煌黒の滅竜魔導士   作:皐月の王

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気づいたらすごい増えててびっくりした!


幽鬼の支配者のマスターVS千剣の王者

それより時間が経ち、ジュピターはナツの活躍によりあと10秒という所でラクリマと共に砲台を破壊され阻止された。その後、幽鬼の支配者のギルドが変形しギルドはついには人の形、幽鬼の支配者の最終兵器超魔導巨人ファントムMk-Ⅱに姿を変え、魔法陣を描き始める。その魔法は禁忌魔法の一つ、煉獄砕破である。

 

幽鬼の支配者の内部に突入したナツ達も異変を感じ取り、ハッピーが外にて聞いてきた話を聞き止めるために動き出していた。

 

一方向かっているアルバスとアーリィはマグノリアのすぐそこまで来ていた。

 

「アルバス!もうすぐマグノリアに着くよ!!」

 

「ああ、……おいどういう状況だあれは……止まれアーリィ!」

 

アーリィはアルバスの言う通り止まり、遠方で見えたものには目を見開く

 

「何あのデカ物!?」

 

「さぁな。大方、幽鬼の支配者なんだろうけど、だが状況は良くなさそうだな。向こうが来てるなんて予想外だ。……しかもあのデカ物煉獄破砕まで放とうとしてんじゃねぇか。あのサイズなら、街半分消えるんじゃね?」

 

アルバスは面倒だなと思いながらも対処に動き出す。

 

「アーリィ、しっかり踏ん張れよ!ここからアイツの腕を撃ち落とすからな!」

 

「えぇ!?まさかアレをするつもり!?どこか屋根に降りない!?」

 

アーリィが慌てながらアルバスに提案するが

 

「却下、降りる場所探すのに時間がかかるだろ?だから、今ここでやる!」

 

それを聞いてアーリィは溜息をつき、苦笑いをしながらに

 

「いっつも無茶苦茶するんだから!!そういうのは緊急事態の時にしてよ!!」

 

それを聞くアルバスはニヤリと笑い、金と黒色の剣を一本取り出し

 

「いつも緊急事態ということだ!」

 

さらに同種の剣を数十本を展開し砲台を形成しその砲台に魔力を収束させていく。標的を見定めて、手に持つ剣を振り上げる。

 

「ぶち抜く!《王の魔砲》!!」

 

そして剣を振り下ろす。剣の砲台から収束された魔力砲が放たれる。マグノリアの空を切り裂き、超魔導巨人ファントムMk-Ⅱの魔法陣を描いている両腕を撃ち破壊する。

 

それを見た妖精の尻尾の面々と幽鬼の支配者の面々驚く。

 

「な、何が起こった!?」

 

「あのデカブツの腕が何処からか来た攻撃でぶっ壊れたぞ!!」

 

それを見てマカオ、ワカバ、カナは笑いながらに言う。

 

「こんなふざけた芸当が出来る奴は限られてる!」

 

「ああ、間違いねぇな!」

 

「帰ってきたね!アルバスが!!」

 

砲撃が飛んできた方を見ると凄まじい勢いで何かが飛んでくるそして、妖精の尻尾の面々の前にその人物は降り立つ。

 

「待った?」

 

「全速力できたよこれでも!」

 

「当たり前だろ!!」

 

「あんな登場あるかよ!!」

 

「よく帰ってきた!アルバス!アーリィ!」

 

みんなに揉みくちゃにされながらアルバスは帰還する。そして状況を聞く。

 

「ナツ、グレイ、エルフマン、そしてミラもあの中に居るのか」

 

「ああ、あのデカブツをジョゼや向こうの滅竜魔導師を止めるためにな!」

 

「なるほど、なら加勢に行くか。その前に……三下を片付けてから行くとするかぁ!!」

 

そういうと空中に100を超える武器を出し、自身の手も大剣を持つ。そして魔法を発動させる。

 

「《武器の王国(ウェポンズキングダム)》……《王の号令》!!!」

 

展開された武器と自身の手に持つ大剣で幽兵の全てを薙ぎ払う。一瞬で壊滅させ、アルバスはアーリィを呼び

 

「行くぞ、アーリィ!一気に頭を討つ!」

 

「了解!もうひとっ飛び頑張るよ!」

 

アーリィがアルバスの服を掴み空を飛び、幽鬼の支配者のギルド内へ飛び込む。

 

「っと、到着したな。さて、こっちは依頼で疲れてるんだ。こんな面倒なことを引き起こしてくれた落とし前つけないとな」

 

「だよね、僕もうクタクタだもん」

 

「だよなぁ、んじゃあ、黒い寒気のする魔力を辿るか。聖十大魔道士のジョゼの魔力だろうしわかりやすくていいな」

 

