ブルーアーカイブって何だ?   作:濃霧注意報

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第5話 painful

セリカ拉致未遂騒動から数日

あれからヘルメット団から襲撃もなくメグは借金返済の為に何か出来ないか考えていた。

 

メグ『(う〜んアルバイトでもしてみるかな)』

[あの〜少し宜しいですか?]

 

そんな事を考えていると、眼鏡をかけた少女が話しかけてくる。

 

メグ『ん?どうしたの』

[今ちょっとした治験を行っているんですよ』

メグ『どんな治験なんですか?』

[それはお伝えできません。謝礼金をお渡ししますので協力してくれますか?]

メグ『(お金!お金か・・・どうしようかな?)』

[どうでしょう?]

メグ『結構です。(凄く怪しそうだし我慢我慢)』

 

 

簡単な挨拶をして少女から離れようとする

そんなメグに少女は言う

 

[なにかお困りなんでしょう?それもお金で、それなら一億円でどうですか]

メグ『やります(一億・・・一億ならいっか)』

 

メグは治験での一億が少しでも借金返済に繋がると思った

 

[では会場にご案内します]

メグ『はい』

 

近くのビルの部屋に案内される

 

[じゃあこの契約書にサインをしてほしい]

メグ『・・・書きました』

[契約書に書いてる通りこの治験には死亡する可能性がある。その場合のお金は何処に送ろうか?]

メグ『アビドス高等学校にお願いします』

[じゃあ持ち物を置いてベットに寝てね]

メグ『分かりました』

 

病院に置いてあるようなベットに潜り込む

そんなメグに注射器を持った少女が話しかけてくる

 

[最初は断りましたよね?どうして受けてくれたんですか。やっぱりお金欲しいですか]

メグ『それもあるよ。でも他の理由もあるんだ』

[聞かせてもらえますか?]

メグ『いいよ。私のいる学校が借金返済してて、その返済にあてる為かな』

[死亡する可能性があるんですよ?]

メグ『それでも一億だからね。私1人の犠牲で返済に貢献出来たらそれでもいい』

[ほえ〜よく分かんないですね。]

メグ『だってさ本の物語だって大多数が不幸になるバッドエンドより幸せになるハッピーエンドの方が良くない?その過程の犠牲になれるなら私は本望』

[・・・変な人ですね]

メグ『そうかな?』

[まぁいいか、それでは注射しますよ。腕を出して]

メグ『はい、どうぞ』

[少しちくっとしますよ]

 

注射器の中の青色の液体が身体の中に入ってくる

その後メグと少女は数分間雑談をした

 

メグ『(案外大した事ない・・・な)』

  『なん・か・気持ち悪く・・なってきました』

[薬品の効果が出てるみたい。待っててバケツ持ってるから]

メグ『フゥハァフゥハァ

 

頭の中がふわふわしてぐるぐると回る感覚に襲われる

 

[バケツ持ってきた]

メグ『オロロロロ

 

びしゃびしゃとバケツの中に嘔吐する

バケツの中から腐卵臭がする

そのままメグは気絶してしまった

 

[おやすみなさい、バケツは片付けとくよ]

 

数時間後すっかり暗くなった頃

メグは目を覚ました

 

メグ『・・・なにこれ』

 

部屋の窓からメグが見たものは異様な光景だった。

空は血のような赤色に染まり、

本来なら暗い道を明るく照らしてくれる金色の月は墨汁のような黒に染まっており中心にはこちらを凝視する大きな目があった。

 

メグ『どうなってるの』

[起きたんだね]

 

後ろから声がして振り返ると、身体の所々に目玉がついた少女がいた。

 

メグ『キャァァァァ化け物!

[落ち着いて幻覚でも見てるんだよ。はい深呼吸深呼吸]

 

言われるがまま呼吸を落ち着かせると幻覚は落ち着いてきた

だけど少し痒みを感じる・痒い・・痒いな

 

[一億円はこのケースに入ってるからね]

 

女性は一億円の入ったケースを目の前に置いた

 

メグ『・・・い』

[・・ん?どうしたの]

メグ『痒い痒い痒い痒い

 

メグは自分の右目に指を突っ込んで目玉を掻き始める

女性は特に止める様子はなくじっと様子を見ている

カリカリと目を掻く

血が出始めても指を止めない

カリカリカリカリカリカリカリカリ

そのうちポトリっと何かが落下すると痒みは引いていった代わりに激痛がはしる。

 

メグ『痛い痛い痛い!

 

メグはもう何もない右目のあった場所を手で抑える

右目のあった場所から床まで血が垂れている

 

メグ『・・・私の右目が』

 

メグの残った左目で床に落ちた自分の右目を見る

 

[今日はもうここで寝てよ、明日義眼も用意してあげるから]

メグ『わかりました(そんなに早く作れるの?)』

[私が掃除するから気にしないでいい]

 

簡単な処置をされたメグは激痛に耐えながら睡眠を取った

少女は落ちている目玉を拾って筒状の瓶に入れた

 

〜次の日〜

朝目覚めるとメグは自分の右目がなくなっている事を再確認する。

 

[おはよう、義眼を入れるからね]

メグ『昨日今日で本当に作れたんですね』

[頑張りましたので、じゃあ付けますね]

 

少女は義眼を目の中に入れた

メグは何かが入っている感覚を感じるが右側は真っ暗のままだ

 

[汚れたら洗浄してね]

メグ『わかりました、ありがとうございます』

[それでは一億円・・・確かに渡しましたよ]

 

メグは一億円の入ったケースを手に取る

 

[それじゃあさようなら]

メグ『さようなら』

 

メグはその場を後にした

メグはケースを持ちながら街を歩く

 

メグ『ハァハァ』

 

まだ痛むのか意識が朦朧とする中、曲がり角を曲がると人とぶつかってしまい、メグはうつ伏せの状態になってしまう。

メグとぶつかった生徒、陸八魔アルはうつ伏せの状態から起き上がらないメグに駆けよる。

 

メグ『・・・・』

アル『だ・・大丈夫?』

 

アルはメグを仰向けにすると、右目のある場所から血が流れている事に気付いた。数時間前に応急処置を施された傷が再発したのだ。

 

アル『貴方目から血が・・・服にも付いて』

メグ『・・・』

アル『ひとまず事務所に連れていきましょう』

 

メグを抱えてアルは自分の事務所に戻った





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