悲報:ワイ、失敗作の失敗作になってもうた   作:ノウ焼かれしもの

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今回は、グリマルディ戦線のエンディミオンクレーター攻防戦で、イッチの乗るメビウスと出会ったムウの記憶の視点です。一応、話に出てくる坊主は、キラを指しています。

後、ムウの口調が変でしたら、改善点を感想や誤字報告してくれるとありがたいです。




エンディミオンクレーターでのイッチの状況

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうした、坊主。怖くて眠れないのか?そう言う訳じゃなくて、あいつについて何か知っていることを教えてくれ?

 

成る程、あいつについてか。と言っても、俺もあいつのことは殆ど知らないんだがなぁ、どうしたものか………。

 

 

知ってることだけでいいから教えて欲しい、か。

 

 

分かった、分かったさ、坊主。それじゃあ今から、俺の昔話をしよう。俺がエンディミオンの鷹と呼ばれるようになった戦いでの出来事についてだ。

 

 

その戦いで俺はメビウスゼロ部隊を率いて、グリマルディ戦線に出撃した。

 

 

そこでは、俺が想像していた以上の地獄が起きていた。そして俺や部下達は、死にもの狂いで生き残ろうと、ザフトのジンと戦闘を繰り広げた。

 

 

何機かはジンを落としたが、ザフトのモビルスーツは遥かに強く、部下たちは次々に殺されていった。そして俺も包囲され、このまま死ぬと確信したその時、

 

 

奴が俺の目の前に現れた。

 

 

それは俺が乗るメビウスゼロの後継機、メビウスだった。

だがよく見ると本来のメビウスとは少し武装が違っていた。

 

 

機体のスラスターの横にミサイルポッドが、同じくスラスターの右側にはリニアガンとはまた違った重火器を一丁備え付けていた。

 

 

俺も最初は味方が迷い込んだと勘違いしたが、そいつの戦いを見るにつれて、とある疑念が確信へと変わっていった。

 

 

ミサイルを放って視界を遮り、ザフトのジンを撹乱しながら攻撃していたが、いきなり奴のメビウスは速度を上げ、そしていきなり変形した。その体はまるでザフトのジンを思わせるような、モビルスーツのものだった。

 

 

奴は混乱し動きが止まったジンを一気に胴体を撃ち抜き、全て撃墜した。

 

 

その光景を見て、俺は思い出した。

 

 

黒ずんだ白色に、不明な装備をしたメビウス。何よりジンを容易に撃墜するその強さ。

 

 

こいつは、軍の連中が言っていた、【荒らし屋】なのだと確信した。だがその確信は、同時に俺の死を肯定する材料に過ぎなかった。

 

 

何故なら、荒らし屋と戦場で出会ったものは例外なく全て殺されているからだ。荒らし屋だと分かったのも、宙域に漂った機体の残骸の映像に奇跡的に残っていたものは確認したことを思い出したに過ぎない。

 

 

それで、俺は死を覚悟し、今は無き父親(アル・ダ・フラガ)に呪詛を吐こうとしたが、突然奴は明後日の方向に軌道を変えて去っていった。

 

 

作戦が終わった後、俺は奴がジンを十機以上落としたことを押し付けられ、エンディミオンの鷹と呼ばれるようになった。そして、戦場の死神と呼ばれ始めていた奴から生き残った唯一の人間として、注目されるようになった。

 

 

んで、色々あって今この艦にいるって感じかな。

 

 

いやーでも、何で俺は奴に殺されなかったんだろうな?何か特別な理由でもあったのか?

 

 

それについてどう考える?坊主……。いつの間にかどっか行っちゃったな。まぁ、坊主も知りたいことが知れたってことだろ。

 

 

さて、俺も仕事に戻るとするかな……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




評価、感想よろしくお願いします。次回は掲示板形式にします。次回の更新も未定です。
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