悲報:ワイ、失敗作の失敗作になってもうた   作:ノウ焼かれしもの

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今回は戦闘描写がありません。閑話と思って読んでください。


オーブ到着、再会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

313:イッチ応援隊

はえー背部にバズーカとミサイルポッドが二つ、それにブレードトマホークも二つマウントされてるんやな。

 

314:イッチ応援隊

それに装甲はPS装甲やなくてVPS装甲なんやな。これはイッチの改造?

 

315:イッチ

バッテリーにしたことでPS装甲が電力をめちゃくちゃ食うから装甲をまるまる変えたんや。

 

316:イッチ応援隊

なるほどな。それと肩に付いたクソデカブースターは何?

 

317:イッチ

それもワイの改造や。ザクウォーリアより速度が遅かったし、武装増やしたりVPS装甲にした結果速度を上げるためこうするしかなくなったんや。

 

318:イッチ応援隊

あっそっかぁ…。

 

319:イッチ応援隊

でも不思議な機体やな、顔はザクIに近いのに他の要素で別の機体に見えるな。

 

320:イッチ応援隊

身体はマッチョで顔はシンプルなんよな。

 

321:イッチ応援隊

でも前よりマシでは?パンジャンドラム装備したジンとかよりは。

 

322:イッチ応援隊

えっ何それは……。

 

323:イッチ応援隊

それより前にふざけてイッチが作ってたマニュピレーターが十以上ある機体じゃないだけマシや。

 

324:イッチ応援隊

それはそうやな。

 

325:イッチ応援隊

イッチが戻って来たと聞いて今きたんやが、どういう状況?

 

326:イッチ

今ミネルバに乗ってオーブに向かってるところや。カガリとアスラン、デュランダルが乗っているから、オーブに送り届けんといかんのや。

 

327:イッチ応援隊

なるほどな。

 

328:イッチ

そんで今んとこまだ時間があるからワイの今の機体を説明してるところや。

 

329:イッチ応援隊

その説明している機体なんやが、だいぶゲテモノなんよな。

 

330:イッチ応援隊

武装も多いし機動性もイッチがブースターやスラスター増やしたせいでおかしなっとるしで、なんで乗れるんか分からん機体になっとるんや。

 

331:イッチ応援隊

えぇ…。

 

332:イッチ応援隊

それに機体が故障しても、ザクPは元々量産試験機。直せる整備士が殆どおらんとかいう困った機体らしい。

 

333:イッチ応援隊

なんでイッチはそれ乗るんや?ザクウォーリアとか貰えんかったんか?

 

334:イッチ

しゃーないやろ。これよこした教官が機体申請蹴り飛ばしたんやから、これ以外ワイにはないんや。

 

335:イッチ応援隊

なんというか、イッチ大変やな…。

 

336:イッチ

ワイは全く大変やと思ったことはないんやけどなぁ。

 

337:イッチ応援隊

それより、もうそろそろで地球に着くんか?

 

338:イッチ

そうやなぁ…そろそろ何かあっても。

 

 

『総員着水の衝撃に備えよ。』

 

 

おっ、もう着くみたいや。

 

339:イッチ応援隊

うわっ結構画面が揺れとるな。

 

340:イッチ応援隊

イッチ大丈夫か?

 

341:イッチ

ワイは大丈夫やで。それより着いたみたいや。

 

342:イッチ応援隊

おお。

 

343:イッチ応援隊

これは、海の上か?

 

344:イッチ応援隊

恐らくミネルバは太平洋に降りた筈や。あっとるかイッチ?

 

345:イッチ

あい、ここは太平洋の海。ここからオーブを目指すそうや。

 

346:イッチ応援隊

忘れていたんだがイッチ、ユニウスセブンが原作通りなら…。

 

347:イッチ

そうやな、ユニウスセブンの欠片はいくつか落ちた。現に画面外では難民がおる。証拠に声が聞こえるやろ?

 

348:イッチ応援隊

確かにそうだが……。

 

349:イッチ応援隊

いざ声を聞くと、彼らも生きてるんだと実感させられるな………。

 

350:イッチ

………まあ暗い話題も終わりや!ほら、向こうで何かやっとるで!!

 

351:イッチ応援隊

ん?あれって……。

 

352:イッチ応援隊

アスランとルナマリアか?でも何をしてるんや?

 

353:イッチ

どうやら今訓練規定中みたいや。ついでに、ルナマリアとアスランのイベントでもある。

 

354:イッチ応援隊

イッチは行かないんか?

 

355:イッチ

ワイは行かない。原作のイベントを壊すのは極力したくないしな。たとえ小さなイベントでも。

 

356:イッチ応援隊

イッチ………。

 

357:イッチ応援隊

イッチ、今聞いてもええか?

 

358:イッチ

時間あるかええよ。何が聞きたいんや?

 

359:イッチ応援隊

イッチは、イッチだよな?誰か別の人間とかではなく。

 

360:イッチ

ワイはワイや。もしワイが別人なら、この掲示板に弾かれてレス打てんやろ。

 

361:イッチ応援隊

そらそうか。どうやらちゃんとイッチみたいやな。

 

362:イッチ応援隊

これで安心して見てられるで。

 

363:イッチ

何でわざわざワイに聞くんや?疑う理由あったか?

