いやまじで、何も言わずに2ヶ月休載とかなめとんやろ。
皆さんほんとにお待たせさせすぎてしまいました。
何せ高校で中間→英検→期末を間髪なく叩き込まれたせいで、
ずっとPCに向き合うことができていませんでした。
マジで待たせて申し訳ございません。
そのかわり今回は出血大サービスの量を書いてまいりました!
今までの本作の供給不足をどうかこれで補ってもらえると嬉しいです。
では制作に本日丸一日費やした第8話、どうぞ!
気が付けば時計の針が指しているのは、午後の2時。
先ほどから丁度1時間程度が経った頃だろう。
本来ならば店が盛況し、気が遠くなるほど長く多忙な時間のはず。
だが不思議なものだ。
その1時間は、俺にとっては数分程度にしか感じられない。
なんでってそりゃぁ...ねぇ。
推しと会話してるんですからね。(心の中で絶賛吐血中)
はい、結局克服できませんでした。
体はガチガチ、言葉はカタコト、その名はどうしようもない江藤静流!
仕事中なのにも関わらずこの世界で一番幸せなサボりしてますよ!
一体何なんですか推しとソファで横並びで話せる人生とか!
社畜どもよ、悔しかったら俺を殴れ。
今はこれが夢だと思ってしまうくらいには幸福だ。
「それでデスねぇ。その調っていう子が、毎日美味しいご飯を...」
あぁ〜推しの声は尊いんじゃ〜(天まで昇る人喰いの魂)
いやまぁ、話の内容としては一応いつものアニメのきりしらなんやけど。
お兄さん全部知ってるからねぇ。(今世紀最大のクソキモ発言)
されども飽きる事などない。
何せ俺の推しなんだからなぁ!
はぁ...
いや何かしろよ俺。(ド正論)
そうじゃん、この小一時間ずっと推しが語り掛けてくるだけじゃん。
まぁ栄養でしかないんだけどさぁ。
だが俺は今、"空想"という名を捨てた"現実"に居る!
ここでスタッフも話していないような小話を聞かない選択肢があるか。
ならば聞こう!長年の間ずっと疑問に思っていたことを!
切ちゃん、そのポールダンスどこで習ったn(殴(殴(殴
このアホンだらぁ!何コメ欄に汚染されとんじゃワレェ!
一か月休んだせいで作者の頭と語彙力が逝っちまったのかぁ?
こんな大チャンスに、なんと破廉恥な妄想を!(某C.E.のDT)
安心して、この作品はしっかりと頭のおかしい健全な作品だから。
そんなふしだらな真似するわけないでしょやだー。(明後日の方向を見つめながら)
いや待てほんとにどうする。このままだと1日が終わるぞ。
この日を逃せばまた明日、
錬金術師の野郎どもが仕掛けに来て推しと俺が戦場で出会って...
またボスラッシュが来る可能性があるのかぁ。(絶望)
いややだよ!?ぜってぇにやだよもうあんな地獄!?
待て待て話を広げすぎだ。
ここは今一度冷静に...
「静流さん!」
「ハイナンデスゥ!?」
ヒヤァ尊すぎて心臓が止まるかと思ったぁ!
どないしたんやいきなり...
「静流さんは、大好きな人っているデスか!?」
...ふぇ?
ファぁぁぁぁぁぁぁぁ!?
いやそれよりによって俺に聞くぅ!?
ずっと調愛を語り尽くしていたと思ったらそこから来るかよ!
素直に答えづれぇ!
どうすんだいきなり真正面で「あなたです」(キリッ)なんて言ってきたら!
しかもあなたからしたら俺とは初対面なのに!
それこそポリスメン直行でしょうが!
「えっと...いきなり居るかって言われたらそりゃあ、微妙ですよねぇ。」
とりあえずはそれっぽいことを言って誤魔化すしかない。
ごめんよ正直になれなくて...
「微妙、デスか?」
「いやまぁ俺...家族とか居ないんで。」
思わず本音がこぼれ出る。その通りだ。この世界で俺に家族なんていない。
いやまぁ前世にはいたけど...なんていうかな。
そもそも
今夢中になれる人なんて言ったら...
だがそんなことも、今すぐには言えない。
何だかなぁ、現実と変わらねぇってのがムズムズすんなぁ。
いや、一応この世界も現実なんだけど。
「そう、なんデスか...」
あやっべ、なんか空気悪くしちまった。
どうしようかこれ...完全に愚策だったな。
「あたしに似てるデスね。」
ファッ!?推しが普段絶対に言わないようなことを!?
「似てる...?」
「そうデス。あたしにも、本当に血の繋がった家族は居ないんデス。
パパさんとか、ママさんとかって言える人には、会ったこともないんデスよ。」
俺の真横で、推しがシリアスモードで喋っておる...
