スキル:竜の探求   作:魔王の髑髏

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11話目です。


"修行"

 

う~~~ん、カミさん今、何時?

 

『朝8時です。』

 

起きるか…

 

カツカツカツ

 

「おはようさん」

 

「おはようございます!!師匠!!」

 

「起きてたか、昨日はご苦労さん。」

 

「いえ、良い経験になりました!!あっ、これとこれ返します。」

 

「ん?あぁ、黒装束とブローチね。返さなくていいよ。」

 

「えっ、いや、師匠のものなので」

 

「黒装束は俺のをコピーしたやつでそのブローチはプレゼント」

 

「プレゼント?」

 

「そうそう、そのブローチには俺が昨日ユウにかけた呪文3つがかけてある。」

 

「3つの呪文?」

 

「うん。まず"バイキルト"、攻撃力を上げる呪文だね。次に"ピオラ"、素早さを上げる呪文、そして"スカラ"、防御力を上げる呪文。の3つがかけてある。そのブローチを着けておけば常時その3つの効果が発揮されるよ。」

 

「えっ、でも、なぜ急にプレゼントを?」

 

「あぁ、それはな………」

 

「はい」

 

「俺がまた旅に出るからだ。」

 

「旅に?」

 

「そう」

 

「それがこのプレゼントとなんの関係が?」

 

「つまり、本日付で'ユウの師匠を辞める'ということだ。」

 

「えっ!?や、辞める?本当ですか?」

 

「あぁ、本当だ」

 

「えっ、でもまだ1年経ってないですよ?」

 

「まずまず、俺が旅に出た理由は外の景色を見てみたいだったからな。それとユウが勇者になりたいのなら俺がいないほうがいいと思ってな。いつまでも俺について回っていても成長しないだろ?」

 

「はい…」

 

「だから、俺は明日この国を出る」

 

「し、師匠!!」

 

「何だ?」

 

「明日なんですか?」

 

「そうだが」

 

「なら、今日が最後の修行なんですね?」

 

「そうだな」

 

「なら!!実戦形式で修行をお願いします!!」

 

「ユウ、俺がなぜ国を出る日を明日にしたかわかるか?」

 

「いえ」

 

「それはな、ユウに最後の修行をつけるからだ。さぁ、準備をしたらいつもの場所でやるぞ!!」

 

「はい!!」

 

10分後

 

「師匠!!用意できました!!」

 

「では、行こうか」

 

「はい!!」

 

「"ルーラ"!!」

 

―――――――――――――――――――――――――

 

草原

 

「ふぅ、着いたな」

 

「はい、私達はここで出会いましたね」

 

「そうだな…」

 

「師匠!!最後の修行よろしくお願いします!!」

 

「その前に」

 

「えっ?」

 

「ユウ、まずは涙を拭こうか」

 

「えっ、私泣いてn…あれ?私泣いて…」

 

ギュッ

 

「泣きな、収まるまで」

 

「ヒック…ヒック…じじょゔい゙がな゙い゙で〜、わ゙だじはじじょゔのごどがじじょゔのごどが"だい゙ずぎ"な゙ん゙でずがら゙ー!!」

 

「うんうん、俺も好きだよ。ごめんね」

 

「あ゙り゙がどゔござい゙ま゙ず…」ズビッ

 

15分後

 

「収まった?」

 

「ご迷惑をおかけしました。もう大丈夫です。」

 

「やる?」

 

「はい!!やります!!」

 

「じゃあまず、3メートルぐらい離れようか」

 

「はい!!」

 

「じゃあ始める前に言うことがある」

 

「なんですか?」

 

「全力でかかってこい!!」

 

「はい!!」

 

―――――――――――――――――――――――――

 

ユウside

 

師匠はどう来る?師匠の動きは?攻撃をどう受けたらいい?どうやって攻めたらいい?どうやったら…どうやったらいいの?全部師匠から習ったのにいざ、師匠を前にすると何も考えれない。このままで大丈夫なの?あっ、駄目。手と足が震えて動かない。師匠は見た目は無防備だけど私に警戒してる、比べて私はどうだろう?何も考えれずに無防備をさらしている。これが本当の戦場だったら?今頃には死んでる。私は、私は…

 

「あ…あ…」

 

「ユウ!!」

 

あっ

 

「今はネガティブな事は一切考えるな!!これはいつもの"修行"だ!!」

 

そうだ、いつもの"修行"の応用。なにも難しい事は一切ない。いつも通りに攻めていけば勝てる!!

 

「良い顔になったな。さぁ、来い!!ユウ!!」

 

「はい!!たあぁぁぁーー!!」

 

―――――――――――――――――――――――――

 

グリムside

 

「たあぁぁぁーー!!」

 

来たな、まずは拳で受ける!!

