俺の名前は
なんか死んだ後に
転生者は俺以外にもかなりたくさんいて、連絡手段として(二次創作では)一般的な掲示板とそれぞれのチートをもらって転生するらしい。
俺たちが転生するのは世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)という作品が元となった世界らしい。
うん、何それ知らない作品だわ。と思った途端。
「あなたもですか!あの神作を知らないバカが多すぎて困りますよ!」
よくある謎空間で話を聞いていた俺の前に唐突に現れた美しい女性にキレられた。聞けばweb原作のラノベ作品らしく二巻で打ち切られた作品なんだそうだ。
なになに?主人公は高校生の時に超能力を手に入れた男で?修行の末めちゃくちゃすっごいスーパーパワーを手に入れたけど?高校大学生活全部費やしたのに秘密結社やらヒロインやら世界の闇やら他の超能力者やらは出てこなくて?気がつけばブラック企業に入社してて精神をすり減らす毎日だったと。で、ある時超能力モノのアニメを見ていた主人公は一大決心をして?超能力秘密結社とその敵を作ることにした、と。
「あの世界には主人公である佐護さん以外の神秘がありませんでした。いつまで待っても戦う敵や同じ超能力を使えるヒロインなんか出てくるわけがありません。だっていないんですもの。だから彼は決めたのです。待っているのはやめにしよう、と無いなら作ってしまえばいいと。そのための力が彼にはありました。そしてそれは叶いました。彼は主人公とそのヒロインを見つけ、敵を作り、幾人かの協力者と超能力組織を作り上げ、協力者のうちの一人である鏑木さんと結婚し、世界支部を作り、最後の決戦を終え、無事に物語を締めました。私の大好きなハッピーエンドでした」
「よかったですね?」
半分以上聞き流してた。長いです、女神よ。
「ええ、とってもよかったですわ」
そして私は思いましたの!と吠える推定女神。
「佐護さんが現代ファンタジー世界で無双する世界線があってもいいのではないか!……あなたもそう思いますよねぇ?」
思います思います。めっちゃ思います。と俺はめちゃくちゃに頭を上下に振っていた。目がね……イっちゃってるんですわ。神様って怖い。
「だからちょ〜っと世界線を分岐させてそこにあなた方を突っ込んで
なるほどなあ。でも俺夢はファンタジー異世界でハーレム作ることだったからなぁ。気分乗らねえや。
「ちなみに断ったら?」
「○しますわ。惨たらしく」
「アッはい」
「でも!完結させれば報酬として来世はお好きな世界に転生させてあげますわ。好きなチート能力付きで」
俺氏!来世は異世界でラクラクチートハーレム人生目指して頑張りまぁす!
「んふふ♡素直な子は好きですよ。やる気が出たようで何よりですわ〜。では、いってらっしゃいませ〜」
そんな女神の声と姿が段々と遠ざかっていき、そうやって俺の2度目の人生は始まった。
はい、ありがとうございました。まとめ君。今後の彼の登場予定は知りませんが一応チート能力はモノをまとめることができる能力です。束ねたら乗算で強くなります。成長型です。
設定まとめ
-
いる
-
いらん
-
1話の前に置く
-
募集の話の後に置く