朝起きたらゾンビになってた   作:堕落と強欲の権化

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episode.1:ゾンビとは言い難い者

んん、なんか変だな。俺、暑さ寒さを感じなくなってるんだが?……ま、いっか。

 

俺はいつものルーティーン、歯磨きをしに洗面所まで行った。そこでふと鏡を見る。

 

「……あ゙?」

 

ゾ、ゾンビになってるぅー!?

 

???「ヴー……」

ん?

???「ヴー……」

マッマもゾンビになってるぅー!?なんで?

俺「ヴ、ヴー?(な、なんで……?)……ン?」

今、俺の口からゾンビのうめき声が?

俺「ヴァーヴー…(やっぱゾンビになってる…)」

あ、ニュースとかネットはどうなってる?

『街中で突然ゾンビが大量発生!?

#ゾンビパニック草』

『昨夜23:42からゾンビの発生が報告され、各地で被害が相次いでいます。外出を控えてください』

 

マ?

 

あ、そういや、元・父さんの家に木刀置いてきたまんまだったな。取りに行くか。ゾンビや生き残った人間に殺されないように気をつけながら。

 

キィ……

 

父の家の扉を開ける。中にいたのは父のゾンビだった。無視をして木刀をとり、準備を整える。

 

俺「ヴーァッア゙ー!(よーし、行くぞー!)」

 

――街中――

 

街中を歩いていると、ゾンビに襲われている人を見つけた。おそらく彼女は戦う力がない。ペンでメモに『俺に任せて』と書き、彼女に見せる。一瞬ゾンビの俺のびっくりして、すぐに俺の後ろに隠れた。

 

俺「ヴッア゙ー!(タヒねー!)」

ズハッズバッと奴らを切り裂いていく。木刀なのにすごいな。

 

「ヴー」「オ゙アー!」「グガァー!?」

 

俺「ヴーアー(まあこんなものかな)」

???「あ、ありがとうございます」

『安心しな、俺が何とかしてやる』

???「ところであなたは?」

『俺か?俺は朝起きたらゾンビになっていただけの人間さ』

???「はぁ……。あ、私は愛梨と申します。」

『アイリ……愛梨で間違いない?』

愛梨「はい、その愛梨で間違いないです。宜しく、ゾンビさん」

『おう!俺はハスオだ。よろしくな』

愛梨「はい!よろしくお願いします。ハスオさん」

 

こうして、冒険の仲間ができた俺は、大きな工具点を訪れた。

 

愛梨「凄いですね!この中から武器を探すのですか?」

『お前はそうだが、俺はいらない』

愛梨「ふーん。やっさしーい(棒)」

『棒読みは草』

愛梨「なによ。――って、え?」

俺「ア゙ヴ?(どした?)」

 

デブゾンビ「グルルルルル……

そこにいたのは、とても大きく、まるで岩のような大きさのデブゾンビだった。

 

俺「ア゙、ア゙ヴ!(に、逃げろ!)」

愛梨「ヒィ!――あ」

ガブ。ムシャムシャ。ゴッグン。

 

――は?

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