推しを喰らうのを必死で止めたい   作:1年5ミリ

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ついに...ついに評価バーが赤色になったぞぉぉぉぉぉぉぉ!!!
皆さん本当にありがとうございます!
2作目にしてまさかここまで行くとは…
と言うわけでその勢いで完成した4話、行くぞー!

追記:4月15日 え、ルーキー日間総合6位...!?
16日 短編日間1位いいいいいいいいい!?
総合日間24位!?
17日:ルーキー日間1位いいいいいいいいいいいいいいい!?
どないなっとんじゃこりゃぁ…


第4話 新たなる錬金術師

爆発した方向はちょうど公民館あたりらしい。

全く自分たちの力を示したいのか、それとも周りを巻き込みたいだけか。

これだから錬金術師はよぉ...

とりあえず今は現場に向かって直行中。

あ、どうも。数話ぶりに自己紹介します静流です。

 

ようやく、ようやく推しに会えたのにこれですよ...

おまけにバイクもクソもないから走るしかない。

夢叶えたついでにお仕事ってかぁ!?

 

おのれ錬金術師ぃ!ぜってぇ許さねぇ!

 

ベルトよし、インジェクターよし、抑制剤接種済み!

よっしゃぁ!パヴァリア潰すぞぉ!(もう潰れてる定期)

 

 

というかまだ錬金術師って確定してないのにそうかの如く喋ってるな...

間違えたらめっちゃ恥ずかしくね?

あ、でもタイトル...(察し)

 

よし、狩るか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突如町中で上がった爆炎と、

アルカ・ノイズの反応をキャッチしたS.O.N.G.は、臨戦態勢へと入っていた。

 

「発生源は?」

 

「中央公民館付近!おそらく錬金術師です!」

 

オペレーターの友里(ともさと)あおいが、弦十郎に答える。

 

「近くに調ちゃんと切歌ちゃんがいます、すぐにでも出動可能です!」

 

続いて同じく、藤尭朔也(ふじたかさくや)も報告した。

 

「よし。すぐさまアルカノイズの討伐に移れ!」

 

 

 

 

「こんなタイミングで錬金術師なんて、空気が読めないにも程があるデスよ!」

 

眼前の燃え盛る炎へと駆け出す、切歌と調。

両者共々、片手に銃のようなものを持ちながら話している。

 

「とにかく、今は私達が!」

 

そして調がそう言うと、2人は銃のようなものを首に突きつけ、

そのトリガーを押した。

 

「準備万全、行くデスよ!」

 

―Zeios igalima raizen tron―

 

―Various shul shagana tron―

 

その直後、突如鳴り響く歌。

―聖詠―

それこそが、彼女達がシンフォギアを使う鍵となる。

 

すると、眩い光が2人を包み込み、その身を変えさせた。

 

切歌は緑、調はピンク。

それぞれのパーソナルカラーに合わせて、インナーと鎧が纏わりついた姿となった。

 

これこそがFG式回天特機装束『シンフォギア』だ。

 

そして2人が変身した直後、アルカ・ノイズが彼女たちの前に現れる。

 

「いつまでもアルカ・ノイズで!」

 

「あたしたちを止められると思うなデス!」

 

調と切歌、2人が纏うシンフォギアには共通したルーツがある。

そもそもシンフォギアは、太古の昔に失われた技術をそのまま残した

『聖遺物』というアイテムからなっているもの。

 

イガリマ、シュルシャガナはそれぞれ女神ザババが振るったとされる刃。

各々の武器は鎌と鋸となっている。

そのために、2人は強力なコンビネーションを組むことが出来るのだ。

 

赤い体色の怪物を薙ぎ払いながら、中心部へと向かおうとする2人。

 

「きっと錬金術師はあそこに...」

 

「だったら一気に道を切り開けばいいデス!」

 

すると切歌が大鎌をかかげ、駒のように回転しながらアルカ・ノイズに突っ込みに行く。

続いて調も、アームに付いた回転ノコギリを振り回しながら残りの個体を倒していった。

 

 

そして気がつけば、ものの見事に抉れて破壊された公民館の前まで。

 

「着いたはいいけど...どこに居るデスか?」

 

