困惑しまくるヒメちゃん(に、転生した何か)のお話   作:上代わちき

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ヒメちゃんとヤンデレミコトくんのイチャイチャが見たくなった&キャンパーヒメちゃんがキャンプしてる景色をもっと見たくなったので、急遽ちょっとだけ書きました。
そういう話です。
※今回の配信に伴い「クロスオーバー」タグを追加しました。


キャンパーヒメちゃんの一日!

 

 

 

 

 ぱちぱち、ぱちぱち。

 焚火がぼおっと燃えて、枝木がぱちぱちと音を立ててる。

 

 ずうっと見ていられる、暖かくて幸せな景色だ。

 

 

 

 はぁい、ヒメちゃんだよ。

 現実改変能力持ちのキャンパーヒメちゃんです。

 

 今日はなんとなく缶コーヒーの気分なので、焚火を見上げながらカシュっとしてズゾゾっと飲みます。

 にっが……。

 でもこういう苦さがいいんだよね……。

 

 焚火の音を聞きながらのコーヒーは、不味くても美味しいんだ。

 ほっと息を吐いたら、それだけですんごく癒されるんだ。

 不思議だね。

 

 

 

 

「ヒメー……」

「はいはい、いつまでもヒメちゃんにひっつかないの。ほら、コーヒーあるよ。飲む?」

「ヒメのコーヒー、飲む……」

「なんかその言い方に含み感じちゃうなー……」

 

 

 それはそれとして。

 ようやっと合流できたミコトは、ヒメちゃんの背中にひっついてます。

 朝飯のカップ飯食う時もトイレの時もそこのゲーミングパソコンでACVDしてる時もひっついてました。

 一応この一件でヒメちゃんも傭兵稼業から足洗いました。

 別の世界からとはいえ、最後にいろんな人と雇い雇われ殺し殺されのお祭りに参加できてよかった。

 その代わりルビコンで傭兵続けているけどね!!! 我が呪いの芭蕉装備一式の火力をくらえー!

 

 

 

「ヒメのコーヒー、美味しい……」

「それはよかった」

「ヒメの背中、あったかい……」

「あコレ意地でもヒメちゃんから離れない気だなーおいー」

 

 どうやらミコト、とんでもなく心が弱っちゃっているみたい。

 だから、もうずっとヒメちゃんの背中から離れない。

 もうミコト自身がバックパックみたいになってるの。

 

 まぁヒメちゃんと子作りする! って言ってた時よりは落ち着いているから、まだマシだけどね。

 

 

 

「……私はまだあきらめてないよ」

「ひゃっ?! ちょっと耳元で囁かないでよ!」

「ふふ、かわいいなぁヒメは」

 

 

 

 

 

 

 今日のお昼ご飯はゆでエビだ。

 いやさっきエルデンリングで二週目のならず者さんと会っちゃったからさー……。

 

 思わず現実改変能力で現地に行って買ってきちゃったよ。

 もちろんバールとショットガンとヤーナムステップで現地のお金を稼げるから、そこは問題ない。

 

 

 

 なんで狭間の地には行けるの現実改変能力???????????????――――

 

 

 い、一応検証した感じ、ああいう人気が少なかったり無人だったりする世界にはいけるっぽいんだよねー……。

 例えばロードランとかドラングレイグとかロスリックとか、そういうとこには行けちゃう。

 でもルビコンとか葦名とかには行けない辺り、おそらく世界単位で人気が少ない・そもそも文明がまともに維持できない世界であることが行き来できる条件なのかもねー。

 

 

 

 なしてヒメちゃん、フロムでたとえてんだろ???????????????――――

 

 

 まぁそういうわけで安全な世界なんてもんは望むべくもないので、仕方なく元のゾンビ世界でソロキャンしているのです。

 どうせ噛まれたり死んだりしても現実改変能力でどうにもなるからねーソロキャンさいこー。

 

 

 

「今はもう二人だよ……」

「きゃっ?! ちょ、お願いだから耳にふうってしないでよ!」

「あ、ヒメのゆでエビおいしい……」

「ちょっとヒメちゃんの話聞いて???」

 

 

 

 

 

 

 二人でお風呂入ることにしました。

 

 雰囲気を重視して、薪で一時間ぐらいかけてお湯を沸かすドラム缶スタイルで入浴だぃ。

 もちろんその際もミコトはヒメちゃんにひっついているので、そのまま入浴だぁ。

 ちなみに服も現実改変能力ですぐ洗えて乾かせるから洗濯なんてしないよ。それはちょっと面倒だ。

 