これはこれでいいな。(そこじゃねぇだろド外道)
いやいや、真面目にふざける場面ではないて。
この話題はきりしらのトップクラスで重要なところでしょうが。
「...でも切歌さんは、1人じゃないでしょう?」
「え?」
「だって、調さんとの話聞く限り、一人ぼっちってわけではないですし。
血は繋がってなくても、それでも立派な家族ですよ。」
「そう、デスよね...うん!そうデスよね!」
やったぞ!推しの曇りが消えてゆく!
これはナイスファインプレーじゃないか俺!?
「ありがとうデス静流さん!元気もらえたデス!」(満面の笑み)
ドガァァァァァァァ!(LP0→-1000)
まずい、オーバーキルってレベルじゃねぇぞ!
「本当ですか?ならよかったです。」(半分吐血)
真正面で笑顔になったら俺の尊さゲージが持たねぇだろうが!(尚それが本望な模様)
っと落ち着け落ち着け...そろそろ本題に戻らなくては。
いやどうする?何を聞く?
しくじればドン引かれる可能性大なんだからここは慎重にならないと。
さっきみたいな内容じゃ100%アウトだし...
!?!?!?!?(その時、人喰いに電流走る。)
連絡先だ!
そうだ!最も大切なものを忘れていた!
これからもし推しと関わることができる!これさえあれば!
颯爽とスマホを構える!準備は万端!
さぁ行け江藤静流!お前の願いを果たすために!
「切歌さ...」
だが、その瞬間であった。
プルルルルルルルルルルル...
...んん?
「あ、ごめんなさいデス。ちょっと電話が...」
あるえぇ?携帯を持って推しが店の外へと出てゆく...
いや、部外者の俺に聞かれたくなんだろうけど。
だが誰からだ?どうしても気になってしまう...
いや、こっそり盗み聞きすれば大丈夫だろ。
そーっと入り口近くに擦り寄って...
「...本部に集合、デスか?」
...あれ?
これS.O.N.G.の緊急招集じゃね?(白目)
時間にして約数秒。しかしそれは、エルフナインにとっては1時間近くにまで感じられた。
ドロドロとゆっくりこぼれ出る、赤黒い血液。
それは無尽蔵に続く暗闇から溢れ出ていた。
一体何が起こっているというのか。
今までエルフナインが経験してきた中では、
S.O.N.G.でこんなことが起こったことは一度もない。
まさかとは思うが、侵入者…
そんなはずはない。
心の中で、何度もそう自分に言い聞かせる。
本部のセキュリティーは並大抵の者では近づくことも困難なほど強固。
それが考えたくもないが―――”殺人鬼”を入れることなど不可能だ。
ましてや、何かハッキングされたわけでもない。
一体いつ、どこで誰が入ってきたのか。
その全てが、エルフナインには見当もつかなかった。
だがそんな時、真横でドアの開く音がする。
思わず怯えながらも構えるエルフナイン。
「あれ?エルフナインさんじゃないですか。」
しかしそこから明るい声と共に入ってきたのは、
服装から分かるようにまごう事なきS.O.N.G.の職員だった。
「すみません。ちょっと俺はぐれた同僚探してまして。
いつものあいつなんですけど...なんか見かけてませんかね?」
エルフナインも顔見知りのある人だったために、少し安堵する。
もちろん、職員の言葉には聞く耳も持っていなかった。
だが、その安堵も一ミリ秒も立たずに恐怖で埋め尽くされてしまう。
「あ...た...」
本当ならば”助けて”と言いたかったが、体が震えて口さえも動かない。
だがその意味に気づかないほど、職員も馬鹿ではなかった。
床の血を見るなり、その表情がみるみる青ざめてゆく。
腐ってもプロ。大急ぎでエルフナインを抱き抱え、血の海から引き離した。
「ちょ、ちょっと何があったんですか!?」
エルフナインを下ろし目線を合わせ、震える声で尋ねる職員。
しかし一方のエルフナインも、この状況を説明することなど出来なかった。
ふと、足元を見る。靴跡が滲むほどにべっとりとついた血が、その量を物語っていた。
「あ、あぁ...」
声にならない悲鳴をあげ、泣き崩れるエルフナイン。
だが次の瞬間、どこからか足音が聞こえてきた。
「...え?」
思わず職員もその方向を振り返り、腑抜けた声を上げる。
その場所とはまさに、あの倉庫だった。
ねっとりとついた血が、何度も地面に再び叩きつけられる音。
それがさらに、2人の恐怖心を掻き立てた。
だが、次の瞬間...
