3ヶ月経ったある時
コンコンコン
「ユウ、今日って客人とかっていたか?」
「いないと思いますけど。」
「そうか、ちょっと出てくる」
「わかりました師匠!!」
「はーい」
誰ですかっと
ガチャッ
「失礼する」
ガ、ガゼル王!?なんで!?
「なんのようでしょうか?」
「師匠、誰だったの?ってガ、ガゼル王!?」
「なぜ、王様が直々にここへ?」
「1つ、魔剣士殿に依頼があってな」
「依頼?まぁ、先に家にどうぞどうぞ」
「いや、依頼を言ったらすぐ帰るから大丈夫だ。」
「わかった。それで、依頼というのは?」
「あぁ、ここから北にジュラの大森林があるのは知ってるか?」
あれ?北だっけ?まぁ、続きを聞くか
「あそこにある大洞窟の調査をお願いしたいのだが」
「あれ?たしかあそこってドワルゴンの兵士が調査に行ってるんじゃなかったでしたっけ?」
「あぁ、行っているが最近調査に赴いた兵士達が戻ってこないのだ」
「つまり、兵士の安否確認となにが起こっているかの調査ってことか?」
「あぁ、そうなるな。」
それなら聞くことは1つだな
「報酬は?」
「この国ドワルゴン産の武器を報酬にしようとしているのだが」
「俺は武器はいらねぇ」
「じゃあ何が?」
「小さいブローチとかにしてくれねぇか?」
「ブローチ?なんのために?」
「そうだよ、師匠!!なんのためにブローチを?」
「報酬にするものに理由は必要か?聞いたところでなにになるんだ?」
「それもそうか。わかった。おい」
「はい!!」
「カイジンに言っておけ。武器ではなくブローチのようなアクセサリーを作れと」
「はっ!!」
ん?カイジンってあのカイジンか?なら武器でも良かった気がするな〜
『武器は作れるじゃないですか』
いや、カイジンの武器ってだけでプレミアだろ!!
『そうですか…』
「それで、どうだ?受けてくれるか?」
「受けるさ」
「では、頼むぞ。魔剣士グリムよ」
「わかった。」
カツカツカツ
「し、師匠!!ついて行っていいですか?」
「ん?置いていく気なんて最初からないぞ」
「ッ!!//」
「別に俺1人で行ってもいいけどよ、この依頼はお前を鍛える修行ってことにもなるからなえーとあれだ、一石二鳥だっけか。それだそれ。そういえば、なんで紅くなってんだ?熱か?」
ズイッ
「ピャッ//(ボソッ心臓に悪すぎるよ、師匠…」
「うん、なさそうだな。体調が悪いなら置いていくがd」
「行きます!!」
「なら、準備をしようか」
「は、はい!!」
15分後
「準備できたか?」
「はい!!バッチリです!!」
「では行こうか。」
ガチャッ
「そういえば師匠、確かジュラの大森林って結構遠いイメージがあるのですがどうするのですか?」
「ん?どうするって?俺のスキルで行くのだが、すぐ着いても面白くないっていうことで手出して。」
「へっ?手?」
「うん。手」
「あっ、はいどうぞ」
「ありがとね。じゃあ握って」
「ッ!!//は、はい。こ、これでいいでしょうか?//」
「うん、いいよ。あっ、大事なこと聞くの忘れてた。」
「なんですか?」
「高所大丈夫?」
「?大丈夫ですけど…」
「良かった。なら行こう。絶対に手を離したら駄目だよ。」
「はい!!//」
「では、"トベルーラ"!!」
「え?うわぁぁぁーー!?と、飛んでるー!?」
「さぁ、行こうか」
「はi」
ギャオーーン!!
「「ッ!!」」
「あれは、空飛ぶライオン?」
「フライオンです!!」
「フライオン?強さは?」
「この前のドラゴン程ではないです!!」
「なら、一撃で決める。ユウ、離すなよ。」
「はい!!」
ギギャギャ!!
《
「突っ込んでくるか、その選択は凶だ!!"イオナズン"!!」
ギャアァァーーーー!!
「ふぅ、大丈夫か?ユウ」
「大丈夫です!!」
「では、行こう。」
―――――――――――――――――――――――――
洞窟
「ここですね」
「では、行こう。」
カミさん今から言う武器作っといて、"獣王のツメ"と"鬼神の魔槍"お願いね〜
『了解いたしました。』
10分後
「結構歩きましたけど、
「そうだね、何か違和感はあるけども」
さっきから魔力感知に引っ掛かってんだよな〜
クルッ
「サクッと調査して終わりましょ。ん?師匠どうしたんですか?」
「気をつけろ、近くにいるぞ」
「そんなわけ…」
ベタッ
「上から何か落ちてk……ギャァーーーー!!」
「さっきからの違和感はこれか!!上の人食い蜘蛛!!」
キシャーーーー!!