しかしそこに、錬金術師の姿は見当たらない。

それにアルカ・ノイズもほとんど倒しきった状況で、

恐らく戦況を不利と見て撤退した可能性が見えてきた。

 

「切ちゃん、ここは逃げ遅れた人たちを。」

 

「がってんデス。」

 

急いで煙の蔓延した館内へと足を踏み込むが、視界が遮られ見通しが悪い。

 

「誰かいますかー?」

 

「いたら返事をしてデスー!」

 

大声で呼びかける2人だが、中々返事は聞こえてこない。

 

「誰か...あっ!」

 

そんな時切歌は、煙の奥に1つの人影を見つけた。

 

「調、1人居たデスよ!」

 

「ほんと!?」

 

2人一緒で、その人影へと近づく。

見たところのシルエットでは、自分たちよりも年下の女の子のようだ。

しゃがんでこちらに背を向け、薄っすらと紫色の髪が見える。

 

「安心するデスよ、もう大丈夫デスからね。」

 

女の子にそう声掛けをすると、切歌は近づいてゆく。

 

「......?」

 

しかしそこで、調はある違和感に気づいた。

すぐそこまで切歌が近寄ってきているのに、全く向こうから反応がない。

何かおかしい。そう思った次の瞬間―――

 

いきなり切歌の前に、金色の魔法陣のようなものが浮かび上がってきた。

 

「えっ?」

 

「切ちゃん、危ないッ!」

 

慌てて調が、切歌を庇うように抱きつく。

だが時すでに遅し。

直後に爆音がしたと思えば、2人は勢いよく外へと吹き飛ばされていた。

 

「うっ、ぐぅ...」

 

「何が...起きた、デスか...?」

 

悶えながらも、2人は公民館へと目を向ける。

すると煙を裂き、現れてくる人影が。

 

「やっ...ぱり...」

 

その姿を見るなり、調が呟く。

出てきたのは、先ほどの女の子だった。

あの爆発に巻き込まれたのにも関わらず、体はどこも傷ついていない。

何よりその表情は、地面に倒れる2人をまるで見下すかの如く、

憎たらしく笑っていた。

 

「こんな初歩的な罠に引っかかるなんて...

 やっぱり所詮は甘ちゃんね。」

 

見た目に似つかわしくない口調で、女の子は喋りだす。

 

「お前が、錬金術師デスか...?」

 

「フッ、笑わせないで。そうでなかったら何よ。」

 

切歌の質問を嘲笑すると、

今度は錬金術師はいくつかの赤いクリスタルを取り出した。

 

「まさか...」

 

再び笑みを浮かべると、その結晶を落とす。

するとその落下地点から魔法陣のようなものが浮かび、

地面からアルカ・ノイズが出てきた。

 

「この子たちは貴方たちにはあげないわ。」

 

錬金術師がそう言うと、アルカ・ノイズは2人を無視して

町の方へと向かってゆく。

 

「あれを放っておけるかしら?」

 

敵の背中を一瞥すると、挑発するように錬金術師は話しかける。

 

「そんな、汚い真似しても...!」

 

「あたしたちには、勝てないデス!」

 

そんな言葉に負けじと言い返すと、ふらつきながらも2人は立ち上がった。

 

「タフねぇ。少しはさっきので私の実力分かったんじゃないの?」

 

しかしそれでも、錬金術師はその余裕を崩さない。

 

「だって、あたしたちは...」

 

そして切歌が言いかけた、その時―――

 

2人の背後を、凄まじい衝撃波が襲った。

 

「何ッ!?」

 

錬金術師が驚くのも無理はない。

何せその場所は、さっきまでアルカ・ノイズの居た場所。

そこを狙って突いたとすれば...

 

「まさか...」

 

「もしかして、これは...!」

 

一方の2人は、目の前の光景にどこか既視感を覚えるような反応を見せる。

 

やがて煙は消えてゆき、中から現れたのは―――

 

たなびくマフラー、鋭いヘッドユニット。

オレンジじみた黄色いインナーと鎧、

両腕についた、大きなガントレット。

 

いつだって同じ。

その拳で貫き通してきた信念は...

