短編集(夢小説)   作:苺のタルトですが

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旦那様は七武海17ー19

またローとお出かけする事となった。

特に理由など無いのだが、ロー本人から買い物に行くぞ、と言われたのだ。

一人で行けよ、と内心毒を吐きつつ笑顔で「分かりました」と言う良い妻をして上げる。

この苦労を誰かに分かって欲しくなる時があるが、今は我慢だ。

七武海の称号を手に入れたのに一人で買い物くらい行って欲しいと凄く思う。

シャチもペンギンも清々しく送り出すし、この世にリーシャの味方など居ないのだ。

納得出来ないと不服になっているとローがクスリと笑うのが聞こえた。

横を見るとこちらを見る目と合う。

何故笑うのだろうと眉根を寄せるも彼はその表情を崩さない。

 

「なんで機嫌が悪いのか知らねェが、着くまでには機嫌直せよ」

 

「悪くありません」

 

「好きなモン買ってやるよ」

 

「自分で買えますので構わず」

 

自分勝手な人間にやる親切は持ち合わせていないのだとツンケン。

それでもローは不機嫌になる事も機嫌を損なわせる事もなかった。

短期とは思っていないが、こういう態度をされて怒られないとは思わなかったので少し意外に思う。

暫くすると町に着いた。

馬車から降りるといつもりより空気が賑やかな気がする。

もう少し先を歩いていると、どうやら出店の数が多いようだ。

他の店が外からやってきてフリーマーケットの様に売られていた。

その賑やかさに目を輝かせる。

やはり客もいつもより多くて人混みは暑いの一言だが、楽しめそうだと思った。

前回と同じくローと別れると店を一つ一つ見ていく。

ブレスレットもネックレスも可愛い物や珍しい物まで沢山あった。

こういった物は海を渡らないと得られない物ばかりだと思う。

そう思うと今の生活が窮屈に感じて、俯く。

売り子の声で意識を戻して前を向いた時視界に、ある帽子が写り込む。

 

(嘘!二年後の帽子っ!?)

 

ローがパンクハザード島で被っていた帽子と良く似ている。

それから目が離せなくなり、ついつい手に取って眺めてしまう。

 

「それをお買い求めで?」

 

店の店主が笑顔で聞いてくる。

値段を聞くとなかなかに良心的な値段だったので衝動的に購入してしまう。

これはローに渡すのではなく自分の観賞用だ、と決めて箱を袋に入れてもらったので手に下げる。

そこそこ重い……と日頃の体力不足に苦笑。

帽子を手に持ちながら他の必要な物を購入していく。

その時、道の途中で何処かの令嬢と思わしき女性が目の前に立ちふさがる。

 

「あらあら、これはこれは。リーシャ様ではありませんか」

 

「初めまして、私を存じておいでなようで。して、貴女は?」

 

「私はアスキー家の娘、レースと申しますわ」

 

如何にも悪そうな頭と顔をしている人が何の用だろうか。

 

「これはご丁寧にどうも。それで、私に何か入り用ですか?」

 

「ええ。少しお話がしたくて。あちらにご一緒に来ていただけないでしょうか」

 

「あら、私は人妻ですのでそういったお誘いは基本的に駄目なんですの」

 

明らかに人気の居ない場所に連れ込まれそうになっている。

それを回避する為に言うと途端に令嬢の目が嫉妬に燃える。

そういう事か、と納得。

つまり、この子はローを狙っていた令嬢の一人だ。

それとも何処かのパーティーでローを見かけて惚れたとか、色んな可能性がある。

ローは権力もあって容姿も整っているから、女の子達には格好の相手だ。

だから、リーシャも毎回パーティーで令嬢達に羨ましい目で見られて絡まれる。

迷惑も甚だしい。

 

「トラファルガー様と別れて欲しいんですの」

 

「別れたら私の父は怒りますわ、きっと……父に貴女に言われて別れると言ったらさぞそちらの家はとてもとても困る事になりますわよね?」

 

