そこへ、関警部がやって来た。
「いやー、驚きましたなぁ。」
「ええ。」
「そうか、やはり犯人は非常口を利用して逃走したって事か。」
「はい。」
「と言う事は、田沢湖で起きた殺人も。」
「はい、犯人は予め秋田新幹線「こまち1号」に乗っていたんですよ。」
「ほう、なるほど。」
「と言う事は、つまり犯人はそれを利用して犯行を計画したのか。」
と、高杉は関警部に言った。
「はい、恐らく犯人は次の日に秋田と青森へ行ったんだろう。」
「と言う事は、東京と秋田と青森結んで犯行を行ったと考えてもいいでしょうか?。」
「ええ。」
「わかったよ、犯人が。」
「つまり、犯人は男性の可能性が。」
「ああ、それは考えられますね。」
「おっ、そう言えば駅でサングラスとひげの中年男を見たな。」
「えっ、それ本当か。」
「はい。」
「そうか、今回の殺人の犯人はあの人と見て間違いないだろう。」
「彼女は、事件当日は角館へ行った後に青森へ行ったんだよ。」
「つまり、彼女はその男に会う可能性が高いな。」
「班長、男の身元が分かりました。」
と、岩泉が言った。
「えっ、本当か。」
「はい、名前は美濃部 良治さん42歳と判明しました。」
「そう言えばその男に似ていたな。」
「そして、旅行夫婦の夫は偶然これを目撃してしまい、狙われながら旅行して逃げ回っていたんだよ。」
「そうか、夫婦は毒殺事件を目撃されて、顔を見られたって事か。」
「ああ。」
そこへ、関警部の部下の清原刑事と坪井刑事がやって来た。
「警部、美濃部は女と会うそうです。」
「何、それ本当か。」
「ええ。」
「じゃあ、美濃部は古河に会う可能性があるのか。」
「ああ、恐らくな。」
早速、岩泉は桜井と一緒に美濃部の方へ向かった。
「えっ、美濃部は旅行に。」
「ええ、確か美濃部さんは暫く旅行へ行くと言って出かけたんですが、どこへ行ったかは。」
「そうですか。」
桜井と岩泉は、高杉に報告した。
「えっ、美濃部が消えた。」
「はい、多分古川に会いに行ったんではないかと。」
「よしっ、くまなく探せ、奴は古河に接触する恐れがある。」
「はっ。」
美濃部は、古河と一緒に来ていた。
「おい、警察は来てないだろうな。」
「ええ。」
「よしっ、行くか。」
そして、2人は東海道新幹線「のぞみ」に乗って何処へ向かったのだろうか。
「わかりました、奴らはきっと広島へ向かいます。」
「そうか、やはり犯人は新幹線に乗って広島へ逃亡したって事か。」
「ええ。」
そして、南と高山と小海は犯人の逮捕へ向かうため、広島へ向かった。
「はっ。」
「おい、美濃部もう逃げられねぇぞ。」
「し、しまった、公安に囲まれたか。」
「お前を殺人容疑で逮捕する。」
「ちくしょー。」
と、南は背負い投げで一本。
そして、高山と小海は美濃部に手錠をかけた。
「大丈夫ですか。」
「はい。」
こうして、東京-秋田で起きた連続殺人事件は解決した。
ご意見・ご感想をお願いします。
劇中の列車時刻は、97年3月22日のダイヤを使用しています