Sストレンジジャーニー   作:dwwyakata@2024

56 / 126
広大なエリダヌスでの苦闘の最中、更なる異物がシュバルツバースに出現します。

それは残念ながら味方ではありませんでした。

原作におけるある意味最大の戦犯の登場です。

しかしながら、原作ほどの大暴れは出来ませんが……


外道の歌
序、金のためなら


エリダヌスと名付けられた空間の調査を進める。案の定、凄まじい迷宮ぶりだ。今唯野仁成はストーム1のチームに入って進んでいるが、とにかく非常に入り組んでいる。此処が超高熱と高圧の世界である事を、周囲の優雅な庭園風景からは忘れてしまいそうになるが。本来なら、一呼吸するだけで死ぬ場所だ。

 

調査班の寡黙な隊員は、黙々と電波中継器を撒いては、時々通信班と話をしている。

 

此方にまでは話の内容は良く分からない。ただ淡々と、進めてはいるようだが。

 

時々デモニカを見て、地図を確認。

 

流石にアップデートが入っただけあって、地図は分かりやすい。何処のチームの人員が何処にいるかもすぐに分かる。移動したい場合はナビもしてくれるようだが。問題は悪魔だらけで、それどころではない事だろうか。

 

ストーム1がハンドサイン。全員が壁際に伏せる。上空を、巨大な鳥の悪魔がたくさん飛んで行く。

 

どれもこれも、全長十メートルはありそうな奴らだ。翼竜のようにデカイ。でも、あれでも恐らくは此処ではそれほど強くない悪魔だろう。

 

現時点で、まだ敵の軍勢と交戦はしていない。少数の悪魔がゲリラ的に仕掛けてくるが、それだけだ。

 

支配者である大母とやらが、どういう風に此方を認識しているのかはよく分からないが。いずれにしてもはっきりしているのは、この迷宮の複雑さ。暗記できる代物では無い、ということだろう。

 

ヒメネスから通信が入る。

 

「そっちはどうだ」

 

「恐らくは行き止まりになりそうだ」

 

「そうか。 そうなると姫様のチームが当たりを引きそうだな。 こっちも行き止まりだぜ、畜生」

 

「……」

 

ヒメネスの悪態も無理はない。

 

何度も機動班クルーでこの過酷な迷宮を進んでいるが。そもそも行き止まりになっている場所が多すぎる。

 

本当に極めて複雑で。マッピング機能と、ナビゲーションが無かったら生きて帰るのは厳しいだろう。

 

呼吸を整えて、先に。

 

案の定、ストーム1が足を止める。

 

だが、それは行き止まりだったから、だけではなかった。

 

「これは例の生体装置ではないのか」

 

「此方真田」

 

ストーム1の足下にあるのは、以前デルファイナスで発見した生体装置に酷似したものだ。

 

すぐに案の定真田さんが飛びついてきた。

 

「回収を頼む。 それと、そろそろ全チーム方舟に戻って来て欲しい」

 

「? イエッサ。 総員、撤収準備」

 

ストーム1は小首をかしげたが。まあこの迷路、ちょっとやそっとで抜けられる場所ではないだろう。

 

何度も挑んで、やがて道を探していく、と言う感じだ。

 

何しろ、庭園の左右は木々が生い茂っており、方舟からの光学観測ではどうしても道を解析しきれないのである。

 

残念な話だが、悪魔との交戦を繰り広げながら、機動班が道を開いていくしか無い。

 

いずれにしても、もう確立されている道については大丈夫。

 

やがて方舟が見えてきた。調査班のクルーはそのまま真田さんの研究室に、生体装置を持って行った。

 

唯野仁成は休憩を貰ったので、一度レクリエーションルームに移動。其所で先に戻っていたヒメネスに愚痴を聞かされる。

 

「散々だったよ畜生」

 

「どうした」

 

「途中にあった道が毒物まみれでな。 催眠効果があったらしくて、近付いただけでバタン、だよ。 バガブーが引っ張って連れ出してくれなければやばかったかもな」

 

