短編集(夢小説)   作:苺のタルトですが

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嫁げといわれて

自我を生まれてきたまではまぁ納得した。

 

死んだら転生してたいって一度は思うわけで。

 

夢小説もなんやかんやで読んでいたし、乙女ゲームなり冒険者なり、受け入れようではないかとデカイ器で受け身だった。

 

の、に!

 

「こいつを揺りかごにいれときな」

 

まさかマムはマムでもビックマムの方のお腹から出てくることになるとは想像もしてなかった。

 

えー、えー。

 

そこはさ、主人公の幼なじみポジションとかさあ。

 

あるじゃん普通。

 

この時点で人生詰んでるオワッタ。

 

いくら敵でも完全に倒される側ですねこれは。

 

しかも、親がこれって人生地獄になる予感側ぷんぷんしてんのよ。

 

で、その予感は的中した。

 

前の人生は一般人だったから当然戦いなどしたこともなく、この世界の人間みたく人外並みの五感などないので兄弟の中で最弱だった。

 

悪魔の実を食わされそうになった。

 

小さい頃からの英才教育らしい。

 

迷惑な育て方だなと内心唾をぺっぺとしていた。

 

カタクリという兄に相談しては優しい言葉をかけてはもらったが兄も母には反抗出来ない。

 

遂に口へ悪魔の実が押し付けられた。

 

「あ、間違えた」

 

その言葉で色々察した。

 

女神は微笑まないってな。

 

「テフテフの実」

 

唖然とした声は自分の声だった。

 

どうせなら最強系の奴食わせろ。

 

テフテフといって想像されるのは虫の世界で有名な蝶。

 

飛べるから良いでしょってなるところだが凄い体力居るんだこれが。

 

鳥と違って羽ばたく回数尋常じゃないもん。

 

やべえ酸欠!

 

五秒で元に戻りいころす目で見たいたマムが轟く声音で吐き捨てる。

 

「穀潰しだね」

 

って!

 

もう腹立つのなんの。

 

腹へったら正気失って暴れる人に言われると1億倍腹立つのね。

 

反抗的な気持ちを握って外に出さないように気を付ける。

 

ここの人達って殺気に敏感だから。

 

「テフテフ~」

 

海でエンジョイ出来なくなったのは悲しい。

 

海王類居るから泳がないけど。

 

なに?弱点増えだだけじゃん。

 

平凡で戦闘力ないのに更に変身したらもう一段階弱くなるって人生の罰ゲーム。

 

それから数年後、一応戦い方は教えてもらったけどどうにも上手く使いこなせない。

 

そんな違和感を抱いて新聞を見て麦わら海賊団のファンとして楽しんでいた。

 

「あー」

 

リラックスタイムを謳歌していると放っておいたのに親に呼び出されたから目を三角にして向かった。

 

無視したら兄弟に精神的にボコボコにされる。

 

妹のプリンを精神的、メンタル面で守ろうとしたが子供の悪意を防ぐのは難しい。

 

でもなついてくれているのは嬉しい。

 

プリンが妹カタクリが兄って今更だけど凄いな自分。

 

呼び出されら結婚しろと言われた。

 

ぶさけんなお断りだ。

 

 

 

 

 

 

 

「相手はハートの海賊団トラファルガー・ローだ」

 

「喜んで嫁がせていただきます」

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