悲報:ワイ、失敗作の失敗作になってもうた   作:ノウ焼かれしもの

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遅くなりました。種死2話目です。それではどうぞ。


ミネルバ合流、ユニウスセブン落下阻止。

 

 

 

 

 

 

213:イッチ観測民

イッチからの未だレスの応答なし。

 

214:イッチ観測民

ならばそのまま観測を続けるのだ。

 

215:イッチ観測民

イッチからのレスが途絶えて4時間……そろそろ心配するべきでは?

 

216:イッチ観測民

>>215

俺達からイッチにできることは何もない。ただイッチからの連絡があるのを待つだけだ。

 

217:イッチ観測民

ねえ何で皆こんな口調になってんだ?

 

218:イッチ観測民

イッチから連絡が途絶えて不安になってる奴も多く、こうして精神の安定を取ってるらしい。

 

219:イッチ観測民

後はどこかの人間が久しぶりに書くみたいで思い出し途中らしい。

 

220:イッチ観測民

>>219

毒電波でも食らったか?

 

221:イッチ観測民

>>220

フフ……セッ

 

222:イッチ観測民

>>221

やめないか!

 

223:イッチ観測民

>>221

やめようね!

 

224:イッチ観測民

まあいつもこんな感じだ。今回はまだ優しいレベルだぞ。

 

225:イッチ観測民

>>224

えぇ…。

 

226:イッチ観測民

それよりそろそろイッチ来てほしいぜ。皆のキチゲが限界だ。

 

227:イッチ観測民

ほんそれ。イッチは逐一連絡すべきだってはっきりわかんだね。

 

228:イッチ

>>227

それができたら苦労しないんだよなあ。

 

229:イッチ観測民

おっ、おかえりイッチ。

 

230:イッチ観測民

やっと帰ってきたか。待ちくたびれたゾ。

 

231:イッチ観測民

皆もうやばいから報告をプリーズ。

 

232:イッチ

はいはい、報告な。

まず1つ目、無事にミネルバに合流できたぜ。具体的には船に乗ってザフト製MSと何人か人員を連れて合流したぜ。

 

233:イッチ観測民

おお。

 

234:イッチ観測民

案外スムーズに合流したんか?

 

235:イッチ

>>234

あい。新三馬鹿ことエクステンデッドマンとは会敵しなかったぜ。おかげで安全にミネルバと合流できたぞい。

 

236:イッチ観測民

それは良かったな。

 

237:イッチ観測民

で、他にも報告があるんだろ?

 

238:イッチ

勿論、今ワイがいる場所分かるか?

 

239:イッチ観測民

場所って……。

 

240:イッチ観測民

何だか宇宙のデブリに近づいているように感じだが…あ。

 

241:イッチ観測民

これってあそこだよな…?

 

242:イッチ

何だか気付いている人もちらほらできたので、ここから音声も拾うで。

 

『モビルスーツ発進3分前。各パイロットは搭乗機にて待機せよ。繰り返す、発進3分前。各パイロットは搭乗機にて待機せよ。』

 

『そこのあなた、本当にやれるの?まだ士官学校から出て数年と聞いてるのだけど。』

 

『それを言われると手厳しい。ですが、私も赤服の意地があります。無理のない程度でやらせていただきますとも。』

 

現在、ワイ含めミネルバは、ユニウスセブン落下阻止に向かってる最中や。

 

243:イッチ観測民

はえーイッチが合流したのはこのタイミングだったんやな。

 

244:イッチ観測民

>>243

いや、イッチの話からして、ミネルバとファントムペインが戦闘した後みたいやぞ。だよなイッチ?

 

245:イッチ

>>244

まあそんな感じやで。っとそろそろワイも出撃する時間や。

 

『イチツ・イロノ、ザクP、出る!』

 

さて、ワイがこの場にいても余程じゃない限り原作が変わることはない。後は自分の身を守っておくだけや。

 

246:イッチ観測民

これがイッチの機体か。

 

247:イッチ観測民

ザクっぽいが、何だか宇宙世紀のザクIに似てるな?

 

248:イッチ観測民

これはイッチが作ったんか?

 

249:イッチ

何と言うべきか、この機体はワイが士官学校卒業時に教官から貰ったんや。何も卒業の餞別だとか。

 

250:イッチ観測民

はえー、じゃあ貰いもんの機体か。

 

251:イッチ観測民

でもこんな機体劇中出てきてないし設定資料にもないぞ?

 

252:イッチ

何でもこのザクP、ゲイツからザクが出来るまでの間の実験機として作られた機体とかなんとか教官が言ってたで。

 

253:イッチ観測民

成る程、確かに1機ぐらい実験機が出来てても可笑しくないか。

 

254:イッチ観測民

じゃあそんな機体を持ってるイッチの教官は何者なんだよ……。

 

255:イッチ

ワイにも分からん。ただ実験機としてはかなりのスペックになっているから、戦闘はこなせるし問題ないで。

 

256:イッチ観測民

それならいいが……。

 

257:イッチ観測民

イッチはミネルバにいて大丈夫なんか?アクシズ放置したままは流石に不味いと思うが。

 

258:イッチ

それも大丈夫や。何やかんやワイもアレを放置しておくのは不味いと思ったから、別の場所にミラコロ含め絶対見つからない様に細工してきたからな。

 

259:イッチ観測民

ほんまか?