「っ、この雌狐!」

 

今やリーシャの実家はなかなかの地位でそこそこ権力もある。

彼女にそれを暗に言うとそんな言葉が返ってきた。

リーシャだって好きで結婚した訳じゃないのに此処まで言われる筋合い等ない。

 

「分かりました。お父様にアスキー家のご令嬢にそう暴言を吐かれた、とお伝えしときますわ。それではごきげんよう」

 

笑顔で去ろうとする視界の端で顔を蒼白にして震える令嬢の姿が見えた。

権力が上の人間に盾を付くとどうなるか分かっていた癖に、何て愚かなお嬢さんだろうと残念に思う。

すると、目の前に彼女の使用人らしき人物が立つ。

進路の邪魔をされて眉を顰める。

使用人がそんな事をするなんて自殺行為に等しい。

 

「どうか、お嬢様の失態を許していただけないでしょうかっ」

 

使用人が頭を下げる。

止めてくれ、これじゃあまるで#name1#が悪いみたいじゃないか。

現に周りの観光客達もこちらを非難する目で見てくる。

これはこれで腹が立つ。

使用人のお前が甘やかすからこんな事になったんだろうが、と内心悪態を付く。

何故町中で侮辱されたこちらが悪いように見られなくてはいけないのか。

この女には使用人という助けてくれる存在が居て、#name1#は一人でしか守れないし、攻撃するのも一人。

途端に全てが虚しくなってきた。

泣くもんか。

 

「リーシャ」

 

名を呼ばれてまさか、と振り返ると、思った通りの人物が居た。

いきなりのトラファルガー・ローの登場に令嬢が黄色い声でトラファルガー様!?、と叫ぶ。

ローは少し令嬢を一別してから此方を見る。

使用人の顔色が凄く悪くなっていく。

端から見ればリーシャに詰め寄っている様に見えるのだから。

使用人は怖ず怖ずとリーシャから離れる。

それと同時にやってくるローに令嬢の娘がローへと媚びた声で自己紹介をした。

それを聞いても、うんもスンも答えないローに令嬢が次はリーシャがとても意地悪な事を言うのだと意味の分からない告げ口をする。

 

「トラファルガー様、お噂は耳に入れていますわ。さぞ窮屈な生活をなされているんでしょうね……どうですか、今度我が家で」

 

「一つ、言っておく」

 

「え?」

 

令嬢の赤く熟れた頬など目に入っていないかの様に淡々と発言するローに令嬢の期待が上がった。

何を言うのだろうとこちらもローを見ていると彼が突然リーシャの肩を抱く。

ギュッと狭められた距離に息を詰める。

 

「おれのものにそんな目を向けるな」

 

呆れる。

誰がローの物だ、と密かに憤慨した。

令嬢は言われた事がまだ飲み込めていないのか目を丸くしている。

使用人が今にも倒れそうな程泡を吹きそうな顔をしているから早く連れて帰ってあげれば良いと後ろを見て思う。

ローは放心している女性を置いて肩を抱いたまま彼女達を後にした。

そこそこ離れた所でベンチに座る。

肩も離してもらえて息を吐く。

するとローは此処で待ってろと告げてから人混みの中へ入っていった。

手から下げていた帽子入りの袋を離して待っているとローが戻ってきて、手に不似合いなアイスを持っている。

その思わぬ光景に目をぱちりとさせた。

 

「食え。どれが好きか知らねェから適当に選んだ」

 

そう言って差し出されたアイスを受け取る。

ゆっくりと口を近付けて食べると美味しさに頬が緩む。

こういったものを食べるのは令嬢となってから初めてだが、前世では時々食べていたので懐かしい。

夢中になって食べているとローが子供みたいだな、と言う。

それに反論しようと上を向くと優しい笑みでこちらを見る顔に虚を付かれる。

見なかった事にしてアイスを食べる事に専念した。

 