「そうか。 バガブーには感謝しなければならないな」

 

なんだかんだで、戦闘は出来なくてもバガブーは優秀な悪魔だ。実際問題、戦闘ではほぼ何もできないそうなのだが。それはそもそも、組成が25%もおかしいのだから仕方が無い。

 

だが、戦闘力は低くとも、勘は働くし。何度もヒメネスを助けてもいる。

 

これは、単純な戦闘力が必ずしも強いと言う訳では無い証拠だろう。

 

ヒメネスにそれは言わない。

 

ただ、思うところはあるらしく、ヒメネスは愚痴る。

 

「それにだ。 もしも例のライトニングだかがシュバルツバースに侵入してくるとなると、そろそろだろうな」

 

「ひょっとして真田さんの戻れという指令はそれが理由かもしれないな」

 

「ああ……」

 

「向こうに知り合いがいるかも知れないな」

 

唯野仁成の言葉は、勿論良い意味で、ではない。

 

財団と言えば、黒い噂で塗りつぶされた世界屈指のブラック企業の塊である。実際問題、正太郎長官が潰す計画を立てていたくらいだ。

 

各地の経済に食い込み、法の隙間を突いてはやりたい放題。

 

文字通り、人間の悪を塗り固めて作ったような組織である。

 

金さえあれば何をしても良い。そう考える人間は昔から相当数がいるが、その思想を体現したような集団だろう。

 

そしてもしもライトニングを米国から買い取って改修したとして。乗せるのは、ストーム1がこの間言っていたジャックだけだろうか。

 

民間軍事会社の人間も、相当数が乗っていてもおかしくない。

 

そうなれば、国際再建機構にいた人間や。或いは戦場で肩を並べた人間が、いてもおかしくないのだ。

 

金が全てだという考えは間違っている。

 

だが、金が無ければ人間は生活出来ない。

 

それもまた、事実なのである。

 

だから、民間軍事会社の人間などは乗っていても不思議では無い。そして、あの財団が、まともな目的でシュバルツバースに侵入するとも思えない。

 

「ライドウのおっさんが言ってたんだがな。 現在、結構な数の組織が秩序側の悪魔と関係を持っているらしいぜ。 混沌側の悪魔と関係を持っている組織もその半分くらいはいるらしい」

 

「それが本当だとすると、厄介な話だな。 非人道的な行動を、幾らでもしても不思議ではない」

 

「……そうだな。 それで、財団はどちらかというと秩序側だそうだ。 どうも嫌な予感がしてならねえ。 あのペ天使も不愉快だしな」

 

「マンセマットか」

 

唯野仁成にも目をつけているらしいあの黒い大天使は。どうにも良くない事を目論んでいるとしか思えない。

 

露骨に機嫌が悪くなってきているヒメネスを、クルーが避ける。

 

別にクルーと口以外で喧嘩する所を見た事は無いが。ヒメネスが強い事は誰でも知っている。

 

ヒメネスを怖れないのはスペシャル達と、唯野仁成くらい。後は、ゼレーニンが話してくるくらいだろうか。

 

ヒメネスはゼレーニンを鬱陶しがっているようだし、ゼレーニンも出来れば話したくはないようだが。

 

ただこの二人は、一度腹を割って話すべきだと思うのだ。

 

コーヒーを淹れて、ヒメネスに渡す。

 

自分でもコーヒーを飲んでいると、ブレアがヒメネスに話しかけて、応じていた。会話の内容は他愛の無いものだが。それでも、やはりヒメネスは会話に応じるようになって来ている。

 

今までは認めた相手以外とは話もしなかったのに。

 

やっぱり変わってきていると見て良いだろう。

 

話を聞き流す限り、どうやら何かしらがシュバルツバースに侵入を開始しているらしい。

 

ライトニングの可能性を考慮して、現在厳戒態勢を取っている、そうだ。

 

やはりか。いずれにしても、一兵卒には今のところ出来る事がない。

 

