転移したらおかしな怪獣娘たちのいる世界だった 作:クォーターシェル
この世界に来てから数日。俺は日常的にあるものを買うことになった。それは、コンドームである。この世界に飛ばされる前は俺は彼女なんておらず、故にコンドームを買う機会も無かったのだが、今では彼女であるゼットンがいる。
「しかし、やっぱり高いよなぁ……。ん?」
と俺は道を歩いていると突然声をかけられる。それはツインテールの少女だった。彼女は俺を見るとこう言った。
「あら、ハジメじゃない」
そう声をかけてくる少女。この少女の名はザンドリアスでゼットンとは同じ怪獣娘だ。そして、俺は彼女とも一応面識がある。クラスメイトの1人だ。すると彼女は俺の顔をじっと見てこう言った。
「ねえハジメ、貴方ゼットンとピグモンとで二股かけてるって本当?」
俺は思わず吹き出してしまった。そして俺は
「待て待て待て!どこでその情報仕入れたんだ!?」
と叫ぶ。するとザンドリアスは
「ピグモンから聞いたのよ」
と言う。するとそこへもう1人の少女がやって来る。ピグモンである。
「こんにちはー!ハジメさん!」
と笑顔で挨拶してくる。俺は
「よ、よう」
と若干引き気味で返事をする。するとピグモンは
「ハジメさん……この間は私ショックでしたよー。キスまで行ったのに弄ばれていたなんて……シクシク」
とピグモンは泣き真似をする。まいったな……、間違っていないだけに否定できない。するとザンドリアスが
「で、どうなの?」
と聞いてくる。俺は
「いや、まあ……うん」
と曖昧な返事を返すがザンドリアスは
「ふーん、やっぱりそうなんだ……」
と言う。俺は慌てて否定するが彼女は聞く耳を持たない。そしてピグモンはと言うと、笑顔のまま俺にこう告げるのだった……。
「ハジメさーん。欲しくないですか?」
「……何をだい?」
と俺は聞く。ピグモンは
「ゼットンさんだけじゃありません、怪獣娘による酒池肉林を……」
と言う。しゅ、酒池肉林?
「ちょっと待った、なんでそんな話になる?」
と言う俺。同じくピグモンの話を聞いていたザンドリアスは赤面している。ピグモンは
「私は聞いたことがありますよー。ハーレムは人間の夢だって……」
と目にハートマークが灯った状態で言う。俺は
「いや、あのね……。ピグモンさんは俺に何をさせたいのか分かんないけど、そういう関係になるのはダメだと思うな」
と言う。しかしピグモンは
「ふふ……、大丈夫です!私もついてますから!抵抗があるのは最初だけですから!」
と言う。そしてザンドリアスが
「わ、私も参加していいかな?」
と言ってくる。俺は思わず叫ぶ。
「なんで!?」
すると2人は声を揃えて言うのだった。
「だってハジメ(さん)のことが好きだから(ですから)!」
なんだって!?ちょっと待て、ピグモンはいいとしてザンドリアスとはキスもしてないし彼女とのルートの記憶が蘇ってないはずなのだが……。俺はザンドリアスに
「えっ、俺の事好きだったの?」
と尋ねる。ザンドリアスは
「そ、そうよ……!貴方を一目見た時から何か気になってて、でも話しかける機会もなくて……。でもピグモンに貴方のこと聞いてたらもっと好きになっちゃって……」
と言う。いや、どんなルート入ったらそうなるんだ?するとザンドリアスは俺に抱きついて来て、
「ねえ、私じゃダメかな?」
と聞いてくる。俺は
「いや、その……俺でいいのか?俺は二股するような人間だぞ」
と返す。するとザンドリアスは
「まあ、気にならない訳じゃないけど……、それで貴方を諦めるのはもっと嫌なの!」
と言う。俺は
「そうか……。じゃあ、これからよろしくな」
とザンドリアスに言う。すると彼女は俺にキスをしてきて、
「よろしくね!」
と笑顔で言ったのだった……。ピグモンも
「皆で幸せになりましょう!」
と言う。その後、俺とザンドリアスは恒例の頭痛に襲われるのだった。
◇ ◇ ◇
こうして俺は複数の怪獣娘と交際することになった。1人目であるゼットンにこの事を事後報告したが、
「前にも言った通り、他の娘と交際することは許容します。しかし、私から去ることは許しません。もしそうしたら……」
ゼットンの周囲に複数の火の玉が浮かぶ。
「分かってますって……」