何と驚くべきことに職員は、エルフナインをさらに遠ざけ、倉庫の目の前に立った。
「な、何してるんですか!?」
そこでようやく、エルフナインが声を上げる。
「逃げてくださいエルフナインさん!ここは俺が食い止めます!」
だが職員は、自分は気にするなとでも言うようにエルフナインに逃げるよう言う。
すると拳銃を取り出し、暗闇へと銃口を突きつける職員。
「ダメです!そんなこと!」
そして思わず、エルフナインが駆け寄ろうとしたその時―――
倉庫の中から、血だらけのS.O.N.G.の制服を着た男が出てきた。
「...は?」
職員の声が、静かな通路に響き渡る。
その顔を見て、エルフナインも思い出した。
よくこの職員とペアを組んで活動していた男だと。
だがその表情に、もはや生気といったものは感じられなかった。
ひたすらに黙ってハイライトのない瞳で、職員の顔を見つめている。
「何やってんだよ、お前...」
半泣きになりながら職員は銃を捨て、男の両肩に手を乗せる。
「やめてください!危ないです!」
エルフナインの、忠告も聞かずに。
「なぁ、向こうで何があった!?教えてくれ!侵入者か!?何かの機器の不具合か!?」
切羽詰まった表情で、畳み掛けるように男に尋ねる職員。
だが次の瞬間、予想だにしないことが起こった...
突如男が、職員の首筋を噛みちぎったのである。
飛び散る血液と共に一瞬、エルフナインの思考は止まった。
噛むといっても、それは甘噛み程度ではなかった。
―――喰らっている。
その表現が最も正しかった。
倒れ伏した、正確にはもう"死んだ"職員の目線が、エルフナインの目と合う。
そしてその死体に、再び男は飛びかかり齧り付いた。
ぐちゃぐちゃと、無造作に肉を食べる音が聞こえる。
もう、悲鳴なども上げられなかった。
涙も流れなかった。
恐怖以上の何かが、押し寄せようとしていた。
これが人間か?否、人間であるものか。
こいつは人の皮を被った化け物だ。『ニューオメガ』以上の。
一言で表すなら―――
「人喰い...」
思わず、声に出てしまった。
だがそれがいけなかった。
男...今や怪物が突如として、職員の死体を食べるのを止める。
そしてゆっくりと起き上がり、振り向いた先にいたのは―――
エルフナインだった。
絶望、そして死の覚悟が、エルフナインの脳内を駆け巡る。
先ほどの凄まじい速度で首に齧り付いていた姿を見る限り、
おそらくこいつのスペックは人間以上。
今更逃げて生き延びれる可能性などなかった。
「よこ、せ...」
そう呟くと男がうっすらと、笑みを浮かべる。
ふらつくようにエルフナインに踏みよる足取りが、絶望をさらに加速させていた。
―――もう終わりだ。
そう言いかけた、その時...
エルフナインの姿は、そこから消えていた。
まるで何かが高速で通った後のような、風を残して。
次の瞬間、風を切る音と共に、再びエルフナインが目を開けるとそこにいたのは...
「緒川さん...?」
何を隠そう、緒川慎次だった。
緒川は代々、忍者として活動している家の者だ。
そのため現在進行形で、エルフナインを抱き抱えながら凄まじいスピードで通路を走っていた。
到底普通の人間では成しえない技である。
「間一髪でしたね。」
エルフナインを見つめながら、優しく緒川が話しかける。
その姿はまさしく、いつも通りの緒川慎次と言ったところだ。
だがエルフナインは、この緒川に違和感を感じていた。
何も偽物というわけではない。
いつもよりも、呼吸が乱れている。
普段ならば、冷静な緒川がこんなことになるなどありえない。
だが目の前で同業者が死んだのだ。
動揺しない方がおかしいと言うものだろう。
しかしそのペースの乱れなど知ったことではないかのように、
緒川は耳元の通信機に手を当てた。
「司令。エルフナインさんを保護しました。」
『そうか。よくやった...で、現状は?』
通信機越しに、弦十郎の重苦しい声が聞こえる。
「一瞬現場を見た限りでは、恐らく1人が死亡。
もう1人がエルフナインさんに近づいていました。どちらも、S.O.N.G.の職員です...」
淡々と報告する緒川の口調も段々と暗いものへと変わってゆく。
と、そこで一旦通路を区切る扉が見え、緒川は止まった。
「お怪我はないですか?」
ゲートの暗証番号を打ち込みながら、緒川がエルフナインに聞く。
「はい、大丈夫です...」
ようやくエルフナインも落ち着きを取り戻し、いつも通り喋れるようにはなっていた。
そこで、緒川は後ろを振り返る。
「一体何なんでしょうか、あれは...」
「分かりません、ただ、明らかに錬金術の技術ではないで...」
そうしてエルフナインが言いかけた、その時ーーー
通路の奥から、ドタドタと凄まじい足音が聞こえてきた。
「ヒッ!?」
再び、エルフナインの体が震え上がる。
それを受けて緒川は、急いで扉の開いた先へと走った。
すぐさま、ドアが閉じてゆく。
「はぁ...これでもう、大丈夫でしょう。」
安堵の声を漏らし、緒川とエルフナインは扉から離れてゆく。
―――だがその時、強くドアを叩く音が鳴り響いた。
背筋が凍りつきながら、振り向く2人。
そこには、轟音が響くとともに凹んでゆく鉄製のゲートがあった。
「そんな...!」
「早く逃げましょう!」
そうして、緒川はエルフナイン未だ抱えたまま駆けて行く。
「あげろぉぉぉっぉ!あげろぉぉぉぉぉぉぉっ!」
ドア越しに響く、不気味な叫び声を背にして。
その一方で司令室は...