アルバスはその魔力の方へと急ぐ

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

「まさかここまで楽しませてくれるなんて思いもしませんでしたよ……マカロフのガキ共!!!」

 

一方その頃、エルザ達のいるところではナツを除く突入隊がジョゼと対峙していた。怒りが魔力として目に見えるようにはっきりとほとばしる。それは邪悪な魔力であり、感じ取るだけで吐き気を催す邪悪と言えるだろう。

 

(こいつが……)

 

(ファントムのマスター……)

 

(マスタージョゼ……なんて魔力なの……向かい合うだけで吐き気がするなんて……)

 

それだけの威圧感と怒りを露わにしているジョゼ、エルフマンとグレイがミラを守るように立ちはだかるが、ジョゼの魔力の一撃により吹き飛ばされてしまう。

 

「がはっ……」

 

「ぬぁあっ……」

 

「エレメント4を倒した貴方達なら遊べると思ったのですが、でもご安心を、まだまだたっぷりと楽しませてもらったお礼をさせていただきますよ……デッドウェイブ 」

 

再びジョゼはグレイとエルフマンに向かって魔法を放つ。エルフマンやグレイは回避できない。エルザは庇うつもりで動こうとするがジュピターでのダメージで動けなかった

 

「エルフマン、グレイ、避けろ!!!」

 

その攻撃はエルフマンとグレイに襲いかかる。妖精の尻尾の面々は目を瞑る。が……その攻撃は二人に届かない

 

「なに!?」

 

「なっ!」

 

ガラス細工のような剣10本が円を描くように展開され、盾のようにのように二人を守っていた。それをした人物は剣に手をかざす。ジョゼのデッドウェイブの威力と剣の盾の魔力を上乗せしてジョゼに弾き返す。

 

「なに、ぐあぁっ!」

 

ジョゼは大きく後方に吹き飛ばされてしまう。妖精の尻尾の面々はすぐに理解した、こんな芸当するのは妖精の尻尾でも一人。

 

「おいおい、間一髪もいいとこじゃないか!」

 

「みんな大丈夫!?」

 

黒いローブを靡かせる少年と翼を生やした猫がそこに立っていた。周りに武器を出し従わせ、ジョゼと対峙する少年

 

「でもまぁ、間に合った見たいだな!」

 

「来たのか……アルバス!!アーリィ!!」

 

妖精の尻尾最強の一角がジョゼと対峙する。

 

「おや、忌々しい魔力を感じたと思えば、貴方ですか『千剣の王者』のアルバス・クロムウェル。よくも魔導巨人ファントムMk-Ⅱの両腕を破壊して邪魔してくれましたね!!貴方はルーシィのことは知らないでしょうに!」

 

「ああ、知らねぇ。でもな、妖精の尻尾に喧嘩を売って仲間を傷つけた。それだけでアンタと戦う理由は十分だ」

 

大剣を手に持ち構える。周りの武器は消している。

 

「ほう?その剣一本で私と戦うつもりですか?」

 

「あ?もしかして聖十大魔道の称号を貰っているであろう人がもっとハンデを要求するのか?これ以上は……素手の格闘戦になるけど……」

 

その言葉を言った直後ジョゼは魔法を放ち、アルバスはその魔法を大剣で受け止めて逸らす。

 

その衝撃は壁を破壊し外まで飛んでいく。そして部屋に凄まじい圧力がかかる。ジョゼとアルバスの魔力がぶつかり合っているのだ。

 

「あんまり、ナメるなよ?クソガキ!!!」

 

ジョゼは魔法で再び攻撃する。先程より速く高威力の魔法であるがアルバスは大剣で防ぎながらに言う。

 

「今の内にグレイとエルフマンを安全な所に!アーリィ頼んだ!ミラもエルザもここはオレに任せろ!」

 

「分かった!勝ってよ!アルバス!」

 

「わ、分かったわ!無理だけはしないでね!」

 

「絶対にやられるなよ!」

 

エルザとミラジェーンはエルフマンとグレイを連れて離脱する。

 

「私相手に一人とは随分余裕なんですね」

 

青筋を浮かべながらにジョゼはアルバスを睨みつける。アルバスは大剣を床に刺して

 

「ああ、アンタを相手にするなら一人の方が楽だからな!ほら、来いよ」

 

手招きしながらに言う。

 

「調子乗ってんじゃねえぞ!クソガキ!!デッドウェイブ !!」

 

「破光斬!」

 

大剣を引き抜き、魔力の斬撃でジョゼの魔法を迎え撃ち相殺させる。

 

「さぁ、開幕だぜアンタはオレをどこまで本気にさせるか!」

 

大気が揺れるほどの魔力のぶつかり合いが今始まった。




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