と俺は答える。そして、俺は他の怪獣娘とも交流を深めていくことを決めたのだった……。
「こんにちはー!ハジメさん!」
と少女は俺に声をかける。ピグモンである。彼女と会うのはこれで何度目だろうか?すると彼女は俺をベッドに座らせると、自身の太腿をポンポンと叩く。膝枕をしたいようだ。俺は大人しく彼女の指示に従う。すると彼女は俺の頭を優しく撫でながら言う。
「ふふ……、ハジメさんは可愛いですねー。私の胸、嗅ぎたいですか?」
「いや、それは……」
と俺は返す。すると彼女は少し悲しそうな声で言う。
「私の胸はダメですかー?ゼットンさんのと比べると私なんて貧相ですもんねー」
「いやいや、そういう事じゃないって!」
と俺は慌てて弁解する。ピグモンの事は好きだが、まだキスまでしか進んでない関係である。そんな状態で彼女の胸を吸うのはどうかと思ったからだ。しかしピグモンは俺の耳元で
「でも、ハジメさんが望むなら……」
と言うと俺にキスをしてくる。そしてそのまま舌を入れてくる。彼女の舌の感覚に思わず興奮してしまう。ピグモンは唇を離すと、
「どうですか?私の舌は?」
と言う。俺は少し迷ったが、
「……凄く良かった」
と答える。するとピグモンは笑顔になり、
「ふふ……、それは良かったです!またして欲しい時は言ってくださいね!」
と言う。俺は
「ああ、分かったよ、ピグモン」
と返事をするのだった。そしてピグモンは
「ところで、次は誰をハーレムに加えますか?ハジメさんを待ってる女の子はまだまだ居ますよー」
と発言する。俺はそれに
「その、そうぽこじゃか増やしちゃっていいものなのか?ハーレムって。ちょっと前まで彼女なんて居なかった俺にはよく分からん話なんだが」
と言う。ピグモンは
「何言ってるんですか!ハジメさん程の優良物件を放っておくなんて、そんなの女の子に対する冒涜ですよー!」
と熱弁する。そして彼女は俺に言う。
「まあでも、ハジメさんがハーレムを作りたくないというのであれば無理強いはしませんが……」
と。俺はそれに
「いや、別に嫌って訳じゃないんだがな……ただ……」
と言う。するとピグモンは俺の耳元で囁くように言う。
「私なら大丈夫ですから……ね?私はハジメさんの彼女になりたいです。貴方のものにして欲しいです」
と。俺はそれに
「分かったよ、ピグモンがそう言うなら俺も覚悟を決めるよ」
と答えるのだった……。そしてピグモンは俺にキスをすると
「それじゃあ、他の子にも報告しに行きましょうか!」
と言い、俺を外に連れ出すのだった……。
そして金城荘の俺の部屋に俺と現在の俺のハーレムメンバー、ゼットン、ピグモン、ザンドリアスが集まった。ゼットンはいつも通りの様子で、ピグモンはニコニコしており、ザンドリアスは若干照れた様子でいる。そしてゼットンが口を開く。
「全員揃ったみたいですね」
とゼットンは言う。そして俺の方を見ると言った。
「ところでハジメ君?私達を集めたのは何か用事があるのですか?」
と言うので俺は答える。
「ああ、実はな……。ピグモンの提案もあってこのメンバーから更に増やすってことにしようと思うんだ。誰にするかは、取りあえず円谷学園の生徒からにしようと思ってるけど……」
と言うと、ゼットンが
「そうですか。それなら安心です」
と言う。俺はザンドリアスに向き直ると彼女にこう言う。
「じゃあ……ザンドリアス、誰がいいとか意見あるか?」
と。ザンドリアスは驚いた顔をしながら言う。
「えっ!?わ、私?いやその……私はまあいいけど……。そうね、私が親しい中だとバキシムやガーディはどうかな?」
バキシムにガーディか。確かにこの2人は同じクラスだし、仲も良さそうだったな。俺はザンドリアスに
「分かった。じゃあバキシムとガーディの2人を攻略しよう」
と言う。そして彼女達と親しいザンドリアスに質問する。
「そういえばその2人は俺の事どう思っているか分からないかい?」
「まあ1回ハジメの事で話題に出たけど、2人とも悪い印象は持っていないみたい」
「そうか。ありがとうなザンドリアス」
と言うと彼女は
「いいのよ!だって私ハジメの事好きなんだし!」
と言うのだった。俺は彼女にキスをすると、他の子達にもキスをして回るのだった。
◇ ◇ ◇
