高専交戦-モブだった俺が高専界隈最強になるまで- 作:留年生リズ
授業が終わった。いよいよ今日から夏休みだ!何しようかなあ。とりあえず合宿までダラダラして......
「夏休みだからって、ダラダラするんじゃないよ!ほら起きな!」
『わぁ!姉ちゃん!』
姉ちゃんに布団を剥がされてしまった。ダラダラはできないのか。
とりあえず着替えて、本屋に行くことにした。シャニマスの特集をしている雑誌が昨日発売されたらしいので、それが目当てだ。あ、
「タロウ君!」
『佐々木!奇遇だな!』
「きみこそ!やっぱりシャニマス?」
『ご名答。ストライの新ビジュアルが出るらしいからな。そういうお前は?』
「ITパスポートを取りたいから、その参考書」
『真面目だなぁ』
そんな会話をしながら本屋に入って行った。
結局俺はシャニマス特集の雑誌、佐々木はITパスポート関連の参考書を2冊買って店を出た。う〜ん、オタ活してるって感じ!←.......ん?
『誰かにつけられてる?』
「えっ、誰かいるの?」
『何となくだけど。多分特性持ちだが、
「これってストーカーじゃあ......」
『早く帰ろう』
*
「丸々中央書店を友人と出たところから尾けるつもりでしたが、すぐに気付かれ、これ以上の尾行は不可能と判断しました」
「やはり剣崎ソウマと一戦交えたせいで勘が付いたか......。尾行ができないとなると、今年もあいつを使うしかないな。すぐに呼んでくるのじゃ」
「わかりました、部長」
*
「誰かに尾行された?」
『はい。でもおとといだけで、昨日また行ったら何ともなかったんですよ』
「それは由々しき事態だ。今年もまた三角高専の人間が俺たちを探ろうとしているのかもなぁ」
「そんな奴がいるとは聞いていないが」
「剣崎先輩????」
「俺は部員のはずだ......」
俺はおとといのことを馬場先輩と吉田先輩に相談した。剣崎先輩は何でいるんだろう。暇なのかな。
それにしても吉田先輩がそうやって言うってことは、前にもそういうことがあったってことでいいのか?
『あの、前にもそういうことがあったんですか?』
「ええ。去年のクラスマッチが終わった後から、私が後を尾けられるようになって。そいつが三角高専の関係者だったの」
『それは怖いですね』
「三角高専の連中は勝つためなら手段を選ばないきらいがあるからな〜。まあ、今年も事務の人に頼んで探ってもらおう」
結局事務の人の調査の結果待ちということでお開きになった。家に帰ってシャニマスを開いたがログボは冬優子じゃなかった。最近冬優子が来てくれないので悲しい。
現実ではストライの新ビジュアル付きシャニマス特集している雑誌なんか多分ありません。ゼンゼロならあるけど。
ケンジャキと馬場さんの仲が悪いのは気のせい