 

メロディー家というそこそこ地位が大きい貴族から手紙が届いた。

中を開封して見ていると内容はパーティーを開くのでトラファルガー夫妻にも出席して欲しいというもの。

メロディー家の返事を出す前にとある人間を雇い情報を集めさせた。

どうやらメロディー家は婿養子らしく当主は小さな頃から令嬢特有の傲慢で欲しい物はお金で買うような貴族だという。

そして、今彼女の欲しいものの一位は彼の男、トラファルガー・ローである事も知る。

その事実に手紙の招待状を照らし合わせると焦(きな)臭さが漂う。

胡散臭いし、どうにも何かありそうだ。

行ったら一騒動起きそうな予感にこれは出席しない事に決めてローにもそれを朝の朝食に伝えた。

昨日帰ってきたばかりなので丁度タイミングが良かったと笑う。

笑ったのは面倒な手紙をわざわざロー宛に書く必要がなくなったからである。

それと、探偵(極秘)から追加の情報があった。

トラファルガー・ロー本人を欲しがっているのは七武海の権力を欲しているからという権力絡みの面倒な事。

それも含めてローに伝えると彼はニヤリと笑みを浮かべる。

その顔は危険だ、と嫌な予感に頬がひくりとなり、行きませんわよね、と言う。

 

「面白そうじゃねェか……おれのことを舐めにかかってる女に思い知らせておいて損はねェ」

 

「私は嫌ですわ。何が起こるのか分からない向こうのテリトリーに入るなどというのは」

 

「クク……そう早く切り捨てるモンでもないだろ。それにお前の実家に取っても悪い話しじゃない」

 

「家はどうでも良いのです」

 

「…………じゃァ、お前にとっても良い話になる」

 

「今思い付いた言い方等止めて下さいませ」

 

「別に取って付けた訳じゃねェ」

 

彼はこちらを見てからそう述べる。

どうだか、と内心疑う。

自分の実家など遠の昔にどうでも良いレベルで見放している。

昔と言うのは大体前世の記憶が戻った時の事だ。

今世の自身は実家を恨みながらも義務だと言い聞かせていた節があるが、もう違う。

言いなりになんてさせないし、従う気も皆無だ。

 

「家はどうでも……な」

 

「なにか言いまして?」

 

何かを呟いた声に聞き返すとローは笑って別に、と返してきた。

少し気味が悪く感じ………ゲフン。

 

「はァ……ではパーティーに出席すると手紙を出しておきますわ」

 

どう足掻いてもリーシャの意見など聞きはしないだろうと海賊のローに完敗を示す。

たまには他の貴族の生活を見てみるのも勉強になるだろうと言い聞かして、パーティーの場所を確かめながら馬車も荷物も用意せねばと朝食を味わいながらグルグルと思考を回した。

 

 

 

 

 

 

二週間後、ローが不在だったり、不在ではなかったりを繰り返しながら迎えたパーティーがある場所へ向かう当日。

メロディー家もメイス家の土地も広く、一日掛けても着かない。

住んでいる屋敷はメイス家の土地に建てられているのでそこそこ距離が空いている。

此処から二日掛けて行かねばメロディー領へ着かない。

トラファルガー・ローへ嫁いだのにメイス家の土地へ居るというチグハグさなのは、彼が海賊という異質な存在で七武海という地位だからこそなせる事。

リーシャも結構楽なので文句はない。

 

「外泊……」

 

ローが目を閉じている時を見計らって呟く。

ローとは今馬車の中で二人きりだ。

荷物も馬車の後ろへ積んでいるので音は馬の蹄(ひづめ)くらいか。

何故こんなにも混乱というか、困っているというと、メロディー家へ着く前に一泊外の宿へ泊まらなければいけない事が理由。

つまり、一部屋に二人で泊まらなければいけないのだ。

ほんの稀にローと二人でベッドを使っている時が我知らぬ間にあるが、それはそれで何もないからというもの。

場所が違えば嫌という程意識してしまうのは仕方がない。

出来るなら敷居を立てさせて欲しいと祈る。

 