そうしてその翌日の放課後、俺はバキシムとガーディーの2人に校舎裏へ呼び出されていた。うん?この2人と親交を深める予定だったけど、タイミング良すぎない?俺は2人に何の用で呼び出したか聞いた。するとバキシムが
「ザンドリアスやピグモンが言ってたよ。私達を彼女にしたいんだって?」
と尋ねてくる。俺は
「ああ、そうだけど」
と答える。すると今度はガーディーが俺に言う。
「その、気持ちは嬉しいんだけど、ハジメさんはゼットンさんと付き合ってるんでしょ?悪いかなって……」
まあ、そうなるよな……。俺もハーレムはいいんだが、その気が無い女の子を無理やりっていう程鬼畜ではない。俺は
「ゼットンに許可は得てるけど、2人とも悪いって言うなら諦めるよ」
と伝える。するとバキシムが
「私は良いんだけどなあ」
と言う。それを聞いて、
「バキシムちゃん!?」
とガーディー。バキシムは
「ザンドリアスから聞いたんだけどさ、ハジメとキスしたらなんか記憶が蘇るんだって?キスなんて減るもんじゃないしそれをしてからでもいいと思うんだけど」
と続ける。ガーディーの方は顔を赤くして、
「で、でも……」
とやはり迷っている様子。そこで俺は
「じゃあ2人ともキスしていいか?それで嫌じゃなければ俺と付き合って欲しい」
と言う。すると2人は顔を見合わせる。そして、バキシムがガーディーに言う。
「まあ私は別に良いよ。ガーディーは?」
と。するとガーディーは
「わ、私も……ハジメさんなら……」
と言うのだった……。そして俺達はキスをするのだった。すると、
「痛でで!?」
またあの記憶がフラッシュバックする頭痛が襲って来た。流石に慣れたと思っていたが、今回は一度に2人分やったせいか今までの倍は痛い!
「だ、大丈夫?ハジメ君?」
とバキシム。俺は頭を押さえながら
「ああ、なんとか……。それで2人はどうだ?思い出したか?」
と聞く。するとガーディーが俺の事を見つめ、
「ご……、ご主人様」
と言って来た。
「ご主人様!?」
あっそうだ、ガーディーのルートでは彼女と恋愛関係を結ぶと同時に主従関係になり、主人公はガーディーからご主人様と呼ばれるのだ。俺は犬っぽい怪獣娘だからってそんなちょいアブノーマルな関係にしなくても……。とは思ったのだが。
「ご主人様ぁっ!」
とガーディーは俺に抱き着いてくる。俺は、
「取りあえず落ち着いてくれ。それにご主人様呼びは無しで……」
と言うが、ガーディーは俺に抱きついたままである。困ったなあ……と俺が考えていると、バキシムが近づいてきて言った。
「私もハジメの事ご主人様って呼ぼうかな?いい?」
と冗談を言うので俺は思わず叫ぶ。
「いやいや!やめろよ!」
するとガーディーは俺に抱き着いたまま言う。
「ご主人様……ダメですか?」
そんな目で見られたら断れねえ!俺は「はい」と言ってしまう。そして、
「そういえばバキシムの方は記憶はどうなんだ?」
とバキシムに尋ねてみる。バキシムは
「うん。ハジメとのこと全部思い出したよ……。姉妹の中で君が一番だって言ってくれたこと。お母様に貴方との仲を認められたこと……全部」
と言った。俺はバキシムに
「そうか……」
とだけ返した。するとガーディーが
「ご主人様!ガーディーともエッチしてください!」
と言う。俺は
「ちょ!?待った!バ、バキシム!ガーディーを止めてくれ!!」
とバキシムに助けを求める。しかしバキシムは
「ガーディー、私もハジメとエッチしたい」
と言い出す。
「バキシム!?」
バキシムはあの時のゼットンやピグモンの様に目にハートマークを灯し、
「ハジメ……私も我慢できないよ?ていうかあんなに愛し合ったのに今更エッチがNGとか言わないよね?」
と言う。俺はそれに
「わ、分かったよ。じゃあ2人とも後で俺の部屋に来てくれ」
とだけ言うのだった……。そして俺は急いでメトロン屋に行き、メトロン星人さんにコンドームやピルなどありったけの避妊具を頼む。メトロン星人さんはニヤニヤして、
「ハジメ君はお盛んだねぇ。まあ、この店にはそういうのもあるから心配いらないよ」
と言い、大量購入サービスということでコンドームとピルを格安でくれた。俺は礼を言って、急いで家へと戻るのだった。
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