灼眼のアリサと真祖のすずかに魔法少女のなのは 作:古明地こいしさん
アタシはいつも通りに待ち合わせ場所へと向かった...アラストールを首から下げてる事以外はいつも通りに
《本当に話すのか?》
「みんなに秘密にしたくないもの、何よりなのはだけ話してアタシだけ話さないのはフェアじゃないわ」
「おはよう、アレ?アリサちゃん、なのはちゃんみたいに真似?」
最初にすずかがやってきた。アラストールを見て言ったのだろう、そして最近はなのはも早く来るようになったのだけれど今日は違うみたい
「なのはが来たら話すわ」
「噂をすれば来たね」
「ごめん!待った?」
首を振り歩き出す
「アレ?アリサちゃん、首に...もしかして魔導師に?」
「魔導師では無いわ、フレイムヘイズ...だっけ?」
《ああ、だがこの街で戦う必要はあまりないと思うが...どちらかと言えば贄殿遮那狙いの宝具ハンターが敵だ》
「ってアラストールは言ってるわ」
「アラストールって言うんだ。高町なのはです」
「月村すずかです。私だけ何かペンダント的なの無しなの悲しいなぁ」
すずかが言うが
「アタシの場合、命のやり取りだから羨ましがる事でも無いわよ?全く、アタシとしても迷惑なんだけどなぁ」
「それでそのフレイムヘイズってなんなの?」
《うむ、普通の人間に話すのは気が引けるが....話そう》
曰く強い力を持つ“紅世の徒”である“紅世の王”と契約し異能を得た元人間との事とか
複雑に話しすぎても問題だと思ったんだろう、昨日アタシが聞かされた内容とは全然違う話をアタシは今聞いた。まぁ無関係と当事者の違いでしょうね
アタシは嫌でも戦わなければならないのだから
こうしてアタシの日常も非日常に変わった
そんな事を心のどこかで祈ってたのはきっとなのはが羨ましかったのでしょうね
アタシも特別な力までとは言わなくとも特殊な事をしたいと
それが叶った事を憂うべきか嘆くべきか
《アリサ!反応が!》
帰宅途中、すずか達と別れて帰路に着いた時を考えると
「罠って事は無いでしょうね」
《それは行ってみないことには我にも判断しかねる》
そう...なら
「行ってやろうじゃない!罠だろうがただのバカだろうがこの炎髪灼眼のアリサ様に狩られるコトを光栄に思いなさい」
コートから贄殿遮那を取り出し紅い髪に紅い瞳に変わる。
《ふっ...炎髪灼眼....か、これからはそう呼ばれるのもいいかもしれんな》
私たちはアラストールが感じ取ったという場所まで飛んでいく、もちろん地上の人には見えない高さで
さぁこれが吉と出るか凶と出るか
アリサは多分正直に言うタイプ
特になのはが魔法の話をしてる世界線で自分だけ言わないなんて
そんなのフェアじゃないと絶対言うだろうと