「落ちこぼれ才能なし!!ハルウララの妹!!ふざけるな!!そこまで言うなら俺が引き受けてやるよ!!」   作:神熱

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 「さぁ今度こそ勝つぞ。ここで勝たないと現役続行不可能である…

 「さぁ今度こそ勝つぞ。ここで勝たないと現役続行不可能である未勝利戦が始まります。どのウマ娘が勝つのか楽しみですねぇ」

「そうですね。ここで一勝して未勝利って看板を抜け出してくれるといいですね」

「さぁゲートに入りました。スタートしました。一番人気シップクン好スタート。何度も何度も二着で負けてきましたねぇ。今度こそ勝つか?シップクン」

 

 (勝つのかじゃない。勝つために走っているんだ!!だから輝いているどのウマ娘よりも希望に溢れている。そんな彼女を支えてあげるのが俺の仕事だろう。トレーナー純)

 

「いいペースだこのままのポジションをキープしろ」

 

 (息を吸って力を抜き最後の直線に全てをかける。大丈夫シップクンは負けない。もう負けすぎたんだから)

 

 落ち着いてレース配分をした。数々の失敗を乗り越えて初めて最高のレース展開に入った。

 

 そこから脅威の末脚誰も追いつけない幻かと思うこの末脚に感動をした。だがしかし追いつけないとはいえ……

 

「逃げる逃げるサリエール。一生懸命に逃げているぞ。粘る粘るサリエール。怒涛の末脚シップクンか?完全に2人の勝負に入る。もう少しでゴールだ。」

 

(大丈夫だあせるな。このままいけば勝てる。だがこの末脚に彼女の脚はもつのか?)

 

「だが彼女達にとっては長いゴール。少しでも速く走りたいその思いが両者ぶつかる。ここでなんとシップクンが抜け出した。差し替えそうと必死に走るサリエール。もうこれは決まったシップクン。ここでシップクン失速。再び並んだ」

 

[負けられない。これ以上負けたら終わる。全ての思い出が台無しになる。ダメ純君を最高のトレーナーであると言わせるまでは負けない。それを果たせるのはワタシしかいない。無茶してでも勝つ]

 

(雰囲気が変わった。この雰囲気。怪我してでも走り抜く雰囲気。ヤバいこれはただの勝ちじゃない。俺は言ったはずだ。「怪我はしないでくれ」て。後味が悪いよ。こんな勝ち方認めない)

 

 純トレーナーの応援は止まってしまった。だが純トレーナーの応援した想いは伝わり彼女のレースを支えた。

 

「さぁシップクン。サリエールどちらも抜け出せない。両者の想いは離れていてもバチバチと感じます。ここで決着がつきました」

 

 [負けた。負けた最後勝ったと思ったけど負けた。惜しかった。悔しい。写真判定の結果が出た。どうせ負けでしょう。勝った。ワタシが勝った。ごめん勝利のダンスは踊れないよ純君。ワタシにはもう力がない]

 

「勝ったのはなんとシップクンでした。念願の勝利おめでとう。シップクンと落ちこぼれトレーナー。遂に成し遂げました!!」

 

 そこからは純トレーナーの嫌な雰囲気通りで一年の休養が必要となった。その後は純トレーナーが面倒見ながら新しいウマ娘を探す。まだ担当ウマ娘はシップクンしかいない。

 

 チーム漆黒の翼は無くなる危機に陥ってしまった。純トレーナーの父から授かったこのチームは最強と言われていた。だが純トレーナーは今日までまで一度も勝利へ導けずにいた。そして念願の勝利。嬉しくないはずがない。

 

 (だがやはり喜べない。怪我を悪化させてでも勝つ。間違っている。怪我したら大人しく次のレースはもうない。でも全力で走った子にそんなことは言えない)

 

 そんな暗い気持ちでいた。そんな彼はとある選抜レースに目を向けた。セイウンスカイ、スペシャルウィーク。グラスワンダー、キングヘイローがなんとトレーナーが見つかったはずなのにターフに立っていた。だが純トレーナーが注目したのは別だった。

