レック達の世界にやってきたキュウジ(うp主の分身)は、持ち込んだタブレットを使用してレック達にゲームというものを体験してもらった。
その中で、バーバラとターニアは本気ムドー戦に挑んでいた。
「ちょっと!せいけん突き!ちゃんと当たりなさいよ!」
「それに回復役が眠ったら一気にピンチになりますね。」
2人はなかなかうまくいかない展開にシビレを切らしつつあった。
彼女達はその後も対策を立てはしたが、ゲントの杖を前衛役に持たせるという発想が出てこなかったため、最後は数打てば当たると言った感じの運ゲーになってしまった。
「もうイヤ!何回やっても何回やってもこの太っちょが倒せないわ!」
「そうね。こうなったら他のことをやってみましょうか。」
バーバラとターニアは被害者数が24(0勝6敗)になった時点で本気ムドー戦を投げ出してしまった。
一方、遠目から様子を見ていたキュウジは何度もアドバイスを送りたくなったが、結局最後までそれをしなかった。
マシンマスターとデスマシーン相手に苦戦を強いられたアモスは被害者数が12の状態で、次にレティス戦を選んだ。
「もう機械相手はこりごりです。鳥なら勝てるでしょう。」
彼は気持ちを切り替えて勝負に挑んでいった。
しかし相手は完全2回行動で、キラーマジンガ並みの通常攻撃に加えてライデインやわしづかみをしてきた。
「ええっ!?この鳥さんも2.4.1.じゃないですか!!」
なめプしていた影響もあってあっさりと負けてしまったアモスは、2回目の勝負でまずバイキルトとスクルトで応戦することにした
するとレティスはそれを見透かしたかのようにいてつく波動を使い、せっかくの強化を台無しにしてしまった。
「そんな、ひどい…。」
予想だにしない状況を見せつけられた彼は思わず呆然としてしまい、すっかりペースを乱してしまった。
それでもレティスは攻撃の手を緩めず、メダパニーマを使ってこちらを大混乱に陥れてきた。
「あの…、完全に5.6.3.気ですか!」
彼の気持ちと裏腹に、画面上のキャラクター達はまたもや滅多打ちにされ、2回連続でボロ負けになってしまった。
「ほ、本当に5.0.1.ですね。これで実力試しなんですか…。」
彼はもう一度勝負を挑んだが、「7.9.4.アモス平安京」と言わんばかりに惨めな3タテをくらってしまい、9.8.4.1.気持ちでいっぱいだった。
一方、キラーマジンガ一体と戦っているレック達は、画面越しにレッサー(能力はレック)、スミス(ハッサン)、ツンツン(ミレーユ)、キングス(チャモロ)を操作して勝負に挑んだ。
しかし3戦目にスミス(きせきの剣と力のルビーを装備)以外の3匹がメラミ攻めをしたところ、マホカンタで被ダメ新記録を打ち立てたため、呪文攻撃を封じられてしまった。
(その後は回復が追い付かず、あえなく撃沈。)
4戦目はツンツンが受け流しを選び、キングスが仲間呼び(軍隊呼び)でお金を払ってドランゴを雇うことにした。
先制してきたキラーマジンガはスミスとキングスに強化攻撃を浴びせてきたため、ツンツンの作戦は無駄行動になってしまった。
そんな中でレッサーは炎のツメのメラミ、ドランゴははやぶさぎり、スミスはせいけん突きを浴びせた。
次のターンで、レックは回復よりも玉砕覚悟で攻める選択を選んだため、スミスは捨て身で攻撃した。
幸い攻撃は当たったものの、キラーマジンガの反撃で一気にKOされてしまい、2回目の攻撃はツンツンに来た。
すると今度は受け流しが成功したため、相手にダメージを与えた。
続いてドランゴのはやぶさぎりとレッサーの会心の一撃でついにキラーマジンガに勝利をおさめた。
(被害者数:13)
「やりましたね!ついに倒しました!」
「本当にここまで長かったわね!」
チャモロとミレーユは両手を上に突きあげながら喜んだ。
「これで海底宝物庫に行けそうだね。」
「まあ、被害者は出しちまったけれどな。」
レックとハッサンは大きく息を尽きながらほっとした。
するとそこにキュウジがやってきて「みなさん。喜んでいるところ悪いんですが、現地ではキラーマジンガ一体だけというレベル1は存在しないんです。」と言い出した。
チャモロ「ええっ?本当なんですか?」
「はい。あの時は兵士のキラさんが勘違いでそうしただけで、本来はレベル2(キラーマジンガとガーディアン)か3(キラーマジンガ2体)になるんです。」
ミレーユ「じゃあ、今の状態では勝てないんでしょうか?」
「それはそのゲームで大体分かると思います。」
「じゃあ、やってやろうじゃねえか。」
「そうですね。試しにやってみましょう。」
ハッサンとレックの提案を受けて、4人はレベル2に挑むことにした。
