二度目の人生は艦娘でした   作:白黒狼

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 ここまでが序章です。


現在の主人公たちの設定

・コンゴウ(金剛改二)

Level

・122(ケッコンカッコカリ済み)

装備

・41cm連装砲

・15.5cm三連装副砲

・12.7cm連装高角砲

・22号対水上電探

・零式水上偵察機

 

 本作品の主人公。

 自宅で艦これをしていた時に落雷が直撃し、死亡。魂だけのところを轟沈した金剛が自らの体を差し出すことで何とかロストは免れた。

 その後、艦これの世界に迷い込み、意識を失って沈んでいるのを七海の艦隊の潜水艦の艦娘に救助され、その後は七海が提督を務める岩川基地所属の鎮守府で戦うことを決意する。

 性格は礼儀正しく落ち着いているが、本人の知らぬ間に肉体である金剛の積極的で明るい性格になりつつある。

 また、艦娘になったため非常に身体能力が高く、思考も艦娘らしくなっているので性別の違いによる戸惑いや一人称の変化、戦いに関してもあまり抵抗がなく、困惑もしていない。

 自分の代わりに消えた金剛に再会することを夢見て今日も一人、飛び抜けた能力で深海棲艦をボコボコにしている。

 ちなみに、髪を上手くまとめることができず、仕方なくポニーテールにしている。また、元になった金剛よりもLevelと装備欄が多いのは主人公の魂の分が改造という形で組み込まれたためである。

 

◇◇◇

 

・鈴音七海(すずね ななみ)

年齢

・18歳

身長

・160cm

体重

・◼︎◼︎kg

 

 岩川基地所属の鎮守府に着任して一ヶ月の新米提督。

 所有艦娘は暁、響、雷、電、まるゆ、コンゴウの六隻。

 まだ新米で資材の備蓄が心もとないと思っているため、出撃回数も少ない。だが実は一定期間で送られてくる資材を少しずつ溜め込んでおり、それなりに資材は豊富。資材の量がイマイチまだ理解できていない辺りが新米らしくてコンゴウから見れば微笑ましいらしい。

 父親が陸軍に所属しており、陸を父が守っているから自分は海を守ろうと海軍に入隊した。だが、実際は陸より海の方が危険であり、両親は酷く反対していたのだが、負けず嫌いな性格や自分の意見を曲げない真っ直ぐな精神で親の反対を振り切って岩川基地所属の鎮守府で提督になった。

 彼女の艦隊にいる「まるゆ」はそんな七海を心配した父親が陸軍で建造した艦娘である。

 

◇◇◇

 

・暁

Level

・12

 

 特Ⅲ型(暁型)駆逐艦の一番艦。自称一人前のレディ。

 おそらく艦これで一番の人気を誇るであろう第六駆逐隊姉妹の長女。一人前のレディだと自負しているが、甘いものや可愛いものに目がなかったり、頭を撫でられるのが好きだったり、まだまだ子供らしい様子が目立つ。

 だが、いざ戦いになるとしっかりと姉妹を引っ張るしっかり者。一応、姉妹の中では一番練度が高い。

 

◇◇◇

 

・響

Level

・10

 

 特Ⅲ型(暁型)駆逐艦の二番艦。白髪のクールビューティー。

 口数が少なく、表情も固いが受け答えはしっかりするし、嬉ければちゃんと笑う。姉妹の様子を誰よりも観察し、喧嘩の仲裁に入るなど姉妹の仲を取り持つ存在。

 無表情な事が多いが、本人曰く「言葉よりも行動で示す」のが座右の銘らしく、雷とよく行動を共にしている。無理に自分を偽らないため、甘えたい時は素直に甘える。

 時には暁や雷の悪戯に無理矢理参加させられたりして痛い目をみる苦労人である。

 キレると何故か練度が足りないにもかかわらずヴェールヌイになる。

 

◇◇◇

 

・雷

Level

・10

 

 特Ⅲ型(暁型)駆逐艦の三番艦。第六駆逐隊のお母さん。

 普段は暁よりも姉妹や提督の仕事を支える頼れるお母さん的な存在。元気いっぱいな子供らしい一面もあるが、それ故に暗い雰囲気に敏感に反応する場面も多い。

 気に入ったものはとことん気を配るので自然と動物に懐かれやすく、鎮守府の裏で密かに野良猫達に餌を与えていたりする。主に響と行動を共にする事が多い。

 たまには子供らしく悪戯をする事もあるが、いつもバレる直前に手を引く駆け引き上手。その場合の被害は主に響へと向かう。

 

◇◇◇

 

・電

Level

・12

 

 特Ⅲ型(暁型)駆逐艦の四番艦。第六駆逐隊の癒し担当。

 七海が着任した時に配属された最初の艦娘。秘書艦として直後に建造された暁と共に鎮守府のほぼ全ての状態を把握している。

 普段はおどおどとした控えめな性格もあって雷や暁に振り回されているが、根がしっかり者であるため嫌な誘いにははっきりと自分の意見を叩きつけて断るなど、強い一面も持ち合わせている。

 実は第六駆逐隊の姉妹の中で一番計算能力が高い為、暁からライバル視されている。また、優しい雰囲気故かまるゆとの仲が一番いい。

 怒ると内なる電であるプラズマが顔を覗かせる。

 

◇◇◇

 

・まるゆ

Level

・8

 

 陸軍の工廠で建造された三式潜航輸送艇。史実では38隻建造されてその殆どが生き残り、色々と奇妙な逸話を幾つか残しているある意味奇跡の潜水艦。

 七海が提督になった時に心配した父親が陸軍で建造した潜水艦で、沈んでいたコンゴウを発見したのも彼女である。

 七海の艦隊の艦娘達は皆が仲間思いで優しいので、内気なまるゆも安心して生活できている。電と特に仲がいい。

 実は建造時に陸軍で様々な艤装を受け取って魔改造されており、水中より水上の方が圧倒的に強いのだが、まるゆ本人が自分のスペックを理解できていないため宝の持ち腐れになっている。

 

◇◇◇

 

・鎮守府について

 

 ゲームでは一つの鎮守府(サーバー)に複数の提督がいたが、この世界の鎮守府は各地域に一つずつで、提督も基本一人。

 鎮守府はいくつもあり、提督同士のコミュニケーションの場や方法もいくつか用意されている。

 また、海軍と陸軍の仲は良好で、時折互いが協力して装備の開発や鎮守府の防衛にも力を貸してくれている。妖精さんの中には陸軍の兵器を利用した艤装の開発に興味を持つ者もいる。

 

◇◇◇

 

 


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