隙間旅行ハイスクールD×D 間違っても神様ではありません(凍結   作:只今更新凍結中

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覇龍、登場しましたね。
あの歌が出てたんでどうなるかと思ってましたが……これ以降はネタバレなんでやめときましょう。
私の作品ですか?さてどうなるでしょうね?


友達を助けるために

「で、到着したわけだけどどうするんだい?」

 

教会に到着した俺達はどうするか考えていなかった。

部長と朱乃さんは、ほかの堕天使の相手をすると別行動であり、

 

「お膳立てはしてあげる。絶対に成功させなさい。

貴方は私の最強の兵士(ボーン)なのだから……」

 

最強の兵士……俺は左腕を見る。俺なんかが……

いや、今はそんなこと考えてる時じゃない!!

 

「大体の内装は知ってる。それにやることなんてひとつだろ?」

「……えい」

 

俺の隣の小猫ちゃんは教会の門を殴り壊した。掛け声と違い、扉が勢いよく吹き飛んでったんだけど……

 

「とりあえず、開いたし行こうか」

 

明久、これを空いたって言わねぇ!!どうしようか……壊したの俺等ってバレたら……

 

「大丈夫だよ、兵藤くん。部長もそこらへんは考えてるはずだから」

「……そうだな。木場、ありがとう」

 

イケメンだが、話してみればいいやつだった。

 

「さ~てと!!」

 

中に入ると明久は突如どこからともなく数本のナイフを取り出し、投擲した。

いや、なんでそんなもの持ってるんだ!?

それは隅の柱の影へと飛んで行き、影から人が避けるように現れた。

 

「あってめぇは!!」

「これはこれは悪魔の御一行様!!お久しぶりでやんすね!!

てかいきなりナイフ投げてくるなんてどんな頭してるんですかねこんちくしょうめ!!!」

「影から人を狙ってるような奴に言われ……」

 

【メキメキメキッ!!】

 

「うん?」

 

明久とフリードが言い争ってるのをよそにとなりから不穏な音がする。

それは……

 

 

長椅子を破壊し、持ち上げる子猫ちゃんの姿。

 

「……てい」

「うをっちゃ!?」

 

ていという掛け声とかけ離れた速度で放たれる椅子。

しかしフリードも負けずと変な声を上げながらも、長椅子を光の剣で切り裂き……

 

「もういっちょ!!」

「うわらば!?」

 

明久の放った石柱に巻き込まれ、窓を突き破っていった。

あれ?壊れた石柱なんてあったか?俺は横を見ると、たった今壊されたであろう残骸が目にうつる。

 

「……やりますね、明久先輩」

「なんの、負けてられんよ」

 

……見なかったことにしよう。隣で木場も苦笑してるしな。

 

「ほう、フリードを軽くあしらうか」

 

背筋を這うような悪感。俺達はすぐさまその声の方を探した。

それは教会のだいぶ罅の見えるようになってしまったステンドグラス。

その窓枠?に男が座っていた。

だが分かる。戦いとかそういうのがわからない俺でもわかる。

コイツは危険だ。

 

「なかなか面白いな……あの縛ったはずの小娘は消えててムカついてたが、これなら面白いことになりそうだ」

 

縛ったはずの娘、この言葉を聞いた瞬間明久がぴくりと反応した。

どうしたんだ?

 

「さてと、ってことで依頼でもあるしさ」

 

男は立ち上がった瞬間、その姿が霞むように消え、

 

「依頼の方を先に済ませたらじっくり相手してやるよ」

 

ちょうどフリードに椅子を投げるため俺の前にいた子猫ちゃんの眼前にいた。

そして一瞬の出来事に動けない俺等の前でその手に持った刀は抜き放たれており、その刃先はまるでスローモーションのように子猫ちゃんの胸元へと迫る。

「チッ!!!」

 

しかしその途中で男はバク宙をするように後方へと飛んだ。なんでだ?

男は頬を抑え笑う。かすかに見えるその頬は赤くなっており、唇からは血が垂れていた。

 

「驚いたね~まさか防がれただけじゃなく攻撃をもらうなんてね」

 

いつの間にか明久は子猫ちゃんを抱き止め、その拳が突き出されていた。

あの頬の赤み、明久が殴り飛ばしたのか!!!

 

「……イッセー、祐斗、子猫ちゃん。先に行ってて。あの祭壇の裏、階段があるから」

 

明久は子猫ちゃんを離すとそう言って前に出た。

 

「まて、いくらなんでも一人置いてくなんて……」

「今の一撃に反応できた?」

「……」

 

明久の無情とも言える一言に言葉を失う。

……全く見えてなかった。反応もできなかった。

実際木場達も見えてなかった。もしくは見えてたとしても反応できたか怪しかったのか表情を曇らせる。

 

「それに君の本来の目的はこんなキチガイじゃないでしょ?」

 

そう言って瞬間男はまた姿を消し、今度は明久の姿も霞む。

その瞬間金属のぶつかり合う音が数度響き、またふたりは姿を現した。

 

「っち!!」

「こんな感じで不意打ちするような人だしね。それに僕の用事はどうもこの男の人らしいからさ」

「……わかった。いくぞ、木場、子猫ちゃん!!」

 

俺達は急ぐように祭壇の裏に回り込み隠し扉を開く。

そして階段を下りていると入口からまた金属のぶつかり合う音が響いた。

絶対早く終わらせてみんなで帰るんだからな!!無事で……勝ってくれよ、明久!!!

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