今度はキラーマジンガに加えてガーディアンと勝負になったが、金欠になってしまったため、キングスは仲間呼びを封じられてしまった。
しかもツンツンの受け流しは運悪くキングスに当たってしまい、HP回復が不十分だった彼はKOされてしまった。
(2回目はレッサーにヒット。)
ガーディアンはチャンスとばかりにレッサーを攻撃してKOさせてしまい、1ターンで一気に不利な状況になってしまった。
幸いスミスのせいけん突きはガーディアンに当たったものの、2対2ではもはやレック達に打つ手はなく、相手の3回攻撃の威力をただ見つめるしかなかった。
(被害者数:17)
レック「こうなったらせいけん突きが出来るメンバーを増やそう。」
ハッサン「おお。それがいいな。じゃあ、メンバー交代だ。」
ミレーユ「それだとバーバラとアモスさんを出すことになるわね。」
チャモロ「悔しいですが、私とミレーユさんはお役御免ですね。」
4人は話し合いの結果、ツンツンとキングスに代わってメッキーとアンクル(能力はそれぞれバーバラとアモス)を加えた。
そしてスミスにマグマの杖と力のルビー、メッキーにはがねのムチと星降る腕輪、アンクルにはきせきの剣を装備して挑んでいった。
戦闘が始まるとメッキーがせいけん突きでキラーマジンガを攻撃した。
一方のキラーマジンガはレッサーとスミスに、ガーディアンはアンクルをターゲットにしてきた。
(レッサーはスミスにベホマ、アンクルとスミスはキラーマジンガにせいけん突き。)
次のターンでメッキーはせいけん突きをヒットさせたが、キラーマジンガの反撃を浴びて一発KOになってしまった。
さらに2回目の攻撃はアンクルにヒットしたため、2対2の状態になり、直後にガーディアンはレッサーをKOさせたため、一気に3匹が退場になってしまった。
幸いスミスがせいけん突きでキラーマジンガの動きを止めたため、ここからは一騎打ちになった。
「よし!こいつはキラーマジンガほど強くないはずだ!やってやるぜ!」
ハッサンは自分を奮い立たせると、またまたせいけん突きを選んだ。
幸い攻撃は当たったが、相手はベホマスライムを呼んできた。
次のターンでスミスは捨て身で攻撃し、あと一歩までガーディアンを追い詰めたが、ベホマスライムがベホマを唱えたため、せっかくの努力がご破算になってしまった。
「ハッサン、魂が抜けたような顔じゃないですか!」
「どうやら緊張の糸が切れてしまったようね。」
「じゃあ、ここで降参を選択してみようか。」
チャモロ、ミレーユ、レックは石像のように固まってしまったハッサンを横目に「ドロップアウト」を選択した。
すると画面上に『ドロップアウト ファイナルアンサー? YES NO』という表示が出たため、レックはYESの部分を指で押した。
(被害者数:20)
4人はしばらく気持ちを落ち着けた後、試しにレベル3を選んだが、予想通りあっという間にやられてしまい、被害者数をさらに4匹増やしてしまった。
その後はレベル2を選び続けたが、彼らは順調に(?)被害者数を増やしていく結果になってしまった。
「うーーん…。お金があれば仲間呼びでもっとドランゴさんを呼べたんですけれどねえ…。」
「私も受け流しがもっとうまくいけば、戦況を有利に出来たはずなんだけれど…。」
「とりあえずキラーマジンガにはせいけん突きは確実にヒットすることが分かったけれど…。」
「僕は早く賢者の領域に入って、バイキルト使えるようにならないとな。」
チャモロ、ミレーユ、ハッサン、レックは海底宝物庫での戦闘が非常に厳しいものだということを思い知らされた。
そして最終的に1勝15敗という結果になった。
彼らが「キラーマジンガが倒せない」を体験している間、バーバラとターニアはゲームではなく、タブレットの中に保存されていたデータを開いた。
そしてキュウジがこの世界にやって来る前に過ごしていた世界で、友人である丈二(じょうじ)とカラオケに来た時の映像を映し出した。
『それではここで「キラーマジンガが倒せない」を歌いたいと思います。』
『おおっ!求司!こないだ僕が披露した曲を覚えてきたのか!』
『まあね。あれから練習して覚えてきました。』
彼は曲が始まると、前奏に続いて歌を歌い始めた。
気が付いたら 同じ面ばかりプレイ
そして いつも 同じ敵にKO
あきらめずに 海底宝物庫に 挑戦するけど
すぐに 返り討ちになる
グリンガムのムチがあれば バーバラを強化出来るけど
何回やっても 何回やっても
キラーマジンガが倒せないよ
あの攻撃 何回受けても 半端ない
職業解除で 木の実を食べても ワンパンされて OH NO!
