高専交戦-モブだった俺が高専界隈最強になるまで-   作:留年生リズ

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第七話「リアルとバーチャルな出会い」

俺は部室棟が分からずうろうろしていた。なんで高専ってこんなに広いんだ。そんな俺を見かねてか、ある先生が俺に声をかけた。寮務主事の先生で、部室棟の場所まで案内してくれた。ものすごくありがたい。

2階B室だったっけ。3回ノックする。

「どうぞ」

『失礼します』

「1年!?......なんだお前か」

『なんだとは何ですか!これでもちゃんと入部希望ですからね!』

「マジか……ついに部員が!!」

「これで我が部は安泰だ!!」

「おお、ありがたや、ありがたや」

他の部員だろうか、俺を拝んでいる人までいる。そんなに部員が少ないのか。

『ここって拝まれるほど人少ないんですか?』

「数はいるけどちゃんと活動してるのがいないだけだよ。だから文化局に圧かけられてるんだよねー、参ってるんだよなあ」

まあうちは兼部できるからなあ。

「まあなんだ、中入れよ」

『失礼します!』

部室の中には様々な文化に関する資料とたくさんのパソコンがあった。

「部活紹介でも話したとおり、サブカル研は世界の様々なサブカルチャーを研究する場所だ。各々気になったものを調べている。

 で、だ。今俺が調べているのは、お前も気になっているであろう、高専界隈の“バトル”の歴史だ」

『バトルの歴史……!?』

「俺は明らかにしたいんだよ。この混沌の大元を」

『先輩カッケーです!!』

「吉田!進捗報告やるぞ!」

「あー、そういえば今日進捗報告会の日だった…。

 まあ好きにしてな。椅子はそこにパイプ椅子があるから」

そういうと吉田先輩は進捗報告会とやらを始めた。各々研究内容は違えど、こういうところはきちんとするんだな。でも何を言っているかは分からなかった。

「模部、今日は遅いからもう帰ったほうがいい」

『わ、もうこんな時間…失礼します!』

「お疲れー」

いつの間にか時刻は五時半を回っていた。始業式だけなのに帰りが遅かったら怪しまれる!

俺は急いで帰路についた。

結局家に着いたのは六時前だった。スマホをみると佐藤先生から、俺と佐々木にメッセージが届いていた。

<バトルは課外活動として単位申請することもできるが、それにはバーチャルリーグにアカウント登録する必要がある。

ここに登録方法を示しておくから、気が向いたら登録すること>

このメッセージと共にリンクが送られていた。バトルで単位が貰えるの、なんかいいな。俺はすぐさまバーチャルリーグにアカウント登録することにした。

メールアドレスは......学校のメアドでいいか。

本人確認……学生証をスキャンすればいいのか。

生年月日も入力した。

アカウント名...?何にしようかな。どうせなら強そうな名前がいいな。

[モーター部]よし!これに決めた。名前をもじっただけだが、インパクトはあるだろう。

[登録が完了しました。ホームに移動します]

画面がホーム?に遷移された。なんかめっちゃ人いるんですけど!?

あまりの人の多さにアバターを動かせずにいると、一体?のアバターが話しかけてきた。

<新人さん?人多いから驚くよね、今からメアリー.comのオンラインライブがあるんだよ!>

留年生リズさん?は親切に教えてくれた。あの超有名なバーチャルシンガーがオンラインライブだなんて、なんか今日はついてるなあ!

俺はライブに参加することにした。メアリーさんの生歌は最高だった!これがオンラインで聴けるなんて、技術ってすごいなあ!

ライブルームから退出したら、また留年生リズさんに話しかけられた。

<最っ高だったね!!今日は興奮で寝られないかも!!

じゃあまたね!リアルでも会えるといいね!>

それだけ言ってリズさんのアバターは光となって消えた。現実世界に帰ったのだろうか。

母さんが下から呼ぶ声が聞こえたので俺も退出することにした。リアルでも会えたらいいな、リズさん。




うちの高専には部室棟とかないのですが、まあ高専は大学と同じようなもんなんで部活も充実してます。サブカル研の部員はバトルと関係があったりするのですがおいおい書きます。
あとバーチャルで他の高専生と交流できる環境が揃っています。もちろんオンラインバトルもできます。おいおいオンラインバトルリーグ編として書きます。
メアリー.comは高専出身のバーチャルシンガーで、すごい有名です。有名になってからもバーチャルリーグでフリーライブをしています。また出ます。(ここ大事)
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