカ!」

 

 首領パッチ「あ~!?やんのかコラ!?」

 

 グラス「喧嘩はやめて下さい!」

 

 ボーボボ「そこまでだ!」

 

 2人の言い合いを始めようとした時、ボーボボが現れた。

 

 首領パッチ「おお、ボーボボ!いいタイミングだぜ!このガキ俺よりバカの癖に調子乗ってるんだよ!」

 

 ターボ「ターボはバカじゃなーい!」

 

 ターボは涙目になって必死に抗議する。すると騒ぎを聞きつけたのか3人のウマ娘がやってきた。

 

 ???「あの・・・ターボさん大丈夫?」

 

 ???「口論を確認。どうされましたか?」

 

 ???「おいっす~。ボーボボがいるって事は茶番騒動~?」

 

 右目を前髪で隠したロングヘアで前髪には青いバラの髪飾りに小さい帽子を身に付けたライスシャワー。

 

 ロボットのように無表情でセミロングでメタリックなカチューシャと髪飾りを付けたミホノブルボン。

 

 赤色がかった鹿毛で髪型は両サイドで髪を結いまとめたナイスネイチャ。

 

 3人共ターボと同時期にトゥインクル・シリーズで走っていたウマ娘で、ターボとネイチャはチームカノープスのチームメンバーである。

 

 ターボ「こいつがターボの事をバカにするんだ!」

 

 首領パッチ「実際そうだろ!責任転嫁の転嫁を転生って間違えていたじゃねーか!」

 

 ターボ「うるさいうるさーい!そもそもこんなボンドまみれにしている時点でバカ以外何もないだろ!」

 

 首領パッチ「んだとコラァ!おい、ボーボボ!このガキンチョに何か言ってやれ!」

 

 ネイチャ「ちょっとターボ落ち着きなって。首領パッチは首領パッチで大人げないよ」

 

 ライス「そ、それより掃除した方がいいんじゃ・・・?」

 

 ブルボン「ライスの意見に同意見です。今すぐ廊下のボンドを排除すべきです」

 

 だがボーボボはそんな言葉をスルーして訴えるターボと首領パッチを交互に見て結論を言った。

 

 ボーボボ「単刀直入に言おう。バカはお前だ。首領パッチ」

 

 首領パッチ「はぁ~!?」

 

 ターボ「わーい!ターボバカじゃなーい!」

 

 首領パッチ「なんでだよ!なんで俺なんだよ!?」

 

 ライス「ラ、ライスに言われても困る・・・!」

 

 ブルボン「八つ当たりはやめて下さい」

 

 首領パッチ「ぶべら!」

 

 ボーボボからバカ呼ばわりされた首領パッチはライスに八つ当たりをするが、ブルボンがビンタをして引き離した。首領パッチがうざいと思っていたのかかなり本気で叩いたようで、叩かれた首領パッチの頬はスイカと同じくらいの大きさに腫れていた。

 

 ネイチャ「お、思いっきりやったね・・・」

 

 ブルボン「ライスを困らせてたから当然です」

 

 首領パッチ「ちくしょう!なんでだよ!なんでこいつより俺がバカ扱いされるんだよ!」

 

 ボーボボ「だって・・・」

 

 ボーボボは首領パッチの疑問に答える。その内容は

 

 ボーボボ「お前からバカ要素無くしたら何も残らねぇーじゃん?」

 

 首領パッチはショックで固まり、顔がモアイ像の顔みたいになっていた。

 

 その答えを聞いたグラス達は

 

 グラス(・・・分からなくもないですけど)

 

 エル(・・・ひどい)

 

 ライス(・・・仲間に言う言葉じゃない)

 

 ブルボン(エラー確認。何故仲間にあんな酷い言葉を発言出来るのか理解不能です)

 

 ネイチャ(この2人に付いて来れるビュティさん本当尊敬するよ・・・)

 

 ターボ「・・・えーと、気にするなよ首領パッチ」

 

 首領パッチ「もういいわ!もういいわよ!ボボ男さんのバカーー!!!」

 