「緒川!おい緒川!?」
通信障害に遭っていた。
理由は明確。
侵入者によるメインシステムの一部破壊。
通路で事件が起きたと同時に、外の装者たちとは連絡が一切つかない状態になっていた。
実際に入って壊したとは考えにくい。
多分遠距離からのハッキングであろう。
ただ、このセキュリティではそれさえも難しいはずなのだが。
「監視カメラも何者かによって破壊された模様!
現場がどうなっているかも分かりません!」
汗をかきながら藤尭が、そう弦十郎に伝える。
「チィッ!」
それを聞くと軽く舌打ちをし、弦十郎は再び通信機に向かって叫び続けるのだった。
「修理班!聞こえるか修理班!」
その修理班が、全員メインシステムの部屋で首を切り落とされていることも知らずに。
そして、そのそばに佇む銀色の影のことも。
「ごめんデス静流さん!急用ができたので今日はここまでデス!」
うん、知ってた。
ふざけんなやOTONAァ!何フィーバータイム邪魔してくれとんねん!
しかも推しに頭下げさせる真似しやがってよぉ!
これも全部パヴァリアってやつのせいなのかぁ!?オイィ!?
「そう、ですか...分かりました。あ、だったら...」
「じゃあまた今度来るデス。バイバイデース!」
あっ...
推し、もう帰っちゃった...
何で会議やるんだろ...
何でそれが俺の邪魔をするんだろ...
「許さんぞぞぉ!パヴァリアァァァ!!!」
(パ「ファッ!?」)
叫んだ瞬間、厨房から金子さんが出てくる。
「どうしたぁ!?治ったのか!静流ぅ!?」
「金子さぁん!俺今日もう帰りまぁぁぁぁす!」
「わ、わがったァァァ!お大事になァァァ!(?)」←混乱状態
きっとそうだ!錬金術師のせいだ!
また事件起こしたんだろコラー!
どこか!?港か!?
どこなんだ!?
とりあえず今日はこいつに乗っていくしかねぇ!
(テッテレーン!)マイバイクぅ〜
そうですね皆さん、言い忘れておりました。
私江藤静流、ついに推しと会えた記念で貯金でバイク買っちゃいましたー!
やっぱライダーなんやからなぁ!
機種はしっかりホンダのXR250っすよ!
これでようやくどこへでも一っ飛び!(過言。スッゲー過言)
まずは推しの後を追って本部まで行ってから原作陣営追って現場に急行や!
待っとれパヴァリアぁ!今地獄へ送ってやるぞぉぉぉぉぉぉ!!!
随分と長い時間走ったように感じる。
実際はまだ数分程度なのに。
「ダメだ!通信が繋がらない!」
苛立ちを募らせた緒川が、通信機に当たるように言う。
依然として、2人は怪物から逃げ続けていた。
恐らくメインシステムが落ちたのだろうか、一部のゲートが閉じたまま開かない。
そのために広い本部の中を、右往左往しなくてはならなかった。
「ごめんなさい!僕を守らなきゃいけないばっかりに...」
自責の念に駆られたエルフナインが、緒川に謝る。
「僕は大丈夫ですよ。それよりも、エルフナインさんの護衛の方が
大切ですから。」
そうしているうちに再び、2人はゲートに突き当たった。
「ここもダメですか...」
だがここにくるまで、ほとんどの道は試してしまっている。
可能性は絶望的だが、緒川は試してみることにした。
すると、暗証番号を打ち込んだ瞬間ゲートが開く。
「やった!」
「これで司令室まで向かいましょう。」
表情が明るくなった2人。そして、歩み出そうとしたその時...
「みぃつけた。」
後ろから、声がする。
声の方向を向くとそこには―――
気味の悪い笑みを浮かべて、あの怪物が立っていた。
「ッ!」
特に大きな反応を見せる余裕もなく、緒川が走り出す。
「待てぇ!」
だが驚くべきことに、怪物は緒川のスピードについていきながら2人を追いかけてきていた。
「やっぱり人間業じゃない...!」
背後の怪物を見つめながら、エルフナインが呟く。
あのゲートを突破するにはかなり時間がかかったはず。
しかし、現にあいつはもうここまで追いついて来てしまっているのだ。
まごうことなき人外だろう。
もし捕まれば、無事に帰って来れる可能性はない。
そう考えて、エルフナインが息を呑む。
だが、次の瞬間...
