スキル:竜の探求   作:魔王の髑髏

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5話目です


魔王として

洞窟

 

「確かこの先にあの二方がいたはず…。急がねば…」

 

洞窟の奥

 

「ねぇ、ノワール?グリム様は無事魔王になれたかな?」

 

「ヴィオレ、心配しなくても大丈夫でしょう。あの方なら帰ってくるはずですよ。」

 

「「ッ!!」」

 

「そこにいるのは誰ですか?まるでグリム様を連れているかのようなオーラで」

 

「お久しぶりです。ノワール様、ヴィオレ様」

 

「あなたは…確か上級悪魔の方ですね。なぜ、あなたがグリム様を担いでいるのですか?」

 

「ノワール!!力を抑えて!!」

 

「先程、グリム様は魔王への進化(ハーベストフェスティバル)を開始し、倒れる前に私を呼び出しお二人が居るところへ運び込むことを命令しました。」

 

「そういうことね。それならわかったよ。ノワール、オーラを抑えて」

 

「そうですね。では、あなたはそこにグリム様を置いて戻ってください」

 

「なぜですか?」

 

「なぜって、召喚されたものは即座に戻るのが常識ではないですか?」

 

『個体名グリムの魔王への進化(ハーベストフェスティバル)を開始します。』

 

「これは世界の声だね。ノワールとそこの上級悪魔くんさ、争わずにちょっと待ってみようよ。」

 

「なぜですか?ヴィオレ」

 

「進化が終わったらわかると思うよ」

 

「「?」」

 

――――――――――――――――――――――――――――――

 

進化後

 

『これにて個体名グリムの魔王への進化(ハーベストフェスティバル)を終わります』

 

「さて、終わったね。グリム様!!起きれる?」

 

「ん〜…よく寝た。」

 

「体調はどうですか?グリム様?」

 

「大丈夫だよ。ヴィオレ、ノワール」

 

「そうですか!!良かったです。では、上級悪魔さんは用済みですね。帰ってk」

 

「あっ、ちょっと待って。ノワール」

 

「なんですか?グリム様」

 

「ありがとな。俺をここまで裏切らずに運んでくれて」

 

「いえ、私は命令を遂行しただけで感謝されるほどではn」

 

「いや、立派なことだ。」

 

「そ、そうですかね?あはは///」

 

「そこで1つ願いがある。」

 

「願いとは?」

 

「お前を部下にしたい」

 

「ッ!!死神様の部下ですか!?この私でいいんでしょうか?」

 

「あぁ、お前がいいんだ」

 

「ありがとうございm」

 

「グリム様!!考え直してください!!なぜ、このノワールではなく、普通に召喚された悪魔なのですか!?」

 

「それはだな、お前が"原初の悪魔"だからだ」

 

ほんとはお前をここで部下にしたらリムルのときどうすんだよってなるからだが今は言えないな

 

「それでも!!」

 

「ノワール、ここはグリム様に従おうよ」

 

「ヴィオレ…」

 

「そういうわけだ。すまんなノワール」

 

「はい…」

 

「てことでよろしくな。えっーと……"ブレイク"!!」

 

「ッ!!それはまさか私の名前ですか?」

 

「あぁ、そうだが。もしかして気に入らなかったか!?」

 

「いえ、気に入りました!!これから私よことはブレイクとお呼びください」

 

「あぁ、よろしくな!!ブレイク!!」

 

「はい!!」

 

「そういえばだけど、グリム様って進化したんだよね?」

 

「?そうだけど…何?ヴィオレ?」

 

「いや、姿変わってないな〜と思ってね」

 

「そういえばそうですね」

 

えっ、そうなの!?そこら辺どうなの!?評価者(カンテイスルモノ)さーん!!

 

『否。私は評価者(カンテイスルモノ)ではありません。』

 

えっ!?じゃあ何!?

 

『私は進化し、神使い(カミノツカイ)になりました』

 

えっ!!じゃあ神使い(カミノツカイ)さん!!俺の種族って何?

 

『マスターの種族は"邪神(ハデス)"です。』

 

ファッ!?死神じゃないの!?

 

『はい。』

 

「どうかいたしましたか?グリム様」

 

「あっ、すまない少し自分の種族を確認して動揺していたところだ。」

 

「動揺?まさか、死神より下の種族に!?」

 

「いや、逆だ」

 

「「「逆?」」」

 

「落ち着いて聞いてくれ…俺は進化して死神から…」

 

「「「ゴクッ」」」

 

邪神(ハデス)になった…」

 

「………え?」

 

「グリム様、冗談はよしてください。ハハハ」

 

「そうですよ。ハハハ」

 

「冗談じゃない。マジだ」

 

「「「……」」」

 

「つ、強すぎない?」

 

「下手すれば、世界を支配できる力を持つあの邪神(ハデス)ですか?」

 

「そうらしい…」

 

「「「「…………」」」」

 

「グリム様ってこれからどうするの?」

 

「えっ!!」

 

「だから、グリム様ってこれからどうするの?」

 

「どうするか…」

 

「多分だけど性格上人間界を支配とかしないよね?」

 

「ヴィオレ!!グリム様は真剣に考えて、」

 

「しないね」

 

「ならさ、魔界の王とかになってみれば?」

 

「魔界の王?」

 

「そう、魔界の王!!もともとの死神って魔界の王をしている種族なんだよ。邪神(ハデス)がどういう種族かはわからないけど」

 

「魔界の王か…」

 

「どう?」

 

「なってみるよ。ありがとうヴィオレ」

 

「どういたしまして。」

 

「だが、どうやったら魔界の王になれるんだ?」

 

「それについては私からさせていただきます」

 

「あぁ、頼む。ノワール」

 

「はい、現在魔界に王はいません。先代の王たちの種族はほとんどが死神でしたので、グリム様がなるには良いかと思います。そしてその先代の方々が使っていたのが魔界の北の方にある洋風の城です。現在は下級悪魔や魔物の住処になっていますがそこを奪い返せば魔界の王として君臨できると思います。」

 

「城か、情報ありがとな。ノワール」

 

「いえ、グリム様のお役に立てればそれでいいのです。」

 

「じゃあ行くか!!」

 

「もう行くのですか!?」

 

「ノワール、止めないの。」

 

「すまんな、早く行く理由はないが、早めに魔界の王になっておけば何かしらいいことがあるんじゃないかと思ってな」

 

「わかりました。ではいってらっしゃいませ」

 

「いってらっしゃ〜い。グリム様」

 

「あぁ、いってくる。行くぞ!!ブレイク!!」

 

「はっ!!」

 

行った後

 

「ヴィオレ、まさかこのようなことになる事を予想してあのときに止めたのですか?」

 

「うん、そうだよ。だけど、進化したら邪神(ハデス)になってることは予想できなかったよ」

 

「それは誰でも無理です。」

 

―――――――――――――――――――――――――――――

 

飛行中

 

「って言って出てきましたが場所はわかるのですか?」

 

「ん~。わからんよ。どうせ魔力のたくさん集まってるとこだろ」

 

「そんなものですかね?」

 

どう思う?神使い(カミノツカイ)

 

『このまま北に行って問題ありません』

 

そうだよね~

 

 

 




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