ただ、ストーム1がレクリエーションルームに顔を出した。それだけで、何かあったと即座に分かる。この人は滅多にレクリエーションルームに休憩に来ないのだ。

 

「唯野仁成、ヒメネス」

 

「はい」

 

「ちょっと待ってくれ。 OK、大丈夫だ」

 

ヒメネスはコーヒーを飲み干すと立ち上がる。

 

頷くと、ストーム1は言う。

 

「二人とも艦橋に来てくれるか。 場合によっては、ジャックが率いている可能性があるライトニングに交渉に出向くかも知れない」

 

「あんた、あれほどジャックを毛嫌いしていたんじゃ……」

 

「ジャックが乗ってくる可能性はあるが、必ずしもそうとは限らない。 それに、状況次第では即座に戦闘態勢に入る」

 

「ああ、なる程ね」

 

唯野仁成が見ると、ウルフなどの対人戦が得意なクルーも集められている様子だ。

 

場合によっては最少人数かつ最速で相手を叩き潰すつもり、と言う訳だ。

 

この辺りゴア隊長が即座に決断して、周囲のスペシャルがそれに同意したのだろう。

 

艦橋に出向くと、二十人ほどのクルーと、スペシャルが勢揃いしていた。

 

まず、春香が話してくれる。

 

恐らく全クルーにも通信が行っている筈だ。

 

「シュバルツバースに新たな次世代揚陸艦の侵入を検知しました。 船の形状は今まで話題に上がっていたライトニング号に酷似しています。 間もなく、恐らくはエリダヌスに着陸すると思われます」

 

「アントリアに行くんじゃ無いのか」

 

「重力子通信を傍受していたのだとすれば、恐らくは此処の仕組みを理解している、と判断して良いでしょう。 それに何より、アントリアからデルファイナスまでの支配者は、既に打倒してしまいました」

 

「ああ、なる程な……」

 

皆が納得する。

 

そもそも、それぞれの世界の支配者と戦ったのは、ロゼッタを入手するため。もう一つは、空間の量子のゆらぎを安定させるためだ。

 

この量子のゆらぎが安定しない限り、別の世界への通路は開かれなかった。

 

更にロゼッタが無ければ、量子のゆらぎのパターンも分からなかった。

 

今は後付の情報で、好きかって移動出来ると言う事だ。此方が移動してきた範囲内であれば。

 

勝手なものである。

 

航路なども、開拓するまでは地獄の苦労を味わうと言うが。一度開拓してしまうと後は簡単にいくことが出来ると言う。技術などでも同じ事があるそうだ。

 

ライトニングが侵入してくるとして。

 

奴らは、此方が苦労しながら切り開いた道を、易々と突破し。

 

美味しいところだけ持っていくつもりであるのかも知れない。

 

まあ、そんなつもりで来ているのなら、此処ですぐにおだぶつだろうが。

 

アーサーが淡々と告げてくる。

 

「次世代揚陸艦、スキップドライブ完了しました。 途中で受けた攻撃もプラズマバリアでいなし、不時着もしていません。 エリダヌスの、庭園を挟んで方舟の反対側に着地しています」

 

「通信を呼びかけてほしい」

 

「此方通信班、ムッチーノ。 通信に応じません」

 

「相変わらず舐め腐っていやがるな。 ぶっ潰してくるか……」

 

ストーム1の声が冷え切っていて、それを聞いてぞくりとした者は多かったようだ。唯野仁成も、この人が此処まで好戦的になっているのを見ると色々と考えさせられる。

 

ストーム1は世の中の業を嫌と言うほどみてきた戦場の化身だ。

 

そんな人が、世界一の邪悪な人間と断言するほどの相手である。もしも乗っているのがジャックとやらであれば、だが。

 

叩き潰すと本気で言っているのも、頷けるかも知れない。

 

だが、意外な事に。通信は少し時間をおいて、向こうから入れて来た。此方から呼びかけても、無視していたのに、である。

 

「此方ライトニング号。 交戦の意思は無い。 財団の指示によってシュバルツバースに調査のために侵入した」

 

「? ジャックの声ではないな」

 