ーImyuteus amenohabakiri tronー
"歌が聞こえ"、真正面から蒼い光が突っ込んできた。
それは走る2人をすり抜け、怪物へと向かってゆく。
すれ違ったその瞬間、エルフナインに見えた光の正体はーーー
シンフォギアを纏った、風鳴翼の姿だった。
刹那、刀を取り出した翼が怪物に斬りかかる。
だがなんと怪物は先ほどまで走っていた勢いを一瞬にして打ち消し、
その斬撃を避けてみせた。
「何ッ!?」
「翼さん!」
緒川も走りを止め、背後の翼へと話しかける。
「緒川さん!エルフナインを連れて、早く逃げてください!
本部のシステムがダウンしています!外へ脱出を!」
翼は緒川の方を見てそう言い残すと、怪物へと向かっていった。
「分かりました!翼さんもどうかご無事で...」
その言葉を受けて、緒川は再び走り出す。
「そちらこそ。」
見届けた翼もまた、2人の無事を祈って。
「...どけ。」
だが怪物の一声で、翼は現実へと引き戻される。
彼女の真正面には、自分を鋭い目線で見つめる男が。
その様相は、先ほどの獲物を見つけた笑みとはまるで真反対であった。
「どういうつもりだ...!同僚まで殺して!」
叫ぶ翼の柄を握る力が、自然と強くなる。
それに対して怪物は、黒い眼を見開いて言った。
「喰いたいだけだよ...ただなぁ。」
これが果たして、自分たちと共に戦っていた者なのか。
翼にはどうしてもこの光景が現実とは思えなかった。
だが、迷っている暇はない。今まここで食い止めなくてどうするか。
そう自分に言い聞かせ、翼は脚のアーマーから更に刀を取り出して構える。
「ならば、問答無用で斬らせてもらおう!」
しかし翼がそう言った途端、怪物の態度が変わった。
「クク、クククク...」
笑っている。
先ほどまでの怒りはどこへ行ったのか。
本当に計り知れない不気味さがある。
「何がおかしい!」
「そうかぁ...じゃあ...」
そして次の瞬間、翼は信じられない光景を目にした。
「ヤッホークリスちゃーん!」
ここはS.O.N.G.本部の潜水艦が寄港している港の近く。
そこで弦十郎から招集された装者たちが、合流を果たしていた。
「うっせーよバカ!」
いつも通りで元気な響の挨拶に、恥ずかしがって突っ込みを入れるクリス。
「はいはい、強がらないのクリス。」
その後ろから、今度はマリアがクリスの背中を叩きながらやって来る。
「つ、強がってねーし...」
「切ちゃん以外は...大丈夫ですね。」
マリアに付き添う形で、調も同じだ。
だがあと一人、足りなていない。
「切歌ちゃんがいないの?」
響が尋ねると、調が頷く。
「ちょっと前まで緒川さんと訓練してたんですけど、
丁度近くに来ていたマリアを迎えようとして外に出てたんです。
それで切ちゃんにも確認のメールを送ったんですけど...」
そう言って調が見るスマホには、既読の付いていないメールが表示されていた。
「心配しすぎじゃないのか?おっさんだって言ってるはずだし。」
切歌のことで心配になる調を見て、クリスが安心させようと言葉を送る。
「そうだといいんですけどね...」
するとそこで、マリアが提案してきた。
「もしかしたら先に本部に来てるのかも。確認しましょう。」
スマホを取り出し、弦十郎へと電話を掛ける。
だがそこでようやく、彼女たちは異変に気付いた。
「...あれ?繋がらない。」
「はぁ?どういうことだ?」
マリアの言葉に耳を疑うクリスは、調の方を向く。
「本部には先輩が居るんだろ?」
「はい、そうです。」
ここで言う先輩とは翼のこと。
流石にそれなら大丈夫だろと、クリスも翼へ電話を掛ける。
だがしばしの沈黙の後に、その表情は段々と青ざめていった。
「...駄目だ。」
クリスがそう言うなり、4人は一斉に港へと走り出す。
「噓ですよね!?本部が襲撃なんて...」
「考えたくないけど、こんな事初めてだから...」
そうしてようやく、本部の船体が見えてきた頃―――
「おい、あれってまさか...!?」
クリスが1人の...いや、正確には2人の人影を見つけた。
「そんな...緒川さん!?」
エルフナインを抱きかかえた緒川を発見するや否や、急いで駆け寄る装者たち。
するとその目の前で、緒川が膝から崩れ落ちた。
息を荒げながらエルフナインを下ろし、床に仰向けで倒れ伏す。
「緒川さん!?何があったんですか!?」
響が声を張り上げ尋ねると、緒川がかすれた声でなんとか答え始めた。
「本部で、殺人が...!」
「「「「!?!?!?」」」」
緒川の話を聞いた瞬間、装者たちに衝撃が走る。
「そんな...!切ちゃんは!?切ちゃんは本部に居るんですか!?」
一気に不安を駆り立てられ、顔を引きつらせ諮問する調に、緒川は首を横に振った。
「切歌さんは、本部には居ません...代わりに、今翼さんが...」
「先輩がどうしたっていうんだよ!」
そうして緒川が、言葉を続けようとした、その時...
