高専交戦-モブだった俺が高専界隈最強になるまで- 作:留年生リズ
いよいよ試験だ。今日のためにめちゃくちゃ勉強した。英単語も覚えた。あとはどうにかするだけだ!←
「まずは数学だよタロウ君」
『やることは全てやった!あとはなるようにするだけだ!!』
「うるさいんだけど」
「何をそんなに意気込んでいる。席につけ」
『アッハイスミマセン』
1日目:数A、化学
「案外大したことなかったわね」
『ほとんど問題集で見たことある問題ばっかで楽勝だったな!』
「それはよかった......」
「(めんどくさかったからほとんど問題集の問題にしたらこのザマか......もっとひねるべきだったな......)採点だるいな......」
2日目:歴史、国語
「あたし暗記科目嫌いなのよね」
『問題数が多かったからな......選択式だったからよかったが』
「オレダメだった〜!」
『そんなニッコニコでいうことじゃないだろ、お前』
「浜田君はなんでここにいるの!?」
3日目:専門科目
『なんとかなったな......』
「僕も専門は危なかったかな。コードを手書きさせられるとは思ってなかったよ」
「何それ怖......」
4日目:数B、政経
「やっと終わった〜〜......まあ、なんとかなったわね」
『帰ってシャニマスやるか〜〜』
「僕も帰って課題しないと。
あれ?」
『えっ課題あんのかよ。情報科は大変だな。......どうした佐々木?』
「あれ、サブカル研の先輩たちじゃない?」
『ホントだ。誰に突っかかってんだよ......って!!!!』
本条先輩(とその取り巻き)と誰かが言い争っている。結構激しいようで、周りには人だかりができていた。
あそこに見えるのは国生さん!?!?先輩、どうして!?!?
あの体育の日、国生さんは特性がなかったと、山口に言っていた。特性がらみの接点はないはずなのに。
俺と佐々木は困惑する周りをよそに駆け出した。騒ぎに気づいたらしく、佐藤先生が自室から顔を覗かせる。
『本条先輩!!!』
「何よ。今女同士の大事なお話し合いしてんの。どっか行ってよね」
「そのお話し合い、必要性あるんですか!?その人、無特性ですよ!?」
「そうですよ!それなのにあんたにはいずれ特性が宿るとか、変なこと言い出して......」
「個性が宿る?そんなこと、普通はありえないはず......」
「なんだなんだ。騒がしいぞ」
『げぇっ佐藤先生!先輩、とりあえず場所を変えましょう!』
「げっとは何だげっとは!」
「そうであれば部室が最適かと思われますぞ、模部氏」
俺は全員を連れてサブカル研の部室へ向かった。
「このザマ」・・・平均点高かった
山口さん、会話だけだけどひさびさの登場です。
今更ですが、佐々木は情報科です。