マブラヴ〜鉄のララバイ〜   作:rezeaizen

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ジョン・ドゥが帝国軍に配備され、ATが民間に使われるようになった後、民間の記者が使い勝手を聞く為に独自で特集を組んでインタビューした記事のようだ
タイトルは
〜絶賛!?ジョン・ドゥやATは世界にどれ程の変化を起こしたか〜
となっており、開発元の鈴木重工やマクダエル社にも取材を行っているらしい内容だ


インタビュー記録

AT。1992年に中国にて試験が行われ、使い勝手の良さから正式採用され、世界中に広まった汎用人型兵器の総称である

スコープドッグに端を発した傑作と呼ばれるソレは、今や世界中において使われている

読者諸兄におかれてはトルーパーくんシリーズの方がお馴染みだろうか?マッスルシリンダー車も記憶に新しいだろうか。何れにせよ、これまでエネルギーを輸入する事に頼っていた日本において、以前のような生活に戻してくれたのは、このATからである

 

話を戻そう。ではAT……通称スコタコが出てからと言うもの、生活はどのように変化しただろうか?

以下は様々な現場にてATを使う方々にインタビューした内容である

 

「そりゃ使い勝手良いぜ。何せ立ったら4メートルもあるんだ、腕を上に伸ばせば二階建ての屋根まで届くから、家の建設だとかに重宝するしな。ビル建てる時もATを上に運べば鉄筋支えながらの作業も出来るし。FP?ATみたいに安かったら考えるけどなぁ……資格だって軍じゃねえと取れないだろ?」

 

「山切り開くのとかに使いますね。ほら、本州にBETA攻め込んで来た時。あの時に凄く活躍してくれたんですよ、避難する為の道路作る時。リミッター解除されたからですかね?

98式近接長刀……でしたっけ?アレが気持ちいいくらいに木を切れて……え、対BETA用?」

 

「新しく田んぼとか畑作る時に使っとるよ。山切り開いた所に作るとどーしてもデカい石とか出てな?ソイツをコレで取り除くんよ

山ん中でもよー動くし段々畑だって作りやすいから重宝しとるよ」

 

「弊社のトラックに荷物積み込む時に重宝しますね。後は微妙に高い所の電球交換もコレでします。ヨシ!!※後に落下事故発生」

 

総じて好感触である。だが細々とした不満点はあるらしく、続いてはその不満点についてインタビューした

 

「重すぎる物持つと関節からPR液噴く事だな。いやまあ重すぎる物持たせるのが悪いんだけどよ……」

 

「ピックを多用しますから、消耗が激しくて……え、コレって山肌に機体を固定する物じゃ無いんですか」

 

「トルーパーくんシリーズで専用重機出たらATじゃなくてそっちにするわい」

 

「前任者が落下事故起こしたのでトルーパーくんシリーズのフォークリフトになりました。こっちの方が楽でヨシ!!!※後にスピードを出し過ぎて横転炎上事故発生」

 

とまあ、総じて後発のトルーパーくんシリーズで良い、と言う内容が主である

筆者も未だに建設現場等でATを見る事があるが、使われている理由は移動式足場兼簡易クレーンである

では戦場ではどうだろうか?帝国軍にアポイントを取ると、1部兵士にインタビューが可能となった為、以下にその内容を記す

 

「戦場でのATは素晴らしい汎用性の塊ですよ。補給物資の運搬、牽引砲の牽引、戦術機の簡易メンテのクレーン代わり、塹壕を掘る事だって出来ます。対BETAにおいても、昨今はATが小型も中型も引き付ける事で歩兵が直接戦闘を行う、と言う事自体少なくなっています。火力だって申し分ありませんし、何よりも我々歩兵ですら整備やニコイチが出来るんです」

 

「機甲科の神様でもあるわな。弾切れになったのを無線で連絡すりゃATが直ぐに補給に駆けつけてくれる。後ろに戻らなくて良くなっただけですげえやり易いんだ」

 

「戦術機のおじゃま虫?昔の話だろ、そいつは。今は寧ろ居てくれないと困るよ。本州侵攻時も思ったが、戦術機が空中機動出来ない時は頼もしい戦友だよ」

 

此方は好感触である。当たり前だが、戦場と言う場所に出る為に作られた物故に前線での評判は上々であるらしい

 

ではATの技術を使って作られたと言われるジョン・ドゥはどうだろうか?

聞こえてくる話は化け物のようなスペックの話ばかりである。時速600kmで走る、垂直跳躍だけで20m跳ぶ、指からビームが出る……最後のは明らかな嘘だとしても、前半は本当の事なのだろうか?

横浜基地にて偶然通りかかった香月博士に話を伺う事が出来た

 

「何?ジョン・ドゥの話?私にソレ聞くの?……そうね、アレは素晴らしい発明よ。あくまで区分としては戦術機になってるけど、アレはどちらかと言えば拡張人体かしら

アレに脳味噌乗っけて神経直接繋げばそのまま動かせるの……あら、今そんな馬鹿なって顔したわね?……それが普通の反応よね

けどスペックは確かに本物よ、元々4mくらいの癖にかなりの馬力があった物をそのまま大きくしたような感じだもの、バカみたいな出力は当たり前じゃない?

……まあ、だとしても既存の戦術機とは違いすぎるから受け入れ辛いわよ。精々後方国家とかそこら辺が採用するんじゃない?帝国軍も採用はしてるけど、そこまで数は多くないし……まあけど、仮に戦術機同士の戦いになったら…第2世代じゃ到底敵わないわよ」

 

意味深な言葉と共に、彼女は忙しいからと言ってそのまま去っていった

しかしながら、ジョン・ドゥはどうやら本当に素晴らしい戦術機である事には変わりないらしい。もしかすると、我々が生きている内に情報が公開されるかもしれない事を、頭の片隅にでも入れておこう

 

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次ページからはトルーパーくんシリーズの事が書かれているようだ………




Q.そう言えばトルーパーくんシリーズが鈴木重工の目玉商品なの?

A.トルーパーくんシリーズはAT以上に世界中で売れまくっています。寧ろ鈴木重工と言ったらトルーパーくんシリーズと言われる程です
なので世間的には農機具メーカーが何故軍事を?と思うでしょう

Q.あの、オリジナルハイヴに行ったシリンダー連中の生存率が10%切ってるんですけど……

A.降下して死んだ人達は全員BETAを巻き添えに出来ましたよ、喰われずに済んで良かったですね

Q.大連に居るジョン・ドゥ部隊も戦ってるんですか?

A.鉄原ハイヴ攻略に向かってます。帝国軍も協力してるそうですよ
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