投稿初日で☆9...?ルーキー日間37位...!?
これはもう、やるしかねぇ!
「どういうことだ、これは...」
この世界のシンフォギアを使える者『装者』の1人、
いつものごとくアルカ・ノイズ出現による出動命令。(いつもじゃだめだろ)
それで、錬金術師が現れたのは場所まで来たのはいいものの―――
「誰も、居ない...」
いざ来てみた現場は、もぬけの殻だった。
それならば相手に逃げられた、と考えるのが普通だろう。
だが、今回ばかりは違った。
再び翼は、地面に飛び散った赤い粉末を見下ろす。
(明らかにアルカ・ノイズの残骸だ。)
アルカ・ノイズは、倒された際に赤い粉塵になって消える。
今まさにそれが、翼の足元に散らばっていた。
有り得ない。
その一言が、彼女の心の中で繰り返される。
確かにアルカ・ノイズはノイズとは違い、人間の手でも頑張れば倒せる代物だ。
だとしても、状況報告の中では最低でも8匹はこの場に居た。
軍隊が到着したなども一切聞かされていない。
ガラスが余すとこなくバラバラに砕け散ちり、
電灯の一つも付いていない銀行内も言われてみれば変だ。
本来アルカ・ノイズ絡みで本格戦闘にもなれば、
店内だけでなく壁などの外観にも傷がつくはず。
しかし今現在ではそんなものは一切見当たらない。
更には店内は、アルカノイズによって荒らされた跡ばかりだ。
外と内の被害状況が嚙み合っていない。
余りにも不気味な話だ。
だとしたら、必然と答えは1つになる。
―――自分たちの知らない誰かが、一撃も攻撃を外さずに相手を全滅させた。
思わず体が震えた。
恥ずかしながら、翼含めたシンフォギア装者6人は、
中々こんなに綺麗に戦いを終わらせれることは出来ない。
向こうからの攻撃などを避けて、必ずどこかしらが損傷を受ける。
または自分たちの攻撃が外れ、どこかしらが傷つく。
被害なしでアルカ・ノイズとの戦いを語るのは難しい。
特に市街地戦は尚更だ。
だがどうだろう。
この商店街には至って目立つ損失は無い。
一切の抵抗も許すことなく、正体不明の"何か"がこの事態を収束させたのか。
よもや翼は、これは人間業ではないと確信していた。
そこで、彼女の目の前に黒い何かが転がってくる。
「これは...」
気になったのでそれ手を手に取ると、
真っ黒な物体はパラパラと崩れ落ちていった。
しかしどこか、感触に覚えがある。
探してみるとそれには、黒くない部分が存在していた。
「まさか...」
黒とは異なった、灰色の箇所。間違いない。
「新聞だ。」
ここで火事でもあったのだろうか。
しかし周りを見渡しても、建物に火が移った後はどこにもない。
また異質な点が見つかった。
「...ッ!?」
そんな時、彼女の鼻を何が異様なにおいが突いた。
翼からすれば、忘れることのできない嫌な臭い。
急いで、その元を探る...
銀行内からだ。
「誰かいますか!」
荒れた店内へと踏み入り、急いで臭いの元を探す。
「たす、けてくれ...」
そんな中で、今にも消えてしまいそうなかすれ声が翼には聞こえた。
「どこにいますか!?」
逃げ遅れた人かもしれない。叫びながら、辺りを見回す。
すると翼は、店内の奥でがれきに押しつぶされたローブを着た男を見つけた。
「錬金術師!?」
今回の事件の元、錬金術師。
長年に渡って彼女たちと何度も相対してきた敵だ。
しかしそうだとしても、こんな状況であれば見殺しにする訳にはいかない。
纏っていた鎧、シンフォギアの力により、瓦礫は簡単にどかすことが出来た。
だがそれを終えた瞬間、目の前の光景に翼は言葉を失う。
「これ...は...ッ!?」
倒れ伏した錬金術師は、傷だらけであった。
瓦礫のせいだとは思えない、
肩から胸にかけて...恐らく大静脈付近だろう。
深く斬られた跡が、真っ直ぐについていた。
頭からは血が流れ、背中もめっためたに斬られている。
とてもではないが、見ていられない。
思わず目を逸らしたくなるが、それでも翼は安否確認を急いだ。
瓦礫の奥に居た他の錬金術師2人も、同じような重傷だった。
「おい、どうした!何があった!」
怪我人に酷ではあるものの、翼は錬金術師に声を荒げて尋ねる。
明らかに今回の事件は、正常ではない。
翼は異常なほどに、焦っていた。
もし錬金術師を...アルカ・ノイズを一方的に、
しかもあのように打ち負かした相手がこの近辺にまだいるとするならば、
とてつもない事態に発展しかねない。
「...ノ」
「あッ!?」
そこで、翼が肩を担ぎ上げた男が微かに何か呟いた。
「バケモノ、バケモノだぁぁ、あぁぁあぁっぁああぁぁ!!!」
そう確かに言ったあと、男は気が狂ったかのように叫びだす。
もう何も、尋ねることは出来なかった。
正気の沙汰ではなくなった相手を見つめながら、
翼はおぞましい光景にただただ絶句するのだった。
やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい...
