高専交戦-モブだった俺が高専界隈最強になるまで-   作:留年生リズ

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誠心誠意執筆しております。夏休み中に次のセクション行きたい


第十二話「模部、バトルしようぜ!」

「フィールドオン!」

 

先輩がそう言って、フィールドが形成される。

[吉田イッケイ、斎藤ダイジペア

正常にスキャンされました]

[学生証をスキャンしてください]

 

俺と佐々木は順に学生証をスキャンする。

 

[模部タロウ、佐々木一郎ペア

正常にスキャンされました]

[バトル開始まであと90秒]

 

[バトル開始]

「「うおおお!!!」」

 

先輩二人が同時に切り掛かってくる。

[固有特性発動。防御+20、HP+20]

前もそうだったが、なんなんだこれは。とりあえず、先輩の凶手を交わしていく。

佐々木、前より動き良くなってないか?

 

『佐々木!前より動き良くなってるじゃねえか!』

「護身術を習い始めたんだ。僕も負けてられないからね!」

「なに、交わされただと!?」

 

護身術って、格闘に活かせるものなのか?←

俺は前と同じように全身にオーラが出ているので、オーラを右拳に集中させ、吉田先輩に一発くらわせてやった。

 

「コイツ、オーラの凝縮を!?」

「タロウ君、いつの間に!?」

『へっ、なんかやってみたらできたぜ!』

<おい、闘技場でなんかやってるぞ!>

<あれ、噂の1年コンビじゃねえか?>

 

「模部と佐々木、案の定やってるのか。

……あ?なんか進化してないか?いつの間にオーラの凝縮を……」

 

 

「ったくあいつら!どこで何やってんのよ!」

「まあまあ本条氏、奴らのことは気にせず」

「お前人のこと心配してる場合じゃないだろ」

「気にしてる場合なの!!特に吉田、このままだと私と同じ道を歩みそうで恐ろしいわ……」

 

サブカル研副部長、本条アマネは自分の試験勉強そっちのけで成績の怪しい後輩を探し回っていた。

吉田イッケイは数ⅠAの成績があまり良いとは言えず(斉藤との努力の甲斐あって落単こそ免れたが)、このままでは数ⅡAは落としてしまうのではないかと危惧したからだ。

本庄は秘技・試験前徹夜の甲斐あって数ⅠAこそ落とさなかったものの、数ⅡAで頓挫してしまい、今に至る。

 

「そういえば、闘技場の開放は今日からでしたなあ」

「……もしかして!!」

 

本条たちが勘づいて闘技場へ足を進めるのを、物陰から見つめる一つの人間の影があった……

 

「イッケイくんの身の安全は私が守らなきゃ……」

 

 

闘技場でのバトルはギャラリーができ、大いに盛り上がっていた。

俺が吉田先輩にとどめを刺そうとしたその時、背後に人影が差した。女……?

 

『ぐあっっっ!!!!』

「タロウ君!?」

『後ろから!?刺客か!?』

「悪く思わないでね。アンタたちがイッケイくんにちょっかい出すから……」

「いや普通に誰!?!?」

「えっ、馬場さん!?」

 

馬場さんと呼ばれた女子の先輩は、吉田先輩を見るとまるで効果音がついたかのように顔を明るくさせた。

 

「イッケイくん!!!」

「ショウコ!?なんでここに!!」

『え、お知り合いですか?』

「ショウコは俺の幼馴染だよ」

「それはいいとして、なぜここに?馬場先輩もファイターなんですか?」

 




馬場さんのモデルは虎視餡子だったりする
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