推しを喰らうのを必死で止めたい   作:1年5ミリ

6 / 11


遅くなりましたが何とか完成させました。
ついでに他に一発ネタも投稿して。

そして報告があります。

なんとついに、
推しを喰らうのを必死で止めたい評価バーが赤で満タンになりました!!!

皆さん本当にありがとうございます!
5話投稿してから結構評価も多くなって...
あとは完結を目指すだけです!

これからも本作をよろしくお願いしますということで、
第6話、どうぞ!


第6話 尊さに喰われそう

これどうしよう...

どうも、只今絶賛走っている私だ。静流だ。

理由は言わなくても分かるだろ?(だけど言う)

俺の真後ろにアガートラームの蛇腹剣が迫ってきてるんだよぉ!

ガ〇アンソードかガ〇アンソード!

 

これでもまだ殺意のこもり方はマシってマジかよ...

 

だけどずっと追いかけっこしてる訳にもいかねぇからなぁ。

タイミングを狙って...ジャンプッ!

蛇腹剣が真下を通り抜ける。

よし、避け切った!

 

だが問題は着地!

ここでもし装者の目の前なんかに落ちちまったら

それこそDIE SET DOWN!案件なんで...

着地地点を見極めないと。

あ、でも推しの前だったら...

だめだ!絶対横に調が居る!

イガリマにやられるなら大歓迎だがシュルシャガナ、てめーはだめだ。

なんとしてでも推しの攻撃単体で死んでやる!

 

そのためにも絶対に安置を、ホラー見た時の布団の中レベルの安置を...

あった、そこぉ!

 

怪我なし、目の前に装者なし...ヨシ!(現場猫)

 

今のうちに逃げt...

 

「逃しはしない!」

 

...はて?

 

ヤーイヤーイヤーイヤーイヤー...(SAKIMORI曲特有のコーラス)

 

あれ、ズバババン。なんで目の前に居るんですかねぇ...

いや確かに天羽々斬高機動型のやつやけど。

シンフォギアの中ではトップクラスに速いけども。

 

何もドラ◯ンボールみたいに瞬間移動しなくてもいいじゃないですかぁ!

慈悲をください慈悲をぉ!

 

(チャキっと剣を構える音)

 

そんなものはないってかぁ?(白目)

ヒャァッ!こっちくんな!

銃刀法違反!刀持つなんて銃刀法違反ですよ!

(尚こっちは全身凶器で法律も適用されるか怪しい身の模様)

あぁ...また包囲網の内側に戻されてゆく。

追い込み漁かよ、俺はサカナじゃねぇ!(溺れる方)

ライダー大車輪見てぇな隊形組んで...

金子のおっさん(原作者)の趣味にでも俺はつきあわされてんのかぁ?

次は誰がくるんだか...

 

ってあれ?

 

「次は私たちが...」

 

「相手デース!」

 

なんだ、きりしらか。(吐血)

 

うぐおぉぉぉ!尊い!なんと尊い輝きだぁッ!!!

 

無理だ!こんな神聖な百合に俺が太刀打ちできる訳がない!

足に力も入らん。

完敗だ...戦う前から完敗だ...

いいだろう、もうこうなれば生存罪を認めてやる。

 

さぁ切歌よ!俺を殺せぇぇ...

 

 

 

 

ん?シュルシャガナさん?

なんで俺の目の前に来てるんですかねぇ...

 

 

 

 

 

 

アンリを助け、バケモノと対峙したシンフォギア装者たち。

しかし一方で、怪物の方は自ら戦おうとはしてこなかった。

代わりに円形に囲んだ6人の間をすり抜けようとするかの如く、

何度も逃走を試みるばかりだ。

 

「やった、誘導できた!」

 

「逃がすかってんだよ!」

 

そして翼の素早さを活かし、なんとか包囲網に引きずり戻した装者たち。

しかしそれでも、向こうから攻撃しようとする素振りはない。

 

「どうしてあの錬金術師には攻撃したのに、

 私たちには...?」

 

アンリとの戦闘を目撃したマリアが、首をかしげる。

 