 

「だとしてもッ!」

 

「「響さん!」」

 

立花響、ここに参上。

 

「...ちぃっ!」

 

切歌と調だけで済むと思っていたのか、

響が出てきた瞬間舌打ちし、一歩下がる錬金術師。

 

「させないッ!」

 

しかしその言葉通りに、響は地面を踏みしめたと思えば、

一瞬にして相手に詰め寄っていた。

 

「なっ!?」

 

「ちょっと痛いですけど、我慢してください!」

 

半円柱状のガントレットを引き延ばし、

拳を叩きこもうとする響。

そんな光景に唖然としながら、錬金術師は成すすべが無かった。

刹那、一直線に叩き込まれる『拳』。

 

「やった!」

 

「いっちょ上がりデス!」

 

これで終わりだと、誰もが確信していた。

 

しかし、それは違った。

 

打撃によって発生した土煙が晴れると...

なんと響の拳は、

 

パイプオルガンのような壁によって防がれていた。

 

「...流石にこれはビビるわね。」

 

壁越しに、さっきの錬金術師の声が聞こえる。

すると今度は、オルガンが響に向かって倒れるように傾き始めた。

 

「!」

 

危険を察知し、急いで離れる響。

数秒後には倒れたオルガンが、地面に亀裂を生やしてめり込んでいた。

 

「おい、大丈夫かよ!?」

 

すると今度は、上空からクリス、翼、マリアの3人がやって来る。

それぞれシンフォギアを纏っての登場だ。

 

「でも、この子がその攻撃に耐えれることが分かって良かったわ。」

 

その向こうで、錬金術師はさも自分のことかのようにオルガンを自慢した。

倒れていたオルガンも、現れた魔法陣の中へ吸い込まれてゆく。

 

「貴方...いったい何者?」

 

自身のアガートラームの剣を構えながら、マリアが尋ねる。

 

「私の名前ねぇ。そろそろ教えてあげましょうか。

 (あざな)をアンリ・ダ・カーポ。

 パヴァリア光明結社のNo.5よ。」

 

「No.5!?」

 

自己紹介を聞くなり、翼は驚愕した。

 

パヴァリア光明結社は、かつて自分たちと戦い壊滅させた相手。

錬金術師が集められたそのトップクラスにも入る相手が、

まだ残っていたというのか。

 

「まぁ雑談はその程度にして...早く始めちゃいましょうか。」

 

そう言うと、アンリは両手を広げるようにして構える。

するとそれに呼応して、足元に金色の魔法陣が浮かび上がった。

 

「反逆の、演奏を。」

 

その直後、広げた手に合わせるように魔法陣から鍵盤が浮かび上がってくる。

 

「何しでかすつもりだ!?」

 

何か来ると感じた装者たちが、それぞれ身構える。

するとアンリが、鍵盤に手を当てオルガンを演奏し始めた。

 

「どういうこと...?」

 

「まさか、これって...」

 

演奏に合わせ、さらに数本のオルガンのパイプが現れ出る。

そしてパイプたちが動き始めたと思えば、

アンリの姿を隠すように覆い始めた。

 

「防御型の技か!?」

 

「いえ、そうでもなさそうよ...!」

 

すると次の瞬間パイプがはじけ飛ぶと、

中から装者たちと似たような恰好をしたアンリが出てきた。

 

「あれはまさか...」

 

「「「「「「ファウストローブ!?」」」」」」

 

全員が口を揃えて、その名を呼ぶ。

 

ファウストローブ。

 

それは錬金術師たちが使う、錬金術版シンフォギアのようなもの。

同じく聖遺物などから作られたもので、

彼女たち同様強力な力を発揮することが出来る代物である。

 

今回アンリが纏っているものは、

金色の鎧に銀のパイプのような造形が入った姿。

まるで全体でパイプオルガンを再現しているかのようなデザインだ。

 

「そう。これこそ私の最高傑作『パラドン』!

