ローは先に王宮へ向かい、リオは残ってヴァイオレット王女に抜けた情報を補填してもらっていた。ギロギロの実の力で国中を見通せる彼女ほど事態の把握に優れた人物もいない。10年以上前にメルリオールとして王宮に足を踏み入れた時に少し話をしたくらいの間柄だが、年の近い女性海兵が珍しかったのか覚えてくれていたらしい。
そうして、サンジ含む船番組がシーザーを連れて先にゾウへと向かったこと、ローが足止めにドフラミンゴと戦っていたこと、そこにリオが割り込んで戦闘になったこと、藤虎が介入し、闘技場まで吹き飛ばされたこと。動きの止まったリオにローが何かをして二人共気絶して囚われた、という流れを聞いた。なんとなくリオも思い出しては来ているが、おそらくその時にリオの記憶を飛ばしたのだろう。王女の話によればリオは自分からサングラスまで外していたというから、危ないという判断だったのか。
ルフィが助けに来てくれたのは、決勝戦を革命軍の参謀総長と入れ替わってのことらしい。
後は、リオの本名をドフラミンゴが知っていて、口にしていた、とも。居合わせていたのはローを除くとルフィ、ゾロ、錦えもん、藤虎。後は一部ドレスローザの国民たち。よりによってルフィにバレたか。
「そういえばそんな事を言ってたな」
「貴女を欲しがっている人たちから聞いた、と言っていたわね。どうか気をつけて。敵はドンキホーテファミリーだけじゃないかもしれないわ」
「……まァ、買おうとしてる筆頭に心当たりがないでもないんだけど……。想像通りなら、確かに私の本名を調べられなくもない、か……?」
リオが引き取られた経緯を調べあげれば、生まれ故郷の島が分かる。特に隠蔽もしていないから、その島にいた4才前後のリオという少女、で本名には辿り着くかもしれない。問題はそもそも海軍時代に『リオ』とすら名乗ってなかったことだが──。
それも、今思い浮かべている奴なら知っていてもおかしくない。
「ま、今生きてる以上すぐに殺すつもりはないんでしょ。なら問題ない。さっきも言ったけど、国民の方は任せて。対ドフラミンゴはルフィとローが何とかしてくれる」
「ええ、ありがとう」
尤も、王女たちはメルリオールがドフラミンゴを打倒してくれることを望んでいたのかもしれない。そうだとしたら、リオは随分と遅くなったし、今正反対の方向に向かおうとしている。
「実は……メリオールがちゃんと戦うってなると、共闘は出来ないんだよね。周囲を巻き込んじゃうから、誰もいない平野とかじゃないと戦えない。そもそも私、誰かを攻撃するのに向いてないし。これでも海兵だったんだけど!」
爽やかな自虐に、ヴァイオレット王女は微笑むだけだった。
パチリと掌の中で光った白鳴は、リオのほぼ唯一の攻撃手段だ。これを攻撃に使うことを、かつてのリオはしてこなかった。その必要もなかったし、攻撃に転用したいとも思わなかった。言った通り、これは誰かを傷付けるための力ではないし、同時に使い方によっては無差別に他者を傷つけるものだ。
「私一人より、ルフィとローのタッグの方が強いと思う。だから、大丈夫だ。それじゃ、行ってくる」
「……ご武運を!」
見送られ、市街に降りていく。
ともかく国民を操っている糸の排除が優先だ。これは覇気さえ扱えればさして難しくない。ドフラミンゴの側も戦闘にもつれ込んだのか、他に注意を向ける事があったのかは謎だが、糸に割く余裕がないらしい。だから、リオ一人でも飛び回っていればなんとかなる。
それから重傷者の手当て、運搬。迫る鳥カゴからの避難。病院や介護施設などの自力で動けない人たちのサポートも必要。