『分からん。だが今は、こいつを捕らえることだけに専念しろ!』

 

聞えてきたのは、指令室からの弦十郎の声。

上層部の決定により、怪物を捕獲するという方針が出されたのだ。

 

「あたしたちが行くデス!」

 

「相手がこっちの攻撃を避けた隙に、皆さんが攻撃を!」

 

円陣の中心に佇むバケモノへと、切歌と調が一歩踏みよる。

 

「気を付けてね!」

 

響が声援を送る中、それぞれ武器を構える2人。

すると今度はバケモノの方で動きがあった。

 

なんと、怪物がいきなり膝から崩れ落ちたのだ。

 

「「えっ?」」

 

「どういうことだ!?」

 

まるで戦うことを諦めたかのような素振り。

だがまだ、一度もぶつかり合った覚えはない。

それなのにどうして。

 

「意味わかんねぇけど、とにかくチャンスだ。決めちまえ!」

 

クリスが合図を出し、調を前にして前進する2人。

 

「まずは私が面で制圧する...!」

 

まるで生気を失ったかの如く、立ちすくむバケモノ。

それに向かって鋸を振り下ろそうとしたその瞬間―――

 

怪物の瞳が、赤く光った。

 

「ッ!?」

 

そしていきなり、調の動きが止まる。

いや、正確には強制的に止められたのだ。

 

シュルシャガナの刃先。その向こうには...

 

腕のカッターで自身の体格以上の鋸を受け止める、怪物が居た。

 

 

 

 

...だめだつったろ。

 

シュルシャガナァ!てめぇはだめだって言っただろうがぁぁぁぁ!!!

せめてイガリマとのコンビ業で挑んでこいやぁ!

推しの要素が10%以上ぐらい入ってりゃあ今の俺ぁ満足なんだよぉ!

 

なのに...なのにどうして、単体で来るんだてめぇはぁ!

 

 

こうなったら容赦はしねえ。

 

 

推しの攻撃を喰らうか、俺がこの地獄(一部例外)を抜け出すか!

勝負だぁぁぁぁッ!

 

 

 

 

「まずい!」

 

てっきり避けると考え切っていた先ほどまでの自分を、調は哀れに思う。

こうなれば一気に相手が有利になってしまう。

ファウストローブを断ち切る攻撃に耐えれるものか。

ギアが壊されるのも時間の問題。

 

なんとか退こうとした調だったが...

 

その前に2つの回転ノコギリが、バラバラに砕けていった。

鋸の欠片の隙間から、深紅の瞳が覗かせる。

この雰囲気はまさにあれだ。

錬金術師を殺しかけた、バケモノの本質だ。

 

一瞬死をも覚悟した、その時―――

 

「やらせるかデェェェェェェェス!!!」

 

彼女の左横から、大切な親友が飛び出す。

そして一瞬、瞬きを挟んだ隙に...

暁切歌のイガリマの大鎌が、バケモノに直撃した。

 

 

 

 

何をやってるんだ俺は...

怒りの対象はシュルシャガナなのに、危うく調ごと殺ろうとして...

 

そのせいで今目の前で、推しが怒ってるじゃねぇか!

 

確かに大好きな推しの表情はいっぱい見た方がいいが、

今はタイミングが違う。

 

だってまだ、思いっきり笑った顔も見れてないんだから。

 

怒ってる顔やっぱ似合わないよ、切歌。

もうこうなったら俺を殺してほしい。

推しの攻撃で死ねるとか言いながらがめつく生きようとした俺を、

本当に殺してほしい。

 

だが困ったものだ。

 

運命は俺の願いをいつも叶えてくれないらしい。

 

だって今、イガリマの斬撃を真正面から喰らったのに...