ドガァァァァァァァァン!
突如として、潜水艇の一部が爆発した。
「ぐわぁっ!?」
そしてそれと共に地上に放り出されたのは―――
「先輩!」
シンフォギアを纏った状態で、地面にたたきつけられる翼。
その傍へと、クリスが駆け寄ろうとする。
「ッ!?来るな!雪音!」
しかしクリスの姿を見た途端に、翼がクリスを引き留める。
「なんで!?」
「危ないです...!クリスさん!」
と、そこで先ほどまで全くしゃべることのなかったエルフナインが叫んだ。
「エルフナインちゃん...?」
小刻みに震えるエルフナインを見て、響が呟く。
「あれは、ノイズとかのレベルじゃないんです!とにかく逃げて!」
目には半分涙を浮かべ、叫び続けるエルフナイン。
普段の彼女ならしないであろう行動に、装者たちは何か不気味なものを覚えていた。
だが、その瞬間...
「喰わせろォ!」
血だらけのS.O.N.G.制服に、まるで爬虫類のような目。
狂気的な様相の男が、翼が飛び出してきた穴から現れ出た。
「あの人って...いつも本部で働いてる...!?」
「おい、まさかとは言わねぇけど...あいつが!」
はっきりとは言わずに、緒川の方を振り向くクリス。
「そうです!彼がその殺人犯です!」
「大当たりだよぉ!」
緒川が叫ぶとともに、男が翼へと突進してゆく。
そして、翼の刀と男の振り上げた腕がつばぜり合った。
普通なら常人を遥かに超越した身体能力を持つシンフォギアが優勢のはず。
しかし何故か、今は翼が推し負けている状況にあった。
そもそも刀を生身の腕で受け止めている時点で異常。
あの男が只者ではないことが、全員にひしひしと伝わった。
だが、その考えを遥かに上回る出来事が起こる。
「あの人...光ってる?」
そう、光っていた。
響が呟いたとおりに、男の体が段々と赤い光を帯びていた。
「まずいッ!」
まるで何かを知っているかのように、翼が叫ぶ。
そして、光が満ちた瞬間―――
男は"異形"へと変身した。
一瞬、翼以外の者たちには何が起こっているのか分からなかった。
その見た目は、まるでボロボロになった服を着た人型の狼。
この世界の人が知らぬ言葉で言えば『オオカミアマゾン』といったところだろう。
「何なんですか、あれ...!」
「こっちが聞きたい位よ!!」
「あれが、人間なのか...!?」
「そんな...あれが本来の姿...?」
見た目のグロテクさで言えば、ニューオメガを超えていた。
それほどのおぞましさを持った"怪物"へと、男は変貌していたのである。
「さぁ大人しく喰われろお!」
刀の刃先を握りしめ、怪物が叫ぶ。
次いで翼も段々と押されてゆき―――
ついに怪物は、翼を吹き飛ばした。
「うわぁっ!?」
「先輩!」
翼を遠くへ飛ばしても、怪物は関係ないとばかりに凄まじいスピードで迫る。
「このぉ...!」
それを見て居ても立っても居られなくなったクリスは、
怪物に向かって走りながら、ついに赤いペンダントを取り出した。
―Killter Ichaival tron―
聖詠を歌い、『イチイバル』を纏う。
「お前が人間なもんか!これ以上先輩に近づくんじゃねぇ!」
すぐさまギアを展開させ、形成したミサイルを怪物にぶつけるクリス。
「...あぁ?」
そうして怪物が振り向いた時には、もう遅い。
ミサイルは盛大に、怪物を巻き込み爆発した。
「やった...?」
「倒したんですか?」
唖然とその光景を見届ける、調たち。
だがそこで、調にとって聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「デデデデース!?一体何事デスかこれは!?」
振り向いた先に居たのは...切歌。
どうやら彼女だけは一連の流れを目撃していなかったのか、
いきなりギアを纏って爆発の前に佇んでいるクリスを見るなり驚いていた。
「切ちゃん?...切ちゃん!」
「デデス!?調もどうしたんデスか!?」
感極まって調も思わず切歌に抱きつく始末。
切歌視点から見たらカオスとしか言いようがないだろう。
(それは他の人間たちも同じだが。)
しかし、その時には誰も気づいてなどいなかった。
爆煙の中に依然、人影が立っているということなど。
「うぐぅ...あぁぁぁぁぁぁぁ!」
「「「「「「!?」」」」」」
煙の奥から聞こえる叫びと共に、全員がその方角を向く。
そこから出てきたのは、あの怪物だった。
しかも、調と切歌の真正面に。
ただ、無事という訳でもない。
爆発に巻き込まれて服はさらにボロボロ、
全身からも所々で血があふれ出ている。
「...え?」
そんな中、1人切歌は目の前の怪物を見るや否や、
いつものデス口調も忘れてそれを呆然と見つめていた。
「...デェェェェス!?」
時間差でようやく、来るべきリアクションが来た。
だが重要なのはそこではない。
肝心なのは怪物が見つめる先だった。
―――切歌と調だ。
「は、ハハハハ...」
2人を発見するなり、乾いたような笑いが怪物からこぼれる。
「!?てめぇ!」
それを察したのか、クリスが怪物の行く手を遮るために走り出す。
しかし、それが間に合うことは無かった。
切歌と調目掛けて、怪物が一直線に走り出す。
「「え?」」
そのスピードは、人間の反射速度でどうにかなるようなものではなかった。
もう既に怪物は緒川たちの位置を超え、
何も邪魔すものが無い状況で2人へと向かっている。
このままでは間に合わない。誰もが思ったその瞬間―――
ドガッ!