やらかした、かんっぜんにやらかした。
あ、どうも先ほど本名を明かした者です。
挨拶しとる場合かぁッ!(1.5)
急げ急げ、カムバックマイホームだぁッ!
こんな時は誰とも出くわしたくない。
いや、出くわしたら終わる。主に相手の方が。
はっ、見えた、我が家のドアノブ!
まにあえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!!
ガチャン。
MISSION COMPLETE(ちゃんと出来たとは言っていない)
とりあえず家に帰ることは出来た。
だがこっからが問題だ。
急いでリビングに戻り、机の上の皿を確認する。
「あ、あぁ...」
やっぱりだ、やっぱりそうだ。
膝から崩れ落ちながらも、そこに残された真っ白なカプセル薬を見つめる。
このぉ...(自主規制)がぁぁぁぁぁぁぁ!
ごめん、言い過ぎた。
元を言えばこれを飲むのを忘れた俺が悪い。
毎日必須なのにやらかした俺の責任だ。
これは何か?
この薬は俺にとって必要不可欠な存在。
ある『衝動』を抑える特殊なものだ。
決して怪しいものじゃないぞ。
まぁ今日これを怠ったことによってどうなったかというと...
人を殺しかけました☆(☆などつけていいものではない)
ま、待ってくれ!決して俺は倫理観の欠如した男じゃない。
まずはどうしてそうなったのか、
前にも言った通り、俺は転生者だ。
転生と言うものには、一定のものだと特殊なパターンがある。
それが『特典』だ。
転生先で最初から使える、便利なもの。
それは道具だったり、能力などが挙げられる。
いわゆる転生した後の初期装備だ。
好きなアニメ(ただしモブ厳)に転生した挙句、俺は特典が貰えた。
ここだけ聞けばまるで勝ち組(?)のように聞こえるだろう。
しかし教えてやる、俺の転生特典は...
アマゾン
...だ。
通販じゃない。とある種類の生物だ。
はっきり言うと俺は人間じゃない『アマゾン』という生命体だ。
もちろん前世は人間だったぞ?でも今は....
この世界で『唯一』のアマゾンだ。
絶滅危惧種かな?(すっとぼけ)
アマゾン。それは俺が元居た世界で創られた作品『仮面ライダーアマゾンズ』
というものに出てくる種族。
仮面ライダー?などと言われると、子供向けの番組だと思われるだろう。
しかし侮るなかれ。この作品はライダーの中でも圧倒的に大人向け。
曇らせだらけの重いストーリー、毎度出てくるグロシーン。
ネット配信限定をいいことに好き放題やってくれている。
特撮好きの俺が視聴を躊躇った程の代物だ。
ちなみにまだ見れてない。
曇らせは好きだがグロは無理なんだ。
だからアマゾンズの方の原作はよく知らない。
ネタ方面だと完璧なんだけどなぁ...