ニューオメガの装甲のせいで、全く効いてないんだから。

 

 

 

 

「嘘...」

 

目の前の光景に、切歌は絶句する。

それは何故か。

今バケモノはその鎧で、難なくイガリマの攻撃を受け止めていたからだ。

こんな芸当が出来た相手など、切歌は生まれてこの方見たことがない。

まぁ最も装甲が厚い部分に切歌が攻撃を当てたのも原因なのだが。

 

だが良かった、調に危害が及ばなくて。

 

そんな風に、切歌は思う。

 

せめて大切な人ぐらいは、守りたかったから。

 

死という言葉が、頭をよぎる。

 

覚悟はしていた。だがやはり、怖い。

 

腹の1つや2つでも貫かれたりするのだろうか。

こんな時にフィーネの魂が自分に宿ったりしたらと思うが、

流石にご都合主義すぎるだろう。

 

だけど、死ぬつもりはない。

みんなを遺して、完全には...

 

しかしそんな時、怪物は―――

 

なんとイガリマの柄を優しく握り、そっと自分から外した。

 

「...え?」

 

それ以上で、何もしてくることはない。

ただひたすらに、こちらを見つめるだけだ。

 

そして切歌の背中に、暖かな感触がしたかと思えば...

 

一気にバケモノと切歌は、引き離されていた。

 

「切ちゃん!」

 

後ろから、聞きなれた声がする。

 

「調...」

 

「よかった。本当に良かった...」

 

半泣きでこちらを抱きしめる調。

それでようやく、自分が助かったことに気づいた。

 

「ほんとに、そうデスよ...」

 

思わず安堵の声を漏らす切歌。

しかしその一方で、そっと後ろを振り返った。

 

「どうしてデスか...?」

 

少し遠い背後に佇む怪物へと、そう呼びかける。

 

 

 

 

つまりどこぞの神様よ。

俺は恐らく推し単体のの攻撃では死にそうにないから、

このまま生きろってことですか...?

 

上等だ、推しの笑顔見るまで生きてやるよ。

 

濃厚な百合も見れたことだし。

という訳で新たなゴールが決まった訳だが―――

 

どうやって生き残ろ、これ。

 

戦わなければ生き残れない次元だってのは分かるんで、

頼むから1期からいる信号組を何とかする方法を教えてください...

 

 

ってあれ?ザババの2枚刃がこちらに向かってきている。

 

おっと、死んだか?

 

じゃなぇわ!対抗策!対抗策考えねぇと!

 

確かアマゾンズ系統って、基本的に武器があったはず...

流石にコンビ決めた技は生身で防ぎきれる気がしない。

 

とにかくベルト!ベルトいじって!

何かでろよぉぉぉぉぉ!

 

ジャッキーン!

 

(ドラえもんバトルドームも)でたァ!?

 

これは確か...『ニューオメガソード』だっけ。

よし、今は時間無いからこれで何とかするしかない!

 

ひえぇぇぇぇ!眼前まで来たザババこえぇぇぇぇぇ!!!

 

必死に剣振り回してなんとか...

なってる!なってるよなんか!

メカニズムは分からないけど渡り合ってるよ!

 

これで一気にやれば...

 

 

駄目じゃね?

 

結局押されてるじゃん!

 

なんか地味にどんどん後退させられてる!

これが百合パワーか...

 

俺には分かるよ、悲鳴を上げるソード君の声が!

 

―キラリーン!(ニュータイプのSE)―

 

なんか来る!(確信)

 

そこだぁぁぁぁ!

 

(振り向きざまに真っ二つになる赤いミサイル)

 

ぶった切ったぁぁぁぁぁ!

 

振り返るとミサイル来てるって恐怖でしかねぇ!

なんてもん打ってきてんだぁキネクリパイセン!

 

 

(その時、オリ主に電流走る)

 

 

まさかこの波動は...

 

「ぶっ飛べぇぇぇぇ!」

 

真横から来るんじゃあないよぉ!原作主人公!!!

