「うわー、美しいわ。」
「本当だわ。」
「ねぇ、写真撮らない。」
「うん、いいわね。」
そう言って、楓はカメラで越美と安住の田沢湖の辰子像で記念撮影した。
「ん、何あれ。」
「どうしたの、越美。」
「えっ、何これ。」
キャーッ!
と、歩夢と侑は叫んだ。
「どうした。」
「ん、何だあれは。」
近づいてみると、それは何と女性の水死体でした。
暫くして、秋田県警のパトカーが到着した。
「で、あなたが第一発見者ですね。」
「はい、私は日野 越美です。」
「そして、私は幼馴染の高咲 侑です。」
「私が写真を撮っていた時に、死体を発見したんです。」
「ほう、なるほど。」
そして、部下の野上刑事は言った。
「警部、被害者の身元が分かりました。」
「おう、本当か。」
「はい、被害者は東京在住の若林奈々子さん23歳です。」
「それで、死因は。」
「恐らく溺死でしょう。」
そして、高山は言った。
「彼女、どうして田沢湖へ行ったんですかね。」
「うん、私はそう考えると。」
「その女は自殺するのかな?。」
と、安住は言った。
カシャッ。
と、記念撮影をした。
「これは、美しいな。」
「ええ、今回のフルムーンはみちのくしてよかったよ。」
「ええ、新型の秋田新幹線に乗れるなんて夢にも思わなかったわ。」
と、2人の老夫婦は言った。
「ん、何かあったのかしら。」
「言ってみよう。」
現場には、警察が来ていた。
「あのー、ここで何かあったんですか。」
「田沢湖で女性の死体が発見されたんですよ。」
「えっ、田沢湖で殺人。」
「怖いわっ。」
と、夫婦は驚いた。
「でも、何で田沢湖へ来ていたんですかね。」
「とにかく、身元を調べることにしよう。」
「はい。」
田沢湖で起きた殺人事件は、鉄道公安隊特捜班にも伝えられた。
「若林奈々子、東京都、はい、了解、さっそくこちらでも調査いたします。」
と、高杉は電話を切った。
「おい、秋田県警から捜査協力の要請だ。」
と、高杉はメモを渡した。
「早速、当たってみます。」
南は小海を連れて、捜査へ向かった。
「ええ、確か男の人と一緒に行っていたわ。」
「それ何時ぐらいか覚えていますか。」
「えっ、男と一緒に。」
「うん、そう言えば昨日の夕方に新幹線に乗って盛岡へ行くと言って、次の日に田沢湖へ行くと言っていたわ。」
「ほう。」
「という事は、盛岡へ行った後に次の日に田沢湖で殺されたと考えられますね。」
「ええ。」
と、南は小海に言った。
「まずは、東北新幹線に乗って盛岡へ行って、次の日に田沢湖線に乗って田沢湖で殺害された。」
「ほう、なるほどね。」
早速、南と小海は高杉に報告した。
「ほう、被害者が盛岡へ行った後に田沢湖へ行って殺害されたと言うんだな。」
「はい。」
「今頃、高山はみちのくの旅は楽しんでいるだろうな。」
と、高杉は言った。
そして、彼女は角館へ向かった。