そして本題。このアマゾンズに出てくるアマゾン(非常にややこしい)
と呼ばれる種族は、普段人間の皮をかぶって化け物としての姿も持っている。
作品内だと人間社会に溶け込んだ怪人みたいな扱いだが、
その存在を知る者からは凄まじい程の迫害を受けている。
なんでかって?答えは簡単。
それは『アマゾン』が、"人を食べる生物"だから。
人を食料として生きる生命だから。
もう一度言おう。
アマゾンは人を喰う。
テストに出るからよーく覚えとけ。
という訳で状況を整理しよう。
アマゾン=俺
アマゾン=人喰い
俺=人喰い
????????????????????????
そうだよ、俺は人喰いだよ?(何食わぬ顔)
やっぱ終わってんな、今更だけど。
清々しくは言ったものの、俺は非常にまずい存在だ。
今はこうして平然と人間の姿借りてるけど、
いざとなれば本性を現すことが出来る。
つまりどういうことかって?
ただでさえ枯葉1枚分もあるかないかぐらいの重さの命のモブたちが、
追加で俺にも殺される可能性があるって話なんだよ!!!
だけどそれだからって、この人類がピンチになるという訳でもない。
むしろ俺の方がやばい。
だって考えてみ?
俺はこの世界でたった1匹のアマゾンなんだぞ?
転生してから今まで同類を一度も見たことないんだぞ?
言い忘れてたけどこの世界に来てからまだ3か月。
だけどもう諦めてる。
だってそうだろ!?本来シンフォギアにはアマゾンなんていないんだよ!
俺は転生とかいう謎現象によってここに来た異物なんだよ!
ノイズ、アルカノイズの登場によってこの世界の人類はただでさえピンチだ。
更に俺まで現れたらどうなる?
人食い。それだったら恐ろしいだけだろ?
だけど俺はノイズとは違う。
一発で人は殺れねぇし、この世に一人しかいない。
だからこの世界の人類は俺の事情を知った時どうすると思う?
真っ先に俺を"狩り"に行くんだよぉ!
だから俺は生き延びるために素性を隠して今を生きている。
そもそも『アマゾン』になるなんて望んじゃいなかったことだ。
俺も今のところは人を喰ったことは一度もない。
だけどアマゾンというのには本能がある。
人を喰いたいという願望が、たまに俺を襲ってくるのだ。
そのために、あの薬が必要なのだ。
あのカプセル薬は人喰いの衝動を抑えることが出来る。
殺人を避けたい俺からすればまさに必需品だ。
しかし、今日の俺はそれを忘れた。
だから、あんな風に錬金術師たちを喰おうとしてしまった。
そもそも錬金術師とは。
『ハガレン』とかを知ってるなら手っ取り早いと思うが、
金を錬成する術を学ぶ人のこと。
基本的には、人類をより良い方向へと向かわせるのが目的だ。
しかし、うちの世界だとそれは少し違う。
アニメで言う3期。
そこから錬金術師たちの作ったノイズってのが
アルカ・ノイズ。今の主な敵だ。
2期で全滅したノイズに代わる敵みたいな感じ。
その錬金術師たちは、今でも人類を脅かしている。
原作が終わっても健在、という訳だ。
しかし、そんな脅威を討ち倒せるものが居た。
それがシンフォギアと..."俺"。
なんとこの世界、アマゾンの力が通用する世界だった。
とは言っても、俺の力は特殊だ。
俺の力は『ニューオメガ』。
仮面ライダー、いわゆる主人公側の特殊装備を俺は持っている。
変身に使うベルト、ネオアマゾンズドライバー。
それが俺の真の特典だ。
分かり易くすると怪人としての姿を開放するツールという感じ。
格段に人間よりも凄い力を発揮できる。
で、さっき俺が変身した姿がニューオメガだ。
しかも全2seasonあるアマゾンズにおいて、
season1の主人公がseason2に使う強化フォーム。
これは勝ったな...と思いきや、
このニューオメガなんだけど、実は滅茶苦茶不遇です。
劇中ではろくな活躍させてもらえずに最終回、劇場版を迎えて
「強化されて弱体化された」なんて言われるものだった。
奇しくも、俺と同じ不遇な存在だったようだ。
悲しい話は置いていて、本題に戻ろう。
以上の理由で、俺の日常はちょっと異常だ。
普段はクレープ屋の接客やっておきながら
アルカ・ノイズが現れたら、手の届く範囲内で変身して狩りに行く。
化け物の分際で。
こういうことを繰り返している毎日なわけであって。
ぶっちゃけ言うと疲れる。
だけど、俺は自分の意志で戦っている。
正直言ってアニメ見てた頃から錬金術師は気に食わなかった。
そしていざこの世界で暴れられるってなったなら、
もうそうするしかないよね...ってなった。
そもそも知ってる未来が終わったせいで何も楽しめないし。
...だが今日、ついにやってしまった。
錬金術師全員を銀行内にぶち込んだまでは良かったんだが...
