隙間旅行ハイスクールD×D 間違っても神様ではありません(凍結   作:只今更新凍結中

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あとで修正入れるでしょうが一応投稿。相変わらずの駄文ですけどね


力の半覚 僕は僕で絡まれる。

僕の即答にイッセーは驚きの表情を、グレモリー先輩はやっぱりかという表情になる。

 

「やっぱり……ね」

「すいません」

 

たとえどんな理由であろうと僕は出来る限り人であることはやめたくはない。まぁ、例外はあってもだ。

 

「いえ、元々出来るかもわからないもの。勧誘できたらいい程度だったから」

「出来るかわからない?」

 

イッセーの疑問にグレモリー先輩は頷き、ひとつのコマを取り出す。

それは俗に言うチェスの駒の騎士だった。

 

「それはなんですか?」

「これは悪魔の駒(イーヴィル・ピース)よ」

「イーヴィル・ピース?」

「他者を下僕悪魔として転生させる物ですよね」

 

僕の簡易的説明にグレモリー先輩は頷く。

あの人狼の女性もそれによって悪魔になっていた。しかし僕の予想が正しければそれはすべてを転生できるわけではないはず。

 

「これは確かに他者を悪魔に転生させることができる。

けれど転生させるにはそれ相応の持ち主の力が必要にもなるし、使用相手によって駒の消費量も決まるの」

 

そう言うと少し困ったようにため息をつき、

 

「予測では明久の力はその仮面の言うように私達をはるかに凌駕している。

それこそ駒の中でも一番の力を持つ女王でも難しいわね」「なるほど……」

イッセーは少し不思議そうにしながらも納得したように頷く。

あの女性から出てきたのは兵士の駒4こ。それから考えても僕の予想は正しかったようだ。

 

「けど、無理って言った理由はそれだけじゃないんですよね」

「そうなの?」

「駒、貸してくれますか?」

 

グレモリー先輩は不思議そうに僕にその騎士の駒を差し出してきた。

 

「えっと、ちゃんと直して返しますね」

 

僕がそう言ってコマを受け取ると……駒に亀裂が走り、急激に力が霧散した。

 

「……え……これはどういうこと?」

「僕は干渉系の力を受け付けません。多分と予想してたのですが……」

僕は騎士の駒を握り締め答えた。

『あらゆる状況下で我を貫く程度の能力』

予想通りこの能力によって駒による悪魔に変質させるという力は僕には一切受け付けられず、逆に駒が壊れたというわけだ。

 

「それにしてもどうしようかしら。駒が壊れるなんて……」

「あ、どうぞ」

 

僕は頭を抱える先輩に駒を返す。それは先程と同じ、綺麗(・・)な騎士の駒だった。

 

「えっ、え?」

 

その光景に部屋に居たイッセー以外の全員は驚いた表情を浮かべる。

それはそうだ。はっきりと壊れたところを見ていた駒が治って戻ってきたのだから。

 

《まぁ、明久を悪魔にするなどあの二人が許すはずもないがな》

《そこは……》

《認めませんよ?》

《と言うよりやろうとしたらとりあえずその世界をなかったことにすることから始めるけどいい?》

《《《おい馬鹿やめろ》》》

 

ナイアの心話に刹那はやらせないということを意思表示し、無月は何やら恐ろしいことを言い出した。

 

「……何でもアリっていうことね」

 

心の中で会話をしていると何やら諦めた表情でグレモリー先輩がため息をつき、

 

「そう言えばグレモリー先輩、さっき話してた神器ってのはどうやって出すんですか?」

「あっごめんなさい。……コホン、イッセー、手を上にかざしてちょうだい」

 

イッセーは立ち上がり、言われるままに左手を上げる。

 

「目を閉じてあなたの中で1番強いと感じる何かを心の中で想像してちょうだい」

「い、1番強い存在……?ど、ドラグ・ソボールの空孫 悟かな」

 

なにかの漫画のキャラかな?僕はその様子を眺めていた。ナイアも興味深そうに漂っている。

 

「その存在を真似るのよ。強くよ、軽くじゃダメ」

 

グレモリー先輩の言葉にイッセーは構えを取る。

そして、

 

「ドラゴン波!」

 

気合と共に発せられた声に応えるように左腕が輝き、赤い篭手のようなものが現れた。

 

「えっな、なんじゃこれえぇぇぇぇ!!??」

「それがあなたの神器よ、『龍の手(トゥワイス・クリティカル)』。

そこまで珍しくないものだけど……少し形状が違うわね、亜種かしら?」

 

珍しくない……一般的な物ってことか?

いや、それはありえない。確かに今は力を感じにくいが、確かにあの宝玉から強い力を感じる。

 

「さてと……時間もいい時間帯だし、明久はどうする?」

 

悪魔にとって夜が一番活発な時間帯。

しかし僕のような人間は寝る時間帯。

 

「そうですね、一旦帰ります」

「わかったわ。力があるのは理解できたけどこれを……」

 

そう言って渡されたのは転移用の呪印が書かれた紙。

さっきの話と昨日の魔法陣からしてグレモリー家を表すものだろう。

 

「何かあったら使って頂戴」

「ありがたく頂きますね」

 

僕はそのまま部屋を出ると真っ直ぐ帰路についた。

 

 

 

 

 

 

 

次の日、ものすごい興奮状態のイッセーに絡まれ(ハーレムがどうとかさけんでいたので一撃でとりあえず沈め)、グレモリー先輩からの提案によりオカルト研究部に籍を置くことにした。

そして子猫ちゃんに約束通りお菓子を作り、それを部長(そう呼ぶように言われた)達にも分けた所かなりショックを受けながら黙々と食べるという混沌が生まれ……

またORTが鞄に潜り込んでたがもう放置し、一応で部室に顔を出したあとの帰路で……

 

 

 

 

 

 

「お前、何者?」

 

 

 

 

 

 

黒い危ういゴスロリ服を着たこれまた黒髪の少女に絡まれた。

 

 

なんでやねん。

 

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