(というか、よく寝てられる……)

 

海賊は寝ない時もあるのではないか、と想像する。

不寝番、というんじゃなかったか。

見張りが寝ない事は普通だし、賞金首だったローも早々に寝る事は出来ないだろう。

暇だから想像していられるリーシャはローの寝顔を見ながら思った。

帽子を被っていてあまり見えないが。

よく見てみようと顔を下に下げて目を動かす。

 

「…………ぐー」

 

「!」

 

イビキをかいている事に驚く。

そっと周りを見て幻想でない事を確認する。

本当に鼾をかいていた。

この耳で今聞いた事が信じられない。

油断しているのか、どうなのか、と考えつつ前は鼾なんてかいていなかった事を思い出す。

少しは信用してくれている、と思ってしまうではないか。

いやいや、信用しないと決めたのは自分で、ローがこっちを信用しようがしまいが関係ない。

 

(好感度、微量ずつ上がってるのかな、やっぱり……)

 

困る、それは困る。

 

(嫌だな、離婚してもらうには……嫌われないと……えっと)

 

ローに嫌われる為には、彼の嫌いな食べ物を作ればいいのか。

夢小説のマンガの知識を生かしてどうにか考える。

確か、彼の嫌いなものは、と思い出す。

 

(パン……これは意外っていうか、聞いた事ないから印象強かった……梅干し、だっけ?)

 

好きな物は焼き魚……食べていたのはおにぎりだった筈。

全て思い出すと安堵する。

大丈夫だ、まだ記憶は覚えていた。

時間が経つと覚えていた物が朧気になるのは夢小説の課題的問題の時もあるので何かに綴るのも良いかもしれない。

 

「さっきから青くなったり、変な顔したり、忙しい奴だな」

 

「!ーー何時から起きてましたの?」

 

驚いたが、顔に出さずに無表情で言い抜く。

よくやった自分。

ローもローでポーカーフェイスが得意だから時々何を考えているのか判断出来ない時がある。

 

「二分前だ」

 

(考えている時真っ最中じゃんか)

 

恥ずかしさと何で見るんだ、という疑問にそうですか、と素っ気なく答える。

今更素っ気なくしても意味はないんじゃ、という言葉は是非言わないでくれ。

 

 

 

それから夜になり予約していた宿屋へと辿り着く。

夜盗に襲われなくて良かった。

襲われたらか弱いリーシャはあっという間にお陀仏だ。

まな板に乗る動けない魚だ。

儚い事を想像しているとローが声をかけてくる。

一応部屋が同室なのは伝えてあるので抜かりない。

彼の方へ足を動かして後を追う。

今は亭主関白を推薦しているバージョンだ。

なので素直に従う。

此処で何かを言っても二人で泊まる事は無くならないのだ。

悲しきかな、現実よ。

 

「此処か……そこそこ広いみてェだな」

 

言い忘れていたが、今回は使用人を連れていない。

たった四人しかいないので連れて行くと寂しい事になる。

それと、自分で出来るので誰かを連れて行く必要等感じない。

メロディー家にはメイドも執事も居るだろし、構わないなと思った。

ローも何も言わない。

そもそも、どうでもいいのだと思う。

 

「シャワーはどうする」

 

「ではお先に入らせてもらっても?」

 

「一人で入れんのか?」

 

(……これって、メイド無しで入れないと思われてる?)