 

 

 

 

再びバケモノと向き合う、切歌と調。

その姿は依然として健在であり、先ほどの傷も驚く程に浅い。

 

「行くデスよ...調ッ!」

 

「うん、切ちゃんッ!」

 

しかしそれでも、2人は立ち向かってゆく。

何年も積み上げた連携があれば...勝てると信じて。

 

するとそれに合わせるようにして、

怪物もその腰についたベルトのようなものに手を掛ける。

 

その直後、バケモノの右手に赤い剣が現れた。

 

「何ッ!?」

 

「今までずっと武器を隠し持っていたというの!?」

 

2人の連携技と、赤い剣がぶつかる。

だが相手の隠し玉にしては、張り合えているとは言えなかった。

 

「ちょっとだけだけど押してるよ...!」

 

「このまま行けば...!」

 

長い時間で、少しづつ。

どんどんと相手が後ずさりしてゆく。

 

「今のうちに食らいやがれ!」

 

そして直後、バケモノの背面に回ったクリスが、

上空からミサイルを撃ち込みに行った。

 

だがそれと同時に―――

 

「「きゃあっ!」」

 

2人の攻撃をいきなり押し込むと、

空いた隙にバケモノがミサイルを切り倒す。

 

「うっそだろぉ!?」

 

振り向いたのと同時に、完璧なタイミング。

まるで図っていたのかというような反撃だった。

 

「やっぱ只者じゃねぇ...」

 

怪物と目を合わせながら、冷や汗を流すクリス。

 

「させない!」

 

しかしそこで、怪物の死角から響が突っ込んでいった。

 

「やれ、立花!」

 

「ここで決めなさい!」

 

「ぶっ飛べぇぇぇぇ!」

 

バケモノが気づいたころには、もう遅い。

立花響のアームドギアであるその拳は、すぐ目の前まで迫っていた。

 

暴風と共に、粉塵が吹き荒れる。

 

今にも吹き飛ばされそうな勢いに残りの5人は、

ただ踏ん張るだけだ。

 

やがて土煙は止み、中から1人のシルエットが浮かんでくる。

 

「響さん...ッ!?」

 

そこで、全員が絶句した。

 

確かにそこに響はいた。

何もない宙に、拳をつきつけた状態で。

だが、肝心の怪物は居ない。

 

響の足元に広がるのは、バラバラに砕けたコンクリート。

 

そのすぐ傍には、大きく抉れた跡のついた地面があった。

 

「まさか...」

 

その光景に、クリスは見覚えがある。

かつて風鳴源十郎が、自分を救おうとしたときに使った技。

地面を蹴って壁にしてそれで攻撃を防ぐ。

どうして生身の人間がそんなことできるのかはさておき、

(というか未だに誰も分からない)

あの怪物がその技を使ったこと自体が衝撃だった。

 

「逃したわね...」

 

「恐るべき潜在能力。私達が見たもの以外にも、

 まだこんな技能を残していたとでもいうのか...」

 

翼とマリアが唖然とする中、

響はすぐに、ある場所へと向かった。

 

「もう、いなくなりましたよ。」

 

手を差し伸べた先は、アンリ。

 

「...存在自体が空気も同然だったのに、

 よく気づいたわね。」

 

あの時仰向けになったままで、ずっとここに居たのだ。

 

「そりゃあだって、あなたを助けるために戦ったんですから。」

 

「馬鹿じゃないの?敵のはずの私たちに。」

 

そう言われると、響は笑って見せる。

 

「だって...アンリさん、ずっと部下の人のこと気にしてましたから。

 思いやりのある人なんだなって...」

 

「...フフッ」

 

すると今度は、アンリが笑った。

 

「え?」

 

「ほんと面白いわねあんた。

 サンジェルマン達が気に入るのも分かったわよ。」

 

そうして、アンリは響の手を握りしめる。

 

「こっちに部下さんはいます。

 会ってあげてくれませんか...?」

 

「そうね。そっち(S.O.N.G.)でよっぽどしごかれなければの話だけど。」

 

思わず笑ってしまう2人。

すると目の前に、黒い車がやってくる。

どうやらお迎えのようだ。

 

「じゃあね。また会う時まで...」

 

「はい。」

 

S.O.N.G.の人物に連れていかれながら、アンリはさよならの挨拶をする。

それを優しく、響は見守っていった。

 

 

「あぁ~お疲れムードマックスデスよ~。」

 

手足を大の字に広げ、寝そべる切歌。

 

「うん...だって、切ちゃんに近づく危ない奴が一人...」

 

その横で調が言おうとすると...

