隙間旅行ハイスクールD×D 間違っても神様ではありません(凍結   作:只今更新凍結中

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スランプなのかもしれない。
そしれリアルも今年に入って不幸しか……


クラスメイト、人間やめてたことに気付いたようです。   今お前もだと思った人は夢想天生

祐斗(自己紹介後そう呼ぶことにした。う~ん幽香達で慣れてるせいか、敬称が苦手なのかな僕?)について行くこと数分。

裏の森林を抜けるとそこには旧校舎が……いや、ど真ん中にか。

しかし僕の眼にははっきりと人払いの結界が写っており、きっと一般生徒には、

 

「あ~そういや旧校舎があったな」

 

程度の認識で離れるようにしてあるのだろう。まぁ、認知してしまうと効果が薄いようだが。

 

旧校舎のドアを開き奥へと進んでいく。そしてある部屋の前にたどり着いた。

 

 

オカルト研究部

 

((うわ……))

(……ださ)

 

一誠と明久の思考が重なり、ORTからは辛辣な思考が明久に送られる。

祐斗はドアを開け、導かれるように入ったその先には、

 

ロウソクにより薄暗く照らされ、幾重もの魔法陣がかかれた部屋だった。

しかしその魔法陣はただの柄というわけではない。

結界、そして探知系かな?

僕はそう考えながら少し周りを見るとソファーで羊羹を食べている子猫ちゃんを発見する。

 

「彼女は1年の塔城子猫さんだよ」

「マジかよ、あの子もオカルト研究部?」

 

祐斗はイッセーに部員の紹介をしているみたいだ。しかしイッセー。何考えてるかまではわからんけど、絶対まともな事考えていないな。ニヤけてるし……

次に目に入るのは……シャワー?

なんで一部室の個室にシャワー!?しかも誰か入っているようだ。

そして隣のイッセーの鼻息が荒い。

 

「……いやらしい目つき」

「ガン見しすぎだよ」

「ガフ!?」

 

子猫ちゃんからの一言と僕の肘打ちにイッセー吹き出し、悶絶しはじめた。

 

「あらあら……フフフッ♪」

 

シャワーの横に待機していた(と言うよりタオルを渡していた)黒髪の女性が微笑みながら近づいてくる。

 

「大丈夫かしら?」

「え、あっはい」

「貴方が新しい部員さんですわね。私、副部長の姫島朱乃と申します。どうぞお見知りおきを……」

「あっどうも兵藤一誠です。初めまして」

「吉井明久です」

 

祐斗の時点で予測はしていたが彼女もですよね。てか自己紹介時も言ってたな、そういや。

話題で上がっていたのは聞いていたけど、確か二大お姉さまだっけ?

まぁその一角であり、大和撫子を体現する先輩だと。そしてイッセー毎度反応しないでくれ。てかそんなに胸凝視したら失礼でしょ……

 

「お待たせ。ごめんなさいね、昨日お風呂入らなかったから」

 

そう言ってカーテンの先から現れたのはシャワーを浴び終えた事の呼び主……

 

「では、改めて。ようこそ、我がオカルト研究部へ。歓迎するわ……

 

 

悪魔としてね」

 

リアス・グレモリー先輩だった。

 

_____________________

 

 

「え、え~っと悪魔でしたっけ?ちょっと普通の高校生には難しい話というかなんというか……」

 

僕とイッセーはソファーに腰を下ろし、グレモリー先輩の話に耳を傾ける。

まぁ確かにいきなり悪魔です。堕天使です。天使です。とか言われても混乱するよね。

 

「……どうぞ」

「あっどうも」

 

隣に座っていた子猫ちゃんが羊羹を分けてくれた。

ちなみに席は僕と子猫ちゃん、祐斗とイッセー。

グレモリー先輩は別の椅子(高そうである)に座り、姫島先輩はその横で待機するように微笑んでいる。

まぁ見た感じ普通のように見えるけど……うん、警戒されてますよね。

子猫ちゃんが僕とグレモリー先輩の間に入るように、祐斗が僕と対面するように……

言うなれば僕がことを起こせば子猫ちゃん、あるいは祐斗が。そして保険に姫島先輩が。

道案内中もイッセーは気づいていなかったようだが、祐斗は僕を観察していた。今現在も然り。

まぁきっと昨日のこと話は通っているんだろうから仕方ないだろう。

 

ちなみに話を聞いていないわけではない。

どうもあの日、僕が人狼の女性に襲われた日。イッセーは彼女、天野夕麻とデートをしていたらしく……殺された。

天野夕麻は堕天使であり、イッセーに宿る神器危険視したのが理由のようだが……

堕天使が全てそうとは思わないけど、なんとも言い切れない感覚だ。

イッセー表情からして真剣だったんだろう。しかしその堕天使はその気持ちを利用した。

僕は羊羹を齧り、話に耳を傾ける。ORTもいる?

