ばぁどばぁど、あんらっく   作:インチネ・ズィ・マゼタルーノ

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別にストーリーとかありませんので、日常を覗き見るイメージです。


ご機嫌日和に悪意無き害悪

 

 

 

 おさんぽ〜♪

 おっさんぽっぽ〜♪

 ピクニックー!

 

 

 

 

 素晴らしいお天気、ポカポカなお日様。

 

 今日はお弁当を持ってのピクニックです。そりゃもうご機嫌にだってなりますよ。ピクニックですよ、ピクニック!

 

 

「おい、あんま引っ張んなって」

 

「美甘さん美甘さん!見てください、ちょうちょですよ!」

 

「…なんか日を追うごとにガキになってねぇか?」

 

「はい。思考に制限をかける事で日常を楽しんでいます!」

 

「いやおまえ、それでいいのかよ……?」

 

「だってそうしないと、怖くて外に出られませんからね。そのうち元に戻しますよ」

 

 

 この前、わたしについてのアレコレを全部美甘さん達に話したので問題はありません。ただ、常にわたしのそばに誰かが待機することになりました。普段は角楯さんが一緒です。

 

 今日は珍しく美甘さんが一緒です。

 一緒にお弁当を作って、ピクニックに行くことにしました。ミレニアムには機械がたくさんありますが、公園だってたくさんあるんです。学園の中ではあるのでそんなに離れてませんし、お手入れもされていてきれいなんですよ。

 

 

「ったくよ〜…まぁ、おまえといると気ぃ抜けていーわ」

 

「あれ?もしかしてほめられてますか?」

 

「褒めてはねぇな」

 

「えぇ~……よし、到着です!お弁当を食べましょう!」

 

 

 わたしがウキウキで指差したベンチの隣に、謎の機械が置いてありましたが、ミレニアムなら良くある事ですからね。気にしなくても大丈夫でしょう。

 わたしも、この環境に慣れたものです。

 

 ちなみにですが、わたしは機械の解析が得意なんですよ。C&Cの任務では、機械設備の調査要員としてよく呼ばれています。

 

 …わたし、スナイパーなんですけど?

 なんで最前線で設備の解析やってるんですか?スナイパーやらせてくださいよ。わたし、解析が出来るだけなんですけど?

 

 

「…まて、ここは止めよう。な?見ろよアレ。ゼッテー爆発するヤツだぞ」

 

「ん~…触らなきゃ大丈夫じゃないですか?」

 

「いやダメだ。あたしのカンがヤベェって言ってんだ、見てくれ」

 

「わかりましたよ〜…もう、はやく美甘さんとお弁当食べたいんですけど……」

 

 

 わたしの解析は、いわゆるスキャンというやつです。

 わたしを作った理由であるプロジェクト:GENESIS。それは本来、新たな世界を構築して、現在の世界を上書き。さらにその再編成を行いながら有利な環境を構築すると言うモノです。大きく分けて4段階あって、そこから細分化する感じです。

 

 まぁ…扱いきれないんてすけどね。

 プロジェクトにかけてる容量が大きすぎて、わたしの演算が追いつかないイメージです。

 

 後継機になる子は、きっともっと上手く扱う事でしょう。

 

 末の家族、会ってみたいですね~

 

 

「それじゃあ確認しますよ……………あっ…!」

 

「…おい、てめぇなにしやがった?」

 

「ふふ…起動、させちゃいました…」

 

 

 ほら、わたしの解析はスキャンするんですよ…、後継機の子なら離れていても出来ると思いますよ?そりゃあ出来ますよ、当初の予定ならそのまま電子演算回路を侵食して、内部から破壊したり、1幕で広げた領域内部の機器関連を遠隔で操作したりするんですよ。すごいですね。

 

 わたしは出来ませんけど…せいぜい触れた機械を解析して、少し時間をかけて操作権を奪うぐらいですね。

 

 だから異常を検知して、即時反撃をしてくるタイプの機械は……

 

 

『…不正アクセスを検知シマシタ…防衛システムヲ起動シマス……』

 

 

「やらかしました美甘さん!助けてください!」

 

「んー……いい機会だし、おまえ1人で対処してみろ」

 

 

 ふぇぇッ!?

 

 

「ふぇぇ!?ちょっとまってください!いかないで!おいていかないでください!!…美甘さんのばかぁ!うらぎりものぉ!!」

 

「あたしがメシ食い終わるまでにはソレ倒せよ〜」

 

「あ、お弁当!ずるいです!!…もう、ちゃんと残しといてくださいよ!うわぁぁあぁあん!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ…はぁ……なかなかやるじゃないですか…飛鳥馬さんの、はぁ…訓練にくらべれば、このぐらい…!」

 

『カ…ツドウ……テイ、…テイシシマス……』

 

 

 がんばりました。

 すごく、がんばりました。

 

 そもそも、わたしスナイパーなんですが?

 なんでいつもいつも前の方で、準備もできないで戦うことになるんですか?わたしの銃、開くのに少し時間がかかるんですけど…立ち止まったら撃たれますし、打たれ弱いのですぐに気絶しますし……

 

 飛鳥馬さんの訓練、いつも回避訓練なんですよね。美甘さんは鬼ごっこですし、なんかこう…なんか……なんかちょっと悔しいです。

 

 

「やっと終わったか?相変わらず弱っちいなぁ」

 

「わたし、スナイパーなんですが?」

 

「便利なのが悪い。出来るようにしろ……大丈夫だ、あたしらが鍛えてやるから」

 

「ひぇ…」

 

「ははっ!弱っちいが、よーやってるよおまえは。おらシャキッとしろ!一緒にメシ食うんだろ?」

 

「ハッ!そうでした、ピクニックでした!」

 

 

 イヤな事は早めに忘れてしまいましょう。

 戦闘の為に戻していた思考制限をかけ直して、いざお弁当!

 

 ……と、思ったのですが

 

 

「…美甘さん」

 

「なんだ?」

 

「お弁当、からっぽじゃないですかー!」

 

「いやぁ~思ったより美味かったからよぉ、つい…な?購買が近いし買いに行ってやるから。だいたいおまえが戦闘に時間かけ過ぎなんだよ」

 

「うわああぁん!美甘さんのばかぁぁ!!」

 

 

 

 

 

 結局、一部始終を見ていた室笠さんが、帰って来ていたC&Cの皆さんを連れて来て、みんなで美味しいご飯屋さんに行きました。

 

 ピクニックは出来ませんでしたが、とても楽しかったので大満足です。

 

 

 さて、明日は何をしましょうね~

 

 えっ…訓練?美甘さんとですか?

 飛鳥馬さん、なぜそれをあなたが…?ヒマだから一緒に?

 

 い、イヤです!せめて別々にしてください!

 イヤです!回避と鬼ごっこを同時になんてムリです!何回気絶させられると思ってるんですか!!

 

 こうなったら逃げるしかありません!

 

 

「黒崎ちゃぁぁぁん!たすけてくださぁぁぁい!」

 

「なっ、なんですか!?…ひぇ!??C&Cなんで!なんで追われてるんですか!?私まだ何もやってませんよ!?うわぁぁぁぁあん来ないでぇぇー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 





特に理由はありませんが、ミレニアムでの主人公ちゃんの性格のイメージをお伝えします。

ブルアカのネガティブ三銃士を魔融合させ、悲鳴を上げるコユキと元気いっぱいなアリスをぶつけて叩き割り、残骸を先生が持ち帰り、その場に残った塵を集めた感じです。

伝わりましたか?雰囲気が伝われば幸いです。

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