 

「あぁぁぁ!駄目デス調!今は駄目デスよぉ!」

 

必死に切歌が調の言葉を遮ろうとする。

流石に惚れられた男の顔は、恥ずかしくてあまり思い出したくはない。

 

「だって、優しいふりして切ちゃんに近寄ってくるかも...」

 

「ふぇ?優しいふり、デスか...?」

 

そんな言葉を聞くと、あの怪物を思い出す。

自分を殺そうとしなかった、あのバケモノを...

 

「あの人のは、ふりだったんデスかね...?」

 

「切ちゃん、あの人って何のこと?」

 

「おいおいおい...」

 

しかしそこで、2人の背後から声がする。

 

「デス!?クリス先輩!?」

 

「お前、ついに青春ってやつがぁー...」

 

まるでからかうような表情で、大きな声を出そうとするクリス。

 

「デェェェェス!やめてくださいクリスせんぱぁぁぁぁぁい!!!」

 

夕焼け空に、切歌の叫びが響いた。

 

 

 

 

過労死寸前で生き延びた...

OTONAのテクニックがここで活きるとか誰が予測できるかよ。

まぁそれが出来る体になったのが一番怖いんだけど。

にしても今日は、色々とありすぎじゃなかったかねぇ。

 

推しに会って、推しと戦って...

 

ん?俺その流れを今日だけで味わったってことォ!?

 

駄目だ、1日の出来事として処理しきれない。

今のうちに明日の仕事休むって言っとくかぁ。

多分1日使わないと今日の出来事は整理がつかないぞ...

 

にしてもやっぱり―――

 

 

生で見る推しって、滅茶苦茶可愛かったなぁ。

 

 

 

 

 

「おい、聞いたか?未確認生物の話。」

 

ここはS.O.N.G.本部、潜水艇の中。

その通路で2人の男が、談笑をしていた。

 

「当たり前だろ。シンフォギアで歯が立たないとかなんとか...」

 

「ノイズ以上の脅威とか、俺はごめんだぜぇ。

 仮称は"ニューオメガ"だっけ?カッコつけた名前しやがって。」

 

まじかと言うように、頭を抱える片方の男。

 

「まぁ大丈夫だろ。そこは装者の皆さんが何とかしてくれる。」

 

その相方は男を励ますようにして、肩に手を置いた。

 

「そうだよな...俺らにできるのはお祈りだけだよなぁ...」

 

今ここで嘆いても仕方ないと、諦めて前を向く男。

するとそこで、あるものが目に留まった。

 

「あれ?こんなところに"ウォーターサーバー"なんて

 置いてあったっけ?」

 

それは、通路の分岐路に設置された一台のウォーターサーバー。

 

「知らないなぁ。なんか新しく導入されたんじゃないか?」

 

相方の方は興味ないと言うかのように、スルーしようとする。

 

「おい、ちょっと待ってくれよ。」

 

しかしそこで、男は相方を呼び止めた。

 

「今ちょうど喉乾いてたから、いいか?」

 

「別に許可取るようなもんじゃないだろ。

 勝手にしてな。俺は先に行くよ。」

 

「ちぇっ、せっかちだなぁ。じゃあ後から追うわ。」

 

そう言って男は紙コップを取り出し、水を注ぐ。

 

「助かるぜぇ。俺たちみたいな日の目を見ない連中を

 支援してくれる企業さんがいるなんてよぉ。」

 

気になった男は、サーバーのボトルに書いてあった文字を読み上げた。

 

「『Aroma Ozone』ねぇ...頼もしい企業様だ。」

 

そうして一気に水を飲み干すと、

先に行ってしまった相方の後を追うように男は走り出す。

 

 

空っぽになった紙コップが、カランと音を立ててゴミ箱に転がり落ちた。




書いてて思った。
マリアさんとSAKIMORIは何を四天王?って。
やっぱ他の書き手の人みんな言ってますけど、
戦闘シーンって書くのムズイんすよね。
まだまだ未熟だということです。

これからも頑張らないと...(ただし、不定期投稿には抗えない模様)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。