 さぁシンフォギア、震えて眠りなさい!」

 

天を仰ぎ高らかにそう叫ぶと、アンリは6人へと歩み寄る。

 

「いちいち派手な格好と言動しなきゃダメなのかよ!」

 

開口一番、クリスが仕掛けた。

『イチイバル』の特徴的な遠距離武器を使い、

ボウガンで威嚇射撃をする。

 

「ふぅ~ん...そんなものね。」

 

だがアンリは、それを身軽な動きで全て避けきった。

 

「随分と小回りを利かせて速いわね!」

 

しかしそれを封じようと、今度はマリアが剣を蛇腹状にして振る。

だが突如出現させたパイプを身代わりにして、

アンリは自分に巻きつこうとした攻撃をかわす。

 

「だったら面でッ!」

 

続くようにその後ろから調がノコギリをぶつけようとするが、

それもまたパイプの壁で防がれてしまった。

しかもパイプの方には、一切の傷がついていない。

 

「ただでさえパイプの数が多いのに、頑丈すぎる...!」

 

「下がれっ、月読!」

 

負けじと翼が、背後を気にしていたアンリの正面から、

自身の『天羽々斬(アメノハバキリ)』の刀で上から斬りかかる。

 

「ちょっと近距離ばかりすぎない?」

 

対して愚痴をこぼしながら、アンリは自身の周りにパイプを出現させると、

その先端を翼に向けた。

ぽっかりと空いたパイプの上。

すると真っ暗だったその奥が、オレンジ色の光で満たされてゆく。

 

「まさかっ!?」

 

その異常性に気づいたか、翼は急いで方向転換して着陸した。

すると直後に、パイプから爆音とともに砲撃が繰り出される。

直前の翼の回避との差、まさに数秒。

 

「クソ硬くて山ほどあって、おまけに大砲かぁ!?」

 

「流石にこれは、侮れない...!」

 

ほとんどの攻撃を防がれ、結局近づくこともままならないまま

装者たちはアンリを囲うようにして立ちはだかる。

しかしどちらも決め手が見つからないまま、ただただ時間が過ぎてゆくのだった。

 

 

 

 

急げ、急げ!

まだ街中にはノイズ共はいなさそうだけど...ダイジョブかな?

結構さっきまで命だったものが辺り一面に転がったりとかしてないよね?

もう人っ子一人居ないし...そろそろベルト付けちゃお。

 

――ガチャ

 

うぅ~ん、やっぱベルトの装着音程気持ちいものはないね。

(ただし、推しの歌は除く)

 

でもそろそろ大本のシンフォギア到着してる頃かなぁ。

 

街中見回りながら来てるから時間も結構食ってるし。

 

まぁそれでもおこぼれ居たら冗談にならないしね。

 

あ、そだ!

 

ビルの屋上から見渡せばいいのか!

 

 

 

 

「きゃぁっ!?」

 

最後に切歌が、吹き飛ばされた。

戦況は変わらず。

こちらが攻撃をすれば捌かれ、向こうの攻撃を避ける。

まさにきりがないとはこのことだ。

 

「...一体、何故我々と戦う?」

 

そうして膠着状態に入った頃、翼が尋ねる。

するとアンリは、半分笑っていた表情を変え、

真剣な眼差しを向けた。

 

「この前私の側近たちが消息不明になってね。

 お気に入りの実力派だったのよ?

 で、仕事与えたらものの見事に居なくなって。

 "銀行強盗"程度で何失敗したと思えば、

 多分あなたたちでしょうと...

 ともかく、私の部下に付けたけりを返してあげようってね。」

 

銀行強盗という言葉に、翼たちは覚えがあった。

しかしそれとは別で、別の恐怖が襲ってくる。

アンリだけでなく、あの怪物まで居ると考えれば―――

 

「...それ、なんだけどな。」

 

そこでクリスが、アンリに向かって話し始めた。

 

 

 

 

つーことで近くのビルにやって来たzoy☆

と、いうわけなんだけど...

 

 

公民館公民館...あれか。

 

 

あれ?何かいるくね?

館前の大広間に結構人いるくね?

 

あ、あれだ。

 

あの人たち、シンフォギア装者だ。

 

 

...ファッ!?

 

 

え、原作キャラ!?

 

さっききりしらに会えてうっきうきなのに、

あっという間に全員に面会できるんですか!?

 

え、やばない?シンプルにやばすぎじゃない?

 

もう明日には死にそうな運勢だぞ、今日のラッキーさ。

(それでも悔いはない)

 

でもこれはあれかな?