切歌の横から現れた一つの影が、怪物を殴り飛ばした。
「ガッ...!?」
その勢いで、爆炎の前まで押し戻される怪物。
倒れ伏した怪物は、今一度己を吹き飛ばした影を見つめなおした。
「おいおいおいおい、嘘だろ...」
「なんであなたが、ここに!?」
その姿を見るなり、装者たちから驚愕の声が上がる。
切歌は再び間近で見ることとなる、その姿を。
緑の肌に機械的なアーマーを纏ったそれ―――
「ニュー、オメガさん...?」
異形の前に、異形が立ちふさがった。
―――時は、少しだけ遡る。
やぁ私だ、静流だ。
奇跡的に渋滞のおかげで自然と推しを尾行することが出来ちゃったんだけど。
これは神様確率という名の運ゲーで結構遊んでませんかね?
でいてここか...
なんかすっげぇ森だけど?
でもグー〇ルマップだとこの先海ってなってんだよなぁ。
おそらくこの先がS.O.N.G.の本部があるであろう港か。
推しが入っていったから確定なんだけどなぁ。
でも関係者に見つかったらヤバいなぁ。
そのまま追い払われる未来のヴィジョンしか浮かばんのよ。
だったら舗装された道行くよりわざわざ森通った方がいいのか?
よし、やってみよう。
あ、見えた見えた、親の顔より見た潜水艦だ。(もっと親の顔見ろ)
にしてもすごいなぁ。まさに秘密の港基地じゃんこれ。
やっぱ国連所属の機関は格が違うなぁ。
人喰いには絶対無理だけど出来ることなら入ってみたいって...あれ?
なにあれ?爆発?
つーかクリスパイセンとズバババンがシンフォギア纏ってんだけど?
戦場は本部だった!?
え、なんやそれ。今まで無かったやろこんなん。
...あれ?なんかいるくね?
爆炎の中に居んなあれ!?
え?どういうこと!?何なのあれ?錬金術師!?
...はぁ?
なんか全然見知らぬバケモノなんですけど!?
(静流はアマゾンズ未視聴のためあまり原作のことが分からない。)
ちょま、一体あれは...
ん?
おいまさか...
俺の推しを襲おうとしているぅ...!?
それに気づいた瞬間―――静流は既に行動に移っていた。
一瞬にしてバッグからベルト一式を取り出し、装着。
瞬きもしないうちにインジェクターを差し込み、スイッチを押す。
「アマゾン!」
『NEW-OMEGA』
そうして彼は、『アマゾンニューオメガ』に変身した。
何やってんだお前ぇぇぇぇぇぇぇ!(開幕早々)
テメェなんざに推しに指一本触れされるかってんだ!
右ストレートでも喰らいやがれこのぉ!
つーかなんだよお前!新手のメギドか!?マルガムか!?
ニチアサに出せないような見た目しやがってよぉ!
「ウグルァァァァァァ!」
なんだよ?やろうってか!?
上等だぁ!俺を怒らせたこと後悔させてやるよぉ!
グシャァ...(足のカッターで切り裂く音)
うっわアマゾンズみてぇな血の飛び方して!
お前はどこの住人だ!錬金術師の作った人工生命体か!?
だとしたらパヴァリアか!またやりやがってあの野郎共!
その野望、俺が打ち砕いてやるぅぅぅぅぅぅ!