訝しむストーム1。

 

ストーム1が知るジャックという人物は、後で更に少し詳細を調べたのだが。能力だけではなく自己顕示欲も強く。こう言う場では、まず間違いなく自分から通信を直接してくると言う。

 

今話してきているのは、むしろ若い男だ。

 

「財団の雇った民間軍事会社の隊員を乗せてはいるが、君達と戦闘する意思は無い。 攻撃は控えていただきたい」

 

「確認しましたが、相手はライトニング号です。 本来米軍が搭載していた武装の五割増しほどの火砲を積んでおりますが、本艦に比べると戦闘力は12%ほど。 全長は作られた時と同じく152メートル。 核武装もしていません」

 

「……撃沈はいつでも出来るという事か」

 

「その気になれば、五分ほどで沈黙させることが出来ます」

 

アーサーが此処まで言うと言う事は、実際にやり合えば一方的な戦いになると言う事か。

 

この方舟が。元になったレッドスプライトだったら、立場は逆になり。顎で使われるような事態になっていたかも知れないが。

 

そもそも、ライトニングは二世代前の兵器。「次世代揚陸艦」という兵器が構想され、プロトタイプとして産み出された艦である。

 

プロトタイプというのは所詮試作品。構造には欠点も多いと言う話で。どれだけ強化改造を施しても、かなり無理があるという。

 

ゴア隊長は腕組みをした後、正太郎長官に意見を聞く。

 

「どう思われますか、正太郎長官」

 

「……司令官と目的について聞いてみてはどうかな。 それで財団が何を目論んでいるか、ある程度判断出来るだろう」

 

「そうですね。 それではそうしてみます」

 

ゴア隊長はムッチーノに指示し。そのまま相手の司令官と、此処に何の調査をしに来たかを確認する。

 

しばしの沈黙の後。

 

ライトニングからは、応答があった。

 

「此方の司令官はジャック。 財団の目的は、此処シュバルツバースで貴重な資源を採取し、持ち帰る事です。 貴方方には迷惑を掛けませんので、仲良くやっていきましょう」

 

「……やはりおかしいな」

 

「貴方方が切り開いてくれた航路のおかげで、途中で事故もなくここまで来る事が出来ました。 感謝もしています」

 

ストーム1が片手を上げる。

 

ムッチーノが冷や汗を拭いながら、通信装置の前をどく。

 

ストーム1はゴア隊長に頷くと、相手側に呼びかけた。

 

「此方ストーム1。 其方にジャックがいるなら、出して貰えるか」

 

「少々お待ちを」

 

相手の若いオペレーターは通信を代わる。

 

程なくして、何とも覇気のない中年男性の声が、それに変わった。

 

「ス、ストーム1っ……。 来ているとは聞いていたが」

 

「この世の悪徳を総なめにしているような貴様が、随分弱気な言動だな。 俺は今から貴様の乗っている艦を叩き潰しに行きたいくらいなんだが」

 

「や、やめてくれ。 私もビジネスで来ているだけなんだ!」

 

「何がビジネスだ。 シュバルツバースが拡大すると、下手すると一年地球はもたないんだぞ。 その状況でビジネスとか、頭が湧いていやがるのか」

 

ストーム1の言葉は苛烈だが。彼が最悪の人間とまで言い切ったジャックは、ひたすら対応が弱気だった。

 

ストーム1が不審がるのも何となく分かる。

 

唯野仁成が話を聞いた限りでは、ジャックという男はそれこそダーティーワークのプロフェッショナルである。

 

それも、良くヒーロームービーに出てくるような、ナイフを舐めて殺戮を楽しむタイプではない。

 

他人の命に一切感心が無く、必要に応じて淡々と処理をしていく。

 

勿論相対的な幸福にも、誰かの爪牙になる事にも興味は無い。

 

自分のエゴのためだけに、泣き叫ぶ赤ん坊を平気で射殺するような人間だ。

 

数限りなく戦場を歩いて来たストーム1がそうまで言う程の人間だ。文字通りの筋金入りのサイコ野郎なのだろう。

 