 ボーボボ「パチ美――!!!待ってくれーーーー!!!」

 

 ターボが慰めようとすると首領パッチは突然口紅を塗って天辺のトゲにリボンを付け、泣きながら走り去った。対してボーボボはスーツを着て首領パッチのあとを追いかけた。

 

 ターボ・ネイチャ・ライス・ブルボンの4人はいきなり始まった謎茶番に理解出来ず、固まった。

 

 ターボ「???」【頭から煙発生中】

 

 ネイチャ「ちょ、ターボ大丈夫!?」

 

 ライス「・・・いきなりすぎてどう反応すればいいか分からない」

 

 ブルボン「エラー発生。理解不能理解不能」

 

 エル「・・・どうしますグラス?」

 

 グラス「・・・2人共放っておくと危険なので追いかけましょう」

 

 エル「・・・しょうがないデスね」

 

 グラスとエルはバカ2人を探すために移動を始めた。ボンドの方は残った4人にお願いする事にした。

 

 

 ~体育館~

 

 

 グラスとエルはバカ2人を見ていないかという情報を聞いて回った所、体育館の方に向かったという情報を手に入れ体育館に向かい、到着した。が

 

 ボーボボ「行くぞ!真説・鼻毛真拳奥義『我ら最強鼻毛サッカーチーム』!」

 

 キャプテン「サッカーやろうぜ!」

 

 チームメイト「「「「「おーーー!」」」」」

 

 ???「よーし!俺の実力見せてやる!」

 

 意気込むサッカーボール頭の男。彼の名はサッカー太郎。サッカーを愛してやまない男である。

 

 キャプテン「よし!行くぞ、サッカー太郎!」

 

 サッカー太郎「おう!」

 

 首領パッチ「だったらハジケ奥義『イカタコバスケクラブ参戦』!」

 

 首領パッチが叫ぶとバスケのユニフォームを着たイカとタコの軍団が現れた。

 

 イカ「ククク・・・我々のクラブの強さを見せる時が来たようだな」

 

 タコ「ああ、足引っ張るなよ」

 

 サッカー太郎「イカタコ如きに俺達を止められると思うなよ!」

 

 ボーボボ「よっしゃー!サッカー対バスケ、究極球技決定戦開幕だー!」

 

 首領パッチ「望む所だー!」

 

 イカタコ「「バスケが1番なんじゃー!」」

 

 サッカー対バスケ・・・今球技の頂点を決める戦いが火蓋を切った。

 

 キャプテン「とにかく相手のゴールに入れろーーー!」

 

 チームメイト「「「「「うおおおお!!!」」」」」

 

 サッカー太郎「ぎゃあああああ!!!俺はボールじゃないって何度言えば分かるんだーーーー!!!」

 

 タコ「うわあああ!ボールが!ボールが触手にくっついちゃたーー!」

 

 イカ「な~んか視界が揺れ~る~」

 

 サッカーのチームメイトはサッカー太郎の頭をボールと間違えて蹴りまくった。イカとタコは触手にボールがくっついてドリブル出来なかったり、体が柔らかすぎてそもそもプレイ出来なかったりとグダグダになっていた。

 

 ボーボボ「ちくしょー!これでサッカー太郎の頭とボールを間違えるの43回目だぞ!いつに・・・いつになったら間違われずに済むんだーーーー!!!」

 

 ボーボボはサッカー太郎の頭とサッカーボール間違え43回目に泣き叫んだ。

 

 首領パッチ「てめえら俺のスカウト受け取いてふざけんじゃねぇーーーー!!!」

 

 イカとタコ「「ぎゃあああああ!!!」」

 

 首領パッチは機関銃を取り出しイカとタコをハチの巣にした。

 

 体育館は混沌に染まった。

 

 エル「・・・行きましょう・・・グラス」

 

 グラス「・・・ですね」

 

 ボーボボ・首領パッチ「「ちょっと待て!」」

 

 エル「・・・何ですか」

 

 ボーボボ「ツッコんでよ!せっかく頑張ってやったのに!」

 

 首領パッチ「そーだ!そーだ!クリームソーダ!」

 