 

「"せいけんづき"!!」

 

カンッ

 

体制を崩したところに

 

「"ばくれつきゃく"!!」

 

「くっ!!まだまだ!!《勇火剣(ブレイムセイバー)》!!」

 

おっ!!新しい技か!!いつの間に…ならこちらも剣で迎え撃たないとな。カミさん!!光速で"はじゃのつるぎ"お願い!!

 

『了、完成しました』

 

早っ!!ありがとう!!

 

「"かえん斬り"!!」

 

ガキンッ

 

「ふっ!!」

 

「ッ!!おっとっと、危ない危ない。やっぱり師匠なら弾きますよね〜」

 

「次はどう来る?」

 

「では、これではどうですかっ!!《勇氷剣(ブレーズセイバー)》!!」

 

「ふっ!!そんな物!!"マヒャド斬り"!!」

 

ガキンッ

 

「ここから!!もう1本で《勇火剣(ブレイムセイバー)》!!」

 

おっ!?2本目!?これは考えてなかった!!ただ剣を抜くのが遅い!!しゃがんで

 

「"ムーンサルト"!!」

 

「グフッ…ハァハァま、まだ」

 

「考えはいいぞ!!だが、遅い!!二刀流というのはこうするんだ!!」

 

カミさん、はじゃのつるぎもう1本お願い

 

『そういうと思ってもう1本作っておきました』

 

ありがとう!!

 

「"超はやぶさ斬り"!!」

 

「くっ!!は、速い!!」

 

「続けて、"つるぎのまい"!!」

 

「がはっ!!」

 

「どうする?終わるか?」

 

「まだやります。」

 

「ただこのままやっていたらユウの体が持ちそうにない。だからお互い次の攻撃で最後にしよう。それでユウが俺に攻撃を当てられたら弟子として合格とする。それでいいか?」

 

「はい…お願いします!!」

 

「よし!!来い!!」

 

「たあぁぁぁーー!!」

 

来たな。だが、俺はわかってるぞその振りかぶってる方はブラフだろう。その腰にさしている剣を抜くのだろう?さっきと同じか…。

受け止めてすぐ終わらすか…

 

「ふん!!」

 

カンッ

 

は!?抜かない!?ここからどうやって、ッ!!蹴り!?避けねぇと!!

ッ!!今!?抜くの!!

 

「はあぁぁぁーー!!《勇気の一撃(ブレイブヒット)》!!」

 

サクッ

 

「くっ!!」

 

「ハァハァ…当たっ…た?」

 

「ん?頬から血が出てるな。ユウ、合格だ」

 

「良かっ、た…」バタン

 

「うぉっと、危ねぇな。お疲れさん"ベホマ"俺には"ベホイミ"。よし、帰ろうか"ルーラ"…」

 

―――――――――――――――――――――――――

 

 

「よいしょっと、おやすみ」

 

『あの頃から成長しましたね』

 

そうだな

 

キーーン

 

ッ!!何だ?

 

『これは…邪神(ハデス)や死神が持っている固有の技能ですね。自分の部下以外の悪魔が危険な目にあっているときになるものですね。』

 

これって場所はわかるのか?

 

『わかりませんが近くに行くにつれて気配が大きくなります。』

 

ということは今はほぼ感じないから近くじゃないってことか?

 

『そういうことです。』

 

まぁ、明日に出るからその時に探しに行くか

 

『そうですね』

 

―――――――――――――――――――――――――

 

???の森

 

???side

 

「おい!!こんな魔法陣で本当に悪魔を呼べんのか?」

 

「呼べるさ、こんだけ生贄があればよ」

 

「そうか?まぁいいや、早く呼んでくれよ」

 

「おうよ!!悪魔よここに生贄を用意した。今、ここに君臨したまえ!!」

 

…………

 

「お呼びでしょうか?」

 

「ほんとに来たじゃねぇか!!」

 

「それも女だ!!おい!!早くあれをつけろ!!」

 

カチャカチャ

 

「な、なに!?や、やめて!!こんなことしたらどうなるかわかってんの?」

 

「へへっ!!どうなんだ?教えてくれよ」

 

「喰らいなさい!!ハァッ!!………なんでっ!!なんでっ!!なんで出ないの!?」

 

「ヒヒヒ、この手錠はね、つけた相手のスキルを封じることができるんだよ。で、僕たちからの悪魔の君への依頼は……僕たちの奴隷となって一生一緒にいてね?可愛子ちゃん」

 

「嫌だ、嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!」

 

「ドタバタ暴れても意味ないよ。おい!!馬車を用意しろ!!連れて行くぞ!!」

 

「「「おう!!」」」

 

「ハァハァハァハァ、助けて死神様っ!!

 

 

 




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追記:UA5000超えありがとうございます
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