 

こっちが入ったら色々とやばくなるタイプかな?

 

ってあれ?

見知らぬ人が囲われてる。

 

うわぁ~金ぴかだぁ~。

光るそばかな?(すっとぼけ)

 

ん?あんなの知らんぞ。

俺は知らんぞ!?

 

ゲーム(XD)にも居たか!?

 

いや、居ねぇよなぁ!?

 

俺の知らない、錬金術師...だとぉっ!?

 

これは楽しみになってきた。

 

多分ファウストローブでええんちゃう、あれ。

 

見た感じモチーフは...パイプオルガン!?

 

随分ぶっ飛んだ技使ってんなぁ。

 

パイプが武器になってる...

どこぞのマンホール女優並みには使い慣れてんな。

 

...ってあれ!?

 

 

推し!?推しじゃねぇか!!!

 

 

あっ、向かってった!行け!

敵さんには悪いけど推しが勝て!

いや、ぜってぇ勝て!!!

 

ん、あれ?

 

(殺意マシマシの)技が効いてない!?

 

なんで鉄ごときが受け止めてんだよ!?

 

 

あっ...

 

 

吹き飛ばされた?

 

 

俺の推しが?切歌が?

 

 

 

 

 

 

...やべぇ、何かとは言わないけど俺の何かが切れた。

 

 

 

こりゃぁ、行くしかねぇか。

 

 

 

 

「...どういうこと?」

 

クリスの話についていけず、アンリは聞き返した。

 

「だから、お前の仲間を倒したのはあたしたちじゃない!

 どっかのバケモンが全員ぶっ飛ばしたつってんだよ!」

 

「本当なの?それ。」

 

訝しむように見つめるアンリに、今度は翼が話しかける。

 

「私は見た。見るも無残にされたお前の仲間を...

 あれは、到底人間に出来ることではない。」

 

「そんな話信じられると思う?万物を分解するアルカ・ノイズが、

 どうして人外なんかにやられなくちゃいけないのよ。」

 

しかしいくら話そうが、肝心のアンリは耳を傾けようとしない。

 

「ごちゃごちゃ言うなよ!とにかく、これは本当の話で―――」

 

そしてクリスがもう一度説明しようとした、その瞬間...

 

『NEW-OMEGA

 

彼女たちの頭上から、突如爆風が押し寄せてきた。

 

「何!?これ...!」

 

「錬金術師、一体何を仕掛けた!?」

 

「はぁ?知らないわよ!」

 

早速口論が始まるが、誰もかれもが訳も分からずに話し合う。

 

するとその直後...

 

ズドォォォォォォォォン!!!

 

何かが地鳴りと土煙を立て、彼女たちの前へ落下してきた。

 

「どういうこと!?」

 

「意味不明の猛ラッシュデスよ!」

 

「吹き飛ば、される...!」

 

やがて段々と暴風は落ち着いてゆき、ついには完全に収まる。

だがそれよりも全員の目につくもの...

 

正体不明の落下物が、その姿を現し始めた。

 

赤く光る、人とはかけ離れた2つの大きな瞳。

燦然と輝く、エメラルドグリーンの体色。

所々に付けられた、メカメカしいアーマー。

 

そして何より、そのシルエットは―――

 

人間にとても近いものだった。

 

「嘘...」

 

「まさか、あれが...」

 

「有り得ない、こんなもの...」

 

その驚きの姿に、全員上手く声が出せない。

 

確かにそれは、"生きていた"。

 

微かに動き、息をして、ひたすらにこちらを見つめる...

まさしく、『バケモノ』。

 

「...お前が、あの怪物の正体かッ!?」

 

 

 

 

この日まさしく...

 

装者たちは、未知の存在に遭遇した。




え?土曜授業が待ってるからすぐにでも次話投稿?
出来らぁっ!(できちゃった)

いつの間にかえげつない程人気になっておる...
こっから落ちぶれないことを祈るしかない。

皆さん本当に読んでいただきありがとうございます。
よければ感想、誤字報告よろしくお願いします。

ただリアルが結構忙しいんで、次の投稿は未定です...
本当に申し訳ない。(謝る気がない某博士)
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