ある程度はリク王が鼓舞してくれているが、まだ受刑者を捕まえてドフラミンゴの凶行を止めようとしている市民も多いし、こっちは一人の人間だけで手が回る話じゃない。
「おい、藤虎ァ! 何やってる、国民の避難が先だろうが!」
だから、派手に戦闘を繰り広げているところに割り込んだ。藤虎率いる海軍と、革命軍の参謀総長。革命軍の方は海軍時代顔を見かけた事はあったが、メルリオールとしては敵対する理由もなく、さしたる接触はない。
「メルリオール!? っと、今はルフィの仲間だったな!」
「え、メラメラ!?」
揺れる炎の温度に目を剥いた。見えないが、間違っていないと思う。
「食べたのか?」
「え、ルフィから聞いたんじゃねェのか?」
「え?」
確かサボとか言ったか。革命軍の二番手の言葉に、リオはややこしくなりそうだと一旦棚上げした。先に海軍の方だ。
「寄生糸は殆ど外し終わった。そこにいるのは……あァ、バスティーユ中将か。まさかその『正義』のコートぶら下げたまま、この惨状見過ごして馬鹿な戦いやってるんじゃねェだろうな!」
「メルリオール、貴様海賊に堕ちた身でよくぞ言えたもんだらァ!」
「先ほどまでとは大違いで。何か、心境の変化でもあったんですかい」
言いながらも、藤虎は仕掛けてこなかった。
「おもちゃから解放された海兵はもう編成に組み込んだか? 奴らはこの国の構造に詳しい。上手く使え」
「今まさにこの国を荒らしてらっしゃる一味の発言とは思えませんねェ……」
「だから言ってるんだろ? 全員の避難には手が足りない。海軍の仕事はなんだ? 海賊を捕まえることか? 馬鹿を言え、一般市民の命と安全を守ることだろう。あァ、面子で動けねェってんならメルリオールに阻まれたって言い訳して構わないよ!」
「お嬢さん、そんな事してっとまた懸賞金が釣り上がりますよ。各地の海兵から、お嬢さんの悪魔みてェに脚色された報告が上がってます。サカさんなんかァ……あっしにゃ見えませんがね、青筋立てて大層怒ってらっしゃる」
「あー、あの人、私のする事に怒らなかった試しはないから。聞き流しておいていいよ」
首を振って、「どうせ痛み分けって名目で引くつもりだっただろ」と付け足す。藤虎はちゃんと正義を遂行する意思のある海兵だ。一般市民を見捨てるような真似はしないだろう。
「聞けば聞くほど、不思議なお方だ。それほど正義を気にするのに、何故海賊なんかやっているんですかい」
「簡単な話だ。私は『正義の味方』じゃァない。……私こそが『正義』だからだ」
「そりゃァ……。困った。大変な悪党だ」
規則に従わず、やりたい事をやりたいように。つまるところ、それが『海賊』だ。正義と善悪は矛盾する概念で、リオは善であることに重きを置いていない。であれば確かに、リオの手配書はメルリオールとするのが正しい。これもある意味、遠回しな激励であったのかもしれない。
「部隊の殆どは一般市民の皆さんの方へ回してます。本隊はあっしが指揮しやすが……なにぶん、新参者で。行き届かないこともあるかもしれませんねェ……」
「……王宮が主戦場だ。台地の方に避難させよう。……ありがとう、正義の人」
「そちらこそ……。この国の人らが海軍に対して完全に失望していないのは、あんたのおかげでしょう」
肩を竦めて、藤虎は踵を返した。リオも海軍の手が回らないところに向かわなければ。その前に、と鉄パイプを肩に担いだサボの方へ向き直った。
「革命軍、今ここで海兵に敵対する動機はあるか?」
「いや……ねェな。仲裁助かったよ、メル…………えー、リオ。ルフィが世話になってる」
そう言って、帽子を外してペコリと頭を下げられた。
「ん? まァ……。いや、待て、気になる。君はルフィの何?」