 グラス「嫌ですよ。ツッコミなんて私達の専門じゃないんで」

 

 ボーボボ「何を言う!お前達もビュティに負けないツッコミパワーがあるんだぞ!自信を持て!」

 

 ???「こんな状況を作っておいてそれはないと思うぞ」

 

 ???「挨拶の時のチャーハン騒動もそうだったけどよくこんな事出来るねー!どういう仕組み!?」

 

 ???「そういうの聞かないでよ・・・調子乗るだけだから」

 

 騒ぎを聞いたのか3人のウマ娘がやって来た。

 

 銀色掛かった芦毛の癖毛が目立つボリュームが凄いロングヘアーに赤い縁の眼鏡を掛けたビワハヤヒデ。

 

 黒髪のショートカットで右頬に絆創膏を張ったウイニングチケット。

 

 鹿毛のショートボブのナリタタイシン。

 

 BNWと呼ばれている人気の3人である。

 

 グラス「ハヤヒデさん、チケットさんにタイシンさんまで」

 

 エル「どうしてここに?」

 

 タイシン「・・・体育館にバカ2人が凄い勢いで向かって行ったって聞いたから一応様子見に来た・・・で何この状況?」

 

 チケット「ちょっと~!いじめはだめだよ~!」

 

 ハヤヒデ「よせチケット。あの人数の中に飛び込むのは自殺行為だ」

 

 タイシンはバカ2人の起こした謎茶番に呆れた表情をし、チケットは未だに蹴られているサッカー太郎を助けようとしたが、ハヤヒデは状況を見て無理だと判断してチケットを静止させた。更に騒ぎを聞きつけたようでスペ達も集まってきた。

 

 スペ「また騒ぎ起こしているんですか・・・」

 

 ゴルシ「やっぱりボーボボは最高だぜ!毎日飽きない事起こしてくれるぜ!」

 

 キタサン「・・・頭が痛くなります」

 

 テイオー「ボクもだよ・・・」

 

 スペはボーボボの起こした騒ぎに諦めの表情をし、ゴルシはテンションが上がり、キタサンとテイオーは目の前で起きているカオスな状況に頭を痛めた。

 

 ゴルシ「よっしゃー!アタシがこの場を更に盛り上げるぜー!」

 

 マックイーン「おやめなさい」

 

 ゴルシ「いででで!何するんだぁ!離せ!」

 

 ゴルシが更に混沌に染め上げようとサッカークラブとイカタコ軍団の所に行こうとしたが、マックイーンに床に押さえつけられてキャメルクラッチを仕掛けられた。その場にいた全員がゴルシがしばかれているのを見ていると突然体育館の窓ガラスを天の助が突き破って入ってきた。

 

 天の助「お前らところてん食えやー!」

 

 ダスカ「天の助!?」

 

 ビュティ「いきなり何言ってるの!?」

 

 天の助「こいつらをところてん教に入れるんだーーー!!!」

 

 天の助は何故か涙を流してサッカークラブとイカとタコの軍団に突撃した。

 

 

 3秒後・・・

 

 

 天の助は頭だけ残った状態で転がっていた。

 

 ツッコミ組「「「「「3秒で負けたーーーー!!!」」」」」

 

 タイシン「いくらなんでも弱すぎでしょ!」

 

 エル「・・・今思い出したんデスけど、このサッカークラブとイカとタコ達ってボーボボと首領パッチの奥義で召喚されたんデスよね」

 

 ハヤヒデ「なるほど。なら天の助が負けるのも納得だな」

 

 チケット「そんな事より天の助が可哀想だよ~!早く助けてあげようよ~!」

 

 そんな大声で泣くチケットの肩に誰かが手を置いた。

 

 天の助「もう大丈夫だから泣くなよ、お嬢さん♪」

 

 口にバラを咥えてサラサラヘアーのカツラを付けた天の助だった。

 

 ボーボボ「気持ち悪いわーーーー!!!」

 

 天の助「ぎゃあああああ!!!」

 

 天の助の行動に苛立ったボーボボは天の助を真っ二つにした。

 

