ユウside
ある湖
「ここなら試せるかな?」
「ねぇ、リムルさん…嵐牙はわかるけど私も連れてきたの?」
「いや〜、世界を旅したユウに見てもらって世界で通用するか見てもらおうかとな」
「まぁ、良いけどね」
「じゃあ、嵐牙とユウ、しっかり見ておけよ!!《黒稲妻》!!」
ドーン!!
「「………」」
師匠ほどではないけど威力が強いなぁ…
「これは…使い方を考えないとな…」
「いっそのこと、封印すれば?」
「いや、使う時が来るかもしれない」
こないと思うなぁ
「黒稲妻…!!さすがは我が主!!」
「ありがとな嵐牙。ユウ、戻るか」
「うん」
一方、木の上のグリムside
ドーン!!
今のは!?
『個体名リムル・テンペストが湖に黒稲妻を落としました。』
あぁ、ならよかった。
『マスター、ここでゆっくりしていて良いのですか?』
おう、大丈夫だ。そろそろ
『あの人たち?』
ドドドドドドドドドド
ほら、来た
『あれは…巨大な蟻ですかね』
目当てはそっちじゃない。追われているパーティーの中の仮面をつけた女だ。
『あれは…爆炎の支配者の個体名シズエ・イザワでは?』
そう、その子。じゃあそろそろ動こうか。弟子にも会いたいし
………
ユウside
「リムル様〜!!ユウ様〜!!」
「どうした?リグルド」
「はい!リグルら警備班から、連絡がありました!森の中で、不審な者達を発見したそうです!」
「不審な者?まさか、死神!?」
「いえ、人間です。」
「人間…!?」
「領土拡大を狙った、どこかの国の調査隊かもしれません!」
「リグルド、人間以外に何かいなかったか?」
「巨大な蟻がいたそうですが…」
「リムルさん、先に行ってくる」
「おい!!ちょっ待っ!!リグルド!行ってくる!!」
「はい!!行ってらっしゃいませ!!」
………
ジュラの大森林
「あれかな?」
「そこにいる人!!助けて!!」
「わかった!!《
ギシャーーーー!!
「よし、1体目終わり!!次!!」
「《黒稲妻》!!」
ギシャーーーー!!
「リムルさん…それ封印」
「はい…」
「「「………スライム?」」」
「スライムで悪いか?」
「あぁ…いや、スライムがしゃべるから…」
「信じられない…」
「ほら、このお面そこのお姉さんのだろ?悪いな、怪我してないか?」
「ええ、大丈夫」
「お前ら、休むところを探してないか?」
「探してるのは探してますが…」
「じゃあ、俺の村に寄るか?」
「「「………村!?」」」
………
村
「リグルド、あの4人はどうしてるんだ?」
「はい…それなんですが…」
「ちょっ!それ、俺が狙ってた肉!」
「酷くないですか!?それ、私が育てていたお肉なんですけど!」
「旦那方!食事においては、譲れないでやんすよ!!」
「うるさいなぁ」
「まぁまぁ、ユウ落ち着いて」
「お客人。大したもてなしは出来んが、寛いでおられますかな?改めて、ご紹介しよう!こちらが我が主のリムル様と護衛のユウ様である!!」
私っていつ、護衛って言ったっけ?まぁ、いいか
「「「主!?」」」
「主で悪いか?」
「い、いや……。」
「ただのスライムではないと思っていましたが……。」
「まぁ、無理もないよね…私も、最初は疑ったもん」
「初めまして!俺はスライムのリムル!!悪いスライムじゃないよ!」
なにそれ…
「ぷっ……!!」
あっ、1人笑った。
「これは、失礼しました。まさか、魔物に助けられるとは、思ってもいませんでしたが………助かりました。」
「あっ!お肉、ありがとうございます!とっても美味しいです!」
「どうも、助かりやした…こんな所で、ゴブリンが、村を建設中とは、思っていませんでした。」
「それで、君たちは一体何をしに来たの?」
「俺は、カバル。一応、このパーティーのリーダーをしている。こっちが…」
「エレンで〜す!」
「ギドと言いやす。お見知り置きを。」
「…で、この人は、行く方向が同じという事で、臨時パーティーになった…」
「………シズ。」
「……で?」
「俺たちは、ブルムンド王国のギルドマスターから、ジュラの大森林を調査してこいと依頼されてここに来ました。」
「なるほど」
「で、今の現状を見て、ギルド的に問題は何かある?」
「いや、大丈夫だろ」
「そうね…ギルドが口を出す問題じゃないしね。国はどうなんだろ?」
「うーん…あっしには、分かり ません」
「そうか…話は分かった。今日は、ここに泊まると良い。ゆっくり、疲れを癒してくれ。」
「「「ありがとうございます!!」」」
「客人だから丁寧にね」
「「「はっ!!」」」
………
村の近くの木の上のグリムside
村に入ったな
『そのようですね』
ここで1つ細工をする
『何のですか?』
この後、絶対に戦いが起こる。その戦いを少し面白くするために…ユウをここにおびき寄せる。
『どうやってですか?』
あの姿の分身でだ。
『分身ですか?』
あぁ、じゃあ早速始める。
オーブの力よ我が手に!!"パープルシャドウ"!!
「…………」
よし完成
頼んだぞ
「……了解」
………
ユウside
リムルはシズさんと話に行ったからいないし、あの冒険者さんたちは寝てるし、暇だな〜
ザッ
「誰!?」
「………」
「し、師匠?な、なぜここに?」
「………"ピオラ"…」
フッ
「待ってください!!」
追いかけないと!!
ある丘の上
「ハァハァ…追いついた…なんで逃げたんですか!!師匠!!」
「………お前…に会い…たかっ…たから…だ」
「えっ?」
「………」
「師匠?どういう?」
「お前…の体…少しもら…うぞ…」
「ッ!!お前は誰だ!?」
「師…匠だ…が…?」
「違う!!」
「"おカネのにおい"…駄目じゃないか…分身に騙されてはねぇ…ユウ?」
「………お…まえは…死…g」フッ
「ゆっくり俺に魅了されればいいさ」
………
グリムside
これで完了
『戦いが始まりました』
報告ありがとう、分身体もお疲れ様。"解除"
では行こうか…共に"ルーラ"
いかがでしょうか