 

ローの貴族の女のイメージはそうなのか。

しかし、実際記憶が戻るまでは一人ではなく沢山居たメイドに毎日恥ずかしげもなく洗われていたので正解ではある。

入れます、とちゃんと言うとローはそうか、と述べて刀を近く置いた。

それからシャワーを浴びて上がる。

さっぱりした、と色気のないパジャマを着てから部屋へ戻った。

 

「お次、どうぞ」

 

そう伝えるとローはリーシャを上から下まで見てから立ち上がった。

こうなる事を予期して色気のないものを選んだ。

ふふふ、と内心笑って庶民の知恵舐めんなよ、と勝利に浸る。

まだ眠くなかったのでソファに座って持ってきていたトランプで一人神経衰弱をした。

こういう旅行となるとついつい持ってきてしまう物だ。

でも、やはり一人では味気ない。

神経衰弱三回目の途中でつまらなくなってきた時、ガラ……と浴室の扉が開く。

 

(…………夢小説にもこんな展開あったなー)

 

上を向くと半裸のローが居た。

ズボンを履いただけの状態を見てからあー、となる。

まさか見る事になるとは思わなかった。

屋敷でも半裸で出歩く事もなかったので見ることはなかった。

遠い目をしているとその視線に気が付いたローが何を勘違いしているのか口元を弓なりに上げる。

 

「誰かの半裸を見るのは初めてか?」

 

「……そんな訳ありませんわ」

 

そのしたり顔がムカッときてつい見栄を張る。

男を知らないと言うのは憚れて、嘘を付いてしまう。

しかし、前世ではあるので強ち嘘ではないかもしれない。

今世ではカウントにならないかもしれないが。

胡乱に思い出していると部屋の空気がヒヤッとなった気がした。

周りを見回しても窓を見ても開いていなかったので、今度は寒くなっただけかと布団を被ろうとベッドの方へ行こうとするとローが呼び止める。

どうしたのかと立ち止まりローの方を見上げると彼はもう一つの向かい側にあるソファへ座りトランプを見てやるぞ、と言う。

 

「へ?」

 

反射的に口から出てしまうのは仕方ないと言おうか。

ローがトランプを自発的にやると言うなんて誰が予想出来ただろうか、とヒクつく頬に笑みを浮かべる。

彼はトランプを切り始めるので渋々座り直す。

 

「おれが勝ったら、お前が知る男って奴を教えろ」

 

「え″」

 

濁った声を出すのは当然。

そんな男などこの世に居ないのだから。

今世には少なくも。

 

(負けても言える事ない)

 

冷や汗が出る。

それを知りたがるローも可笑しい。

 

「私がそんな事を言う義理等ありまして?嫌ですわ」

 

いつもの態度でスンと横を向くとローは喉で笑って、そう言うな、と述べる。

他の人の目を見たことがないが、もしかして彼の目は瞳孔が開いているのではないのか。

うむ、分からない。

けれど、目を見ているだけで何故か背筋がゾクッとする。

なにかのスイッチでも押してしまったのかと考えるが、覚えのない。

あれやこれやと考えている間にローがカードを配り始める。

夢小説では大体ゲームや賭事に強いという可能性が高く、こちらが負ける可能性が高い。

このままでは勝てない。

ポーカーフェイスを駆使するしか……。

 

「嫌ですわ、拒否しますわ」

 

「……なにか望みはあるか」

 

断ったら次は聞いてきた。

 

「なんですの?望みなんてありませんわ」

 

「ない?そりゃありえねェ。お前が欲しい物がないわけ」

 

「無い物は無いです……」

 

ローの言葉を遮りながら言う。

 

「次出かける時になにか買ってきてやる」

 

ローは思案顔でそう言うとリーシャは笑う。

 

「そうですわね、強いて言うなら……本が欲しいです……冒険物の」

 

「冒険……?……分かった」

 

賭けすら関係なくなっている事を彼は気付いているだろうか。

 

「まぁ良いですわ、始めましょう」

 

「嫌何じゃねェのか?」

 

嫌だったが、一人で神経衰弱をするのも飽きたので二人でするのも悪くないと思ったのだ。

ただそれだけだ。

 

「折角なので楽しむ事にします」

 

笑って答えた。

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