 ヘッポコ丸「天の助―――!」

 

 キング「またやられたーーー!」

 

 ボーボボ「ついでにお前らもだーーーー!!!」

 

 サッカークラブ・イカタコ軍団「「「「「ほんぎゃああああ!!!」」」」」

 

 ボーボボは手榴弾を投げてサッカークラブとイカとタコ達を爆破した。

 

 スカイ「なんで!?」

 

 ダイヤ「あの・・・なんで自分で呼んだ人達も?」

 

 ボーボボ「いつまでもうるさいからだ!周りの迷惑を考えろってんだ全く」

 

 ツヨシ「滅茶苦茶だゴホッこの人!」

 

 ボーボボの滅茶苦茶な思考と行動に常識人組は何人かドン引きしているとポコミが爆破されたサッカークラブとイカとタコ達の方向を見て、ポカンとしていた。

 

 ナメ郎「どうした?」

 

 ナメ郎もポコミと同じ方向を見た。そこには

 

 サッカークラブ・イカタコ軍団「「「「「温泉気持ちいい~♪」」」」」

 

 ナメ郎「温泉に入ってやがる!」

 

 スズカ「ウソでしょ!?」

 

 爆破されたと思っていたサッカークラブとイカタコ軍団は温泉に入ってくつろいでいた。

 

 沖野「おいおい何で温泉が沸いているんだ?」

 

 ???「またボーボボのせいね・・・全く廊下はボンドだらけにする。体育館には温泉を作る・・・一体どれだけ常識外な事を起こせば気が済むのかしら?」

 

 ???「多分元の世界に戻るまで一生やり続けますよ」

 

 沖野と共に現れたのは眼鏡を掛けたスーツを着た女性東条ハナ

 

 もう1人は茶髪でラフな格好をした東進(あずますすむ)。

 

 エル「トレーナーさん!」

 

 テイオー「トレーナー!」

 

 エルは東条、テイオーは東に駆け寄った。

 

 魚雷ガール「あら2人のトレーナーなのね」

 

 グラス「東さんはテイオーさんの専属トレーナーですけど、東条トレーナーはチームリギルのトレーナーです。という私もチームリギルのメンバーですけどね」

 

 ガ王「沖野さんと一緒なんですね。あとは他に誰がチームにいるんですか?」

 

 「会長とブライアン、そして私だ」

 

 3人のトレーナーの後ろから毛を逆立てたエアグルーヴが立っていた。

 

 エアグルーヴ「ボーボボ・・・首領パッチ・・・貴様らどれだけ学園を滅茶苦茶にすれば気が済むんだ・・・?」

 

 エアグルーヴはボーボボと首領パッチに少しずつ近づく。ボーボボと首領パッチはお互いに身を寄せ合いガタガタと震えた。

 

 ボーボボ「違うんですーー!!!天の助にやれって言われたんですーーー!!!」

 

 首領パッチ「僕もそこのコアラに言われたんですーー!!!」

 

 天の助・ガ王「「ちょっと!?」」

 

 エアグルーヴ「そんな嘘が私に通用すると思ったか?」

 

 ボーボボ・首領パッチ「「いやああああああ!!!」」

 

 ボーボボと首領パッチの嘘もエアグルーヴには通用せず、2人は頭を掴まれ引きずられていった。

 

 沖野「・・・まぁ、当然の結果だな」

 

 東条「エアグルーヴには申し訳ないけど、ボーボボの滅茶苦茶を止められるのはウマ娘並のパワーじゃないと無理なのよね」

 

 東「確かにそうですね・・・」

 

 サッカー太郎「うわあああああ!!!」

 

 ウオッカ「なんだなんだ!?」

 

 キャプテン「イカタコ達が・・・イカタコ達が・・・!」

 

 キタサン「もしかして茹っちゃたんですか?」

 

 全員が温泉の方を見るとイカタコ達が

 

 サッカークラブ「「「「「お寿司になっちゃったーーーー!!!」」」」」

 

 テイオー「いやなんで!?」

 