 

364:イッチ応援隊

無いとは思うがイッチの中身が別の人間の可能性もあったからな。確かめときたかったんや。

 

365:イッチ応援隊

行った世界によってはそういう事が起こるんや。

 

366:イッチ

なんやそういうことか。でもまあ、ワイに万が一があった時の保険はかけとる。安心していいで。

 

367:イッチ応援隊

その保険を教えて欲しいんやが……。

 

368:イッチ

それは無理や。本当に万が一の保険やからな。

 

369:イッチ応援隊

そう……(興味なし)

 

370:イッチ

ん?誰かワイに近づいてくるで。

 

371:イッチ応援隊

あれ誰だ?

 

372:イッチ応援隊

あの白い髪にクルーゼみたいな声……。

 

373:イッチ応援隊

ということはあれはレイか。

 

374:イッチ

どうやらそうみたいや。でも何でワイの方に来てるんや?シンと話してたみたいやが。

 

「あなたは上陸しないのか?上陸許可は出ている筈だが。」

 

どうやらワイが艦から出ないのが怪しかったらしい。

 

375:イッチ応援隊

まあそりゃそうか。怪しまれるはな。

 

376:イッチ

まあここは普通に艦を降りるとしよう。後ついでに、これも匂わせようか……。

 

377:イッチ応援隊

ん?イッチ何を言おうとしてるんや?

 

378:イッチ応援隊

大丈夫や、ただレイの心を少し揺さぶっとくだけや。

 

「いえ、どうせならシン君と一緒に上陸しようかと。シン君も一人のようですし。それと貴方……」

 

「どこか、ラウ・ル・クルーゼに似ているような……?」

 

「…!?」

 

「いえ、何でもありません。それではお先に失礼します。」

 

「………。」

 

 

379:イッチ応援隊

おいおいおい。

 

380:イッチ応援隊

イッチ死んだわ。

 

381:イッチ

何でや死なんやろ。もしレイが殺そうとしてきてもシンが何とかするやろ。

 

382:イッチ応援隊

そんなんがフラグなんだよなあ。

 

383:イッチ応援隊

でも実際にはクルーゼ生きとるやろ?

 

384:イッチ

>>383

生きとるで。ジェネシスのあの戦いでワイが三隻同盟に押し付けたからな。クローンとか諸々のデータと治療薬と一緒にな。だから今頃、クルーゼはターミナルにでも所属してる筈や。

 

385:イッチ応援隊

キラもラクスもクルーゼについてもっと細かく知ったら何とかなるのか…?

 

386:イッチ応援隊

そこはキラとラクスを信じるだけやな。

 

387:イッチ応援隊

それよりシンも一緒に来てるみたいやがええんか?

 

388:イッチ

問題ないで。それよりこの後会うキラとの会話が大事や。

 

389:イッチ応援隊

あっそっかぁ…。

 

390:イッチ応援隊

シンとキラが最初に会話するのはこのタイミングか。

 

391:イッチ応援隊

でもイッチの見た目ってさあ、SEEDの時に消えたイチツを少し成長させた見た目だよな?大丈夫?キラに気づかれるやろ。

 

392:イッチ応援隊

あっふーん(察し)

 

393:イッチ応援隊

まずいですよ!

 

394:イッチ応援隊

>>393

何がまずい?言ってみろ。

 

395:イッチ応援隊

>>394

おは無惨。はよ太陽に焼かれてクレメンス。

 

396:イッチ

そこは大丈夫や。ワイの演技力で何とかしてみせるで。

 

397:イッチ応援隊

駄目みたいですね…。

 

398:イッチ応援隊

心配やな…。

 

399:イッチ

何でやワイの演技力は問題ない筈や。

 

400:イッチ応援隊

ほんまか?

 

401:イッチ応援隊

こればかりはイッチ信じるしかないしな。

 

402:イッチ応援隊

ちなほんとにキラから聞かれたらどうするんや?

 

403:イッチ

まあそこはあなた誰?私は私、あなたと面識ありませんとでも言っておくで。

 

404:イッチ応援隊

ならいいのか…?

 

405:イッチ応援隊

とりま頑張れよイッチ。

 

406:イッチ応援隊

ワイらは何もできん、イッチの蒔いた種や。

 

407:イッチ応援隊

修羅場にならんように祈ったら?

 

408:イッチ

なんか辛辣やなお前ら…。

 

409:イッチ応援隊

信用できないイッチが悪い。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

────────

 

 

 

 

 

 

ワイはまたスレから意識を離し、話し掛けてくるシンと会話しながら歩き始めた。話をする様になって、ワイの中でのシンのイメージは変わった。シンは確かな被害者であり、本来は優しい少年だったのだと。

  

 

そんなことを考えながら会話しつつ、あの場所に向かってゆっくりと進んでいく。原作でシンが初めてキラとラクスに出会った、あの慰霊碑だ。

 

 

慰霊碑に近づくにつれ、夕陽で隠れていた全貌が徐々に露わになっていく。

 

そびえ立てられた慰霊碑と、取り囲むように咲く花々。そしてそれらに祈る形で黙祷を捧げるものがいた。

 

ああ、キラだ。そう自信を持って言える位、ワイには確固たる確信があった。 ワイはキラとの思い出を静かに懐かしみ、感傷に浸った。

 

その間にシンとキラは会話していた。ワイは感情に浸るのに夢中で会話を聞くことはなかったが、それは些細なことだった。

 

ワイが過去の思い出から意識を離し、目の前の人物に目を向ける。キラは困惑を隠しきれない目でワイに視線を向け、声を掛けていた。

 

 

「君は……?」

 

  

「あなたは……」

 

 

これが、二年ぶりとなる二人の再会であった

 

 

 

 

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