痛みはない……失明したわけではない…目の前にいるのは黒く染まったのはクリエトの影だ
ボクを庇うように体ごと盾にする様に私の前にいた
「あっぶね……ターリア…無事か?」と聴かれ、ボクは「大丈夫…」と答えた
「こりゃ良かったよ……」とクリエトはボクの方に振り向きお姫様抱っこしてくる
「え!?な、なにを!?」と驚いてると「俺を盾にしながら撤退する!レッドフード!いくぞ!」と指示をして撤退した
「パァン!パァン!」と発泡音が響きクリエトの背中は傷だらけになっていく
ボクをかばった傷は、クリエトの硬い装甲を破ってダメージを与えていた
「だ、大丈夫!?」とボクは聞くとクリエトは変わらない笑顔で「大丈夫だ!」と目に赤い血を流しながら走っていっていた
何となく悔しいと言う気持ちが伝わる気がした
そうして、ボク達は撤退しリリーバイスは、クリエトに激怒していた
「なぜ勝手な行動をしたのかしら?」と俺はリリーバイスに説教されていた
「……ニケロニカを始末する為」
「なぜ、私たちに何も言わずに出て行ったの?」
「俺が解決すべき問題だったからだ」
「私たちに相談もせずに?」
「俺の信用は、あまりないと評価してる……それに…お前らをこんなくだらない事で巻き込みたくなかった」
「……くだらない…私達は仲間ではないの!」とリリーバイスは怒鳴る
「……仲間か…」と俺は、リリーバイスの目を見る
キラキラと輝く星のような瞳は、怒りを込めて俺を見てる
「……そうだな…仲間…と言うより……俺は護衛対象だと思ってるな…」と言う
「私達は!あなたに守られるような弱い存在じゃない!」と握られた拳は、俺の顔面に思いっきり殴られ一瞬視界が、ブレた
「……」
「何か言うことはないの?」
「……ねぇ「ボガッ!」…」
「あるでしょ?クリエト?みんなに……言う事…」
「……アイツラは強化されてる……だから「ボガッ!」」
「違うでしょ?」
「……はぁ……分かった…勝手な行動をしてすまなかった……」
「……まぁ…いいわ……それで…強化されてたって言ってたけど……どんなふうに強化されてたの?」とリリーバイスは落ち着きを取り戻し俺が言い掛けた事をいう
「全員最適化されて、かなりまずい状況だ……」と俺は、送ったデータにパワーアップしたニケロニカの情報を送った
「……これは、対策が必要ね…はぁ………私が直接向かってやろうかしら…」とぼそっとつぶやかれ俺は「さすがにソレは軽率すぎだ……それに…この問題はお「あぁ?なんてすって?」イエナンデモアリマセン…」
「それじゃ…対策を考えましょう!」とゴッテス全員を呼び会議を始めた