 

260:イッチ観測民

イッチはあんま信用ならんしな。

 

261:イッチ観測民

嘘乙。どうせ適当に隠してるだけやろ。

 

262:イッチ

なんでこんなにワイ言われんとあかんの?

 

263:イッチ観測民

>>262

諦めろ、イッチの運命だ。

 

264:イッチ観測民

>>262

今までの行動振り返って、どうぞ。

 

265:イッチ

悲しいかな。

 

266:イッチ観測民

でもこんなに呑気にしよってええんか?今どうなっとるんや?

 

267:イッチ

こんな話をしている間に破砕できたみたいや。

 

『総員に告ぐ。本艦はモビルスーツ収容後、大気圏に突入しつつ艦主砲による破片破砕作業を行う。』

 

ん?ちょっと待てよ、シンとアスランは?

 

268:イッチ観測民

そういえば二人は何処に…

 

269:イッチ観測民

おいイッチ、あそこいるぞ!

 

270:イッチ

ほんとや。でも何で二人はあそこに?

 

271:イッチ観測民

テロリストと戦ってるみたいや。

 

272:イッチ観測民

それだけやない、アスランはまだユニウスセブンを砕こうとしてるみたいや。

 

273:イッチ観測民

どうするイッチ。あの二人を助けるかどうか。

 

274:イッチ

…………………。

 

275:イッチ観測民

イッチも決断するなら早くしないと不味いゾ。このままだと大気圏に落ちていくだけだゾ。

 

276:イッチ観測民

流石にその機体じゃ大気圏突入に耐えれないだろうし、イッチも焼け焦げた死体になるだけや。

 

277:イッチ観測民

どうするんやイッチ。シンとアスランを信じるかどうか。

 

278:イッチ

…………助けに行くやろそりゃあ!あそこで二人に何かあったら不味いんや。意地でも行くわ。

 

『イロノ、何をしている!艦に戻れ!巻き込まれるぞ!』

 

『あそこにまだ戦っている人がいるんです!』

 

『イロノ!』

 

279:イッチ観測民

これ間に合うか?

 

280:イッチ観測民

かなりギリっぽいが……。

 

281:イッチ観測民

イッチの機体を信じるだけだな。

 

282:イッチ

『二人共、早く艦に戻ってください!このままだと地球に落ちますよ!』

 

『あなたは……?』

 

『私のことはいい、今は艦に!』

 

 

283:イッチ観測民

これ間に合うか?

 

284:イッチ観測民

どうやら艦の格納庫に入ったみたいや。

 

285:イッチ観測民

無事帰還できたってことか?

 

286:イッチ観測民

イッチ、どうなったんや?

 

287:イッチ

危ないとこやったが、ギリギリ艦の内に入れたで。

 

288:イッチ観測民

とりあえずお疲れ様、イッチ。

 

289:イッチ観測民

88888888

 

290:イッチ観測民

88888888

 

291:イッチ観測民

88888888

 

292:イッチ観測民

88888888

 

293:イッチ

皆ありがとうやで。

………ん?話があると?

 

294:イッチ観測民

どうした?

 

295:イッチ

すまん、何かアスランとシンに声掛けられたから一旦抜けるわ。

 

296:イッチ観測民

おう行ってら。

 

297:イッチ観測民

それにしてもシンとアスラン相手とか大丈夫か?

 

298:イッチ観測民

まあまだ種死序盤も序盤だし、シンもアスランもそこまでカリカリしてないやろ。

 

299:イッチ観測民

イッチが無事に戻って来れるか……。

 

 

 

 

────────

 

 

ワイは掲示板から意識を抜き、後ろに立っているであろう二人に振り返る。

 

一人はオーブの要人を守る為についてきた元ザフトの赤服。今はアレックスディノを名乗る男、アスランザラ。

 

もう一人は後に様々な苦しみを味わい続け、個人的にはコズミックイラ版カミーユと思ってる男、シンアスカ。

 

どちらも会話をするのは困難だと分かっている。なんやったらワイは会話したくない。だがこの二人を無視するのは、己の死に繋がることだとも分かっている。

二人は今だ喋ろうとしてないので、ワイから話を切り出す。

 

 

「それでお二人共、話とは何でしょうか?私はこれから艦長の元に行かねばなりませんが。」

 

 

「いや何、あの時あなたに助けられたことを伝えてなかったので、改めて感謝を。」

 

 

「いえ、礼には及びません。目の前の助けれる命を助ける、それが私のモットーですので。」

 

 

「そうでしたか。それでは私から一つ、あなたにお聞きしたいことがあるのですが、よろしいでしょうか?」

 

 

「ええ、私が答えれるものなら何でも。」

 

 

そうしてアスランに問われたのは、ワイの機体についてだった。恐らくワイの機体が初めて見るものであり、情報を探りにきたのだろう。そう考えワイは、この機体を教官から譲り受けたこと、教官がこの機体について話していたことを伝えた。

 

その言葉を聞きアスランは、「知りたいことは知れました、後は彼が聞きたいことがあるそうです。」と言って、この場を立ち去った。

 

残されたのは、唖然とした表情のシンと、どこかへ行くアスランの背中を見つめ続ける、ワイの後ろ姿だった。

 

  

 

 

この日から、ワイはシンから、アスランの愚痴を聞く相談役となった。

 

 

 

 

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