「兄だ」
「はァ!? あ、じゃあエースの……。だからメラメラを。はァ……そういう」
「そっちはメラメラを食べる気はねェってルフィが言ってたんだが、食い違ってたか?」
「いや、能力者になる気はないから大、丈夫。……え、血縁……? ルフィの? エースの?」
「血は繋がってねェよ。おれたちは盃を交わした義兄弟だ。エースとは2人でルフィの兄ちゃん」
「あー……」
どうなるんだ、これ。リオとエースが遠縁で、ハッキリとは分からないから義弟扱いしてて、ルフィはエースの義弟だからリオにとっては義理の義理の弟で。その義兄ということは──。
「義弟の義兄ってなんて言うんだ。義義兄? いや、年下か?」
「誰が!?」
「いや、君が……」
「誰の!?」
「私の……。あれ、私の本名ってバレたんじゃないの?」
「え?」
なるほど、ルフィのせいか。自分ではあんまり言いたくないんだけどなァ、と呟きながら自分を指差した。
「私、ご存じの通り元海兵メルリオール。本名、ポートガス・D・リオ。エースとは多分遠縁の親戚。まァ、どっちも親に確認しようがないから、ワンチャン赤の他人の可能性もあるし、義弟とするのが自然かな」
「あー……義義姉……?」
「言い辛……」
まァいいや、と首を振って、「メラメラ使うなら炎に覇気を練り込むイメージをした方がいいよ」と言って炎を纏った腕を指差した。
「纏ってもいいけど、炎自体を覇気と同等に扱った方が強い」
「詳しいな?」
「まァね」
細かい話は後にしよう、とお互い頷いてそれぞれ背を向ける。
革命軍の目的は、この国で取引される武器弾薬の流通ルートの破壊だろう、生産元を叩く必要があるから、そっちはまだしばらくかかる。
「……だいぶ残ったな」
呟いて、藤虎たちが去った方に向き直った。見知った人の気配。それが、列をなしていた。
「レクター……。それに、ミロ、タガタ、ジェット……」
総勢20名。メルリオールが送り込んだ海兵たち。
「ご指示を、准将」
「馬鹿、話聞いてねェのか? もう海賊だよ」
「それを言うなら私たちも、まだ復隊手続が済んでませんよ」
屁理屈だ。記憶から失われて、居なかった者として処理されただけで、メルリオールは彼らの除隊なんかしていない。けれど、今どうなってるかは分からない。藤虎も、粋なことをする。
「……国中周って、最後に外縁へ向かう。片っ端から市民を救けるぞ。死人、怪我人、街の被害ゼロが目標だ」
すでに鳥カゴに国土を削られ、混迷を極める国の只中で、大真面目にそんなことを言う。メルリオールとは、そういうものだから。
「見ての通り、私は死にかけだ。お前たちも似たようなもんだろうが、着いてこれるか?」
リオの言葉には、敬礼だけが返った。そりゃそうか。リオが強行軍に連れ回した強者たちだ。
「メルちゃんの邪魔はしねェから、安心してくれよ」
「私たちも、ただ無為に過ごしていた訳じゃないんですよ」
「いや」
首を振って、リオは小さく微笑んだ。
「もう、それは卒業したんだ。今度はお前たちも、私をちゃんと助けてくれよ。いつも、そうしてくれてたみたいに」
途端にぶわりと涙を溢れさせるものだから、今度は軽く笑い飛ばしてマントを翻す。
「よし、行くぞ! 死ぬ気で着いてこい!」
王宮での戦いが始まって、しばらく経った。
鳥カゴの境界近くまで辿り着いたリオは爆発音と覇気の響く王宮を見上げた。何度か大きなぶつかり合いがあって、戦場が移動しているようにも思う。
この過程は、リオが思い描いた形ではない。本当は戦闘を避け、海軍にドフラミンゴを捕縛させるつもりだった。強くなったとはいえ、ルフィとローの二人がかりでも厳しい戦いになるだろう。不安がないと言えば嘘になる。だけど、ローも、リオも、もう一人で戦ってるんじゃない。