 

「ヒメの肌……すべすべだ……」

「そりゃいちおー毎日入っているからねー。……じゃないとヒメちゃん心まで化け物になっちゃうかもだし」

「大丈夫。ヒメがどんなになっても私はちゃんと愛するから」

「愛が重いよミコト……」

 

 

 その際、ゾンビがバリゲードを破壊して乱入してくるトラブルはあったけど。

 事前に仕掛けた蜘蛛の化け物型自動防衛システムのおかげで入浴の邪魔はされずに済んだ。

 一応念波で化け物召喚したり化け物を操作したりとかはできるからねー。

 

 

 やっぱヒメちゃん化け物では???????????????――

 

 

 

「あ、みてみてヒメー。あの雲、絶対ラピュタあるよー」

「ちょっと幼児退行してないミコト???」

「きれいなそらだなー」

「……まぁ、うん。確かに空はきれいだねー」

 

 

 化け物にバリケードを修復させるのをよそに見上げる夕方空は、どこかノスタルジックながら綺麗なものだった。

 

 なんだかんだで、ミコトと一緒だと風が気持ちよく感じるんだよねー。

 

 

 

 

 

 

 晩御飯の肉の丸焼きを二人で食べた後。

 荷物一式を片づけて、テントの中に入る。

 

 電池無限の電気カンテラでテントの中を照らして、そこな小型テレビで別世界のバラエティ番組を視聴しながら二人でまったりだい。

 

 気分でプリンを出して二人で食べたり、ゲームを起動して二人でマリカーしたり。

 そんな感じのまったり時間だった。

 

 

 働かなくても遊んで暮らせるのサイコー。

 神様本当にありがとうございます便利すぎてとても最高です現実改変能力。

 

 

 

 

 

「それじゃ、ねよっか」

「うん……」

 

 

 問題はここから。

 いい感じの時間だから寝ることに。

 

 ミコトの様子からいざ子作りだ! ってなりそーだけど、そうはならないんだよねぇ。

 

 

 

 

「……ぁ……ぁぁあ」

「はじまっちゃったかー……」

 

 

 ミコト、寝ると毎回悪夢を見るんだ……。

 相当「鳴花ヒメ」を見捨てた事実が心にキテるらしくって、その光景が夢の中でフラッシュバックするっぽいんだよね。

 

 

 

「やだ……やだ……ヒメ、ヒメぇ……っぁぁぁああああああああああああああああごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいだからしなないで!」

「大丈夫だよミコト。ヒメちゃんはここにいる。ここにいるよ」

「ヒメ、ヒメぇ……!」

 

 

 だから、体が震わせるミコトに強く抱き着くんだ。

 そうすれば、少しはミコトも安心するっぽい。

 

 流石にこんなかわいい女の子が泣き腫らしていてのを放置なんてできないし、ヒメちゃんもしたくない。

 だから絶対にミコトは離さない。

 もう離してたまるものか。

 

 

 

「ヒメ、ヒメ……えへへ。いい匂いがするぅ」

「……さては割と余裕だなオイ?」

 

 

 

 

 

 

「ほら朝だよー」

「う、あ……ヒメ?」

「ついさっき焚火で煮込んだタマネギスープができたところだよー。一緒にたべよー」

「うん、すぐいくー」

 

 

 とかなんとか言っているうちにもう朝になりました。

 これがヒメちゃんとミコトの一日だぃ。

 

 ミコトと一緒だと、なんか落ち着かないけど一日が賑やかに感じるんだよねー。

 なんでだろーなー?

 

 

 ……って感じのヒメちゃんなのでした。

 

 

 




「おあーっ?!」←観光がてらゆでエビ代のルーンにされた近所(?)の不遜おじの図。
ゴドリックは犠牲になったのだ……ヒメちゃんの現実改変能力によるバールとショットガンとヤーナムステップ戦法の犠牲にな。あと今回の観光で黒炎祈祷もヒメちゃん入手した。
なおミコトくんは戦闘中も含めてずっとヒメちゃんの背中にひっついてました。ローリアンにひっつくロスリックかな?
ちなみに狭間の地から大ルーンが一個失われた形になりますが、別に一個ぐらい大ルーンなくなってもシナリオへの影響は少ないので多分問題ないです。
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