《粘着糸》
「なにこれ〜?くっついて離れない!!」
「ユウ!!少し気持ち悪いと思うがじっとしとけ。」
「え?」
「どうやらこいつは目や鼻は無いらしいが糸に触覚がついているっぽいんだ。」
「ヒェッ、わ、わかりました!!」
シャーーー!!
《鋼糸の鎧》《
「ッ!!あっぶねぇ!!それにしても鎧か、ゴリ押しでいけるか?"バイキルト"よし、これでツメをつけて、さぁ、いくぞ!!"タイガーラッシュ"!!」
キンキンキンキン
「やっぱりか、これぐらいでは鎧は剥げねぇか。なら"ルカニ"そして、"ボミエ"あとは"ディバインスペル"よし、動きが遅いうちにユウの糸をオラッ!!」
ジャキッ
「ありがとうございます!!」
「ユウに"スカラ"、"ピオラ"、"バイキルト"っと、ユウ息を合わせるぞ」
「はい!!師匠!!」
キキキシャーーー!!
「いくぞ!!ヤリに持ち替えて、当たれ!!"雷光一閃突き"!!」
ギジャーーーー!!
「今だ!!ユウ!!」
「たあぁぁぁぁーーー!!《
ギャーーーー!!
「や、やったぁぁーー!!倒したーー!!」
「お疲れユウ」
―――――――――――――――――――――――――
「師匠、戻りましょうか」
「いや、ユウだけで戻ってくれ」
「なぜですか?」
「少し用事があってな」
「えー…ここから歩いていくんですかー…」
「さっき"ピオラ"って呪文かけたからまだしばらくは早く動けるぞ」
「そうなんですか!?なら、頑張ります!!」
「ユウ、ガゼル王に報告して、報酬も貰っておいてくれ」
「はい!!了解です!!では、先に帰ります!!」
タッタッタッタ
『なぜ、先に帰らしたのですか?』
「ちょっと気になったことがあってな」
『気になることですか?』
「あぁ、そのためにも、もう少し奥に行こうか」
―――――――――――――――――――――――――
洞窟の奥
「ここだな」
「そこにいるのは誰だ?」
「俺は"死神"のグリムだ。」
「クワハッハッハ、お前が死神とやらか。だが、この前にあった死神とは違うみたいだが」
「この前?」
「600年前だったか?」
「その時代の死神ってどんなのだったんだ?」
「確か、人の国を襲っては壊滅させていたな」
「そうなのか…」
「そういえば名乗ってなかったな。我は暴風竜ヴェルドラだ!!よろしくな死神のグリム。お前に聞きたいことがある。」
「何だ?」
「この我を閉じ込めている結界?みたいなものを壊すことができるか?」
「ん~~。やってみようか?」
「頼む」
カミさん、ツメとヤリを魔素に変えて"魔王の剣"っていう、大剣作ってくれ
『了』
「さて、やるか。これで無理だったらどうするんだ?」
「もう少し待ってみようと思ってる」
「そうか、では、やるぞ。"全身全霊斬り"!!」
ズドーーン!!
「どうだ?」
「割れて……ないな。」
「すまんな。ヴェルドラ…」
「別に大丈夫だ。ここでもう少し待ってみるぞ」
「おう。割れなかったお詫びとしてお前に予言を授ける」
「ん?何だ?」
「"約半年後にお前を助けるものが出てくるであろう"」
「それを信じて待っているとしよう」
「じゃあな!!ヴェルドラ」
「あぁ、グリム!!」
「"リレミト"…」
シュンッ
「出てきたな、なら"ルーラ"」
―――――――――――――――――――――――――
ガチャッ
「戻ってき、た、ぞって寝てるのか?」
「スースー」
「報告で疲れたか。お疲れ様ユウ」
「むにゃむにゃ、ししょうだいすきですよ〜」
「ん?」
「スースー」
「俺も大好きだぞ」ナデナデ
「んふふふ」
で、これがブローチか
「よし、"ピオラ"、"スカラ"、"バイキルト"。これでユウに着けて」
カチャッ
「これでよし!!これからも頑張ってくれよ。教えられるのもあと1日だからなせめてものプレゼントだ。ここで寝ると風邪引くぞ。」
カミさん、俺の黒装束をコピーしてくれ
『了』
ありがとう
「これを掛けておくからな。おやすみユウ」
どうでしたか?
☆9を付けてくれた方ありがとうございます!!
これからも精進します。