途中で暴走しちゃって、そのままアルカ・ノイズだけでいいのに
相手をガブリンチョ!メッチャムーチョ!しかけていた。
なんとか正気に戻った頃には、首に嚙みつこうとしてたし。
でそのまま即退散よ。
いつもだったらノイズ全滅→向こうが逃げるとこまで確認してから帰るのに...
これでは間違いなく、俺のやったことがバレる。
よりにもよって現場が職場の近くだし。
シンフォギアは主人公側にも組織がある。
主人公たちにノイズの出現を知らせたりとか、
現場跡を調べたりとかよくしてるんだけど...
それこそまずくないか?
あの錬金術師たちは生きてる。
殺しかけた側が言うんだから絶対に生きてる。(じゃないと困る)
しかも向こうはOTONAとかNINJAとかいう有能でありふれてる組織だし。
証言なんてされたら身元特定も時間の問題かも。
そんなとき、急に思い出した。
仮面ライダーアマゾンズseason2の主人公、
彼は諸事情により、"生きている事が罪"とかいう
ろくでもない罪状を背負わされた。
ライダー界屈指の悲劇キャラ、もはや伝説。
なんか俺似てね?
ずっげぇ似てね?この状況。
え、どうしよう...(ガチ困惑)
味方いねぇよ、俺全員の敵よ?
逃げルルォ゙!とか言って庇ってくれる人も居ないよ?
これが生存罪ってやつですか...?
もはやシンフォギア最大の名言「生きるのを諦めないで」が
全否定されちゃってるじゃん。
「平気、へっちゃら」なんて言える状況じゃねぇよ!
俺に逃げ場は無いんですか?我が家以外。
なんか服についた返り血を手洗いしてる自分が惨めに思えてきた...
やべぇよ、俺完全に詰んだよ。
そのうちほんとに外出た瞬間終わったわ☆
ってなってもおかしくねぇ...
人ってネガティヴ思考始めると途端にさ、
一気に心がそっちの方向へ転がり落ちてゆくのよ。
今それ。完全にそれ。
もういっそのこと終わらすかぁ...?
ここで自らトドメ刺しておくのが身のためかぁ...?
いいかもしんない、もう思い残すことなんて...
思い残すことなんて...
あったわ。
めちゃくちゃあったわ。
俺まだ―――
そうじゃん、一番大事じゃん!
最も重要なこと忘れてた今!
まだ1回もあの天使の「デス」聞けてねえじゃん!
茅野さんボイス生で聞けるとかいうご褒美貰えてねぇのに、
今更死ねるかぁぁぉぁぁぁぁぁ!!!
よし、死ぬ理由は無くなった!
俺のゴール、"暁切歌"と会うに決定!
え、切歌の解説?
それだけで1話使い切っちまうぞ!次回だ次回!
作者の健康状態なんて気にすんな!
あいつなら意地でも投稿するさ!
推しに会う〜♪切歌に会う〜♪
やっべえじっとしてられねえ!
多動症の血が騷いじまう!
俺は生きる!この目に希望を焼き付けるまで、
俺は死なんぞぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!
明日にどう足掻いても希望しか持てねえよぉ!
もう今日は歌ってやる!夜まで歌いきってやるッ!
とんがりーのお帽子と〜♪バッテンのトーレードマーク...
この日、彼は気づかなかった。
自分はアマゾンであり、肝心の相手は人間だと言うことを。
明らかに解説だらけのクソ回じゃねぇか。
次回はもっと頑張ります...
もうそろそろ高校生活始まるけど!(台パン)