高専交戦-モブだった俺が高専界隈最強になるまで-   作:留年生リズ

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第六話「メジャーなのよりマイナー」

結局お咎めがあったのはバトルに参加していた2年生だけのようで、俺たちは何事もなかったかのように教室に戻った。あ、昼食い損ねた。

昼からはクラスホームルームのはずだ。

「だいぶ遅かったし上でドンチャンやってたみたいだけど、なんかあった?」

隣の席の山口が話しかけてきた。やばい、これは下手なごまかしが効かないやつだ…

『いろいろあったんだよ。なあ佐々木!』

「えっ!?ああ、うん、そうだね」

「ふーん」

山口はそれだけ言うと席についてスマホをいじり始めた。

「席につけー」

佐藤先生はさっきより増して疲れた顔で教室に入ってきた。こればっかりは先生も被害者だよな…

クラスホームルームが終わった。何をしていたかと言うと、簡単な自己紹介とクラス役員を決めることだけだった。俺は自己紹介は簡潔に終わらせたつもりだ。アイマスをやっていることは言っていない。まだ何かやるべきことがあったらしいが佐藤先生はそれがなんなのか忘れたらしい。この人に担任を任せた人間の神経はどうなっているんだ。←

クラスホームルームは終わったが、まだ部活紹介があるので帰るなと言われた。これから講堂に1年生全員が集まって、部長の話を聞くらしい。アイマス研究会とかアニメ研究会とかあるかな。

トップバッターはサッカー部だ。なんでも強豪で、この冬の大会でも準優勝していたと、中学時代に聞いた気がする。まあアイマス命の俺は入らないが。その後も運動部の部活紹介は続いたが、バトル関係の部活はなかった。

運動部の次は文化部だった。吹奏楽部だの軽音部だの、アニメのモチーフにもなっている部活は人気がありそうだ。が、俺はいわゆるどマイナーな部活に惹かれた。

<続いては、サブカルチャー研究部です>

「えっと、みなさん、こんにちは、うああ」

前に出ていたのは吉田先輩だった。あの人あがり症だったのか。

「すみません、テンパっちゃって。

 では、我がサブカルチャー研究部の発表を始めます。

 サブカルチャー研究部、略してサブカル研は、今やサブカルの聖地とも言われている日本に根付くサブカルチャーを研究することにあります。

 活動場所は部室棟2階B室、活動時間は校則に反しない限り自由です」

なんていう部活なんだ!ここならアイマス以外はめんどくさがり屋の俺でも続けられそうだ。顔見知りの先輩もいるし、安心だ。

「興味のある人はぜひ部室に足を運んでください。以上です」

そうしてサブカル研の発表は終わった。サブカル研、本気で考えてみようかな。

これで今日のタスクは全て終わったかな。あ、

『佐々木!TINE交換しようぜ!』

忘れてた。佐々木とTINEを交換することを!

「いいよ」

俺のTINEの友達に佐々木が追加された。試しに変なスタンプを送ってみる。

「これ、最近有名声優とコラボしたキャラのだよね。お母さんが声優好きだから知ってるよ。

そういえば、タロウくんと山口さんってクラスTINEに入れてもらった?まだなら僕が入れるよ」

『おう。サンキュな』

「ありがと」

今度こそタスク完了だな。ついでにサブカル研によって帰ろう。

そういえば部室棟ってどこだ?

 




サブカル研は吉田以外にも部員がいるんですけどほぼ幽霊です。顧問は佐藤先生です。
まあ現実の高専にこんな部活ないんですけどね。作者は吹奏楽部です。
タロウのアイマス好きは筋金入りです。なのでプロセカはやってません。
あと作者はアイマスを全く知りません。
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