 

 「えっと今回は完全勝利を成し遂げた4人のウマ娘が参加します。トレーナーは全員見つかっていますがなんとレースに出るそうです。おっと1人乱入しました。これはゴールドシップです。ピースピースしてゲートを嫌がりながら自分の意志で入りました」

「はぁマジかよゴールドシップかよ。もうこのレースドンドンレベルが高くなっていないか?そんなんで最後のレースとなるハルルンルンが勝てないだろうぜ」

 

 純トレーナーは気づいた。誰もが勝ちにこだわるこの瞬間にメラメラと闘志が湧く存在に。

 

「さぁゲートに収まってスタートしました。ハルルンルン絶好のスタート。飛び出して行きました。まず逃げたのはセイウンスカイ。それを追うようにハルルンルン追走。内からはスペシャルウィーク。3馬身空いて外からはグラスワンダーと内キングヘイロー。2馬身後ろにゴールドシップ足を溜めています」

「はぁなんでハルルンルンの最後のレースがG1級の実力ある子のレースになっているんだ」

「セイウンスカイが最後のレース全員で走らないって自ら言ったそうです。知っていますよね?セイウンスカイのトレーナーの島崎トレーナー」

「へぇあの野郎練習サボっていたんじゃなかったのかよ。隠れて練習なんて聞いてないぞ」

 

 

{もう負けない必ず勝つ。今日勝つために中盤のスピード維持の練習をし続けた。ついていける}

<ルンルン。しっかり後ろにいる。前回より成長している。でも勝てないよ。セイちゃん最初から本気だよ>

#フーン、セイウンスカイが注目してるだけあるな!!でもゴルシちゃんの勝ちだな。邪魔だ邪魔だドケドケゴルシ様の登場だぜ#

 

「逃げる逃げるセイウンスカイリードを広げにかかるも、スペシャルウィークが追い縋る」

 

(なんだこの熱量は感じる。闘志を俺は感動している。もう新狩りまでなって差が開いているというのに)

{行かせない。このレースの勝利は私のもの。邪魔はさせない。負けてたまるかぁっぁぁっぁぁ}

 

「なんとセイウンスカイとスペシャルウィークここでスピードが落ちた。落ちた。それを捕らえるかのようにグラスワンダーとゴールドシップが突っ込んでくるが再び二人ともスピードダーン失速」

「なんだこれはどうなっている?そう言えば前回もこんな感じだった。だが失速したのは全員」

「ハルルンルン頑張れ!!」

 

(声をはれ。少しでも勝って欲しい思いをぶつける。このウマ娘を俺は応援したい。だから俺の担当ウマ娘に志願する。無理でも応援し続ける。

 

「なんと懸命に走るハルルンルンにはじめての応援これに応えられるか?」

「無理だろう。もうここからどうやってくるとあれ差がだいぶ縮まっていないか?」

 

{私への応援の声それに応えないと。私の勝利を願っている声勝つ。勝つ邪魔するなあっぁ}

#へへこんなのゴルシちゃんのワープ見せてやるぜ#

 

「ゴールドシップ完全に抜け出した。セイウンスカイ追いつけない誰も追いつけない。ゴールドシップ加速加速する。ゴールドシップ。まだ選抜レースの時期ではないのに勝ちました。やっぱりゴールドシップは強かったで終わらない。ハルルンルンがゴールドシップのフォームを改造している。加速加速止まらないルンルンフォーム。だがしかし惜しくも届かずスペシャルウィーク、セイウンスカイ、グラスワンダーがゴール。だがしかしおしくも5位でゴールイン。キングヘイローには勝ちました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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主人公の固有スキルに名は考え中ですが芝適正全員を2段階落として。落とした数分ハルルンルンの芝適正をあげるです。さらに少し加速します。ですがゴールドシップのワープする勢いは止められないです。
ダートA 芝G
距離適性は長距離以外Aです。長距離はG
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