ルフィは、リオの夢を叶えてくれると言った。だから、大丈夫。
「生きてるか? ……お前ら」
「ゼェ、ピンピン、してます!」
「こっちも! ハア……温いくらいだぜ、メルちゃんよう!」
「よし!」
ドフラミンゴの手勢の排除、市民の避難誘導と駆け回って、リオは一周どころか三周くらい回ってハイになっていた。後でぶっ倒れるやつだ。
そこに着いてきた元部下たちも同じく。
「もう随分鳥カゴが迫ってきたな」
「後ろはお任せくださいね、メルさん」
「ああ。いつもそうだっただろ」
メルリオール隊の立ち上げの時からずっと副官を務めていた奴だとか、自ら希望して隊に移ってきた奴だとか、他にも古参のメンバーが揃っている。メルリオールが信頼して、ドレスローザに送り込んだ生え抜きの部下たち。彼らの記憶を根こそぎ奪われたのだ、リオにだって思う所はある。
それでも今は、彼らに恥じないようにメルリオールがどういうものを見せてあげたい。どのような道程を歩んで、どう至ったのか。
迫る鳥カゴを前に、そっと息を吐く。
地盤を裂いて、この国の全てを闇に葬ろうとする悪意の刃。周辺の住民の避難は完了した。走れる人に動けない者たちを担いでもらい、台地の方へ誘導したからそっちはうまくやってくれるよう願うしかない。これ以上鳥カゴが収束すると、足の遅い者が追いつかれるだろう。
握っていた刀を鞘にしまい、銃をホルスターへ。深く息を吸って、リオは目の前に迫ってきている鳥カゴへ向けて両腕を突き出した。
リオは、鏡だ。
であれば、この技こそがリオを象徴するもの。唯一、誰かを守り、同時に
かつて、リオの師匠が普段以上の厳しさを以て鍛え上げたもの。
それは、「あの技が一番かっこいい」と無邪気に笑った弟子の為だったのかもしれないし、救うべき『すべて』に己を含めない子供の為だったのかもしれないし。
リオが目指すべき正義がどのようなものか、誰よりも深く理解していた海兵としての行為だったのかもしれない。
「十種神宝、改メ」
一度もそう呼んだことがなかった癖に、海軍を去ったリオを『海賊メルリオール』として手配したであろう人は、かつてそのままを名乗るにはあまりにも出来損ないだと呆れ混じりにこの名をつけた。何を意味する言葉か、知っている。
リオは誰よりも早く駆けつけたかったし、誰よりも先頭でこの鏡を掲げるべきだった。
「三種・
ただ名を借りただけの言霊を放って、光る両腕が凶刃と衝突する。
その直後、鳥カゴは完全に停止した。
国中を白い稲光が駆け巡り、その最前線は目も開けられないくらいの眩い輝きに満ちていた。どこにいようと、この国にいる人間はその光を認識しただろう。多くが、その発生源に誰がいるのかを認識しただろう。白鳴は、リオの心の揺らぎそのものなのだから。
「っ……」
「メルさん!」
崩れ落ちた体を、慌てた元副官が支えてくれた。リオの支えが消えてまた動きだした鳥カゴを前に、慌てて後ろに下がる。
「ごめん、レクター……」
「大丈夫ですよ、メルさん。あなたがそこに立ってるだけで意味があるんですから」
「お前も結構ブレないね」
「メルさんの真似です」
軽く笑って、浅い息とともに立ち上がった。
まだあまり回復はしていない。
けれども。覇気は、意志の力だ。意志とは、心の強さだ。強固な心に勝るものなど、この世には存在しない。よく、知っている。
バチン、バチンと音を立て始める。白鳴。リオの代名詞。溢れ出した覇気。リオに未来を視せるもの。リオを『普通』でいさせないもの。