 サッカークラブの言う通り温泉にはタコとイカのお寿司が浮いていた。

 

 天の助「おっ、意外と美味い」

 

 ゴルシ「マジだ!うめぇ!」

 

 ポコミ「ちょっとなんで食べてるの!?」

 

 マックイーン「今すぐ吐き出しなさい!」

 

 天の助・ゴルシ「「離せー!」」

 

 ポコミとマックイーンは2人を押さえて寿司を吐き出させた。他のメンバーはサッカークラブを追い出して温泉を埋めた。

 

 

 ~夕方:トレセン学園校門前~

 

 

 ボーボボは校門近くの木に逆さまに吊るされ、首領パッチは全身ボロボロ状態で片足を引きずりながら校門から出てきた。

 

 エル「あ、首領パッチ」

 

 グラス「・・・ボーボボさんの倍きつく絞られたみたいですね」

 

 首領パッチ「なんでだよ・・・なんでボーボボよりこんな酷い目に合わなきゃいけねぇんだよ・・・?」

 

 エル「最初のボンドの件があったからじゃないデスか?」

 

 首領パッチ「だからってこんなあんまりだろ!ボーボボは縄で縛られてるだけで済んでるのになんで俺だけ歩くのがやっとなくらいボコボコにされなきゃならねえんだよ!」

 

 グラス「当然の結果だと私は思いますけど?」

 

 首領パッチ「ちくしょー!納得出来ねぇ・・・って・・・あれは」

 

 首領パッチの目に入った物それは

 

 首領パッチ「わーいソフトクリーム屋さんだー♪」

 

 何故かボロボロだったはずの体がなんとも無かったかのように元通りになった首領パッチは、ソフトクリーム屋に駆け寄った。

 

 エル「なんでソフトクリーム屋見つけただけで怪我治るんデスか!?」

 

 グラス「エル、考えるのをやめなさい」

 

 エル「・・・分かりました。折角ですし、食べていきません?」

 

 グラス「そうですね。そうしましょう」

 

 首領パッチはバニラ、エルはチョコ、グラスはミックスを買い、近くの公園のベンチに座った。

 

 エル「ん~♪美味しいデース!」

 

 グラス「こんなに美味しいソフトクリーム久しぶりです♪」

 

 首領パッチ「よーし、俺も」

 

 首領パッチがソフトクリームを口に入れようとしたその時だった。

 

 少女「きゃあ!」

 

 声がした方を首領パッチ達が見ると、少女が転んでソフトクリームを落としていた所だった。

 

 母親「大丈夫!?」

 

 少女「ううっ・・・ソフトクリームがぁ・・・」

 

 少女はソフトクリームが落とした事に泣いていた。

 

 少女「ママあたらしいの買って・・・」

 

 母親「駄目よ。結構高かったのよ」

 

 少女「やだ!買ってよ!今日だってがんばっておてつだいしたんだよ!」

 

 母親「駄目なものは駄目よ。諦めなさい」

 

 少女「・・・う、う・・・」

 

 少女はソフトクリームを買ってもらえない事にショックで嗚咽を出し始めた。すると首領パッチが立ち上がり、少女に近づく。

 

 エル「首領パッチ?」

 

 グラス「・・・一体何を」

 

 首領パッチ「俺のやるから泣くのやめな」

 

 少女「・・・え?」

 

 首領パッチは自分のソフトクリームを差し出した。

 

 母親「あ、あのそんなの申し訳ないです。だってそれは」

 

 首領パッチ「ああ、俺のだ。自分の金で買ったやつだ。だからどうしようが俺の勝手だ」

 

 首領パッチは少女の手を取り、ソフトクリームを握らせた。

 

 少女「・・・でも」

 

 首領パッチ「俺か?大丈夫だ俺は・・・犬だから!」

 

 首領パッチは突然犬のコスプレをした。

 

 エル「いきなり何言ってんデスか!?」

 

 少女「え?え?」

 

 首領パッチ「俺は犬だ!だからお前が落としたのを貰うぜ!」

 

 首領パッチは少女が落としたソフトクリームを食べようと近づく。が

 