―――場面は戻り、司令室にて。
「艦体に大きな損傷発生!浸水被害の心配はなし!」
「艦内システム復旧率、未だ38%!約7割の通路のゲートが機能していません!」
「司令室にいない人員は、メインシステムルームに急行を!」
立て続けに発生したトラブルの影響で、司令室は一種の地獄と化していた。
なんとこの付近のゲートが作動しなくなったせいで、ここから外からの脱出が不可に。
ついでに中途半端にシステムが破壊されたせいで、投げ出すという訳にもいかなかった。
閉じたゲートは弦十郎の力技で押し切れるとは思うが、司令である以上退くのは難しい。
「メインシステムに人員を注ぎこめ!全く修理班は一体どうなったんだ!」
そんなオペレーターたちの言葉に耳を傾けながら、
弦十郎は音信不通となった修理班の状況を尋ねる。
そんな時だった。
『...司令』
緊急通信越しに、作業員の声が響く。
「どうした!?」
『メインルームの現状を、報告します...』
だがその声は、何かを躊躇うかのように重く暗いものだった。
『メインシステム自体は、確かに復旧可能。ですが...』
「ですがなんだ?」
作業員は覚悟を決めたかのように、一呼吸置いてからこう言った。
『最初に復旧に向かった人員は...全員殺されました。』
「ッ!?」
部屋全体の空気が、衝撃に包まれる。
だがそこにいる全員には、恐らくはこの事件の発端の仕業だろうという予測がついていた。
「緒川の言っていた、あいつの仕業か?」
だが、驚くのにはまだ早かったのだ。
『いえ。それが違うんです。』
「...は?」
その口から伝えられたこととは―――
『つい先ほどまでメインルームに行ったものたちは...斬り殺されていました。』
「なん、だと...!?」
斬り殺す、など不可能な話であった。
あの暴走した職員には。
そもそもS.O.N.G.の職員たちは、近接用のナイフなど一切持ち合わせていない。
それでいて斬り殺す、というのは不可解極まりない話であった。
「つまりそれは...」
『はい。今回の襲撃を行った犯人は...もう1人います!』
狼のような怪物の振るう鉤爪と、俺のアームカッターがぶつかり合う。
なんだこいつ、思ったよりしつけぇぞ!
それにしても相変わらず全く正体の見当もつかねぇ。
しばき倒したら連れて帰って尋問でもしてみるか?いや無理だな。
だけど全体から見たら俺の方が依然として優勢。
このまま流れを作れさえすればいけるはず。
オラっ!なんだそのへなちょこなキックは!
こんなの片手で防げちまうぞぉ?
逃げ腰になったって無駄だ!
アッパーでも食いやがれ!
まぁだろうな。そうやって両手で塞ごうとするのを、左手でどちらも跳ね返して...
よし見えた!その隙が命取りだぜぇ!
「モラッタァァァァ!」
思わず勝利の確信が、声に出る。
...だが、その瞬間だった。
俺の体が、突如として宙に吹き飛ばされたのは。
...は?訳が分からん。
なんだ?何が起こった?
相手の懐はガラ空きだったはず。
それでいて向こうも抵抗できる余裕は無かった。
なのにどうして...
ッ!?頭が痛い...!それに腹も...!
視界の隅に、まだ新鮮な血液が映る。
―――これまさか俺のか?
同時に数箇所殴られた?
あの短時間で?
いやいやいや、ありえない。
そんな芸当できるなんて...
そこで、俺の体が地面と衝突する。
やばい。本気でエグいの喰らった。
誰だ?誰がこんなこと...?
「...困るんですよ。」
聞き覚えのない声だった。
誰だお前?絶対に原作にこんなやついない。
少なくともそれだけは保証できる。
それと同時に、原作キャラたちが息を呑んでいる様子が音で伝わる。
なんだ?一体誰なんだ?
傷が痛みながらも、ゆっくりと顔を上げる。
そうして見上げた先にいたのは、目を疑うようなものだった。
いや、ものというよりは生き物だった。
ただ、人ではない。
人の形をした、"アレ"だった。
そんな馬鹿な。
こんなことが、あり得るか。
違う、こんなことあっちゃいけないんだ、本当は。
だけど居る。こうして、今目の前に歩んでくる。
真ん中にかけてオレンジのグラデーションがかかった銀色の胴体に、俺を見つめる紫の瞳が。
同族である、俺の前に。
「アマゾン、シグマ...!?」
今日、この日。
俺はもう1人の
いかがでしたか。
ほんとに随分と待たせてしもうて申し訳ございません。
これからは本当に忙しくはないシーズンに入りますので、
できるだけ早く、質の良い本作を投稿していきたいと思っています。
どうかご期待ください。(期待に応えられるとは言っていない)
ただ一言言わせてもらうと、不定期投稿というのはお忘れずに。
あと最近ついに真骨彫サガついに届いたんで、
王の名はサガ久しぶりに投稿するかもです。
まだ読んでないよという方は、是非読んでみてください!
では皆さん、また次回!