高専交戦-モブだった俺が高専界隈最強になるまで-   作:留年生リズ

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第二十一話「噂の5年とは......?」

一回戦は全ての試合が終わり、準々決勝が始まった。俺と馬場先輩はシードなので関係者席で見学している。

斉藤先輩は噂の5年生と当たったらしく、瞬殺だった。かなりのイケメンらしく、黄色い歓声が飛び交っていた。あの野郎絶対倒してやる。

 

「あれが噂の先輩じゃない?」

『自分で言って自分で当たってるじゃん。秒で終わっちゃったよ』

「よお模部、あの人には気をつけろ......マジで強え......目が冷たい......」

「大丈夫ですか、斉藤先輩!?!?」

『木刀の使用はルール的にOKなんですか?』

「殺傷能力がなければ使用は認められているわ。まあ、あの先輩の場合、拳よりも刀の方が使いやすいんでしょう。家が剣道場で、父親が剣道の世界大会に出たらしいって」

 

家が剣道場!?こいつは強者だ......

第一試合は知らないが、第二試合も瞬殺だった。ということは......

 

『俺次あの人とやるの!?無理だって!!』

「なんとかなるでしょ」

『見捨てないで!!!』

 

馬場先輩は行ってしまった。第一試合、勝てるといいけど。フィールド上では歓声が巻き起こっている。俺、あの人に勝てるんだろうか。

「なんとかなるでしょ」

『馬場先輩!!そんな目で言わないでください!!

えーんえーん、俺も斉藤先輩みたいに瞬殺されるんだー、えーんえーん』

「キモっ」

 

馬場先輩に汚物を見るような目で見られた。構うもんか。

20分休憩ののち、準決勝の第一試合が行われるらしい。馬場先輩はそれに出るので早々に去ってしまった。俺も待機スペースに行ってくれと言われたので待機スペースに向かうことにした。

 

『あ』

「お前は......一年の......」

『......』

「.............................お前には必ず勝たないといけない......それが父さんの願いなら......」

『はあ......』

 

剣崎先輩とエンカウントしてしまったーーーーーーー!!!!

先輩ってコミュ障だったの!?今クッソ気まずいんだけど!?!?ってえ!?今しれっと宣戦布告された!?!?!?父さんの願い!?知らねえ!!(ヤケクソ)

失礼しますと言って足早に去ってしまった。だいぶ思い詰めていたみたいだが、大丈夫だろうか。

 

先輩!!!!

うっさい!!!!!何!!!!

あの人とエンカした!!!!

だから何!!!

あの人なんか怖い!!!!!

あっそう!!!!!

「馬場さーん、試合の準備をお願いしまーす」

「わかりました」

 

馬場先輩は行ってしまった。第一試合、勝てるといいけど。フィールド上では歓声が巻き起こっている。俺、あの人に勝てるんだろうか。




剣崎先輩の何かを変えたい
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