高専交戦-モブだった俺が高専界隈最強になるまで- 作:留年生リズ
大変だった前期末試験が終わり、前期の授業が終わるある日。
売虎先輩が突然声を上げた。
「今年もまた合宿やるぞ!!俺とイロハは専攻科のインターンがあるから行かないがな!!」
「『合宿????』」
「今年もやるのか」
「剣崎先輩はなんで当たり前のようにここにいるんですかー?」
「ショウコ、気持ちはわかるが殺気を抑えろ。人のこと言えないぞ」
「先週から俺もサブカル研の部員だ。先輩、入部届はすでに受理されているはずです」
「そうだったのか。ということは人員リストの見直しが必要だな。すぐ問い合わせよう」
ていうか、こんなどマイナーな文化部で合宿なんてよくやれるな。どっから金出てるんだろう。
「サブカル研の合宿は毎年
「三角高専って、ロボコンの強豪で知られる?」
「そうだ」
「私や剣崎先輩が呼ばれているということはもしかして、
バトル関係?」
「佐藤先生があっさり承諾したのはそのせいか......」
「そういえば、吹部の合宿の開催時期が例年より遅かったわね......」
『あの!話が全く見えないんですけど!』
*
それから合宿の要綱が配られ、売虎先輩によって説明がなされた。
例年通り、丸々高専サブカルチャー研究部、三角高専文化研究同好会、四角高専日本文化研究部の部員が三角高専に集まり、研究合宿をするらしい。三角高専にもサブカル研と同じような活動をしているサークルがあるらしく、研究内容をめぐっていつも熱い討論が行われるのだとイロハ先輩が教えてくれた。そのサブイベントとして、
「学校対抗バトルが行われている、というわけか......」
「毎年
俺とイロハは専攻科のインターンがあるから行かないけどな!」
『それもういいですって』
売虎先輩曰く、三角高専の部長は厄介な固有特性を持っているらしい。参加者の資料はないかと聞いてみたが、ないと断言されてしまった。これでは対策のしようがない。
今日のところはお開きとされたので、俺と剣崎先輩は途中まで一緒に帰ることにした。
「三角高専の文化研究同好会、通称文研の会長は灰原アイラという女子学生だそうだ。特殊な固有特性を持っているらしいが、それがどのようなものかまでは教えてくれなかった」
『先輩、三角にコネクションがあったんですね』
「中学の同級生に、三角高専に行ったやつがいるんだ。あそこは日本で数校しかない環境化学を専攻する学科があるからな」
それから俺たちはたわいない話をして、先輩の家の前で別れた。
合宿かあ。なんだか怖くなってきたな。
*
「3高専の合同合宿、楽しみですね部長!」
「まあ、手応えのあるやつだといいけど」
前期末試験は書くか未定として、次から合同合宿編です。新キャラいっぱい出したいし、熱愛報道のアイドル出したいし、ケンジャキいっぱい活躍させたい。