 

「そして私がイッセーを蘇らせた。そう、悪魔としてね」

「え?悪魔……?」

 

グレモリー先輩がそう言うと同時に背中から蝙蝠のような翼が展開される。

 

「えっ翼!?」

「イッセーも生えてるよ」

「マジで!?マジだ!!!???」

 

僕のツッコミにイッセーは疑問顔に、そして翼を見て驚愕する。わかりやすいな。

 

「イッセーに自分で自覚して欲しくて接触を遅らせたのだけど……

これは正直失敗だったと反省はしているわ。まさか堕天使がそのまま彷徨いているとは……」

「てか明久!!お前なんでそんなに冷静なんだよ!?」

 

グレモリー先輩は思案にふけようとした瞬間、イッセーは僕に話題を振ってきた。あっ忘れられていたわけじゃないのね。

 

「それについては私も気にはなっていたわ。

確か明久は私たちの存在を知っているとあの時言ったわね?」

「はい」

「でも貴方からは神器を感知できない。だからと言ってコチラ側かといえばそういう雰囲気でもない……」

 

さてどうするか……別段僕もこちらの住人ではないからそこらへんの説明……あっそうだ。

 

「そうですね……まぁ、特殊な人間ってのは確かですよ」

 

僕がそう言うと足元の影が這い上がって来る。それにみんなは反応するものの、それを無視して影はあるひとつの形をとった。

 

「それは……」

 

祐斗の声に反応するように揺らめく黒いマント。

そして僕の傍らに仮面が浮かぶ。うん、失敗したかも、明らかに二人ほど警戒が強まってしまった。

 

「神器……ではないわね」

『そんなチンケなものと一緒にするな』

「「「「「!!!」」」」」

 

グレモリー先輩のつぶやきに仮面、ナイアが答えると一同は驚きの表情を浮かべ、イッセーとグレモリー先輩以外は臨戦態勢を取ろうとし、突如発せられた殺気に膝をついた。

 

「なっ……!!!」

「あらあら……」

「……」

「ORTやめて」

 

祐斗はは驚きに、姫島先輩は言葉とは裏腹に少し顔を青くさせ、子猫ちゃんは隣にいたせいか元々か、声を発せずにいる。

僕は殺気の主、頭の上にいるORTに声をかける。

 

「……」

 

ORTは答えないがまだ殺気を発している。威嚇の意味だからこそ殺す気はないからこその殺気だが……

 

「ORT、もう一度だけ言うよ。やめて」

「……」

「僕の言葉が聞こえないのかい?」

 

これ以上は困る。

明久の声の怒気を感じたのかORTは殺気を収めるもじっと警戒の視線を向けていた。

 

「すみません、うちの子が」

「いえ、話を聞かずに敵意を向けたのはこちらだから」

 

グレモリー先輩は顔を少し青くさせそう答えてくれる。

うん、失敗したな……

僕はORTをひっぺがすと擽り始める。痛覚とか感触はあるのは実証済みだ。

 

「……!!??」

「えっとでは続きですが……」

 

ORTはもがき、逃げようとするが逃すわけ無いでしょ。

 

「まぁこんな感じで使い魔だとかいますからね。その関係上そういった話に詳しいんですよ」

「そ、そう……」

「……」

「と言っても敵対だとか、なにかしようとか思ってこの街に来たわけじゃないんで安心してください」

「それならいいんだけど……その子、大丈夫なの?」

 

部長は少し引きながらもそう指さす先には

 

 

僕の膝に擽りによりぐったりしたORTがピクリとも反応せずにいた。

 

「罰なので」

「そ、そうね。なら仕方ないわね……」

 

そんな少し恐怖した表情で見ないでください。

 

『まぁORTが殺気出さずとも……貴様らでは今の明久でも傷つけることすらできないさ』

「ナイアも喧嘩ふらないの」

「……なんというか驚き通り越して呆れを感じてきたわね」

 

ナイアの嘲笑いを僕は窘め、グレモリー先輩はため息をついた。

あれ?なんか全て僕が悪いというように感じるのはなんでだ?

ほかのみんなも息を整え、そんな僕たちに苦笑していた。

まぁ、イッセーは殺気を向けられてないのもあって何が起こったのか分からずに頭に疑問符浮かべていたが……

 

「……そうね……」

 

グレモリー先輩はまた考えるように唇に触れ……

 

「ねぇ、明久」

「なんでしょう?」

 

 

 

 

 

「悪魔になる気はない?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あっ無理です」

 

 

グレモリー先輩の勧誘に僕は即答した。

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