そしてそういうサイコ野郎は、むしろ平均的な。要するにこの世の大多数を占めているような連中には、むしろ魅力的に見えるものなのである。

 

だが、今声を聞いただけでも。

 

ジャックとやらは。ストーム1が、遭遇し次第殺すと言っていた輩とは、かけ離れた印象しか受けない。

 

「と、とにかく此方からは迷惑は掛けない。 こっちも必死なんだ。 許してほしい、頼む」

 

「ストーム1、ジャックを引き渡せというのであれば応じましょう。 それで此方に攻撃しないというのであれば、かまいません」

 

「!?」

 

ストーム1が絶句。

 

相手もアーサーのようなAIを使っている様子だが。それにしても、この返答は想定外だったのだろう。

 

しばらく黙り込んでいたストーム1は、ムッチーノに席を返した。

 

困惑している様子なのは、ストーム1だけではない。ゴア隊長も、のようだった。

 

ストーム1があれほど殺意をたぎらせるほどの相手だ。

 

当然、ゴア隊長も悪名は良く知っていたのだろう。

 

「とりあえず此方に余計な事をしないのであれば、此方としても何もしないと確約してくれ。 勿論ジャックはいらない」

 

「分かりました……」

 

ムッチーノがそう通信すると、相手は了解と言って、通信を切った。

 

一体どういうことなのか。

 

完全に肩すかしを食らって、皆唖然としている状況である。特に困惑しているのはヒメネスである。

 

「ストーム1の旦那があれほど言っていた様な奴にはとても思えねえ。 ただの覇気のないおっさんというか……」

 

「銃口を四方八方から向けられているような印象さえ受けた」

 

唯野仁成の言葉に、皆困惑した様子で視線を交わす。

 

ゴア隊長は、大きく嘆息した。ゴア隊長としても、あまりにも想定外だったのだろう。

 

「ストーム1。 すまないが、君は一度単独行動でライトニングを偵察して貰えるだろうか」

 

「場合によっては即座に撃墜するが、かまわないだろうか」

 

「かまわない」

 

ゴア隊長も、財団の危険性も、本来のジャックの危険性も、良く理解しているのだろう。

 

ストーム1の言葉に即応したのは、嫌悪からでは無い。

 

皆の安全を守るためだ。

 

頷くストーム1に、ヒメネスが挙手。

 

「俺も連れて行ってくれるか」

 

「いや、ヒメネス。 お前はアレックスに狙われている。 もう少し戦力を充実させたらかまわない」

 

「……そうだな。 確かに今の俺の実力と手持ちだと、アレックスとやりあうのはちょっと厳しいな」

 

ストーム1が船を下りる。誰もクルーは連れて行かない。

 

まあ、あの人はワンマンアーミー。単独行動の方が得意だろう。ストーム1が艦橋を出ていくと、ゴア隊長が咳払いした。

 

「エリダヌスの調査を続行してほしい。 この空間は想像以上に広い様子だ。 それに今、ストーム1を威力偵察に出した。 戦力が減っている状態だから、更に時間が削られることになる。 今こうしている間にも、シュバルツバースは拡大している。 皆の奮闘を期待する」

 

「イエッサ!」

 

敬礼すると、すぐに皆物資搬入口に急ぐ。

 

二班に分かれ、サクナヒメとライドウ氏がそれぞれ兵を率いる事に。更に船の側でプラントを構築するが。其所の守りはケンシロウが担当してくれるようだ。

 

手数が減ってしまったので、調査班はそれぞれのチームに編入する。

 

ライドウ班にはヒメネスが。サクナヒメ班には唯野仁成とゼレーニンが編入されて、すぐに方舟を下りた。

 

何しろ庭園が巨大なので、ライトニングの姿は見えない。

 

その気になれば五分で制圧出来るとアーサーはいい。自分なら三分で撃沈するとストーム1は言っていた。

 

それを信じて。唯野仁成は、まだ未踏の庭園へと進んでいた。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。