 アリ「てめえ俺の食料に何の用だ!」

 

 首領パッチ「あ~!?それは俺のだ!横取りするんじゃねぇよ!」

 

 グラス「アリが喋ってる!」

 

 夕飯のデザートを探していたアリがソフトクリームを奪おうと首領パッチの前に立ちふさがった。

 

 首領パッチ「先手必勝!」

 

 首領パッチはアリに向かってパンチを繰り出した。だがアリは素早く避けて首領パッチの体に張り付いた。

 

 首領パッチ「この野郎!」

 

 首領パッチは張り付いたアリに向かって再びパンチを繰り出すが、また避けられパンチを自分に当ててしまう。

 

 首領パッチ「ぶ!!!」

 

 アリ「こっちだバーカ!」

 

 首領パッチ「てめえぜってぇぶっ潰す!!!」

 

 首領パッチは何度もアリにパンチを繰り出した。そして

 

 首領パッチ【チーン】

 

 自分のパンチで原型が残らないくらいボロボロになった。

 

 エル・グラス「「自滅したーーーー!!!」」

 

 アリ「それじゃあソフトクリームは貰って行くぜ~♪」

 

 アリはソフトクリーム(但し溶けて無くなってコーンだけになっている)を担いで去った。

 

 少女「えっと・・・大丈夫?」

 

 首領パッチ「へ、平気平気。いつもと比べたらヘッチャラヘッチャラ」

 

 母親「いつもと!?いつもこんな事やってるんですか!?」

 

 首領パッチ「ああ、ボーボボにゴルシとかエアグルーブにされた事と比べたら全然楽ちんだぜ」

 

 エル「エアグルーブ先輩については自業自得です」

 

 グラス「さっきも歩くのがやっとなくらいボロボロにされたのに、ソフトクリーム屋見つけた瞬間に何事もなかったかのように元気になっていましたしね」

 

 少女「・・・そうなんだ。えっとソフトクリーム大丈夫?」

 

 首領パッチ「大丈夫大丈夫♪今日は無理でもまた次買えばいいから♪」

 

 少女「・・・ありがとう。えっと」

 

 首領パッチ「おっと、俺の名前は言ってなかったな。俺は首領パッチ!ハジケ組の首領だ!」

 

 少女「首領パッチ・・・面白い名前!また会おうね!」

 

 首領パッチ「おう!お袋さんもこの子転ばないように手をつないでやりなよ!」

 

 母親「あっ、はい。本当にありがとうございます」

 

 母親は頭を下げて、少女は手を振って母親と手をつないで去っていった。2人を見送ってからグラスは首領パッチに声を掛ける。

 

 グラス「首領パッチ。新しいソフトクリーム買ってあげましょうか?」

 

 首領パッチ「え!?マジで!?いいの!?」

 

 エル「エルも出しマース!結構高かったデスしね」

 

 首領パッチ「いいの・・・?私、こんなに恵まれていいの・・・?ねぇ、いいのかしらやっくん・・・?」

 

 首領パッチは感動のあまりパチ美になり、涙を流しながらやっくんと名前を付けた人形に語りかける。

 

 グラス「ほら、バカな事していないで行きますよ」

 

 エル「早く買って戻らないとご飯の時間に間に合わないから早くして下さーい!」

 

 首領パッチ「おう!今行くぜ!」

 

 その後首領パッチはグラスとエルからソフトクリームを買ってもらい大満足した。またグラスとエルも少女に対しての首領パッチの行動を見て

 

 グラス「あの時の首領パッチはかっこよかったですね」

 

 エル「デスね!」

 

 と首領パッチの事を見直したのだった。

 

 

 その頃学園の空き部屋に泊まっていたボーボボ達はというと

 

 

 ボーボボ「なんだこの爽やかなオチはーーーー!!!」

 

 天の助「ぎゃあああああ!!!」

 

 ヘッポコ丸「天の助――――!」

 

 ユキ「何やってるんですか!?」

 

 今回の話のオチに納得出来なかったボーボボが天の助に蹴りを決めていた。

 

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