せいけん突きも 試してみたけど 先制されたら 意味が無い
だから 次は絶対勝つために 僕は カルベローナにまずは行っておく
彼が高音に苦労しながらも何とか歌い終わると、丈二は拍手をしてくれた。
(※実際は2番以降もありますが、今発表するとネタバレになるため、カットさせていただきます。)
次は丈二が歌った後、求司はスマートフォンを取り出してBGMを流した。
『それって「う~るとらま~ん う~るとらま~ん せぶ~ん」の曲だよね。』
『その通り。この度、このBGMに歌詞をつけたので、歌ってみます。タイトルは「フレイムマン カモン!」いっきまーす!』
彼は音楽がループしたタイミングで歌い出した。
2番まで歌い終わると、求司はBGMを止めて『どうだった?』と問いかけてみた。
『よくそんな歌詞が書けるね。』
『アハハハ。まあ、バーバラのために命の木の実を集めていたら、急に詞が頭に浮かんじゃって…。』
2人が楽しく会話をしているのを、バーバラとターニアは興味深く見つめていた。
一方のアモスはドラクエ系統をあきらめ、コントローラーを接続してアクションゲームにシフトしていた。
そのゲームは8体のボスが待ち構えるステージから一つを選んでプレイするものだったが、どれを選んでもかなりの難易度だった。
「キュウジさん、一体どうすればいいんですか?」
「メタ○ブレードがあれば有利に進めますよ。」
「なるほど。ではメタ○マンを選んでみることにします。」
アモスは迷うことなくそのキャラを選び、ゲームをスタートさせた。
しかし何回やっても何回やってもメタ○マンが倒せないため、彼のストレスはどんどん溜まっていった。
「これ、ムズ過ぎませんか?本当にクリア出来るんですか?」
「した人は結構いるはずなんですけれど…。」
キュウジは自身がそのゲームをクリアしたことが無いだけに、苦笑いを浮かべるしかなかった。
その後。レック達は7人でカジノゲームをすることにした。
「へえ、ゲームで使用するコインは1枚20ゴールドなのか。」
「まずは何枚買えばいいのでしょうか?」
レックとターニアが入力する数字について考えていると、バーバラが「あたしにやらせて。ちょっとやってみたいことがあるの。」と言い出した。
チャモロ「何をするつもりなんですか?」
「こうしてみるの。」
バーバラはいたずら半分で試しに999,999と入力してみた。
「ちょっと!そんなことをしたらお金が…。」
「バーバラ。受付の人に怒られるぞ。」
アモスとハッサンからツッコミを浴びながらも、彼女はそのまま決定をしてしまった。
すると店員さんが『それなら3,222,764ゴールドになります。』と言い出した。
「あら、数字がおかしいわね。計算通りだと約2千万になるのに、どうしたのかしら。」
ミレーユが首をかしげていると、バーバラは面白がって今度は888,888と入力して決定をした。
すると今度は1,000,544ゴールドになり、ますます計算が合わない状況になった。
「ええっ!?コイン1枚がたったの1ゴールドちょっとになるの!?」
「こいつは面白そうだぜ。バーバラ、次は俺にやらせてくれ。」
ハッサンは交代を申し出た後、今度は838,888と入力した。
(結果は544ゴールド。)
「ええっ?とうとうコイン1000枚が1ゴールド未満になりましたよ。」
「これは明らかにおかしいですね。ということは、もしや…。」
「もう少し数字を減らせばすごいことになりそうですね。」
「じゃあ、あと27枚減らしてみるよ。そうしたら…。」
アモス、ターニア、チャモロの発言を受けて、レックは838,861と入力をした。
その結果、彼らはとんでもない大発見をしてしまうことに…。
作中で求司(キュウジ)が歌った「フレイムマン カモン!」の歌詞は次の通りです。
バーバラのために奮闘するうp主の姿を想像していただけると幸いです。
盗賊に転職してから 地底魔城に来たよ
狙うのは 木の実だ
フレイムマン フレイムマン カモン!
熟練度も上げておきたいし 経験値も欲しいけど
狙うのは 木の実だ
フレイムマン フレイムマン カモン!
でも 来たのはいいけれども 彼らは
僕らから 逃げるように 毎日生きてる
盗賊に転職してから 地底魔城に来たよ
狙うのは 木の実だ
フレイムマン フレイムマン カモン!
今 彼らは どこにいるの?
逃げ出していったの?
隠れて過ごしているの?
フレイムマン フレイムマン カモン!
今 熟練度や経験値は
二の次でいいから 木の実をちょうだい
命の木の実 恵んで フレイムマン フレイムマン
バーバラのHP伸ばすため 頼むよ
命の木の実 恵んで フレイムマン フレイムマン
せめて木の場所だけでも教えて