リオを養父に、ロシナンテに、ローに、白ひげに、エースに、ルフィたちに出会わせた力。
「そうだね、立ってることに意味がある。さァドフラミンゴ。鳥カゴに回せる意識が、どれだけ残っているか……?」
ギャン、と甲高い音を立てて再び白鳴と鳥カゴが接触した。
足が路面に食い込んで、ジリジリと削っていく。
あまり記憶はないが、リオはドフラミンゴに手傷を負わせたらしい。この鳥カゴだってドフラミンゴの能力だ。リオが抑え込んでいれば、その分向こうが楽になる。
「ッ……!」
とはいえ、流石にきつい。絞りかすからなお搾り出そうとする所業だ。
収束の勢いは──止まっているんだろうか。呻き声に応えるように、背中に手が当てられた。
「しっかりしてくださいよ、メルさん」
「……ああ!」
パキリ、と何かが割れる音がした。見えないが、鳥カゴだろうか。それとも。
「メルさん!」
「問題ない! まだいける!」
ズル、とカゴに押されて足が滑った。
「おい、あと何人か背中を押せるか!」
「待て、誰か向かってくるぞ! 止まれ、お前たち!」
「近寄るな!」
後ろが騒がしい。
「何があった……?」
「メルさん、気にしないでください! そこの海賊たち、刀を下げろ! 従わない場合敵対したと見做す!」
「刀……?」
「メル? なんだ、またお前のとこのか」
「その声!」
ゾロだ。仲間だ、と告げればズカズカと隣まで歩いてくる。錦えもんもいたか。それからもう一人サムライも。彼がカン十郎だろうか?
「しかし、本当に止まるのか?」
「さっき止まってただろ。やるじゃねェか、リオ」
3人が刀を抜き、鳥カゴに叩きつける。これで4人。
「さて、あとはルフィたちがどこまで早くあいつを倒せるかだな……」
どんどんと、鳥カゴの勢いが弱まっていく。
「あっちでフランキーと小人どもがSMILE工場を押してんだ。海楼石製だからこの檻じゃ切れないらしい」
「工場……! そうか、君ら……」
「はい、行ってきます!」
海兵たちを向かわせて、また中心部の気配を探る。SMILE工場がカゴを押せているということは、それだけ安全地帯が狭まったということだ。ここら辺で完全に止めないとまずい。
「ウ……」
「おいリオ、傷が開いてるぞ! その覇気、少し抑えて刀を使え!」
ノロノロと刀を抜きながら、意識を凝らしていく。王宮、王の台地、無数の国民たち。戦場の気配が、掴みきれない。そのくらい、弱っているのだ。リオもだけど、今も戦っているであろう彼らが。
「待って、他にも誰か、こっちに来てる?」
「あァ……あいつらか。コロシアムの出場者たちだ。我は強いが、腕は確か。なんだ、あいつらも押すのか?」
「そうか、それは心強い」
続いて、カツカツと杖の音。
「おっと、どこのどなたかあっしにゃ見えやせんが……馬鹿な人たちってのァ放っとけねェもんですね……」
「全隊! 何者かのカゴ押しを援護せよ!」
「海兵か!」
他にも、動ける国民たちが。
「おれ達もやらせてくれェ!」
「力なら負けねェぞー!」
「自分らの国くらい守りたい!」
ふう、と息を吐く。ここが正念場だ。あとはドフラミンゴを倒すまで。彼らを信じよう。決着がつくまで、あともう少し。
「なら、このくらいなんてことないね」
だって、12年も待ったのだ。
ローの覇気を感じる。奮起する国民たちの意思を感じる。誰も諦めていない。そのどれもが、リオの心を点火する。
バチバチとまた、白鳴は天を衝いていった。
レクターくんは22話『狂犬メルリオール』冒頭にちょびっと出てきてます。メルリオールの副官。ちょっとメルリオールが頭にクリーンヒットしちゃってる以外はそこそこ優秀。