マブラヴ〜鉄のララバイ〜   作:rezeaizen

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1000万人。未だ詳細な数字は明らかになっていませんが、BETAの日本本土上陸は、これ程の被害を出しました
逆に、これは明らかに少ないと言う声もあります。当たり前ですが、日本本土の約3分の1がBETAに占領されたと言うのに、ここまでの人的被害で済んだのがおかしい、と
それは何故か?世界的に見て、日本はマッスルシリンダー車の普及が早かったのが1番の理由でしょう
マッスルシリンダー車は人員輸送、即席地雷、バリケード、あらゆる事に使えたのです
まあ、この後爆発炎上しまくるマッスルシリンダー車に安全上の欠陥があるのでは無いかと国土交通省が直々に査察をしに来たのですが……それは特に関係ありませんね

─── AT博物館 マッスルシリンダーの有用性から抜粋 ───

※お気に入り1200件越えありがとうございます!!!!これからも精進します!!!!


日本本土防衛2

1998年 7月17日

 

四国方面軍の準備がようやく完了。神戸防衛線を救助する為に5個師団に及ぶ援軍を送り、その後も九州の脱出支援や京都への援軍を送る等、想定以上の活躍を行う

 

これにより神戸防衛線が一気に持ち直し、以後2週間もの間戦線を支え続ける

この猶予を得た政府は大阪を含む関西圏、東海圏、日本海側に避難警報を発令する。総勢4千万人の大移動が始まる

この間に京都防衛線の再編成を行い、東部方面軍、関東方面軍からも京都防衛の為に師団を引き抜く

 

この裏で、もしかしてテロは軍部の意図的な物だったのではないか?と言う噂が流れるもテログループからの声明があった為噂は立ち消えた。然しながら、これ以降このテログループはテロを起こして居ない為、BETA侵攻の折に喰われたと思われる

 

1998年 7月20日

 

九州方面軍が四国への撤退を完了する。超大型避難船シートルーパーくん3号を300隻、人狼部隊海上戦仕様(スコープドッグ海上戦仕様)5万機による海上援護を使用して民間人、大陸避難民を大量にピストン輸送した結果である

また、詳細は不明であるが、鈴木重工のプラントから無人のスコープドッグが何万機と出現し、撤退を支援しながらBETA相手に戦闘を行っていたと言う報告もあるが、鈴木重工側はそんな物作れないと否定している

 

※後年明らかになったが、この頃無人戦闘用ミッションディスクの開発を行っていた事が露呈した。この時に見られたスコープドッグはその試作機であり、技術者の1人が避難の折一斉にインストールしたと見られる

 

この撤退によって神戸防衛線は激化の一途を辿るが、九州方面軍の戦力を得た帝都防衛線は何とか持ち直した

 

1998年 7月31日

 

神戸防衛線を計画通り破棄。以前のテロによって大橋群が爆破された事が功を奏し、四国方面軍は未だ無傷である

無人となった大阪での最終防衛線が計画通り構成され、艦砲射撃、軌道爆撃を加えた総反撃によって一時的に押し戻した

 

この頃から鈴木重工プラントより、どの部隊にも所属していない人狼部隊(スコープドッグ部隊)が複数現れはじめる。常時4機で連携しており、要塞級まで倒したと言われているが、映像等の証拠資料が存在せず、戦場の混乱もあったとされ噂程度で収束した

 

※後に香月博士によってネタばらしがなされたが、この部隊は実際に存在したと言う。BETAの指令受容体を改造し、指揮官機に搭乗している人間の脳波によって命令を受け、ミッションディスクのアルゴリズムから回避や攻撃と言った操縦を行うシステムを作っていたらしい。コレには香月博士が全面的に協力していた事実があった為、公表出来なかったと言われている。曰く「あんなイカれたゲーム作る奴に恩くらい売っておきたいじゃない?」※原文ママ

 

1998年 8月28日

帝国政府は在日米軍及び国連軍に京都の放棄と東京への正式な遷都を通達。戦力的な余裕はまだあるが、既に京都自体が危機に晒されている事態を踏まえての事である

 

1998年 9月10日

伝達ミスにより防衛線の一部が突出。それをカバーする為に防衛線が薄くなりBETAの攻勢により防衛線が瓦解する

京都陥落後BETAは二軍へと別れて東進を再開。日本海側と太平洋側に別れて進撃、太平洋側の一軍は関東へと向かう

 

帝国軍は帝都の防衛を第一とし、四国方面軍を太平洋側沿岸部へと展開、北陸へと進撃したBETAの一軍は東部方面軍が対応する事となる

 

1998年 9月13日

オルタネイティヴ4を推進する榊首相が国連への戦果アピールの為、東部方面軍を囮として第1軌道降下旅団を投入、北陸のBETAを一気に殲滅するプラン「ユキツバキ」を計画する。東部方面軍は自力での対処が可能としてこのプランを蹴ろうとするが、北陸防衛線が片付けば帝都防衛が更に容易になると説得され了承

石川県加賀市にて作戦は決行され、北陸方面のBETAの殲滅を完了した

 

1998年 9月25日

九州方面から渡ってきたと思われるBETA群が佐渡ヶ島に出現。東部方面軍が対処に当たろうとするも帝都防衛線に多数の人員を取られており、援軍を送る事が不可能になっていた

郷土愛の強い民間人によって本土への避難が遅々として進まず、シェルターに隠れる民間人が多数現れる

新潟にある軍民共同ATプラントより訓練中であった人狼部隊海上戦仕様(スコープドッグ海上戦仕様)が発進、佐渡ヶ島防衛隊と共にBETAを挟撃する

 

1998年 10月1日

佐渡ヶ島陥落。佐渡ヶ島司令部及び一部を除く避難民を本土へと半強制輸送を敢行した

佐渡ヶ島陥落及び、佐渡ヶ島にハイヴが建設され始めた為BETAの侵攻が一時的に緩和。この際に米国が一方的に日米安保条約を破棄し、日本に展開している米軍を撤退させる

BETA群相手に遅滞戦術を取り続けるも名古屋が陥落、高速道路上に乗り捨てられていた大量のマッスルシリンダー車を使って高速道路を爆破、進撃を何とか停滞させる

 

帝都近辺の部隊から順次、74式近接長刀を改造した98式近接長刀の配備が始まる

 

※98式近接長刀……狂犬の飼い主(ハンドラー)部隊においてATが要撃級を正面から破壊せしめた威力から、鈴木重工製の鋼鉄製高振動刀を採用した物。持ち手のトリガーを押すと刀身内部のマッスルシリンダーによって刀身の高振動が始まり、突撃級の装甲であろうと数秒で貫けるようになる

また、振動中に刀身を破損させるとPR液に引火して爆発する為、内部爆破武器としても活用される

 

1999年 1月8日

BETA群、横浜に到達。進撃が停滞し、ハイヴ建設が開始された事が衛星写真によって判明する




我は死なり 世界の破壊者なり
我等人類は 奴等(BETA)によって破壊される
だからなんだ 我々は諦める事は無い
足掻く事にこそ意味がある 少しでもマシな地獄へと向かう為に
貴様等に 人類の底力を見せてやる

次回マブラヴ〜鉄のララバイ〜

明星作戦

明けの明星 見るは我らか 奴らか
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